オートデスク(ADSK)四半期決算|26年4Qは+19%に加速

オートデスクは、2D/3Dの設計用ソフトウエア(CAD)を製造する米国企業です。CADの世界トップ企業で、拡張現実(AR)ソフトでも高いシェアを持ちます。26年3Qの売上は前年比+18%、4Qは+19%と好調です。

  • 「SaaSの死で、株価は高値から−29%も急落…」
  • 「利益も好調だが、予想PER28倍は割高なのか…」
  • AIを導入してるが、26年も売られ続けるのか…」

個人的には、オートデスクは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、AIブームの恩恵を受けられる銘柄だが、主力銘柄ほどは成長しないと思うからです。

オートデスクの建築・製造向けの3D図面に特化した設計ソフトはAI時代でも価値が高いです。NVIDIAとも関係が深く、「現実世界と同じ物理法則」で思考・行動するためのインフラを共同開発しています。また、26年2月には物理空間AI(World Models)へ共同投資しています。

これらを踏まえると、同社のソフトの需要は今後も高まりそうです。

27年1Qの売上予想は18.92億ドル(前年比+15%)、受注残高は28.04億ドル(前年比+33%)です。

27年通期の売上予想も、81.35億ドルと強いです。

26年2月の予想PER28倍は割安ですね。

ADSKの投資判断したい人向け
  1. オートデスクの4半期決算(25年9-12月)は?
  2. オートデスクの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 営業利益率が−20%から16%に急上昇した理由は?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

オートデスク(ADSK)の四半期決算は?

オートデスク(ADSK)の四半期決算を紹介します。

26年2Q決算(25年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:17.63億ドル(前年比+17%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:3.13億ドル(+10%
  4. 1株当たり利益:2.62ドル(+21%

26年3Q決算(25年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:18.53億ドル(前年比+18%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:3.43億ドル(+24%
  4. 1株当たり利益:2.67ドル(+23%

26年4Q決算(25年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:19.57億ドル(前年比+19%)◯
  2.  Desing:16.09億ドル(+19%)
  3.  Make:2.18億ドル(+24%)
  4.  Other:1.30億ドル(+21%)
  5.  北米:8.47億ドル(+16%)
  6.  欧州:7.77億ドル(+25%)
  7.  アジア:3.33億ドル(+16%)
  8. 営業利益:4.31億ドル(+17%
  9. 純利益:3.16億ドル(+4%
  10. 1株当たり利益:1.48ドル(+6%)◯

Qの売上高は前年比+19%で19.57億ドル、営業利益は+17%で4.31億ドルでした。26年2Qや3Qに続き、4Qの売上と利益も好調です。営業利益率も22%と高いですね。

20年にコロナ禍で製造業が落ち込むも、CADの業績は変わらず好調です。好調の原因はサブスク型に移行したのが大きいですね。一括前払いのライセンス供与からサブスクリプションに移行しています。

受注残高は、28.04億ドル(前年比+33%)です。

27年1Qの売上予想は、18.92億ドル(前年比+15%)と横ばいです。

27年通期の売上予想も、81.35億ドルと強いです。

27年通期の受注残高予想は、85.30億ドルと強いです。

現実世界向けのエージェント型AIを構築するには、専門的なデータ、コンテキスト、そして専門知識が必要ですそれを拡張し、収益化するには、プラットフォームと次世代のビジネスモデル、そして市場開拓が必要です」と、オートデスクのCEOであるアンドリュー・アナグノスト氏は述べています。「これらのすべての強みを持つ企業はほとんどありません。オートデスクはまさに​​それです。これは偶然ではありません。私たちは10年以上にわたり、クラウドとAIに向けて準備を進め、取り組んできました。オートデスクは未来を築き、そこへの道筋を築いています。私たちの最高の日々と最大のチャンスは、これから待っています。」

私たちは、特に建設市場と新興市場におけるAECOの好調を背景に、再び好調な四半期を達成しました。EBAと製品サブスクリプションの請求額、四半期中の請求額の直線性、そして前払い収益はすべて予想を上回りました」と、オートデスクのCFOであるジャネシュ・ムアジャニ氏は述べています。「2027年度のガイダンスは、事業の基盤となるモメンタムが引き続き堅調に推移することを前提としており、販売最適化計画の実施に伴い、請求額と収益への一時的なリスクを考慮し、慎重な見通しを織り込んでいます。」

参考:AUTODESK, INC. 2026 4Q RESULTS

27年1Q決算(26年3月…)

27年1Q決算は、5月27日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

オートデスク(ADSK)の10年の損益計算書は?

オートデスクは85年に0.5ドルで上場しました。株価は常に最高値を更新し続けていますね。コロナ禍でも変わらず株価は上昇し、23年8月は215ドル、26年2月は233ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、営業と利益は順調に拡大しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)です。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

オートデスク(ADSK)の注目すべきポイントは?

オートデスクに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。オートデスクは、2D/3Dの設計用ソフトウエア(CAD)を製造する業界最大手の企業です。CADを製造する企業は、拡張現実(AR)ソフトでも高いシェアを持ちます。

注目1:AEC事業の売上高が全体の4割を占める?

参考: Fourth Quarter and Full-Year Fiscal 21 Earnings

オートデスクの事業別と地域別の売上高比率です。

オートデスクは、2D/3Dの設計用ソフトウエア(CAD)を提供する会社です売上高が最も高い事業はAEC事業で4割を占めていますAECとは、プロジェクト初期の設計段階から施工まで対応する、設計、土木エンジニアリング、建設・施工向けのソフトウェアです。

次いで、AutoCAD、MFG、M&Eと続きます。

地域別売上高を見ると最も多いのが米国だが、欧州やアジア地域でもバランス良く売れていますね。では、CADソフトではどれくらいのシェアを持つのでしょうか?

注目2:オートデスクはCADで29%のシェアを持つ?

参考:CAD (world market)

CADソフト製造する企業の市場シェアです。

オートデスクは最も高いシェア29%を持つ世界的な大手企業です。2番手にはフランスのダッソー・システムズが22%、3番手はドイツのシーメンスが11%と続きます。拡張現実(AR)ソフトを製造するPTCも、シェア9%で5番手にランクインしています。

オートデスクとPTCは、ARソフトでも期待されている企業です。

注目3:拡張現実ソフト市場のトッププレイヤーは?

参考:3D Rendering and Visualization Software Market 

3Dレンダリングおよび視覚化ソフトウェアの市場シェアです。

細かい数値は公開されてないが、AR(拡張現実)のソフトウェア市場は急速に拡大しています。オートデスクは、ARソフトでも高いシェアを持つ企業です。競合には米国PTC、ピクサー、Bunkspeedがいます。

PTCのARソフトは、業界でマーケットリーダー的な立ち位置にいます。ロックウェルや富士通が、自社のスマート工場にPTCのARソフトを導入しています。

参考:PTCの四半期決算|拡張現実(AR)ソフトウェアのトップ企業?

CADが強い企業は、ARソフトでも高い競争力を持ちます。

21年時点のARソフトの用途は、ECサイトの販売に必要な仮想的な商品画像を作る事です。様々な商品の3Dモデルを作成する必要があるため、3次元CADに強い企業がシェアを取ります。ARソフトの上位企業は、3Dソフトを開発する企業です。

では、ARソフトウェアの市場はまだ小さいが、急速に拡大しています。

注目4:ARソフト市場は24年に5.5倍の182億ドル?

参考:Enterprise AR Software Market Growth And Use Cases

競合PTCの資料による、企業向けARソフトウェアの市場規模の推移です。

ARソフトウェア市場は年率54%で拡大し、24年には5.5倍の182.9億ドルになると言います。ARソフトが使用される用途は、リモート、トレーニング、ピッキングなど、様々な場面で使用されます。

ARだけではなくVRを含めた市場は、25年には9倍の280億ドルになると言います。

注目5:VR&AR市場は25年に9倍の280億ドル?

参考:【投資信託】eMAXIS Neo バーチャルリアリティの評価

ARK社のレポートによる、VR&ARの市場規模の推移です。

VR&ARの市場規模は年率59%で拡大し、25年には9倍の280億ドルになると予想していますAR単体では30年に130倍の1300億ドルになると言います。AR Glassの方がARスマホ市場よりも急速に拡大します。

VRとは仮想現実(Virtual Reality)で、現実世界を遮断し仮想現実だけを見せる技術です。対して、ARとは拡張現実(Augmented Reality)と言い、現実世界の一部に仮想の情報を重ねる技術です。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:オートデスク(ADSK)の四半期決算は?

オートデスクの注目ポイントは...
  1. 85年に上場した、CADソフトを製造する米国企業である
  2. 2D/3Dの設計用ソフトで、世界最大の29%のシェアを持つ
  3. CADとARソフトは相性が良く、ARソフトでもトップ企業
  4. サブスクに移行し、営業利益率は−20%から16%に上昇
  5. ARソフト市場は24年に、5.5倍の182億ドルに拡大する
  6. 21年に経済が再開すれば、さらに業績は上向く可能性が高い

個人的には、オートデスクは長期で投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、サブスク型に移行した事で、急速に売上と利益を改善しているからです。18年に−20%だった営業利益率は、21年には16%まで急上昇しています。売上高の伸び以上に、営業利益や営業CFを増やしてる点は高く評価できますね。

CADは拡張現実の分野でも、将来性が期待されていますね。

21年時点のARソフトの用途は、ECサイトの販売に必要な仮想的な商品画像を作ることです。様々な商品の3Dモデルを作成する必要があるため、3次元CADに強い企業がシェアを取ります。ARソフトの上位企業は、3Dソフトでも高いシェアを保有しています。

ただし、21年11月時点のPERは44倍と少し割高です。

ARソフトで競合企業はPTCです。オートデスクと同様に、CADとARソフトの両方で高いシェアを持ちます。また、PTCも急速に利益率を改善しています。

参考:PTCの四半期決算|拡張現実(AR)ソフトウェアのトップ企業?

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