テンセントの四半期決算|22年3Qは前年比−1.7%に減速

テンセント(TCEHY)は、中国で最大のSNS企業です。世界時価総額でも8位にランクインし、最も勢いがある中国のハイテク企業ですしかしながら、中国リスクもあり、22年11月時点で予想PER19倍と割安ですね。

  • 「香港市場に上場し、10年で株価は14倍に急騰…」
  • 営業利益率は26%と高く、ハイテク株で最も高い…」
  • 「中国リスクだが、21年7月のPER28倍は割安だ…」

テンセントは、世界時価総額8位で中国最大のSNS企業です。ゲーム事業の売上高は世界1位、世界5位と8位のSNSアプリ、中国国内で2位のクラウド事業者です。フィンテック事業にも強く、中国最大手アリババとあらゆる分野で競合します。

個人的には、テンセントは長期で投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、中国最大規模のSNSを持ち、その牙城が揺らぐ事はないからです。また、ゲーム事業、金融フィンテック、広告事業とバランス良く売上を上げています。コロナ禍でも変わらず、前年比20%前後の高い成長率を維持しています。

テンセントは先行投資にも積極的で、様々な分野に投資してます。

具体的には、AI医療、自動運転、クラウドやIoT、フィンテックですね。また、国内が過剰になったことで、東南アジアなど海外にも成長の幅を広げる必要があります。ゲーム業界で高いプレゼンスを持つテンセントは、海外展開も難しくないと思います。

中国リスクはあるも、22年11月の予想PER19倍は割安です。

テンセントの投資判断したい人向け
  1. テンセントの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. テンセントの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 中国リスクもあるが、PER19倍でも割安か?

▼▼12月分コンサルも募集開始、締切は11/30日まで▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

このブログを通じて、投資を教えて欲しいと多くの要望を頂きました

22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

参考:【5名限定で3000円】「個別コンサル」とライン追加のお願い

今すぐ申し込みたい人は、LINEを追加し「コンサル依頼」してください。
友だち追加

テンセント(TCEHY)の四半期決算は?

テンセントの四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月30日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1354億元(前年比+0.1%)
  2. 営業利益:—億元(—%
  3. 純利益:234億元(−50%
  4. 1株当たり利益:2.62元(−23%)

22年2Q決算(22年6月30日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:1340億元(前年比−3.0%)
  2. 営業利益:—億元(—%
  3. 純利益:186億元(−56%
  4. 1株当たり利益:2.90元(−17%)

22年3Q決算(22年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:1400億元(前年比−1.7%)
  2.  VAS:727億元(−3.4%)
  3.  Online Advertising:214億元(−4.5%)
  4.  FinTech and Business Service:448億元(+3.4%
  5.  Others:10億元(−23%)
  6. 営業利益:515億元(−3.1%
  7. 純利益:388億元(−3%
  8. 1株当たり利益:4.10元(+0.7%)

3Qの売上高は前年比−1.7%で1400億元、営業利益は−3.1%で515億元でした。22年1Qと2Qに引き続き、3Qの売上高も不調ですね。ただし、営業利益率は36.7%と過去10年で最も高い数値ですね。

利益率が高い金融事業は引き続き好調ですね。

ゲーム事業が不調なのは、21年9月から施行された『未成年者保護施策』によるものです。ただ、中国ゲーム市場は−7%だが、海外は+3%と好調です。

Tencent の会長兼 CEO である Ma Huateng 氏は次のように述べています。国際的なゲーム パブリッシングにおけるブレークスルー、コア活動に再び焦点を合わせ、コストの増加を制御するコスト効率化イニシアチブを実行した結果、非 IFRS 収益で 4 四半期の減少の後、前年比での成長を達成しました。 Mini Programs や Tencent Meeting などの広範なユーザー リーチと製品により、重要なユースケースで社会に貢献し、オフライン産業のデジタル化を支援しました. 当社の回復力のあるビジネス、多様なキャッシュ フロー、多額の現金残高、および実質的な投資ポートフォリオにより、戦略的成長分野への投資が可能になります。イノベーションを推進すると同時に、資本を株主に還元し、Meituan の株式の大部分を分配します。 ch は、戦略的にも財政的にも大きな利益を生み出しています。」

参考:TENCENT ANNOUNCES 2022 3Q RESULTS

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、2月17日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

テンセントの過去10年間の損益計算書は?

2012年に51香港ドルの株価は、21年に662ドルまで上昇しています。22年11月は287ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と営業利益は右肩上がりで増えています。21年の売上は4820億元、過去10年で17倍にも高騰しています。また、営業利益率は26%と高く、アリババやバイドゥほどは競合にさらされていません。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)も、順調に推移している事が分かります。BPSもEPSも前期比を下回る事はまだ1度もありません。売上高と同様に、BPSもEPSもどこまで拡大するかまだまだ読めないですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間の営業CFも、フリーCF(営業CF−投資CF)も一貫して上昇している事が分かります。プラットフォームであるテンセントは、投資が少ないビジネスモデルですね投資CFが低い状態で営業CFが引き上げられるため、かなり優良ビジネスであることが分かります。

では、私たち投資家はどのように判断したらいいのでしょうか?

テンセントに投資する上で注目ポイントは?

テンセント株を判断する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:中国IT産業はアリババとテンセントの2強?

参考:Scribd will begin operating the SlideShare business

中国のハイテク産業は、アリババとテンセントが独占しています。

アリババはECとクラウドで中国1位を独占しています。対するテンセントは、SNSやゲーム業界を独占しています。検索エンジンのバイドゥは、アリババとテンセントに広告シェアを奪われて低迷していますね。

実質的には、アリババとテンセントの2強状態です。では、テンセントは具体的にはどのような事業で稼いでいるのでしょうか?

注目2:ゲーム事業の売上比率は56%を占める?

参考:前年同期比25%成長で1.7兆円

20年時点のテンセントの事業別売上高の推移です。

売上比率が最も大きいのは、オンラインゲームで35%のシェアを持ちます。ゲーム事業で世界1位の売上高を持ち、コロナ禍でも好調ですね。次いで、金融フィンテックが25%、SNSによる収益が23%、広告収入が16%です。

フェンテック部門は、銀行が融資できない中小や個人に貸し出します。では、テンセントの主力であるゲーム事業のシェアはどうでしょうか?

注目3:世界のゲームランキング1位で197億ドル?

参考:【2020最新版】売上が多い世界のゲーム企業ランキング

世界のゲーム企業の売上高ランキングです。

テンセントは世界最大のゲーム会社で、売上高は197億ドルあります。日本1位のソニーよりも多く、マイクロソフトの2倍、任天堂の4倍の売上高の規模ですね。

ゲーム事業が強い理由は、中国でモバイルゲームの市場が拡大してるからです。

モバイル向けが全体に占める割合は51%、PC向けは24%、ゲーム機器は25%と他を圧倒しています。モバイル向けは年成長率は26.8%、PCとゲーム機器の11%よりも成長率が高いです。

注目4:ゲーム市場はアメリカと中国で48%を占める?

参考:The Global Games Market Will Generate $152.1 Billion in 2019

ゲーム市場は、アジア太平洋諸国が最も多く全体の47%を占めます

アジアや太平洋は貧困地域も多く、パソコンやゲーム機器ではなくモバイル向けの人気が高いですね。また、ゲーム市場はアメリカと中国で世界の48%を占めます両国とも市場規模は同程度で、365億ドルの規模ですね。

テンセントは国内向けのゲーム市場はすでに飽和状態にあると言われています。そのため、さらにゲーム事業の売上高を拡大するには、北米などの海外市場も攻略する必要がありますね。

では、次に広告費を稼ぐテンセントのSNSアプリは、どれくらい人気が高いのでしょうか?

注目5:WeChatは世界5位で11.7億人が利用する?

参考:世界のSNSの最新のアクティブユーザ数

世界最大のSNSは、Facebookで24.9億人が利用します。

対して、テンセントの「WeChat」は世界5位で11.7億人、オンラインメッセージの「QQ」は世界8位で7.3億人がランクインしています。テンセントの利用者が多いのは、中国国内だけで14億人もいるからですね。

FacebookやGoogleに対抗するには、テンセントは海外にも積極的に進出する必要があります。アジアの人口は44億人いるため、Facebookを追い抜く可能性もないとは言えません。そのためには、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンなど、華僑が多い国でシェアを取る必要があります。

主力事業ではないが、個人的にはクラウド事業にも注目しています。

注目6:中国国内でテンセントクラウドは18.2%?

参考:中国のクラウドインフラ市場は2019年第4四半期に約3560億円を創出

クラウドの市場シェアは、世界的に年率20%以上で急拡大しています。中国のクラウドに占める支出の割合は、米国の半分以下とまだまだ伸び代が高い市場でもあります。

中国国内でシェア1位であるアリババは、IaaS型クラウドで世界3位まで急拡大していますテンセントは中国国内では2位だが、両企業ともまだまだシェアを伸ばす可能性が高いです。中国では、世界に先駆けて5G、IoT、ビックデータで通信量が加速度的に増えますね。

クラウドは利益率が高いビジネスなので、今後の成長エンジンとなる可能性が高いです。では、過去のテンセントの売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目7:コロナ後も売上成長率は25%と維持?

テンセントの四半期毎の売上高の推移です。

17年と比較すると成長率は低下するも、順調に拡大していますね。21年Q1の成長率は25%で、コロナ後も変わらず拡大しています。テンセントが成長を拡大するには、ゲーム事業の海外展開、金融、クラウドでアリババからシェアを奪う必要があります。

▼▼12月分コンサルも募集開始、締切は11/30日まで▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

このブログを通じて、投資を教えて欲しいと多くの要望を頂きました

22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

参考:【5名限定で3000円】「個別コンサル」とライン追加のお願い

今すぐ申し込みたい人は、LINEを追加し「コンサル依頼」してください。
友だち追加

まとめ:テンセント(TCEHY)の四半期決算は?

テンセント株の特徴は...
  1. 1998年に創業した、WeChatなどSNSを運営する会社
  2. 中国の時価総額で2位、19年に世界8位まで上昇する
  3. ゲーム産業は世界1位、SNSは世界5位、金融事業は中国2位
  4. AI医療、自動運転、クラウドやスマートスピーカーに投資してる
  5. 世界8位の時価総額まで成長するも、依然として成長率は高い
  6. 売上高成長率は20〜30%、営業利益率は26%と高い
  7. 19年1Q以降、売上高成長率は再び成長軌道にある
  8. コロナ環境下でも、デジタル広告収入は15%と高い

個人的には、テンセントは長期で投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、中国最大規模のSNSを持ち、その牙城が揺らぐ事はないからです。また、ゲーム事業、金融フィンテック、広告事業とバランス良く売上を上げています。コロナ禍でも変わらず、前年比20%前後の高い成長率を維持しています。

テンセントは先行投資にも積極的で、様々な分野に投資してます。

具体的には、AI医療、自動運転、クラウドやIoT、フィンテックですね。また、国内が過剰になったことで、東南アジアなど海外にも成長の幅を広げる必要があります。ゲーム業界で高いプレゼンスを持つテンセントは、海外展開も難しくないと思います。

将来性を考えると、21年7月のPER28倍は割安です。

現在のアリババとテンセントは成熟株とは言えず、アマゾンやグーグル以上に成長する余地が高いです。個人的には、アリババかテンセントのどちらかが時価総額1位になると思っています。

参考:アリババ の四半期決算|21年1Qの営業利益率は5%に大幅減速

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です