アルコア(AA)四半期決算|21年4Qは前年比+14%に減速

コロナ危機を機に、鉄鉱石、銅、プラチナ、穀物などの商品が高騰しています。アルミニウムを加工するアルコアも、20年3月から7倍近く高騰しています。21年4Qの売上は前年比+39%、22年1Qは+14%に減速しています。

  • 「アルミ価格が上昇し、株価は20年3月から7倍に高騰…」
  • 「コロナから経済回復するなら、アルミ市況は好調だ…」
  • 「鉄鉱石、プラチナ、穀物など、あらゆる商品が高騰している…」

アルコアは、アルミニウムを加工し販売する米国大手メーカーです。アルミ精錬会社としては、世界8位で3.4%のシェアを持ちます。加工した製品は、航空機、自動車、輸送機器などで利用されます。

個人的には、アルコアは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、22年以降もアルミニウムの市況は好調だと思うからです。20年後半にアルミ価格が上昇したことで、21年3Qの売上は前年比+31%、4Qも+39%と好調です。また、3Qの営業利益率は16%まで上昇しています。

欧米州では新しい製錬所は建設されず、需給はタイトになる見通しです。

また、長期的にもアルミニウムは環境銘柄として期待できます。鉄鋼より軽いため、鉄の代替として航空機や自動車などにも利用されます。重量を軽くすれば、少ない燃料で済みエコに適してるからです。22年1Qの営業利益率は23%と過去最高で、22年4月時点の予想PER24倍は割高ではないと思います

ただ、ロシア情勢も悪化するなど、先の展開は読みにくいですね。

アルコアの投資判断したい人向け
  1. アルコアの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. アルコアの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの世界的な商品高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アルコア(AA)の四半期決算は?

アルコア(AA)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:31.09億ドル(前年比+31%
  2. 営業利益:5.71億ドル(+494%
  3. 純利益:3.37億ドル+787%
  4. 1株当たり利益:1.76ドル(+776%

21年4Q決算(21年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:33.40億ドル(前年比+39%
  2. 営業利益:−0.71億ドル(前年度0.37億ドル)
  3. 純利益:−3.92億ドル(前年度−0.04億ドル
  4. 1株当たり利益:−2.11ドル(前年度−0.02ドル)

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:32.93億ドル(前年比+14%)✖️
  2. 営業利益:7.63億ドル(+144%
  3. 純利益:4.69億ドル(+168%
  4. 1株当たり利益:2.49ドル(+167%)○

1Qの売上高は前年比+14%で32.93億ドル、営業利益は+144%で7.63億ドルでした。21年3Qと4Qと比較して、売上は減速しています。ただし、営業利益率は23.1%と過去最高水準です。

4Qに赤字に転落した理由は、10.5億ドルのリストラ費用によるものです。

22年3月にアルミ価格は過去最高額を付けて、3850ドル/トンに上昇しています。しかし、その後の価格を予想するのは難しいです。世界2位の生産量を持つロシアなど、不確定要素は多いですね。

3月2日、アルコアはロシア企業からの原材料の購入またはロシア企業への製品の販売を停止すると発表しました。当社は、2022年の残りの期間および将来にわたって、ロシアのサプライヤーから購入した限られた数の材料を、重大な財政的影響なしに確保するための代替計画を作成しました。

当社は、2022年のボーキサイト出荷の予測を200万乾燥メートルトン減少させ、46.0百万乾燥メートルトンから47.0百万乾燥メートルトンの範囲にした。アルコアがロシア企業へのボーキサイトの販売を停止したため、同社はブラジルのジュルチ鉱山での生産を約110万乾燥メートルトン遅らせると予想しています。当社はまた、ロシア関連の大西洋ボーキサイト市場の変化を観察しており、これは出荷に約100万乾燥メートルトンの影響を与える可能性があります。

当社は、アルミナとアルミニウムの総出荷量は、それぞれ1420-1440万メートルトン、および250万から260万メートルトンの間で変わらないと予想しています。現在の価格に基づく2022年第2四半期のアルコアは、アルミナとアルミニウムの両方がサードパーティの価格を第1四半期よりも高くすると予想しています。そのメリットは、約1億1,500万ドルのエネルギーと原材料のコストの上昇によって部分的に相殺されます。順次の出荷量の増加は、残りのコスト圧力やその他の要因を相殺する以上のものになると予想されます。

現在のアルミナおよびアルミニウムの市況に基づいて、当社は第2四半期の税金費用が約2億2,000万ドルから2億3,000万ドルになると予想しています。これは、市況および管轄区域の収益性によって異なる場合があります。

参考:Alcoa Corporation Reports 1Q and Full Year 2022 Results

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、21年7月21日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アルコア(AA)の10年間の損益計算書は?

アルコアは1961年に6ドルで上場しています。07年で最高値97ドルを付けるも、その後は下落し20年4月は5ドルまで落ちています。コロナ後に反転し、22年4月には83ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高も利益も大きな波があります。20年は営業利益率が4.6%まで下落するも、21年は13%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは減り続けているが、21年に少しだけ反転しています。EPSは21年が最高で4.3ドルと高いですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、16年以外は黒字です。ただし、波が大きい上に、20年と21年は大きく落ち込んでいますね。22年に市況が回復した後にどう動くか注目したいですね。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

アルコア(AA)の注目ポイントは?

アルコアに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。アルコアはアルミニウムを加工し販売する会社です。そのため、アルコアの業績はアルミニウムの市況次第だと言えます。

注目1:アルコアは世界8位のアルミニウム精錬会社?

参考:アルミニウム業界の世界市場シェアの分析

アルミニウム製錬会社の市場シェアです。

中国は世界最大のアルミニウム生産国で、2位ロシアの10倍規模もあります。そのため、上位10社の多くは中国企業で、1位は中国アルミニウムで10%を占めます。世界最大のアルミ鉱山企業であるリオティントは4.8%で5位です。

米国アルコアは世界8位で3.48%の精錬会社です。

注目2:生産量1位の鉱山企業はリオ・ティント?

参考:資源メジャー大手5社の生産量と世界シェア

アルミニウムは2番目に多い鉱物資源で、生産量は7522万トンです。

アルミニウムの生産量1位は、オーストラリアのリオ・ティント(RIO)です。リオ・ティントの売上高の10%は、アルミニウム採掘によるものです。

国別生産量の1位は中国で2330万トン/年、世界全体の50%を占めます次いで、ロシアが350万トン、カナダが294万トン、アラブが240万トン、インドが210万トンと続きます。

アルミニウムは、常温常圧で高い熱伝導性・電気伝導性を持ち、軽量なため広く用いられています。主な用途は輸送用機械、建材、導電体、粉末などです。

では、アルミニウムの価格はどのように推移してるでしょうか?

注目3:アルミニウムは20年4月から33%も上昇?

 

参考:アルミ – 先物契約 – 価格

21年11月時点のアルミ価格は2636ドル/トンです。

最高値は08年の3000ドルで、11年来の高値になりますね。20年4月のコロナから、アルミ価格は2倍にも高騰しています。しかし、短期的は21年10月から下落が続いていますね。

住友商事の予測によると、22年以降には再び供給不足になると言います。

世界需要は前年比9・3%増の6828万9千トン、供給は同6・1%増の6871万2千トンと見通した。需要・供給とも成長が見通されるも、需要の伸び率が供給に対し一段加速。製錬所の主な新規立ち上げはアジア圏に多い一方、欧米では大きな供給の伸びは見られない主な新規立ち上げ予定は21年以降、中国で438万トン、ロシアで56万トン、イランで32万トン、インドで31万トンが予定される。

参考:21年の世界アルミ需給、依然過剰もバランス近づく

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アルコア(AA)の四半期決算は?

アルコア株の注目ポイントは...
  1. 1961年にNYSEに上場、アルミニウム加工の米国大手
  2. 加工した製品は、航空機、自動車、輸送機器などで利用される
  3. アルミ加工企業は景気動向の影響を受け、利益率は高くない
  4. アルミ価格は07年から低迷し、他商品と比較して伸びていない
  5. 20年4月のコロナ以降に、アルミ価格は33%も上昇している

個人的には、アルコアは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、22年以降もアルミニウムの市況は好調だと思うからです。20年後半にアルミ価格が上昇したことで、21年3Qの売上は前年比+31%、4Qも+39%と好調です。また、3Qの営業利益率は16%まで上昇しています。

欧米州では新しい製錬所は建設されず、需給はタイトになる見通しです。

また、長期的にもアルミニウムは環境銘柄として期待できます。鉄鋼より軽いため、鉄の代替として航空機や自動車などにも利用されます。重量を軽くすれば、少ない燃料で済みエコに適してるからです。

4Qはリストラ費用で赤字になるも、22年1月時点の予想PER8.5倍は割安だといえますね。

アルミ精錬のアルコアは、アーコニックからスピンオフした企業です。アーコニックは、航空機や自動車業界向けにアルミ合金を製造します。ただ、アルミ価格が高騰している局面では、仕入れコストが上がり利益が出にくいですね。

参考:アーコニック(ARNC)四半期決算|21年3Qは+33%で好調

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