ヴァーレ(VALE)四半期決算|21年3Qは前年比+17%に減速

鉄鉱石が21年5月に最高値を更新、ブラジル最大の鉱山会社ヴァーレは最も恩恵を受けています。20年2月から株価は4倍近く高騰し、売上も利益も過去最高益を記録していますねしかし、中国の環境規制で足元の鉄鉱石価格は崩れています。

  • 「コロナ以降に商品価格が高騰し、株価は2.2倍に高騰した…」
  • PERは152倍と割高だが、21年も株価は上がるのか…」
  • 「コロナが終息すれば、商品価格の高騰も終わるのか…」

ヴァーレは、鉄鉱石を生産するブラジル最大の鉱山企業です。オーストラリアのリオティンととBHPに並ぶ3大資源メジャーで、世界の鉄鉱石輸出の約80%を占めます。売上構成比は鉄鉱石が79%、ニッケルが11%、銅が5%、石炭3%です。

個人的には、ヴァーレは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、鉄鉱石価格は下落するも、中長期的には再び上昇すると思うからです21年11月時点では、中国経済の減速により鉄鉱石価格は高値から50%も下落しています。中国と欧州の電力不足により、21年末も下落が続きそうです。

石炭価格が高い状態では、鉄鉱石の価格も上昇しません。

なぜならば、電力不足により中国の製造業は、生産が抑制されているからです。また、高価な石炭価格では、鉄鉱石から鉄鋼を生産するのは割りに合わないですね。石炭や天然ガス価格の上昇がどれくらい続くかは予想できません。

同社への投資を考えるのは、石炭価格が落ち着いてからです。

VALEの投資判断したい人向け
  1. ヴァーレの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. ヴァーレの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの商品高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ヴァーレ(VALE)の四半期決算は?

ヴァーレ(VALE)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:693.01億レアル(前年比+121%
  2. 営業利益:420.39億レアル(+269%
  3. 純利益:305.64億レアル+658%
  4. 1株当たり利益:—レアル(—%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:878.47億レアル(前年比+117%
  2. 営業利益:546.17億レアル(+269%
  3. 純利益:400.95億レアル+658%
  4. 1株当たり利益:7.86レアル(—%)

21年3Q決算(21年9月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:126.82億ドル(前年比+17%
  2.  Ferrous Minerals:106.78億ドル(+22%
  3.  Base Metals:15.74億ドル(−18%)
  4.  Coal:3.52億ドル(+224%
  5. 営業利益(調整EPITDA):62.38億ドル(+17%
  6. 純利益:38.86億ドル+33%
  7. 1株当たり利益:7.86ドル(—%)

3Qの売上高は前年比+17%で126.82億ドル、営業利益は+17%で62.38億ドルでした。21年1Qと2Qと比較して、3Qの売上と利益は大幅に低下しています。ただ、営業利益率は49%と依然として高いです。

売上が大きく減速した理由は、鉄鉱石価格が急落してるからですね。

中国経済の減速により、鉄鉱石価格は急落しています。21年5月に最高値226ドルだった鉄鉱石は、9月には103ドルまで下落していますヴァーレの鉄鉱石に占める割合は大きく、今後の業績は鉄鉱石次第だと言えますね。

短期的には、鉄鉱石価格はまだまだ低迷が続きそうです。

中国の電力不足により、21年後半に石炭や天然ガスの価格が上昇しているからです。これにより、中国の製造業は生産が抑制されています。また、高価な石炭で鉄鋼を生産するのは、割りに合わないですね。

ただ、石炭価格が落ち着けば、再び鉄鉱石価格は上昇すると思います。同社CEOは、2億株(4%)の自社株買いを発表するなど、将来の見通しについて強気です。

9月の中国の鉄鋼生産量は合計73.75Mtで、9M21の累積鉄鋼生産量は805.9 Mtで、9M20と比較して2%増加しました。マクロ面では、中​​国のGDP成長率は21年第3四半期に前年比4.9%、2021年9月の累積GDP成長率は主に2020年の低水準により、前年比9.8%でした。建設および製造部門は、中国のパンデミック後の景気回復で力強い回復を記録しました。 2020年下半期以降、両セクターの下流活動は、9月と21年第3四半期のエネルギー消費抑制政策とタイトな不動産政策によって悪影響を受けました。

WSAは、最新の短期的な見通しで、鉄鋼需要は2021年に前年比4.5%増加し、2022年にはさらに2.2%増加して1,896.4百万トンになると予測しています。以前の波と比較して。中国以外の他の地域は、サプライチェーンのボトルネックの減少、継続的な需要の停滞、ビジネスと消費者の信頼の高まりを受けて、回復の勢いを継続し、強化することが期待されています。しかし、中国での減速に加えて、開発途上国でのインフレの上昇やワクチン接種の進行の遅れなどの下振れリスクは、生産量を圧迫し、景気回復の勢いを鈍化させる可能性があります。

参考:VALE’S PERFORMANCE IN 2Q21

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年1月29日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ヴァーレ(VALE)の10年間の損益計算書は?

ヴァーレは02年に2.2ドルで上場しています。08年に株価は最高値43ドルを付け、その後は下落しています。20年2月は7ドルまで急落するも、21年11月は12ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、21年は力強く上昇しています。中国からの需要増により、売上高は前年比+37%、営業利益率は57%と過去最高を記録しています。ただし、足元の鉄鉱石価格は低下してる点に注意が必要です。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。EPSは21年に大きく上昇していますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。21年は中国の需要増でとりわけ営業CFが拡大しています。世界的な環境規制により、投資CFは縮小傾向にありますね。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ヴァーレ(VALE)の注目ポイントは?

VALEの注目すべきポイントを紹介します。

注目1:鉄鉱石の生産販売シェアは35%で世界1位?

参考:資源メジャー大手5社の生産量と世界シェア

鉄鉱石は世界最大の鉱物資源で、生産量は14.7億トンです。

VALEとリオ・ティントとBHPグループの鉄鉱石3大メジャーで、世界の鉄鉱石輸出の80%を占めます。VALEは世界最大の生産企業で、生産販売のシェアは35%で世界1位です

産出地別の産出量は、ブラジル (22%)、オーストラリア (19%)、中国 (16%)、インド (10%)、ロシア (6%)、の上位5カ国が76%を占めます。

VALEが鉄鉱石以外で採掘してるのは、ニッケル、ボーキサイト、銅、金、マンガン、炭酸カリウムなどがあります。VALEはニッケルでも世界2位の規模です。

注目2:鉄鉱石は21年9月に103ドルに急落?

 

参考:鉄鉱石 – 先物契約 – 価格

鉄鉱石の価格は、15年以降から上昇傾向にあります。

コロナ禍でも力強く上昇を続け、21年5月には225ドルと最高値を更新しています。20年4月は84ドルだったので、わずか1年で3倍にも上昇しています。

鉄鉱石が高騰してる理由は、需給関係が逼迫してるからです。

コロナから早く回復した中国が輸入を拡大する一方、VALEの19年鉱山ダム決壊で、主要生産国のブラジルで生産が抑制されているからですオーストラリアの大手銀行は、22年末まで100ドル以上の水準を維持すると予想してます。

しかし、中国経済が減速したことで、21年9月に103ドルまで急落してます。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ヴァーレ(VALE)の四半期決算は?

VALE株の注目ポイントは...
  1. 2002年にADRで上場した、ブラジル最大の鉱山企業
  2. BHPグループ、リオティントに次ぐ、3大資源メジャーの1社
  3. 主力商品は鉄鉱石で、世界の鉄鉱石輸出の約80%を占める
  4. ニッケルは世界2位、アルミ、銅、金、マンガンを生産する
  5. 15年に赤字決算に陥るも、20年の営業利益は38%まで改善
  6. 鉄鉱石の価格が高騰し、20年3Qは前年比+91%の利益
  7. 中国経済は好調で、21年も商品価格の高騰が続く見込み

個人的には、ヴァーレは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、鉄鉱石価格は下落するも、中長期的には再び上昇すると思うからです21年11月時点では、中国経済の減速により鉄鉱石価格は高値から50%も下落しています。中国と欧州の電力不足により、21年末も下落が続きそうです。

石炭価格が高い状態では、鉄鉱石の価格も上昇しません。

なぜならば、電力不足により中国の製造業は、生産が抑制されているからです。また、高価な石炭価格では、鉄鉱石から鉄鋼を生産するのは割りに合わないですね。石炭や天然ガス価格の上昇がどれくらい続くかは予想できません。

ヴァーレは鉄鉱石とは対照的に、銅は21年後半も好調だと予想しています。フリーポート・マクモランは銅の生産量が多く、価格上昇の恩恵を最も受けていますね。

参考:フリーポート・マクモラン(FCX)四半期決算|2Qの営業利益は6.4倍

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