USスチール(X)四半期決算|22年3Qは-13%に減速

コロナ危機を機に、鉄鉱石、銅、プラチナ、穀物などの商品が高騰しています。鉄鋼からスチールを製造するユナイテッドスチールの株価も6倍に高騰していますね。22年2Qの売上は前年比+25%、3Qは−13%に減速しています。

  • 「コロナ以降に商品価格が高騰し、株価は6倍に高騰した…」
  • PERは1.7倍と割安だが、22年も市況は好調なのか…」
  • 「コロナが終息すれば、商品価格の高騰も終わるのか…」

ユナイテッドスチールは、鉄鋼からスチールを製造する米国企業です。米国ではニューコア(NUE)に次ぐ2位、世界では27位の生産量を持ちます。鉄鋼は中国企業が5割を生産するほど強く、中国以外の国では縮小傾向にありますね。

個人的には、USスチールは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コロナ後にスチール市況が上向き、22年以降も好調が続くと思うからです。21年2Qの売上は前年比+140%、3Qも+154%、4Qも+1195と好調が続きます。3Qの営業利益率は30%まで急上昇していますね。

ただし、今後のスチールの動向を予想するのは難しいです。

21年11月は、中国は電力問題で生産を抑制しています。これにより、スチール価格は9月に付けた最高値から30%も下落していますね。好材料としては、米国のインフラ法案が成立し、国内の市況が上向く可能性もあります。ただし、22年3Q時点でも、スチール市況は上向いてないですね。

22年11月の予想PER5.2倍は割安ですね。

USスチールの投資判断したい人向け
  1. USスチールの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. SUスチールの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの商品高騰は、いつまで続くのか?

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

USスチール(X)の四半期決算は?

ユナイテッドスチール(X)の四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:52.34億ドル(前年比+42%)◯
  2. 営業利益:11.39億ドル(+223%
  3.  Flat-rolled:5.13億ドル(+251%
  4.  Mini Mill:2.78億ドル(+110%
  5.  US Steel Europe:2.64億ドル(+153%
  6.  Tubular Segment:0.77億ドル(前年度−0.29億ドル)
  7. 純利益:8.82億ドル+869%
  8. 1株当たり利益:3.02ドル(+762%)○

22年2Q決算(22年6月30日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:62.90億ドル(前年比+25%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:9.78億ドル(−3%)
  4. 1株当たり利益:3.86ドル(+14%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:52.03億ドル(前年比−13%)◯
  2. 営業利益:6.50億ドル(−65%)
  3.  Flat-rolled:5.05億ドル(−51%)
  4.  Mini Mill:1億ドル(−99%)
  5.  US Steel Europe:−0.32億ドル(—)
  6.  Tubular Segment:1.55億ドル(—)
  7. 純利益:4.90億ドル(−76%)
  8. 1株当たり利益:1.85ドル(−73%)○

3Qの売上高は前年比−13%で52.03億ドル、営業利益は−65%で6.50億ドルでした。1Qと2Qに続き、3Qの売上も減速していますね。営業利益率は12.4%に低下しています。

スチールは世界の5割を生産する中国に影響を受けます。21年9月に最高値5772元をつけた後は、11月には30%近く下落していますね。また、中国の電力問題でさらに生産が抑制される可能性が高いです。

同社CEOは22年に対しても強気で、配当金は0.05ドルです。

2022 年第 3 四半期の業績について、U.S. Steel の社長兼最高経営責任者である David B. Burritt は次のように述べています。継続的な収益性と慎重な運転資本管理により、当社の戦略的イニシアチブを支える健全なフリー キャッシュ フローが生まれました。私たちの資産は、高品質の鋼を安全かつ確実にお客様に提供するためにうまく機能しています。」

Burritt 氏は次のように続けています。統合された製鋼工場全体で、現在のフラットロールの注文書に供給を合わせるためのフットプリントアクションで迅速に対応しました。ミニ ミルと U.これらの高価な原材料を年末まで処理する予定ですが、競争力のあるコスト優位性として、Mini Mill 金属を内製する機会に引き続き注力しています。 U.S. Steel Europe の業績もまた、高騰が続くと予想されるエネルギー コストの上昇によってマイナスの影響を受けました。当社の管状セグメントは引き続き改善を続け、国内のエネルギー最終市場における強い需要に確実に応えています。」

Burritt は次のように締めくくっています。年末には、戦略的投資の 40% 近くが完了し、予定どおり、予算内にとどまると予想しています。これらのプロジェクトは、ビジネスのフリーキャッシュフローと利益率を改善しながら、より少ない資本集約度でお客様に低炭素鋼ソリューションを提供するという目標を追求する上で、当社の競争上の優位性を拡大しています。」

参考:United States Steel Reports Record 3Q 2022 Results

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、23年1月29日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

USスチール(X)の10年間の損益計算書は?

ユナイテッドスチールは、1991年に21ドルで上場しています。08年に最高値180ドルを付けた後は低迷し、22年11月は21ドル前後で推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は長く低迷しています。過去10年で売上は半分まで落ち、20年の営業利益率は−7.6%まで低下しています。しかし、21年には売上は上昇し、8.2%まで回復しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは波が大きく、EPSは21年に黒字化に成功しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、21年に大きく上向いています。米国内の製鉄業界の動向に注視したいですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

USスチール(X)の注目ポイントは?

ユーエススチール(X)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:米国は世界4位の粗鋼生産量を持つ?

参考:世界と日本の粗鋼生産量の長期推移

過去70年間の粗鋼生産量の推移です。

粗鋼生産は、安価な石炭が豊富に取れる中国一強が長く続いていますね。日本、米国、韓国、ドイツの製鉄は斜陽産業だといえますね。例外的にインドは生産量を伸ばしているが、20年は下落に転じています。

基本的には、今後も中国一強は変わりません。

注目2:USスチールは世界27位の鉄鋼メーカー?

参考:世界の鉄鋼メーカー上位50社の粗鋼生産量順一覧

世界の鉄鋼メーカーの生産量の上位10社です。

中国が生産の5割を占めるため、多くが中国企業ですね。米国企業は世界13位にニューコア(NUE)で23百万トン、27位にUSスチールで13百万トン、47位にすチールダイナミクス(STLD)で8百万トンと続きます。

注目3:スチールは21年11月に30%近く急落?

参考:スチール – 先物契約 – 価格

スチールの先物価格は、21年11月時点で4310元で推移しています。

21年9月に最高値5400元をつけた後は低迷しています。短期的には、中国の電力問題で鉄鋼の需要は減少しています。ただ、中長期的にはコロナ禍の回復が続く限りは、需要が増えてもおかしくないですね。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:USスチール(X)銘柄分析

USスチールの注目ポイントは...
  1. 1991年にNYSEに上場した、米国の製鉄企業である
  2. 米国内ではニューコアに次ぐ2位、世界27位の生産規模
  3. 製鉄産業は中国が5割を占め、米国は日本に次ぎ4位
  4. 売上は縮小傾向にあり、10年で半分に減っている
  5. スチール価格が高騰し、売上成長率は3桁で成長してる
  6. 短期的には中国の減速で後退だが、鉄鋼の需要は高い

個人的には、USスチールは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コロナ後にスチール市況が上向き、22年以降も好調が続くと思うからです。21年2Qの売上は前年比+140%、3Qも+154%、4Qも+1195と好調が続きます。3Qの営業利益率は30%まで急上昇していますね。

ただし、今後のスチールの動向を予想するのは難しいです。

21年11月現在は、中国は電力問題で生産を抑制しています。これにより、スチール価格は9月に付けた最高値から30%も下落していますね。好材料としては、米国のインフラ法案が成立し、国内の市況が上向く可能性もあります。ただ、同社のCEOや証券会社は、22年も鉄鋼市況は堅調だと述べています。

22年1月の鉄鋼価格は足元では上昇基調にあります。中国の春節が終わる2月以降の動向に注視したいですね。22年2月時点の予想PER1.7倍は割安だと思います。

業界最大手はニューコア(NUE)ですね。ニューコアが製造する製鉄は、鉄鉱石からではなく、スクラップ金属を用いて小規模で安価に製造します。スクラップは石炭や鉄鉱石よりもコストが安く製造できる上に、環境にもやさしいですね。

参考:ニューコア(NUE)四半期決算|3Qは前年比+109%で好調

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