エフエムシー(FMC)四半期決算|22年1Qは+12%に加速

世界人口が急激に増え続ける中で、農薬市場は年率5%で拡大してきました。コロナからの経済回復で穀物価格が上昇する環境では、農薬の需要も増えます。米国の大手農薬会社であるFMCは、コロナ禍でも順調に株価が上昇しています。

  • 「世界人口が増える中で、農薬市場は年率5%で拡大してきた…」
  • 「農薬大手のFMCは、5年間で株価が3倍にも高騰している…」
  • インフレで穀物が高騰すれば、農薬大手も恩恵を受けるはずだ…」

FMCは米国の大手の総合化学メーカーです。主力である農業部門では殺虫剤、除草剤、殺菌剤などを製造し、健康栄養部門では食品、医薬品成分などの栄養補助食品を扱います。FMCの農薬は世界中の農家に輸出されています。

個人的には、FMCは長期で保有したい銘柄です。

なぜならば、世界中に販売ネットワークを持ち、拡大する農薬市場で確実にシェアを伸ばしてるからです世界の人口は急激に増え続けているため、農薬市場の需要が消えることはありません。

FMCは堅実な経営で、着実に売上と利益を伸ばしています。

また、21年は経済再開による食料品高騰で、業績は力強く回復していますね。21年4Qの売上成長率は23%に加速しています。また、北米地域は前年比+81%、南米地域は+30%と特に強いですね

22年5月の予想PERは15倍と割安です。

FMCの投資判断したい人向け
  1. エフエムシーの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. エフエムシーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの世界的な商品高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

エフエムシー(FMC)の四半期決算は?

FMCの四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:11.94億ドル(前年比+10%
  2. 営業利益:2.17億ドル(+10%
  3. 純利益:1.57億ドル+41%
  4. 1株当たり利益:1.22ドル(+43%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:14.1億ドル(前年比+23%
  2.  殺虫剤:60%
  3.  除草剤:27%
  4.  殺菌剤:6%
  5.  その他:7%
  6. 営業利益(EBITDA):3.77億ドル(+30%
  7. 純利益:—億ドル(—%)
  8. 1株当たり利益:2.16ドル(+52%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:13.50億ドル(前年比+12%)◯
  2.  北米:+30%
  3.  南米:+31%
  4.  アジア:+2%
  5.  EMEA:+11%
  6. 営業利益:3.03億ドル(+16%
  7. 純利益:2.07億ドル+13%
  8. 1株当たり利益:1.65ドル(+17%)◯

4Qの売上高は+23%で14.1億ドル、営業利益(EBITDA)は+30%で3.77億ドルでした。21年2Qと3Qに続き、4Qはさらに力強く業績が加速しています。

20年はコロナで減速するも、21年は力強く回復しています。また、世界的な食糧高騰もあり、同社の業績は予想外に強いです。決算レポートによると、北米地域では前年比+81%、南米地域は+30%で成長しています。ただ、アジア地域は中国の天候もあり、−3%だったと言います。

22年2Qの売上予想は13.5億ドル(前年比+9%)です。22年通期の売上予想は、54億ドル(+14%)としています。

FMCの社長兼最高経営責任者であるマーク・ダグラスは、次のように述べています。 「原材料、包装、ロジスティクスの利用可能性、投入コストと人件費の上昇は、中国での新たなCOVIDの混乱とウクライナでの戦争によって悪化し、引き続き大きな逆風でした。これらの課題を相殺するよりも。」

FMCの収益成長は、ボリュームからの8%の貢献と、価格からの8%の貢献によって推進されましたが、特にEMEAでは、外貨からの3%の逆風によって部分的に相殺されました。数量の大幅な増加は、一部には業界の供給の不確実性によるものであり、その結果、顧客は材料を確保するために事前に注文しました。

北米は記録的な四半期であり、2021年第1四半期と比較して30%の広範な売上成長を記録しました。果樹、ナッツ、ブドウの木、トウモロコシ、大豆など、いくつかの作物で量と価格の上昇は堅調でした。カナダは、殺虫剤の低チャネル在庫と選択的除草剤の旺盛な需要により、前年比で記録的な60%の成長を遂げました。

ラテンアメリカの売上高は、大豆、トウモロコシ、サトウキビの堅調な販売量の増加、価格の上昇、6%の為替の追い風により、同四半期に前年比31%増加しました。この地域の結果は、ブラジルでの強力な価格設定行動に加えて、選択的な除草剤と殺虫剤の成長によっても促進されました。さらに、アルゼンチンとアンデス諸国は、この四半期に2桁の成長を遂げました。

アジアでは、この四半期の収益は前年比で2%増加しました。成長は、オーストラリアとASEAN諸国での価格上昇と力強さにより、インドでのコメのエーカーの減少と、この四半期のこの地域での3%の不利なFXによって相殺されました。

EMEAの売上高は、前年同期比で11%増加し、トルコリラ、ユーロ、その他のヨーロッパ通貨の弱体化によるFXの影響を含めて横ばいでした。売上高の伸びは、主に地域全体での強力な価格設定行動と、トウモロコシやトップフルーツ用のRynaxypyr™有効成分やヒマワリ用の除草剤などの製品の需要によって促進されました。

世界的に、Plant Healthは成長の勢いを継続し、生物学的製品ラインの売上高は前年度と比較して15%増加しました。

参考:FMC Corporation delivers record 1Q results

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、8月7日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

エフエムシー(FMC)の10年間の損益計算書は?

FMCは1980年に1ドルで上場しました。株価は順調に増加し常に最高値を更新し続けています。15年に32ドルまで下落するも、22年5月は118ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、15年に減速するも順調に売上高と利益を伸ばしている事が分かりますね。15年は中国経済の鈍化で、一時的に農業の需要が低下したからだと予想できます。

18年以降の営業利益率は20%前後と高く安定しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。少し起伏はあるが、BPSもEPSも順調に伸ばしてきたと言えますね。世界人口が増え続ける限りは、農薬の需要も増え続けます。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、15年を除いて順調に拡大しています。ジェネリック農薬を販売するFMCは、投資CFを抑えながら順調に事業拡大してる事が分かりますね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

エフエムシー(FMC)の注目ポイントは?

エフエムシーに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:世界の農薬市場は年率5%で成長している?

参考:日本農薬株式会社を就職活動の観点から企業研究

世界の農薬市場規模の推移です。

2015年と少しデータは古いが、世界の農薬市場は年率5%で拡大しています耕作面積や人口が縮小してる日本にいると感じないが、人口が上昇する世界では農業や農薬市場は年々拡大しています。

この傾向は現在も続き、18年の農薬市場は640億ドルでしたね

世界人口は驚くべき速さで増加し、農薬市場は人口の増加率に依存します。しかし、農業に利用できる土地は減少しています。除草剤、殺菌剤、殺虫剤など農薬の助けを借りて、農家はより少ない土地でより多くの作物を栽培できます。

そのため、今後も農薬の需要は高くなりますね。

注目2:FMCは15年で世界8位の農薬企業?

参考: 農薬業界の市場規模・世界ランキング

2015年の農薬企業の売上高ランキングです。

米国のFMCは世界で8位の農薬企業です。しかしながら、17年には6位のデュポンの農薬事業買収を発表しています。20年の売上高は46億ドルを超えており、米国のトップ農薬企業になりました。

農薬業界では、医療業界と同様にジェネリック農薬(特許切れ)が増えています。そのため、かつての農薬大手企業は厳しい競争にさらされていますね。農産物の輸出国では、コストを下げるために積極的にジェネリック農薬を採用しています

FMCはジェネリック農薬でシェアを伸ばしてきた会社です。

注目3:製品別では殺虫剤が全体の60%を占める?

参考:2019 Annual report

2019年の年決算書を見ると、製品別の売上高が示されています。

エフエムシーの売上高が最も多い製品は、殺虫剤で全体の60%を占めます次いで、27%が除草剤、6%が殺菌剤と続きます。全ての製品が農業には欠かせない必需品ですね。

注目4:地域別売上高では南米が31%を占める?

参考:2019 Annual report

2019年の年決算書を見ると、地域別の売上高が示されています。

エフエムシーの売上高が最も多い地域は、南米で31%を占めます次いで、北米24%、アジア23%、欧州と中東、アフリカ地域で22%と続きます。エフエムシーは、バランス良く世界的に販売してるのが特徴です。

そのため、まだまだ伸び代が高いと言えます。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:エフエムシー(FMC)の四半期決算は?

エフエムシーの注目ポイントは...
  1. 1980年にNYSEに上場した、米国の総合化学メーカー
  2. 主力である農業部門では殺虫剤、除草剤、殺菌剤を製造する
  3. 世界人口とともに増加し、農薬市場は年率5%前後で拡大してる
  4. FMCは15年に世界8位の農薬メーカー、買収で拡大している
  5. FMCの農薬は世界中に輸出され、南米が31%を占める
  6. インフレで穀物価格が高騰すれば、農薬企業も恩恵を受ける

個人的には、FMCは長期で保有したい銘柄です。

なぜならば、世界中に販売ネットワークを持ち、拡大する農薬市場で確実にシェアを伸ばしてるからです世界の人口は急激に増え続けているため、農薬市場の需要が消えることはありません。

FMCは堅実な経営で、着実に売上と利益を伸ばしています。

また、21年は経済再開による食料品高騰で、業績は力強く回復していますね。21年4Qの売上成長率は23%に加速しています。また、北米地域は前年比+81%、南米地域は+30%と特に強いですね

22年2月の予想PERは14倍と割安です。

毎年着実に株価も上昇し、安心して保有できる数少ない銘柄ですね。21年はインフレ懸念で、世界的に素材関連の株が高騰しています。

参考:サザン・コッパーの四半期決算|銅価格上昇で株価は2.8倍?

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