ニューコア(NUE)四半期決算|22年3Qは+1.8%に減速

コロナ危機を機に、鉄鉱石、銅、プラチナ、穀物などの商品が高騰しています。鉄鋼からスチールを製造するユナイテッドスチールの株価も6倍に高騰していますね。22年2Qの売上は前年比+34%、3Qは+1.8%に減速しそうです。

  • 「コロナ以降に商品価格が高騰し、株価は3倍に高騰した…」
  • PERは6倍と割安だが、22年も市況は好調なのか…」
  • 「コロナが終息すれば、商品価格の高騰も終わるのか…」

ニューコアは、鉄鋼からスチールを製造する米国企業です。世界では13位、米国では最大の生産量を持ちます。同社の製鉄は鉄鉱石からではなく、スクラップ金属を用いて小規模で安価に製造します。スクラップは石炭や鉄鉱石よりもコストが安く製造できます。

個人的には、ニューコアは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コロナ後にスチール市況が上向き、23年以降も好調が続くと思うからです。21年2Qの売上は前年比+103%、3Qも+109%と好調です。3Qの営業利益率は27%まで急上昇しています。

ただし、22年はスチール市況は下落基調が続きます。

21年11月は、中国が電力問題で生産を大幅に抑制しています。これにより、スチール価格は9月に付けた最高値から40%も下落していますね。好材料としては、米国のインフラ法案が成立し、国内の市況が上向く可能性もあります。また、同社のCEOや証券会社は、22年も鉄鋼市況は堅調だと述べています。

22年10月時点のスチール価格も下落が続きます。ただし、22年10月時点の予想PER5.5倍は引き続き割安だと言えますね。23年以降の中国経済を見て、投資を検討したい銘柄ですね。

NUEの投資判断したい人向け
  1. ニューコアの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. ニューコアの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの商品高騰は、いつまで続くのか?

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ニューコア(NUE)の四半期決算は?

ニューコア(NUE)の四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:104.93億ドル(前年比+49%)◯
  2. 営業利益:28.98億ドル(+123%
  3. 純利益:20.95億ドル+122%
  4. 1株当たり利益:7.97ドル(+147%)○

22年2Q決算(22年6月30日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:117.94億ドル(前年比+34%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:25.61億ドル+69%
  4. 1株当たり利益:9.67ドル(+86%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:105.00億ドル(前年比+1.8%)◯
  2. 営業利益:17.99億ドル(−20%)
  3. 純利益:16.94億ドル(−21%)
  4. 1株当たり利益:6.50ドル(−11%)✖️

3Qの売上高は前年比+1.8%で105.00億ドル、営業利益は−20%で17.99億ドルでした。1Qと2Qに引き続き、3Qの売上はさらに減速しています。営業利益率も17.1%まで低下していますね。

スチールは世界の5割を生産する中国に影響を受けます。21年9月に最高値5772元をつけた後は、22年10月も下落基調が続きます。

同社CEOは、中長期的の見通しに対しても強気な姿勢は変えていません。ただ、季節的な要因により、4Qはさらに減速しそうです。

ノースカロライナ州シャーロット、2022 年 10 月 20 日 /PRNewswire/ — Nucor Corporation (NYSE: NUE) は本日、2022 年第 3 四半期の四半期連結純利益が 16 億 9000 万ドル、希薄化後 1 株あたり 6.50 ドルであると発表しました。 2022 年の第 2 四半期の純利益は 25.6 億ドル、希薄化後 1 株あたり 9.67 ドル、2021 年の第 3 四半期は 21.3 億ドル、希薄化後 1 株あたり 7.28 ドルです。

2022 年の最初の 9 か月で、Nucor は 63 億 5000 万ドルまたは希薄化後 1 株あたり 23.85 ドルの連結純利益を報告しましたが、2021 年の最初の 9 か月の連結純利益は 45 億 8000 万ドルまたは希薄化後 1 株あたり 15.34 ドルでした。

「Nucor は、2022 年の最初の 9 か月間で 1 株あたりの利益ですでに記録破りの年を達成しており、2022 年の通期利益の新記録を打ち立てると引き続き信じています。さらに、Nucor は最も安全な年でベンチマークを設定しました。 2020 年と 2021 年の両方の歴史の中で、私たちは 2022 年に歴史上最も安全な年になる予定です。経済の不確実性とインフレは、米国の無数のセクターに圧力をかけ続けていますが、中長期的には業界の見通しとファンダメンタルズは引き続き良好です」と、Nucor の会長兼社長兼最高経営責任者である Leon Topalian は述べています。 「当社の成長投資と買収により、Nucor は現在、そして将来にわたってお客様と株主の期待に応え、それを超えることができると信じています。」

3Q of 2022 Analysis

2022 年の第 2 四半期と比較した 2022 年の第 3 四半期の利益の減少の主な要因は、製鉄所セグメントの利益の減少でした。 製鋼部門の収益の減少は、主に金属マージンの縮小と、特に当社の薄板および厚板工場での出荷量の減少が原因でした。 鉄鋼製品セグメントは、2022 年の第 3 四半期に再び好調な四半期となり、その収益は 2022 年の第 2 四半期からわずかに増加しました。 当社のスクラップ仲介および処理業務は、直接還元鉄施設の収益性の増加によって相殺されました。

4Q of 2022 Outlook

2022 年は Nucor の歴史の中で最も収益性の高い年になると引き続き信じています。年末に近づくにつれて、経済の不確実性の中でますます厳しい市場状況が見られます。

2022 年の第 4 四半期の収益は、2022 年の第 3 四半期から減少すると予想しています。シート工場で予想される収益性の最大の減少を伴います。鉄鋼製品セグメントは、2022 年の第 4 四半期に再び好調な四半期になると予想されますが、セグメントの収益性は、主に第 4 四半期に経験する典型的な季節性により、2022 年の第 3 四半期から減少すると予想されます。原材料セグメントは、原材料の販売価格の低下により、2022 年の第 3 四半期と比較して、2022 年の第 4 四半期の収益が大幅に減少すると予想されます

参考:Nucor Reports Record for the 4Q of 2021

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、23年1月21日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ニューコア(NUE)の10年間の損益計算書は?

ニューコアは1980年に0.8ドルで上場しています。08年に株価は82ドルを付けた後は長く低迷していますね。20年3月にコロナ危機で33ドルをつけるも、22年10月は124ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、業績は景気動向に強く影響を受けますね。21年は売上が持ち直し、営業利益率は8.2%まで急回復していますね。米国内の市況は好調で、22年も好調が続くと述べています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは右肩上がりで、EPSは21年から上昇しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。21年はスチール市況が上向き、力強く成長していますね。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ニューコア(NUE)の注目ポイントは?

ニューコア(NUE)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:米国は世界4位の粗鋼生産量を持つ?

参考:世界と日本の粗鋼生産量の長期推移

過去70年間の粗鋼生産量の推移です。

粗鋼生産は、安価な石炭が豊富に取れる中国一強が長く続いていますね。日本、米国、韓国、ドイツの製鉄は斜陽産業だといえますね。例外的にインドは生産量を伸ばしているが、20年は下落に転じています。

基本的には、今後も中国一強は変わりません。

注目2:USスチールは世界13位の鉄鋼メーカー?

参考:世界の鉄鋼メーカー上位50社の粗鋼生産量順一覧

世界の鉄鋼メーカーの生産量の上位10社です。

中国が生産の5割を占めるため、多くが中国企業ですね。米国企業は世界13位にニューコア(NUE)で23百万トン、27位にUSスチールで13百万トン、47位にすチールダイナミクス(STLD)で8百万トンと続きます。

注目3:スチールは21年11月に30%近く急落?

参考:スチール – 先物契約 – 価格

スチールの先物価格は、21年11月時点で4310元で推移しています。

21年9月に最高値5400元をつけた後は低迷しています。短期的には、中国の電力問題で鉄鋼の需要は減少しています。ただ、中長期的にはコロナ禍の回復が続く限りは、需要が増えてもおかしくないですね。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ニューコア(NUE)の四半期決算は?

ニューコア株の注目ポイントは...
  1. 1980年に0.8ドルでNYSEに上場した、米国の製鉄企業
  2. 世界13位で米国1位の製鉄企業、2番手はUSスチール
  3. 製鉄産業は中国が5割を占め、米国は日本に次ぎ4位
  4. 縮小する製鉄業界の中でも、順調に売上を伸ばしている
  5. スチール価格が高騰し、売上成長率は3桁で成長してる
  6. 短期的には中国の減速で後退だが、鉄鋼の需要は高い

個人的には、ニューコアは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、コロナ後にスチール市況が上向き、22年以降も好調が続くと思うからです。21年2Qの売上は前年比+103%、3Qも+109%と好調です。3Qの営業利益率は27%まで急上昇しています。

ただし、今後のスチールの動向を予想するのは難しいです。

21年11月現在は、中国は電力問題で生産を抑制しています。これにより、スチール価格は9月に付けた最高値から30%も下落していますね。好材料としては、米国のインフラ法案が成立し、国内の市況が上向く可能性もあります。ただ、同社のCEOや証券会社は、22年も鉄鋼市況は堅調だと述べています。

22年1月の鉄鋼価格は足元では上昇基調にあります。中国の春節が終わる2月以降の動向に注視したいですね。22年2月時点の予想PER4.7倍は割安だと思います。

米国の製鉄企業で2番手は、USスチール(X)です。USスチールは石炭と鉄鉱石から製鉄を製造します。スチールの市況が上向いたことで、同社も前年比+154%と高い成長率です。

参考:ユナイテッドスチール(X)四半期決算|21Q3は+154%で好調

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