ルメンタム(LITE)四半期決算|AI向けに光半導体を出荷

ルメンタムは、AI半導体向けに光学部品を出荷する企業です。そのため、24年の悪業績を底に急速に上向いていますね。26年1Qの売上は前年比+58%、Qは+65%に加速しています。

  • 「株価は上昇してないが、営業利益率は25%まで上昇した…」
  • 「iPhoneが好調で業績は良いが、予想PERは15倍と低い…」
  • 「VR&AR市場は年率59%、25年には9倍に拡大する….」

ルメンタムは、光電子部品を製造する米国企業です。同社が開発する光学製品は、通信ネットワーク機器など様々な分野で活用されています。レーザー駆動型の3Dカメラは、AR機能の向上目的でiPhoneにも採用されています。

個人的には、ルメンタムは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、AI半導体で光学製品が採用されたことで、需要が急激に増えているからです

データセンターの高速通信に不可欠な同社の光半導体(フォトニクスチップ)はNVIDIAやGoogleに採用され、AIネットワークを支えるトランシーバーやレーザー光源を供給しています。また、データセンター内の配線を効率化する「光回路スイッチ(OCS)」において次世代インフラの標準になりつつあります

25年3月にNVIDIAの「シリコンフォトニクス・エコシステム」の主要パートナーに選出されています。ネットワークスイッチ「Spectrum-X」および「Quantum-X」に、ルメンタムの高効率レーザー技術が統合されます。また、次世代のBalckwellやRubinプラットフォームで求められる高速1.6T光トランシーバー用のレーザー供給でも中心的な役割です。

そのため、26年3Qの売上予想は8.05億ドル(+89%)、営業利益率も30%と強気です。

26年2月時点の予想PER79倍は割高に感じません。

LITEの投資判断したい人向け
  1. ルメンタムの4半期決算(25年9-12月)は?
  2. ルメンタムの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. NVIDIAの主要パートナーに選定による業績変化は?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ルメンタム(LITE)の四半期決算は?

ルメンタム(LITE)の四半期決算を紹介します。

25年4Q決算(25年6月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:4.80億ドル(前年比+55%
  2. 営業利益:−0.08億ドル(前年度−1.33億ドル)
  3. 純利益:2.13億ドル(前年度ー2.52億ドル)
  4. 1株当たり利益:2.96ドル(前年度ー3.72ドル)

26年1Q決算(25年9月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:5.34億ドル(前年比+58%
  2.  Components:3.79億ドル(+63%)
  3.  System:1.54億ドル(+46%)
  4. 営業利益:0.06億ドル(前年度−0.82億ドル)
  5. 純利益:0.04億ドル(前年度ー0.82億ドル)
  6. 1株当たり利益:0.05ドル(前年度ー1.21ドル)

26年2Q決算(25年12月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:6.65億ドル(前年比+65%
  2.  Components:4.43億ドル(+68%
  3.  System:2.21億ドル(+60%
  4. 営業利益:0.64億ドル(前年度−0.51億ドル)
  5. 純利益:0.78億ドル(前年度−0.60億ドル)
  6. 1株当たり利益:0.89ドル(前年度−0.88ドル)

26年2Qの売上高は前年比+65%で6.65億ドル、営業利益は0.64億ドルでした。25年4Qや26年1Qと同様に、2Qの売上は好調ですね。営業利益率も9.6%と急回復しています。

ルメンタムの光半導体(フォトニクスチップ)は、大手ハイパースケーラーに採用されています。

そのため、OCS(光回線スイッチ)では大型顧客向け受注残高は4億ドル、CPO(コパッケージオプティクス)では27年上半期に数億ドル規模の追加受注を獲得しています。

26年3Qの売上予想は、8.05億ドル(前年比+89%)と更に加速します。

「Lumentumは、前年同期比65%以上の売上高成長と、非GAAPベースの営業利益率1,700ベーシスポイントを超える伸びを記録し、目覚ましい業績を達成しました」と、社長兼CEOのマイケル・ハールストン氏は述べています。「売上高はガイダンスの上限に達し、収益性とEPSは前回ガイダンスを大きく上回り、当社のビジネスモデルのレバレッジ効果を実証しました。」

当社のフォワードガイダンスでは、前年比85%以上の売上高成長を見込んでいますが、光回線スイッチ(OCS)とコパッケージオプティクス(CPO)という2つの大きなビジネスチャンスはまだ始まったばかりです。OCS分野では、既に4億ドルを超える受注残を達成した膨大な顧客需要に応えるため、急速な事業拡大を進めていますCPO分野では、2027年上半期に納入可能な数億ドル規模の追加受注を獲得しました今回の業績は、光学部品とシステムの両方における当社のロードマップの強さを改めて示すものであり、世界のAIリーダーにとって当社をミッションクリティカルな存在にしています。

ルメンタムは、2026年度第3四半期について、以下の見通しを掲げています。

純売上高:7億8,000万ドル~8億3,000万ドル
非GAAPベースの営業利益率:30.0%~31.0%
非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益:2.15ドル~2.35ドル

参考:LUMENTUM ANNOUNCES FISCAL 1Q 2024

26年3Q決算(26年3月…)

26年3Q決算は、5月2日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ルメンタム(LITE)の10年の損益計算書は?

ルメンタムは15年に17ドルで上場しました。株価は緩やかに上昇し、常に最高値を更新し続ける銘柄です。23年11月は42ドル、26年2月は504ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は伸び悩んでいますね。しかしながら、AI向けに光半導体製品が導入されることで、24年を底に売上は上向いています。

26年2Qの直近決算では、営業利益率は10%まで急回復しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ルメンタム(LITE)の注目ポイントは?

ルメンタム(LITE)に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ルメンタムが開発する光学製品は、通信ネットワーク機器に利用されています。また同社のレーザー駆動型の3Dカメラで使用されるチップは、AR機能の向上目的でiPhoneにも採用されています。

注目1:3Dセンシングは25年に3倍の150億ドル?

参考:3D imaging and sensing market growing at 20% CAGR

3Dセンシングの市場規模の推移です。

3Dセンシング市場は年率20%で拡大し、25年に3倍の150億ドルになると予測されています3Dセンシングの用途はスマホ端末が最も大きく54%を占めます。次いで、自動運転が25%と続き、軍事産業でも利用されます。

3Dセンシング技術が最も期待されているのはスマホです。

注目2:3Dカメラが組み込まれる割合は25年に70%?

参考:3D imaging and sensing market growing at 20% CAGR

3Dカメラが埋め込まれるスマホ端末の割合の推移です。

3Dカメラが埋め込まれるスマホの割合は、25年には70%になると予想されています埋め込まれるスマホの割合予測は、18年から19年に大きく上方修正されていますね。

転機となったのは、17年にiPhoneXで3Dセンシング技術を搭載したことです。19年にはアンドロイドスマホが、構造化照明の代わりに飛行時間型(ToF)カメラを使用するという別のアプローチを採用し、スマートフォンの背面に配置しています。

ToFセンサーが安価で提供できることで、スマホの3D割合は上方修正されています。では、ルメンタムは3Dセンシングでどれくらい市場シェアを持つのでしょうか?

注目3:3Dセンシング技術でルメンタムは上位企業?

参考:3D Sensing Technology Market Size

3Dセンシング技術の上位プレーヤーの市場シェアです。

ルメンタムは3Dセンシング技術で高いシェアを持つ事が分かります。しかしながら、ルメンタムより高いシェアを持つのは、ツーシックス(IIVI)、インテル、テキサスインスツルメンツなど競合が多数あります。

ツーシックスはアップルが投資するなど注意が必要ですね。VR&AR市場は急速に拡大するため、3Dセンシングの需要は今後も高いです。

注目4:VR&AR市場は25年に9倍の280億ドル?

参考:【投資信託】eMAXIS Neo バーチャルリアリティの評価

ARK社のレポートによる、VR&ARの市場規模の推移です。

VR&ARの市場規模は年率59%で拡大し、25年には9倍の280億ドルになると予想していますAR単体では30年に130倍の1300億ドルになると言います。AR Glassの方がARスマホ市場よりも急速に拡大します。

VRとは仮想現実(Virtual Reality)で、現実世界を遮断し仮想現実だけを見せる技術です。対して、ARとは拡張現実(Augmented Reality)と言い、現実世界の一部に仮想の情報を重ねる技術です。

3Dセンシングは、ARで必要とされるコア技術です。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ルメンタム(LITE)の四半期決算は?

ルメンタムの注目ポイントは...
  1. 15年に上場した、光電子部品を製造する米国企業である
  2. 光学製品は通信ネットワーク、自動運転などに利用される
  3. レーザー駆動型の3Dカメラは、AR機能向上でiPhoneに搭載
  4. 18年の営業利益率2%は、21年2Qに25%まで上昇する
  5. 3Dカメラが組み込まれるスマホ割合は、25年に70%になる
  6. アップルが競合ツーシックスに投資するなど、懸念材料もある

個人的には、ルメンタムは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、3Dセンシング技術が好調で、利益率が順調に切り上がっているからです。19年に2%だった営業利益率は21年に19%、22年2Q(21年12月期)は27%まで上昇しています。

ただし、経済再開後も同社の業績は低迷しています。

22年1Qの売上前年比は−0.9%、2Qも−6.7%と弱いです。その原因はサプライ供給問題によるもので、22年後半に向けて回復すると述べています。他の懸念材料もあり、アップルが競合のツーシックスに投資するとも報道されています。

同社の製品はスマホにも搭載されるため、22年の動向は引き続き注視したいですね。22年2月時点の予想PERは13倍は割安だと思います。

ルメンタムの競合企業は、3Dセンシング技術で業界トップのツーシックスです。ルメンタムと同様に、急激に売上高と利益を伸ばしています。

参考:ツーシックス(IIVI)の四半期決算|光電子部品を製造するAR銘柄

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