ファイヤーアイ(FireEye)四半期決算|サイバーセキュリティ企業

5GやIoT、人工知能など大容量時代に備えて、サイバーセキュリティの需要は増していますね。ファイヤーアイはロシアや北朝鮮などの軍事国から、セキュリティを提供するトップ企業です。しかしながら、株価は上場来の最低水準で割安に放置されています。

  • 「セキュリティ上位企業だが、株価は高値から76%も暴落…」
  • 「5GやIoT、人工知能など通信量増大で、需要は年々拡大している…」
  • 「セキュリティのプロ集団だが、上場してから赤字経営が続く…」

ファイヤーアイは、サイバーセキュリティを提供する米国企業です。顧客数は7700社で、主に銀行や医療機関向けに提供しています。前線に20カ国300名のプロ集団がいて、情報収集グループに強みがあります。

しかしながら、個人的にはファイヤーアイは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、創業して以来ずっと赤字が続き、黒字化する見込みがないからです。売上高成長率は5%前後と低く、20年の営業利益率は−13%です。営業損失額は縮小傾向にあるも、まだ黒字化する見通しは立ちません。

現代の情報化社会では、サイバーセキュリティの需要は年々増加しています。

ただし、セキュリティ関連はネットワーク機器を提供する企業も強いです。例えば、パロアルトネットワークス(PANW)のセキュリティ機器は高い成長率で伸びています。また、フォー チネット(FTNT)や、最大手シスコ(CSCO)も高い成長率ですね。

セキュリティ関連は競合が多く、競争が激しい分野でもあります。

ファイヤーアイの投資判断したい人向け
  1. ファイヤーアイの4半期決算(2020年4〜6月)は?
  2. ファイヤーアイの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 世界的にセキュリティ需要は高いが、投資すべきでない理由は?

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ファイヤーアイ(FireEye)の四半期決算は?

ファイヤーアイ(FireEye) の四半期決算を紹介します。

20年3Q決算(2020年9月31日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:2.38億ドル(前年比+5%
  2. 営業利益:−0.246億ドル(+48%
  3. 純利益:−0.391億ドル(+40%
  4. 1株当たり利益:—ドル(—%)

20年4Q決算(2020年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:2.48億ドル(前年比+5%
  2. 営業利益:−0.249億ドル(+28%
  3. 純利益:−0.386億ドル(+21%
  4. 1株当たり利益:−0.19ドル(+17%

21年1Q決算(2021年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:2.46億ドル(前年比+9%
  2.  Product, subscription and support:1.83億ドル(+5%
  3.  Professional services:0.63億ドル(+25%
  4. 営業利益:−0.367億ドル(+29%
  5. 純利益:−0.506億ドル(+33%
  6. 1株当たり利益:−0.24ドル(+35%

1Qの売上高は前年比+9%で2.46億ドル、営業利益は−0.367億ドルでした。20年3Qと4Qに引き続き、売上も利益も好調でしたね。赤字決算は上場以来続き、営業利益率は−14%とまだまだ黒字化する見込みはないです。

サイバーセキリティを提供するファイヤーアイは、コロナ禍で追い風です。

なぜならば、在宅ワークが増え、セキュリティの需要が増しているからです。サービス部門の売上比率は20%前後だが、これを60%のサブスクベースにする意向を示しています。

21年2Qのガイダンスは、売上高2.46-2.50億ドル(前年比+8%)です。

21年2Q決算(2021年6月…)

21年2Q決算は、7月27日に公開予定です。

ファイヤーアイの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ファイヤーアイ(FireEye)の損益計算書は?

ファイヤーアイは13年に36ドルで上場しました。株価は14年に最高値85ドルを付けるも、その後は長く低迷しています。21年5月も低迷は続き、20ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は緩やかに上昇していますね。上場以来赤字決算が続いているが、営業損失額は徐々に改善しています。14年の営業利益率は−111%だが、20年は−13%です。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは下落傾向にあるが、EPSは赤字幅が縮小しています。ただし、まだ黒字化する目処は見えません。ただし、自己資本比率は35%と高く、倒産を危険視する水準ではないです

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、19年から黒字に成功しています。決算的には赤字経営を続けるが、CFベースでは黒字化に成功していますね投資CFが少ないため、今後も順調にフリーCFは伸びそうですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ファイヤーアイ(FireEye)の注目ポイントは?

ファイヤーアイ(FireEye)の注目すべきポイントを紹介します。ファイヤーアイは、銀行や医療機関にサイバーセキュリティを提供する米国企業です。顧客数は7700社、前線に20カ国300名のプロ集団がいて、情報収集グループに強みがあります。

注目1:プラットフォームの売上高が3年で+24%?

参考:Q1’21 Results April 27, 2021

ファイヤーアイの四半期毎の売上高の推移です。

過去3年間の成長率で見ると、プラットフォームやクラウドの売上高が+24%で最も伸び率が高いです次いで、プロフェッショナルサービスが+19%、プロダクト製品販売とサポートは−5%と縮小しています。

セキュリティ業界全体として、製品販売よりもソフトなどサブスクに意向しています。

ファイヤーアイは、銀行や医療機関にサイバーセキュリティを提供しています。前線に20カ国300名のプロ集団がいて、脅威に探知、被害の把握に努めています。3500社の競合がいる中で、情報収集グループに強みを持ち、顧客数は7700社あります。

参考:ファイヤーアイ(FEYE)決算速報

では、ファイヤーアイの市場シェアはどれくらいあるでしょうか?

注目2:サイバーセキュリティの上位プレーヤーは?

参考:Cyber Security of Security Services Market Is Booming 

サイバーセキュリティを提供する企業のシェアです。

ファイヤーアイはサイバーセキュリティの上位企業です。競合は軍事企業のロッキードマーチン、フォースポイント、英国のMimecastなど、聞いたことがない企業も多いです。

では、サイバーセキュリティ市場はどれくらい拡大するのでしょうか?

注目3:年率10%で拡大し28年には3720億ドル?

参考:Cyber Security Market Size

米国のサイバーセキュリティ市場規模の推移です。

米国のサイバーセキュリティ市場は、21年に1799億ドルだと試算されています。年率10.9%で拡大し、28年には3720億ドルになる予測です。長期的には5Gやクラウドの拡大、それから在宅ワークなど需要は今後も高まりますね。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ファイヤーアイ(FireEye)の四半期決算は?

ファイアーアイの注目ポイントは...
  1. 13年に上場した、サイバーセキュリティを提供する米国企業
  2. 端末を繋ぐエンドポイント、ファイヤーウォールを提供する
  3. 前線に20カ国300名のプロ集団がいて、情報収集に強み
  4. 売上高は緩やかに上昇するも、前年比+5%前後で拡大してる
  5. 過去10年以上も赤字経営、20年の営業利益率は−13%
  6. 競合はセキュリティ機器を提供する、パロアルトなどが強い

個人的には、ファイヤーアイは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、創業して以来ずっと赤字が続き、黒字化する見込みがないからです。売上高成長率は5%前後と低く、20年の営業利益率は−13%です。営業損失額は縮小傾向にあるも、まだ黒字化する見通しは立ちません。

現代の情報化社会では、サイバーセキュリティの需要は年々増加しています。

ただし、セキュリティ関連はネットワーク機器を提供する企業も強いです。例えば、パロアルトネットワークス(PANW)のセキュリティ機器は高い成長率で伸びています。また、フォー チネット(FTNT)や、最大手シスコ(CSCO)も高い成長率ですね。

セキュリティ関連は競合が多く、競争が激しい分野でもあります。

セキュリティ機器では、競合のパロアルトとフォーティネットが上位からシェアを奪い急成長しています。パロアルトはシスコを抜いて、世界1位のセキリティ機器のシェアを持ちます。業界最大手だが、21年時点でも最も成長率が高いです

参考:パロアルト(PANW)四半期決算|シスコを抜きセキュリティで1位

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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