20年後半からBTCが上昇し、21年2月時点では500万円まで上昇しています。マイニング機器を販売するカナンの株価は、20年10月から11倍にも高騰しています。でも、仮想通貨と関連銘柄は、21年も上昇を続けるのでしょうか?
- 「20年後半から上昇し、21年にはBTC500万円を超える…」
- 「仮想通貨が高騰し、カナンの株価が11倍に高騰している…」
- 「希少性の法則では、21年後半には1千万円まで上昇する…」
カナンは、BTCマイニング機器を販売する中国メーカーです。19年時点の販売シェアは、中国BitmainとMicroBTに次ぐ3番手です。BTCが500万円に高騰したことで、20年10月から株価は11倍にも高騰していますね。
個人的には、カナンは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、他の仮想通貨企業と違い、利益を出している数少ない企業だからです。BTCの採掘企業が赤字でも、マイニング機器を販売するカナンは実利を得られます。仮想通貨が高い価格を維持すれば、採掘企業は今後も増える一方ですね。
20年4Qは売上が前年比4.1倍で、営業利益率は10%でしたね。
仮想通貨は21年も高騰が続くと予想します。なぜならば、実質金利(長期金利−インフレ率)は上昇せず、仮想通貨を採用する決済サービスが増えるからです。21年後半に、BTCは1千万円を超えると予想する投資家もいます。
ただし、長い期間で仮想通貨ブームが続くとは思っていません。
- カナンの4半期決算(2020年9-12月)は?
- カナンの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 21年後半には、本当にBTCは1千万円まで上昇するの?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
カナン(CAN)の四半期決算は?
カナン(CAN)の四半期決算を紹介します。
20年1Q決算(2020年3月31日)
- 売上高:0.68億元(前年比+44%)
- 営業利益:−0.71億元(—)
- 純利益:−0.39億元(—)
- 1株当たり利益:—(—)
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:1.78億元(前年比−26%)
- 営業利益:−0.18億元(—)
- 純利益:−0.16億元(—)
- 1株当たり利益:—(—)
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:1.63億元(前年比−75%)
- 営業利益:−0.92億元(−226%)
- 純利益:−0.86億元(−191%)
- 1株当たり利益:−0.55元(−184%)
20年4Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:6.70億元(前年比4.1倍)
- Products:6.56億元(4.1倍)
- Leases:0.13億元(2.6倍)
- 営業利益:0.73億元(前年度−0.92億元)
- 純利益:0.94億元(前年度−0.86億元)
- 1株当たり利益:4.33元(前年度−3.68元)
4Qの売上高は前年比4.1倍で6.7億元、営業利益は0.73億元でした。21年後半にBTC価格が高騰した事で、業績は急激に上向いていますね。営業利益率は10%と18年以来の高水準です。
カナンは他の仮想通貨銘柄と違い、BTCが上昇すれば実利を得られる会社です。BTC採掘企業は赤字でも、採掘機器を販売する企業は強いですね。仮想通貨が上昇するならば、採掘機器を購入する企業はまだまだ増えます。
仮想通貨の高騰はしばらく続きそうで、21年も上向く可能性は高いですね。
21年1Q決算(2021年3月…)
21年1Q決算は、21年4月8日に公開予定です。
では、カナンの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
カナン(CAN)の10年間の損益計算書は?
カナンは2019年11月に9ドルで上場しました。仮想通貨ブームが去り株価は低迷するも、20年後半から再び活況しています。21年2月現在は20ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、19年から大幅な赤字に転落していますね。営業利益率は30%から−74%まで下落しています。18年に下落した理由は、仮想通貨バブルが終わったからですね。
20年後半からBTC価格が高騰し、再び強気相場入りしています。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。仮想通貨ブームが終わり、EPSが大きく減少している事が分かりますね。21年の仮想通貨業界は、17年来の活況を呈しています。
そのため、再び17年の水準に回復する可能性は高いです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)を見ると、17年からマイナスに転じていますね。ただし、注目すべきポイントは17年時点で、黒字化に成功している事です。他の仮想通貨関連と違い、利益を出せる数少ない会社です。
では、私たち投資家はどのように判断するべきでしょうか?
カナン(CAN)の注目すべきポイントは?
カナンに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。カナンはマイニング機器を販売する中国メーカーですね。そのため、仮想通貨の価格が高騰すれば、カナンの株価も上昇しますね。
注目1:19年度のマイニング機器販売シェアは2位?
マイニング機器を製造販売するメーカーの市場シェアです。
マイニングメーカー大手4社は全て中国企業です。仮想通貨のマイニングは電力料金が最も安い中国で活発だからです。19年時点で業界1位はBitmain、2位はMicroBT、3位はカナン、4位はEbangと続きます。
Bitmainとカナンは、MicroBTに急激にシェアを奪われていますね。
21年2月時点でNasdaqに上場しているのは、カナンとEbangの2社だけです。2番手のMicroBTもNasdaqの上場を目指しています。
20年後半にBTC価格が上昇したことで、マイニング機器も高騰しています。
注目2:マイニング機器の販売価格は2倍に高騰?
21年2月にBTC価格が500万円を超えましたね。これを受けて、マイニング機器の中古市場は、17年以来の活況となっています。
最大手Bitmainは販売価格を2倍に設定しているが、すでに3ヶ月分の在庫を売り付くしています。さらに、21年5月の出荷分を価格を上げて販売したが、すでに8月出荷予定分まで売り切れたと言います。
「Antminer S19」は2倍の3769ドルで売買されています。
購入しているのは、マラソンパテント(MARA)やライオットブロックチェーン(RIOT)などのBTC採掘企業です。
参考:マラソンパテントの四半期決算|BTC高騰で株価は22倍に上昇?
では、ビットコイン価格はどこまで上昇するのでしょうか?
注目3:BTC価格は21年に1000万円を超える?
ビットコインは、21年に1000万円を超えると予想する人もいます。
- ゴールドやシルバーなど金属は、希少性が高いほど市場規模が大きい
- 希少性の法則は関係式で表現でき、ビットコインにも当てはまる
- 希少性の法則によると、20年5月から24年までに10倍に上昇する
- 半減期により、21年までは価格が上がりやすい環境が整う
実際にBTC価格は、半減期に連動して上昇している事が分かります。
半減期とは、採掘者がマイニング報酬として得られるBTC枚数が半分に減る現象です。半減期は4年に1度のペースで発生し、1回目は12年11月、2回目は16年7月、3回目は20年5月に起きています。
半減期を迎えることで、希少性が高まりBTC価格は上昇しますね。
この法則に妥当性があるかは分かりません。ただ、個人的にはビットコインを購入することはないです。なぜならば、21年2月時点でビットコインは、すでに400万円まで上昇してるからですね。
ただし、採掘企業に機器を販売するカナンは購入対象になります。なぜならば、金鉱山では採掘企業よりも、道具を販売する会社が1番儲かるからです。仮想通貨関連の投資には否定的でも、機器の販売メーカーに対しては強気です。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:カナン(CAN)の四半期決算は?
- 2019年に上場した、中国のマイニング機器販売メーカー
- 19年の販売シェアは、中国BitmainとMicroBTに次ぐ3位
- 17年の営業利益率は30%だが、BTCが暴落し赤字に転落
- 20年4Qの売上は前年比4倍、営業利益率は10%に改善
- BTCマイニング機器は高騰し2倍、8月まで売り切れ続く
- BTC採掘企業が増えれば、確実に実利を得られる会社
- 希少性の法則によると、21年後半にBTCは1千万円になるかも
個人的には、カナンは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、他の仮想通貨企業と違い、利益を出している数少ない企業だからです。BTCの採掘企業が赤字でも、マイニング機器を販売するカナンは実利を得られます。仮想通貨が高い価格を維持すれば、採掘企業は今後も増える一方ですね。
20年4Qは売上が前年比4.1倍で、営業利益率は10%でしたね。
仮想通貨は21年も高騰が続くと予想します。なぜならば、実質金利(長期金利−インフレ率)は上昇せず、仮想通貨を採用する決済サービスが増えるからです。21年後半に、BTCは1千万円を超えると予想する投資家もいます。
ただし、長い期間で仮想通貨ブームが続くとは思っていません。どこかのタイミングで売り時を探す必要があります。
マイニング機器販売4番手のエバン(EBON)も上場しています。しかしながら、マネックス証券での取扱はありません。
参考:エバン(EBON)の四半期決算|マイニング機器販売の4番手
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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