ケイデンス(CDNS)四半期決算|21年2Qは前年比+14%に減速?

半導体市場はクラウド、5G、AI、自動運転で成長が期待される半導体業界です。EDAツールを提供するケイデンスは、21年も高い成長率が継続しています。20年3月に55ドルだった株価は、1年で3倍にも高騰していますね。

  • 「20年3月の急落以降、株価は3倍に高騰している…」
  • 「中国政府の買い占めが終われば、成長率は鈍化するのか…」
  • 「売上も利益も上昇してるが、PER61倍は割高なのか…」

ケイデンスデザインシステムズ(CDNS)は、EDAソフトで業界2位の米国企業です。半導体を製造する企業に、EDA(電子設計自動化ツール)を提供しています。また、半導体設計資産(IP)も提供し、ソフトバンクのARM、シノプシスに次いで3位です。

個人的には、ケイデン社は長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競争が激しい半導体業界で、利益率が高いビジネスだからですまた、半導体企業の多くは景気サイクルの影響を受けるが、常に業績を伸ばしています。製造工程が微細化し複雑になることで、EDAツールの需要は年々増しているからです。

売上拡大が続く中で、21年の営業利益率は25%まで上昇しています

ただし、21年後半以降の半導体業界の動向は十分に注視する必要があります。なぜならば、米中貿易摩擦で中国が事前に半導体製造装置やツールを買い占めてるからです。この流れが一巡する頃には、ケイデンスの業績にも影響を与えるかもしれません。

実際に、21年2Qは前年比+14%、3Qガイダンスでは+10%に減速しています。21年後半は、半導体サイクルのピークアウトを付ける可能性があります。

ケイデンス株の投資判断したい人向け
  1. ケイデンス直近の4半期決算(2020年9〜12月)は?
  2. ケイデンスの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. PER34倍で割高水準だが、投資すべき理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ケイデンス(CDNS)の四半期決算は?

ケイデンスデザインシステムズ(CDNS)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(2020年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.60億ドル(前年比+26%
  2. 営業利益:1.96億ドル(+64%
  3. 純利益:1.74億ドル(−73%)
  4. 一株利益:0.62ドル(−73%)

21年1Q決算(2021年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.36億ドル(前年比+19%
  2.  Product:6.30億ドル(+20%
  3.  Service:0.36億ドル(+0%)
  4. 営業利益:2.04億ドル(+47%
  5. 純利益:1.87億ドル(+50%
  6. 一株利益:0.67ドル(+52%

21年2Q決算(2021年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.28億ドル(前年比+14%
  2.  Product:6.87億ドル(+14%
  3.  Service:0.40億ドル(+9%
  4. 営業利益:1.85億ドル(+22%
  5. 純利益:1.55億ドル(+18%
  6. 一株利益:0.56ドル(+19%

2Qの売上高は前年比+14%で7.28億ドル、営業利益は+40%で1.85億ドルでした。20年4Qや21年1Qに引き続き好調だが、成長率は減速し始めています。営業利益率は25%と過去と比較して高いです。

電子設計のEDAを提供するケイデンスは、半導体市況の先行指標になります。

売上成長率が低下しているのは、半導体業界において好ましい状況ではありません。低下した要因は、米中貿易摩擦による中国政府の買い占めが一巡したからだと考えられます。3Qの売上予想は7.4億ドル(前年比+10%)、成長率はさらに低下する見込みです。

21年3Q決算(2021年9月…)

21年3Q決算は、10月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ケイデンス(CDNS)の10年間の損益計算書は?

ケイデンスは1987年に1.9ドルで上場しています。08年の3.6ドルを底値に、その後は力強く株価は上昇しています。21年8月は145ドル前後で推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、順調に売上高が拡大しています。半導体業界は景気サイクルの影響を受けるが、ケイデンスは常に右肩上がりです。これは、半導体製造工程が複雑化し、EDAツールの需要が伸びているからです。

利益も右肩上がりで、21年の営業利益率は25%と高いですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に伸びています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(投資CF−営業CF)は、右肩上がりで増えています。EDAツールの開発は、投資CFが少ない優良ビジネスだと言えますね。中国経済の鈍化や米中貿易摩擦の影響を受けず、順調にCFは拡大しています。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

ケイデンス(CDNS)の注目ポイントは?

ケイデンデザインシステムズ(CDNS)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:EDAは3社が独占状態にあり業界2番手?

EDAベンダーの大手3社とは...
  • 1位:シノプシス
  •  → 論理合成ツールに強く、開発工程の下流で使われる
  • 2位:ケイデンス・デザイン・システムズ
  •  → シミュレーションに強く、開発工程の上流で使われる
  • 3位:メンター・グラフィックス
  •  → 電子回路基板設計ソリューションで業界1位

EDA(Electronic Design Automation)とは、半導体や電子機器の設計作業を自動化で行うこと、またはそのツールやソフトウェアを指します。EDAベンダーは、電子設計を自動化するツールを半導体メーカーに提供しています。

ケイデンスデザインシステムズは、業界で2位のEDAベンダーです。

ケイデンスはシミュレーションソフトに強いが、上流工程の設計サービスも提供しています。同じEDA業界の中でも、業界1位のシノプシスとは事業領域が異なります。シノプシスのEDAツールは、下流工程で使われる事が多いです。

また、 EDAベンダーは経済的な堀が高く競争優位性が高いです。

EDAツールの開発は、レベルが高く専属エンジニアを育てるのが難しいです。ケイデンスの年収は15.6万ドル(1669万円)、米国高給ランキングで5位です。高給な理由は、優秀な社員を囲い込み独立を防ぐためだと言われています。

では、ケイデンスの売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目2:21年2Qは売上前年比+14%に減速?

ケイデンスの四半期毎の売上高と成長率の推移です。

19年Q4は前年比+5%まで減速していました。しかし、半導体サイクルと米中貿易摩擦により、半導体業界は好調に転じています。同社の売上高は20年Q4に、前年比+26%で加速しています。

しかし、20年以降は再び減少に転じてる点に注意が必要です。

21年Q2は前年比+14%に減速し、Q3ガイダンスでは+10%まで低下する予想です。これは、中国政府の買い占めが一巡した可能性があります。コロナ後の好景気で半導体不足が叫ばれていたが、市況はピークアウトを付けた可能性もあります。

では、地域別の売上高も見てみましょう。

注目3:地域別売上は米国46%で中国15%を占める?

20年通期の地域別の売上構成比です。

米国市場が最も大きく、売上比率は42%と高いです。次いで、アジア地域が18%、中国が15%、欧州と中東地域が15%、日本が7%と続きます。

短期的な傾向を見ると、20年後半に中国の比率が伸びています。米中貿易摩擦が悪化すれば、中国は米国からEDAツールを購入できない懸念があります。そのため、中国政府を中心に事前に在庫をストックしていると言われています。

米中貿易摩擦で、21年や22年にどのように動くかに注目です。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ケイデンス(CDNS)の四半期決算は?

ケイデンスデザインシステムズ株の注目ポイントは...
  1. EDAベンダーは3社が独占状態で、2番手のソフト会社である
  2. 半導体メーカーに、集積回路や電子機器など設計作業の自動化をサポート
  3. 売上高は年々拡大し、営業利益率は20%を超え成長傾向にある
  4. EDAツールは経済的な堀は高く、新規参入社が入るのが難しい
  5. 5G、IoT、クラウド、人工知能で、電子機器や半導体の需要は拡大する
  6. 粗利益が80-90%で、サブスリプションモデルでツールを提供してる

個人的には、ケイデン社は長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競争が激しい半導体業界で、利益率が高いビジネスだからですまた、半導体企業の多くは景気サイクルの影響を受けるが、常に業績を伸ばしています。製造工程が微細化し複雑になることで、EDAツールの需要は年々増しているからです。

売上拡大が続く中で、21年の営業利益率は25%まで上昇しています

ただし、21年後半以降の半導体業界の動向は十分に注視する必要があります。なぜならば、米中貿易摩擦で中国が事前に半導体製造装置やツールを買い占めてるからです。この流れが一巡する頃には、ケイデンスの業績にも影響を与えるかもしれません。

ただし、長期的に見ると現在のPER61倍も割高には見えません。

EDAベンダーの最大手はシノプシス社です。同じEDAツールでも、得意分野が異なるためシノプシス社と競合していません。シノプシス社も粗利益率は78%と高いです。

参考:シノプシスの四半期決算|5G特需でもリスクが高い理由は?

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