ケイデンス(CDNS)四半期決算|22年1Qは+22%に加速

半導体市場はクラウド、5G、AI、自動運転で成長が期待される半導体業界です。EDAツールを提供するケイデンスは、22年も高い成長率が継続しています。21年4Qの売上は前年比+1.8%から、22年1Qに+22%に加速しています。

  • 「20年3月の急落以降、株価は3倍に高騰している…」
  • 「中国政府の買い占めが終われば、成長率は鈍化するのか…」
  • 「売上も利益も上昇してるが、PER39倍は割高なのか…」

ケイデンスデザインシステムズ(CDNS)は、EDAソフトで業界2位の米国企業です。半導体を製造する企業に、EDA(電子設計自動化ツール)を提供しています。また、半導体設計資産(IP)も提供し、ソフトバンクのARM、シノプシスに次いで3位です。

個人的には、ケイデンスは長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競争が激しい半導体業界で、利益率が高いビジネスだからですまた、半導体企業の多くは景気サイクルの影響を受けるが、常に業績を伸ばしています。製造工程が微細化し複雑になることで、EDAツールの需要は年々増しているからです。

売上拡大が続く中で、21年の営業利益率は25%まで上昇しています

ただし、21年後半以降の半導体業界の動向は十分に注視する必要があります。なぜならば、米中貿易摩擦で中国が事前に半導体製造装置やツールを買い占めてるからです。

この流れが一巡する頃には、ケイデンスの業績にも影響を与えるかもしれません。実際に、21年2Qは前年比+14%、3Qは+12%、4Qは+1.8%と減速しています。ただし、22年1Qは+22%と業績が加速しています。

競合シノプシス(SNPS)も業績が上向いており、22年も半導体の強気相場は継続するかもしれません。

CDNSの投資判断したい人向け
  1. ケイデンス直近の4半期決算(22年1-3月)は?
  2. ケイデンスの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. PER34倍で割高水準だが、投資すべき理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ケイデンス(CDNS)の四半期決算は?

ケイデンスデザインシステムズ(CDNS)の四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年6月30日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.28億ドル(前年比+14%
  2.  Product:6.87億ドル(+14%
  3.  Service:0.40億ドル(+9%
  4. 営業利益:1.85億ドル(+22%
  5. 純利益:1.55億ドル(+18%
  6. 一株利益:0.56ドル(+19%

21年3Q決算(21年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.50億ドル(前年比+12%
  2.  Product:7.06億ドル(+12%
  3.  Service:0.44億ドル(+23%
  4. 営業利益:1.94億ドル(+14%
  5. 純利益:1.76億ドル(+9%
  6. 一株利益:0.63ドル(+8%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算の内容は...
  1. 売上高:7.73億ドル(前年比+1.8%
  2.  Product:7.19億ドル(−1%)
  3.  Service:0.53億ドル(+47%
  4. 営業利益:1.95億ドル(+5.9%
  5. 純利益:1.76億ドル(+1.7%
  6. 一株利益:0.65ドル(+3.1%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:9.01億ドル(前年比+22%)◯
  2.  Product:8.46億ドル(+21%
  3.  Service:0.55億ドル(+50%
  4. 営業利益:3.18億ドル(+52%
  5. 純利益:2.35億ドル(+25%
  6. 一株利益:0.85ドル(+26%)◯

1Qの売上高は前年比+22%で9.01億ドル、営業利益は+52%で3.18億ドルでした。21年4Qから一転して、22年1Qの売上と利益は加速しています。営業利益率は35%と過去最高に高い水準です。

電子設計のEDAを提供するケイデンスは、半導体市況の先行指標になります。業績が好調なのは、1-3月期に中国の投資が回復してるからかもしれません

22年2Qの売上予想は、8.35億ドル(+14%)と悪くないですね。また、22年通期の売上予想は、33.15億ドルに引き上げています。

ケイデンスは、2021年の同時期の7億3600万ドルの収益と比較して、2022年第1四半期の収益9億200万ドルを報告しました。GAAPベースで、ケイデンスは35%の営業利益を達成し、2億3500万ドル、つまり希薄化後1株あたり0.85ドルの純利益を認識しました。 2021年の同時期の営業利益は28%、純利益は1億8700万ドル、希薄化後は1株あたり0.67ドルでしたが、2022年の第1四半期のベースです。

以下に定義する非GAAP指標を使用すると、2022年第1四半期の営業利益は44%、純利益は3億2400万ドル、希薄化後1株あたり1.17ドルでしたが、営業利益は38%、純利益は2億3100万ドルでした。または、2021年の同時期に、希薄化ベースで1株あたり0.83ドル。

社長兼最高経営責任者であるAnirudhDevganは、次のように述べています。 「当社のインテリジェントシステム設計戦略は、堅牢な設計活動を促進している世代の長期的な傾向とよく一致しており、革新的なソリューションは、急速に拡大する顧客ベース全体でコアビジネスと新しいシステムビジネスの両方の成長を加速しています。」

「第1四半期の結果は、お客様やパートナーとの成功と、ケイデンスチームの堅実な実行を反映しています。テクノロジーに対する強い需要の恩恵を受けました」と、上級副社長兼最高財務責任者のジョンウォールは述べています。 「当四半期のすべての主要な運用指標を上回り、通年のガイダンスを引き上げています。」

2022年の第2四半期には、同社は8億2500万ドルから8億4500万ドルの範囲の総収益を見込んでいます。第2四半期のGAAP営業利益率は29%から30%の範囲であり、希薄化後1株当たりのGAAP純利益は0.59ドルから0.63ドルの範囲であると予想されます。以下に定義する非GAAP指標を使用すると、営業利益は39%から40%の範囲であり、希薄化後1株当たりの純利益は0.95ドルから0.99ドルの範囲であると予想されます。

2022会計年度の同社は、総収益が33億9500万ドルから34億3500万ドルの範囲になると予想しています GAAPベースでは、営業利益は28.5%から30%の範囲であり、2022年の希薄化後1株当たりのGAAP純利益は2.51ドルから2.59ドルの範囲であると予想されます。以下に定義する非GAAP指標を使用すると、2022年の営業利益は38.5%から40%の範囲であり、2022年の希薄化後1株当たり純利益は3.89ドルから3.97ドルの範囲であると予想されます。

参考:Cadence Reports First Quarter 2022 Financial Results

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、7月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ケイデンス(CDNS)の10年間の損益計算書は?

ケイデンスは1987年に1.9ドルで上場しています。08年の3.6ドルを底値に、その後は力強く株価は上昇しています。20年3月は54ドルに下落するも、22年4月は159ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、順調に売上高が拡大しています。半導体業界は景気サイクルの影響を受けるが、ケイデンスは常に右肩上がりです。これは、半導体製造工程が複雑化し、EDAツールの需要が伸びているからです。

利益も右肩上がりで、21年の営業利益率は25%と高いですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に伸びています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(投資CF−営業CF)は、右肩上がりで増えています。EDAツールの開発は、投資CFが少ない優良ビジネスだと言えますね。中国経済の鈍化や米中貿易摩擦の影響を受けず、順調にCFは拡大しています。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

ケイデンス(CDNS)の注目ポイントは?

ケイデンデザインシステムズ(CDNS)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:EDAは3社が独占状態にあり業界2番手?

EDAベンダーの大手3社とは...
  • 1位:シノプシス
  •  → 論理合成ツールに強く、開発工程の下流で使われる
  • 2位:ケイデンス・デザイン・システムズ
  •  → シミュレーションに強く、開発工程の上流で使われる
  • 3位:メンター・グラフィックス
  •  → 電子回路基板設計ソリューションで業界1位

EDA(Electronic Design Automation)とは、半導体や電子機器の設計作業を自動化で行うこと、またはそのツールやソフトウェアを指します。EDAベンダーは、電子設計を自動化するツールを半導体メーカーに提供しています。

ケイデンスデザインシステムズは、業界で2位のEDAベンダーです。

ケイデンスはシミュレーションソフトに強いが、上流工程の設計サービスも提供しています。同じEDA業界の中でも、業界1位のシノプシスとは事業領域が異なります。シノプシスのEDAツールは、下流工程で使われる事が多いです。

また、 EDAベンダーは経済的な堀が高く競争優位性が高いです。

EDAツールの開発は、レベルが高く専属エンジニアを育てるのが難しいです。ケイデンスの年収は15.6万ドル(1669万円)、米国高給ランキングで5位です。高給な理由は、優秀な社員を囲い込み独立を防ぐためだと言われています。

では、ケイデンスの売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目2:22年1Qの売上予想は+17%に上向く?

ケイデンスの四半期毎の売上高と成長率の推移です。

半導体サイクルと米中貿易摩擦により、20年Q4に前年比+26%に加速しています。しかし、21年4Qには+1.8%まで減速しています。それでも、22年1Qの売上予想は、前年比+17%と持ち直しています

売上予想通りならば、22年も半導体市況は好調だと言えそうですね。

では、地域別の売上高も見てみましょう。

注目3:地域別売上は米国46%で中国15%を占める?

20年通期の地域別の売上構成比です。

米国市場が最も大きく、売上比率は42%と高いです。次いで、アジア地域が18%、中国が15%、欧州と中東地域が15%、日本が7%と続きます。

短期的な傾向を見ると、20年後半に中国の比率が伸びています。米中貿易摩擦が悪化すれば、中国は米国からEDAツールを購入できない懸念があります。そのため、中国政府を中心に事前に在庫をストックしていると言われています。

米中貿易摩擦で、21年や22年にどのように動くかに注目です。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ケイデンス(CDNS)の四半期決算は?

ケイデンスデザインシステムズ株の注目ポイントは...
  1. EDAベンダーは3社が独占状態で、2番手のソフト会社である
  2. 半導体メーカーに、集積回路や電子機器など設計作業の自動化をサポート
  3. 売上高は年々拡大し、営業利益率は20%を超え成長傾向にある
  4. EDAツールは経済的な堀は高く、新規参入社が入るのが難しい
  5. 5G、IoT、クラウド、人工知能で、電子機器や半導体の需要は拡大する
  6. 粗利益が80-90%で、サブスリプションモデルでツールを提供してる

個人的には、ケイデンスは長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、競争が激しい半導体業界で、利益率が高いビジネスだからですまた、半導体企業の多くは景気サイクルの影響を受けるが、常に業績を伸ばしています。製造工程が微細化し複雑になることで、EDAツールの需要は年々増しているからです。

売上拡大が続く中で、21年の営業利益率は25%まで上昇しています

ただし、21年後半以降の半導体業界の動向は十分に注視する必要があります。なぜならば、米中貿易摩擦で中国が事前に半導体製造装置やツールを買い占めてるからです。

この流れが一巡する頃には、ケイデンスの業績にも影響を与えるかもしれません。実際に、21年2Qは前年比+14%、3Qは+12%、4Qは+1.8%と減速しています。ただ、22年1Q予想は+17%と上向いていますね。

競合シノプシス(SNPS)も業績が上向いており、22年も半導体の強気相場は継続するかもしれません。

EDAベンダーの最大手はシノプシス社です。同じEDAツールでも、得意分野が異なるためシノプシス社と競合していません。シノプシス社も粗利益率は78%と高いです。

参考:シノプシスの四半期決算|5G特需でもリスクが高い理由は?

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