アナログデバイセズ(ADI)四半期決算|21年3Qは+21%に減速

半導体市場はクラウド、5G、AI、自動運転で21年に最も好調な業界だと言われています。20年4月のコロナ以降、アナログデバイセズの株価は2倍にも高騰していますね。経済再開する21年後半も好調で、21年3Qは前年比+21%で伸びています。

  • 「アナログ半導体で世界2位、21年は5G特需の恩恵を受ける…」
  • 「5Gが期待されているが、21年8月のPERは39倍と割高だ…」
  • 「21年以降は米中貿易摩擦も緩和し、業績を押し上げるかも…」

アナログデバイセズは、アナログ半導体で世界2位の米国企業です。半導体メーカーとしては、世界8位の売上高でインテルの15分の1と小さいです。アナログ半導体は通信、IoT、自動車など、成長産業で幅広く利用されていますね。

しかしながら、個人的にはADIは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、業界最大手のテキサスインスツルメンツ(TXN)と比較して、利益率が低いからですTXNの営業利益率44%に対し、ADIは30%です。また、21年2QでTXNは前年比+41%に加速するも、ADIは+21%に減速しています。

また、5Gで成長が期待される通信向けが減速してる点も懸念材料です。

ただし、短中期的にみたらまだまだ同社の業績と株価を押し上げると思います。経済再開が進む21年後半は、製造業の投資が加速するからです。同社のCEOは引き続き強い需要が続いていると発言しています。

また、21年8月時点の予想PER23倍は割高ではありません。

ADIの投資判断したい人向け
  1. ADIの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. ADIの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 経済再開する21年後半は、さらに好調が続く?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アナログデバイセズ(ADI)の四半期決算は?

アナログデバイセズ(ADI)の四半期の決算を紹介します。

21年1Q決算(21年1月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:16.58億ドル(前年比+19%
  2.  Industrial:8.55億ドル(+24%
  3.  Communications:2.81億ドル(+16%
  4.  Automotive:2.45億ドル(+19%
  5.  Consumer:1.76億ドル(+5%
  6. 営業利益:4.79億ドル(+68%
  7. 純利益:3.89億ドル(+90%
  8. 一株利益:1.04ドル(+89%

21年2Q決算(21年4月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:16.61億ドル(前年比+26%
  2.  Industrial:9.72億ドル(+36%
  3.  Communications:2.76億ドル(—%)
  4.  Automotive:2.57億ドル(+42%
  5.  Consumer:1.54億ドル(+8%
  6. 営業利益:5.43億ドル(+57%
  7. 純利益:4.23億ドル(+57%
  8. 一株利益:1.14ドル(+58%

21年3Q決算(21年7月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:17.59億ドル(前年比+21%
  2.  Industrial:10.01億ドル(+29%
  3.  Communications:2.88億ドル(−21%)
  4.  Automotive:2.90億ドル(+80%
  5.  Consumer:1.78億ドル(+16%
  6. 営業利益:6.10億ドル(+46%
  7. 純利益:5.03億ドル(+38%
  8. 一株利益:1.35ドル(+39%

3Qの売上高は前年比+21%で17.59億ドル、営業利益は+46%で6.10億ドルでした。2Qより減速するも、1Qも好調だったと言えます。営業利益率は34%と過去最高に高い水準です。

経済再開に伴い、アナログ半導体の需要は伸びています。特に好調なのは、自動車向けで+80%ですね。ただし、通信向けが伸び悩んでいる点は注意が必要です。4Q売上ガイダンスは、17.8億ドル(前年比+11%)と少し弱い点も注意が必要です。

ただし、CEOは今後の見通しも強気にみています。

「ADIは2四半期連続で記録的な収益と収益を上げ、粗利益と営業利益の拡大を続けました。すべての市場は順次増加し、産業および自動車セグメントは再び記録を達成しました」と社長兼CEOのVincentRocheは述べています。 「すべてのエンドマーケットでの堅調な予約と、無駄のない在庫および継続的な容量の追加により、今年は高水準で締めくくり、2022年度まで成長を続けることができます。」

ロシュは次のように続けています。「景気回復は引き続き形を成しており、需要は依然として供給をはるかに上回っており、すべての業界で半導体の重要性を強調しています。私たちは健全な実行を続けており、私たちのソリューションが現代のデジタル時代においてより重要になるにつれて、私はADIのフランチャイズの将来についてこれまで以上に自信を持っていませんでした。私たちの革新の精神、深い顧客との関わり、そして好ましい長期的な成長ドライバーとの連携により、私たちは今後数年間で強力な利益をもたらすことができます。」

参考:Analog Devices Reports Third Quarter Fiscal 2021

21年4Q決算(21年10月…)

21年4Q決算は、11月18日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アナログデバイセズの10年間の損益計算書は?

アナログデバイセズは1980年に0.6ドルで上場しています。08年から株価は上昇し、20年は大きく上昇していますね。20年3月は88ドル、21年8月は165ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、順調に売上は増えています。17年はLinear Technologyを買収する事で、大幅に伸びています。営業利益も順調に拡大し、21年は30%と半導体業界内でも高いです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。どちらも安定して増えていますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(投資CF−営業CF)は、安定して伸びています。設備投資が少ないのは、製造工程を外部に委託するファブライト企業だからです。投資CFが少ない上に、毎年営業CFは切り上がっていますね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いでしょうか?

アナログデバイセズ(ADI)の注目ポイントは?

アナログデバイセズ(ADI)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:アナログ半導体で業界2位で市場シェア9%?

参考:2018年のアナログ半導体企業トップ10

アナログデバイセズは、アナログ半導体市場で世界2位のメーカーです。

アナログ半導体上位10社の売上高合計は、前年比9.4%増の361億ドル、業界全体の60%を占めています。業界2位のアナログデバイセズでも業界シェアは9%、1位のテキサス・インスツルメントでも18%だけです世界中には、市場シェア1%に満たないアナログ半導体メーカが多数存在します。

アナログIC市場は、通信や自動車、エレクトロニクス産業で需要があり、前年比で10%前後で成長していますね。では、なぜデジタル時代にも関わらず、アナログ市場も拡大しているのでしょうか

注目2:産業向けが売上の53%を占める?

参考:Revenue of Analog Devices by end market from 2016 to 2020

21年の事業別売上高の推移です。

売上比率が最も高いのは産業向けで、全体の53%を占めます。次いで、通信が21%、自動車が13%、消費者が11%と続きます。

5G向けで成長が期待される通信だが、マイナス成長が続いています。また、21年は車載向け半導体不足で自動車向けが好調ですね。車載向け半導体の供給不足は、22年前半に解消すると言われています。

では、地域別の売上比率をみてみましょう。

注目3:売上比率が1位は米国で33%を占める?

参考:Revenue of Analog Devices by geographic region

21年の地域別売上高の推移です。

売上比率が最も高いのは米国で、全体の33%を占めます。次いで、中国が24%、欧州が22%、アジアが10%、日本が10%と続きます。最も伸びているのは中国で、需要が低い19年や20年も増えています。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アナログデバイセズ(ADI)の四半期決算は?

アナログデバイセズ株の注目ポイントは...
  1. 大型買収を成功させながら、売上高は順調に推移している
  2. アナログ半導体で業界2位で、営業利益率も30%と高い
  3. 5Gで期待されるが、19年以降は米中貿易摩擦で減速してる
  4. アナログ半導体は競争相手も多く、シェア拡大が難しい

個人的には、アナログデバイセズは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、業界最大手のテキサスインスツルメンツ(TXN)と比較して、利益率が低いからですまた、21年2QはTXNは前年比+41%で加速してるが、ADIは+21%に減速してる点もマイナスです。

また、5Gで成長が期待される通信向けが減速してる点も懸念材料です。

ただし、短中期的にみたらまだまだ同社の業績と株価を押し上げると思います。経済再開が進む21年後半は、製造業の投資が加速するからです。同社のCEOは引き続き強い需要が続いていると発言しています。

また、21年8月時点の予想PER23倍は割高ではありません。

アナログ半導体市場で最大手はテキサスインスツルメンツです。テキサスインスツルメンツの方が力強く売上が伸びています。

参考:テキサスインスツルメンツの四半期決算|5Gの恩恵を受ける?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。