ショッピファイ(SHOP)四半期決算|21年2Qは前年比+56%に減速

オンラインショップ開設のショッピファイは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄です。店舗が封鎖されたことで、オンラインショップを開設する小売店が増えていますね。売上高はさらに加速し、過去9年で143倍と急成長しています。

  • 「コロナ特需で、20年3月から株価は4倍に高騰した…」
  • 「巣篭もり特需で、Eコマ市場が世界中で拡大している…」
  • 「20年に黒字化に成功するも、PER114倍は割高か…」

ショッピファイは、小売業者にECサイトを提供するカナダ企業です。利用者は月額29ドルから、オンラインショップを開設できます。売上高は3桁成長で過去9年で143倍にも拡大し、20年3Q(9月期)には黒字化にも成功しています。

個人的には、ショッピファイは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、高い売上成長率を維持し、20年に黒字化にも成功したからです。19年に−8.9%だった営業利益率は、21年には8.2%、2Q単体では12%まで上昇しています。21年の成長率は減速する見通しが、順調に事業を拡大すると見ています。

最大のポイントは、アマゾンと競合しないことです。

価格重視で非ブランド嗜好のアマゾンとは対照的な戦略です。個々にECサイトをサポートするショッピファイは、必然的にブランド嗜好に逆行します。そのため、事業を拡大したとしても、アマゾンと競合する可能性は低いです。

また、PERは依然として割高だが、買いやすい水準ではあります。

ピークデジタル懸念で、20年9月あたりから株価は伸び悩んでいますね。21年8月時点でもPERは114倍と高いが、以前よりは落ち着いています。そのため、金利上昇などで大きく下落する局面があれば、積極的に購入したいです。

Shopifyの投資判断したい人向け
  1. Shopify直近の4半期決算(21年4-6月)は?
  2. Shopifyの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 20年に黒字化し、PER114倍は割高なのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ショッピファイ(SHOP)の四半期決算は?

ショッピファイ(SHOP)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:9.78億ドル(前年比+93%
  2. 営業利益:1.25億ドル(+683%
  3. 純利益:1.24億ドル(+15966%
  4. 一株利益:0.98ドル(+9700%

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:9.89億ドル(前年比+110%
  2.  Subscription solutions:3.20億ドル(+71%
  3.  Merchant solutions:6.67億ドル(+2.36倍
  4. 営業利益:1.30億ドル(+318%
  5. 純利益:12.58億ドル(+4104%
  6. 一株利益:9.94ドル(+3781%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:11.19億ドル(前年比+56%
  2.  Subscription solutions:3.34億ドル(+70%
  3.  Merchant solutions:7.85億ドル(+51%
  4. 営業利益:1.39億ドル(490倍
  5. 純利益:8.79億ドル(25倍
  6. 一株利益:6.90ドル(23倍

2Qの売上高は前年比+56%で11.19億ドル、営業利益は490倍で1.39億ドルでした売上の伸びは減速するも、利益ベースでは高い成長率を維持しています。営業利益率は12%と、引き続き過去最高水準にあります。

純利益の増加は、1Qと同様にアファーム(AFRM)上場による収益です。

参考:アファーム(AFRM)の四半期決算|EC決済で前年比売上+93%

サブスク部門の売上成長率は落ちてないが、Merchant部門が落ちていますね。Merchant部門とは、Shopify Pay、Shopify Shipping、Shopify Capitalなど、プラットフォームを利用する際に使われる付帯サービスです。

ショッピファイのCEOは、21年の増収率は20年ほどは大きくならないとしています。ただし、営業費用が抑えられたことで、粗利益は前年比で2倍に増えています。20年ほどは成長しないが、正常なペースで成長すると述べています。

2021年の残りの見通しは、2月の仮定と一致しています。 2021年前半まで、経済環境全体に改善が見られ、個人消費はサービスとオフライン小売に戻り始め、eコマースは2020年に比べてより正常なペースで成長しています。これらの要因と2021年6月30日までの6か月間のShopifyのパフォーマンスを考慮すると、2021年も引き続き急速に収益を伸ばすことができますが、2020年よりも低いペースで成長すると予想されます。

参考:Shopify Announces Second-Quarter 2021 Financial Results

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、10月28日に公表予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ショッピファイ(SHOP)の損益計算書は?

ショッピファイは15年5月に27ドルで上場しました。20年3月に346ドルまで下落するも、コロナ特需で大きく上昇しています。最高値を更新している銘柄で、21年7月は1494ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は右肩上がりです。21年の売上高は34.48億ドル、過去9年で143倍にも拡大しています。また、20年からは営業利益も大きく伸び、21年は8.2%まで上昇しています。

経済再開後の21年後半も、Eコマの高い需要は続くと予想します。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも力強く上昇していますね。EPSは所得税の回収により、21年TTMは大きく伸びています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に爆発的に増えています。コロナによる外出規制は、ショッピファイにとって追い風でしたね。経済活動が再開する21年も力強く伸びてる点は高く評価できます。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ショッピファイ(SHOP)の注目ポイントは?

ショッピファイに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:2桁成長の売上高は4年で9倍に拡大した?

参考:Shopify(ショピファイ)決算Q4’19はGMVが$20B超えと強く、株価新高値更新

月額3千円でオンラインショップを制作できるShopfiyは、順調に売上高が増えています。売上高成長率も取扱高も、50%近い成長率を維持していますね。四半期の売上高は、4年間だけで9倍にも拡大しています。

オンラインショップの制作代行は、需要が高いビジネスだと言えます。

なぜならば、小売業の多くは資金に余裕がなく、自前でオンラインショップを開設できないからですオンラインショップを制作するには、少なくても3百万円以上の資金が必要です。ショッピファイを利用すれば、月額29ドルで開設できます。

ブランド嗜好が強い顧客が多く、価格重視のアマゾンとは対照的です。オンラインショップは、コロナ環境下で大きな追い風ですね。

注目2:コロナでもオンライン店舗の売上は8.4%増加?

参考:「小売売上高」のYahoo検索結果

2020年の3-4月で、小売業の売上高は16.4%も下落しています。

しかし、オンラインショップは+8.4%と逆に増えていますね。これまで実店舗を持たない会社も、オンラインショップに移行しています。また、コロナ以降もオンラインでの販売を強化する店舗が多いと予想できますね。

は、ショッピファイはどれくらいの市場シェアを獲得してるでしょうか?

注目3:米国オンライン小売3位でシェアは4.7%?

参考:イチから分かる決算の読み方、Shopifyで見てみよう【ECビジネス編】

18年時点で、ショッピファイは米国市場で3位のEコマースです。

世界最大はアマゾンで、市場シェアの35%を保有しています。2位はネットオークションのeBayで6.8%、4位はウォールマートで4.7%、5位はアップルで3.8%と続きます。ショッピファイは3位だが、3桁の売上高成長を維持していますね。

参考:eBayの四半期決算|越境ECの売上高が全体の3割を占める

しかしながら、20年12月はランキング外です。

注目4:20年12月のオンライン小売はランク外?

参考:U.S. leading e-retailers 2020, by market share

20年12月のオンライン小売のランキングです。

18年と変わらず、オンライン小売1位はアマゾンで38.7%です。2位はウォールマートで5.3%、3位はeBayで4.7%、4位はアップルで3.7%、5位はホームデポで1.7%ですね。20年12月のランキングでは、ショッピファイはランク外です。

その理由は、コロナ禍で大手小売企業のEコマも好調だからです。

ショッピファイの売上規模は大きくなく、ウォールマートやホームデポも数千億ドル規模ですね。ホームデポのオンラインの売上高は、前年比3桁で急拡大しています。

参考:ホームデポ(HD)の四半期決算|Eコマース売上高は前年比+100%

ショッピファイの欠点は、テイクレートの低さです。

注目5:テイクレートは競合他社で最も低い2.7%だけ?

競合他社のテイクレートは...
  1. Amazon:15%
  2. eBay:10%
  3. shopify:2.7%
  4. App Store:30%
  5. Yahooショッピング:4.1%
  6. ZOZO:38.4%
  7. メルカリ:9.5%
  8. 楽天:9.5%

プラットフォームの優位性を見るのに、テイクレートが重要な指標になります。

テイクレートとは、取扱高(プラットフォーム上で売買された総額)に対する売上高の割合です。テイクレートを割り出す事で、プラットフォームの強さが分かりますね。テイクレートが30%だと、プラットフォームの取り分が多く優位性が高い事を示唆します。

ショッピファイは、2.7%(売上高4.7億ドル / 取扱高174億ドル)と低いです。

対して、Eコマース最大手のアマゾンは15%、ブランド力が高いアップルストアは30%と高いですね。驚異的な成長率でも利益率が低いのは、プラットフォームがまだ弱いからです。ただし、20年に黒字化に成功し着実と優位性は増しています。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ショッピファイ(SHOP)の四半期決算は?

Shopifyの注目ポイントは...
  1. 2桁成長で四半期毎の売上高は、4年で9倍に拡大した
  2. コロナ環境下でも、オンラインショップの売上高は唯一増えている
  3. 2019年に、Shopifyは米国で2番手のオンラインショップである
  4. テイクレートは2.7%と低く、プラットフォームとしては弱い
  5. 月額9〜29ドルの利用者も多く、赤字経営を脱却できない

ショッピファイは、小売業者にECサイトを提供するカナダ企業です。利用者は月額29ドルから、オンラインショップを開設できます。売上高は3桁成長で過去9年で143倍にも拡大し、20年3Q(9月期)には黒字化にも成功しています。

個人的には、ショッピファイは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、高い売上成長率を維持し、20年に黒字化にも成功したからです。19年に−8.9%だった営業利益率は、21年には8.2%まで上昇しています。経済再開で減速する懸念はあるが、21年後半も力強く成長すると予想しています。

最大のポイントは、アマゾンと競合しないことです。

価格重視で非ブランド嗜好のアマゾンとは対照的な戦略です。個々にECサイトをサポートするショッピファイは、必然的にブランド嗜好に偏ります。そのため、今後事業を拡大したとしても、アマゾンと競合する可能性は低いです。

PERは依然として割高だが、買いやすい水準ではあります。

ピークデジタル懸念で、20年9月あたりから株価は伸び悩んでいますね。21年7月時点でPERは114倍と高いが、以前よりは大きく落ちています。金利上昇で大きく下落する局面があれば、投資したいですね。

Eコマース市場の拡大は、世界的なトレンドですね。ただし、経済が本格的に再開する21年以降も、高い成長率を維持できるか注目されています。シーは東南アジアのEコマースで、前年比+121%で急拡大しています。

参考:シー(SE)の四半期決算|東南アジアのEコマース前年比+121%

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