ショッピファイ(SHOP)四半期決算|3Qは前年比+46%に減速

オンラインショップ開設のショッピファイは、コロナで最も恩恵を受けた銘柄です。店舗が封鎖されたことで、オンラインショップを開設する小売店が増えていますね。売上高はさらに加速し、過去9年で143倍と急成長しています。

  • 「コロナ特需で、20年3月から株価は4倍に高騰した…」
  • 「巣篭もり特需で、Eコマ市場が世界中で拡大している…」
  • 「20年に黒字化に成功するも、PER74倍は割高か…」

ショッピファイは、小売業者にECサイトを提供するカナダ企業です。利用者は月額29ドルから、オンラインショップを開設できます。売上高は3桁成長で過去9年で143倍にも拡大し、20年3Q(9月期)には黒字化にも成功しています。

個人的には、ショッピファイは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、高い売上成長率を維持し、20年に黒字化にも成功したからです。19年に−8.9%だった営業利益率は、21年には8.2%、2Q単体では12%まで上昇しています。21年の成長率は減速する見通しが、順調に事業を拡大すると見ています。

ただし、経済再開が進む2Q以降は収益が伸び悩んでいます。

オフラインの買い物が増えている上に、輸送費や人件費の高騰で収益が圧迫していますね21年Q3の営業利益は赤字に陥っています。ただ、20年以前の成長率に戻っただけで、将来を悲観しているわけではありません。

21年11月時点のPERは70倍、予想PERは227倍と割高だが、株価が下落する局面があれば積極的に購入したい銘柄です。

Shopifyの投資判断したい人向け
  1. Shopify直近の4半期決算(21年7-9月)は?
  2. Shopifyの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 20年に黒字化し、PER70倍は割高なのか?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ショッピファイ(SHOP)の四半期決算は?

ショッピファイ(SHOP)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:9.89億ドル(前年比+110%
  2.  Subscription solutions:3.20億ドル(+71%
  3.  Merchant solutions:6.67億ドル(+2.36倍
  4. 営業利益:1.30億ドル(+318%
  5. 純利益:12.58億ドル(+4104%
  6. 一株利益:9.94ドル(+3781%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:11.19億ドル(前年比+56%
  2.  Subscription solutions:3.34億ドル(+70%
  3.  Merchant solutions:7.85億ドル(+51%
  4. 営業利益:1.39億ドル(490倍
  5. 純利益:8.79億ドル(25倍
  6. 一株利益:6.90ドル(23倍

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:11.23億ドル(前年比+46%
  2.  Subscription solutions:3.36億ドル(+37%
  3.  Merchant solutions:7.87億ドル(+50%
  4. 営業利益:−0.04億ドル(前年度0.50億ドル)
  5. 純利益:11.48億ドル(6倍
  6. 一株利益:9.00ドル(5.8倍

3Qの売上高は前年比+46%で11.23億ドル、営業利益は−0.04億ドルでした。21年1Qと比較すると、2Qと3Qの売上は大きく減速しています。また、営業利益率は−0.003%と赤字に転落しています。

純利益の増加は、1Qと同様にアファーム(AFRM)上場による収益です。

参考:アファーム(AFRM)の四半期決算|EC決済で前年比売上+93%

サブスクとMerchant部門の両方が落ち込んでいます。Merchant部門とは、Shopify Pay、Shopify Shipping、Shopify Capitalなど、プラットフォームを利用する際に使われる付帯サービスです。

同社CEOは、21年の増収率は20年ほどは大きくならないとしています。また、今後の見通しについて慎重に発言しています。

2021年の残りの見通しは、2月の仮定と一致しています。経済は引き続き回復力があり、サービスとオフライン小売への個人消費は拡大しており、eコマースは総小売の割合としてのピークシェアから緩和した後、2020年に比べてより正常なペースで成長しています。これらの要因を考慮して、2021年には引き続き急速に収益を伸ばすと予想していますが、2020年よりも低いペースです。2021年通年では、次のことを引き続き予想しています。

サブスクリプションソリューションの収益成長は、2020年の記録よりも少ないが、2020年以前のどの年よりも多い数でプラットフォームに参加する世界中のより多くの加盟店によって推進されます。

•サブスクリプションソリューションとマーチャントソリューションの収益の成長率は、2020年、または2020年より前の年よりも互いに類似しています。これは、2020年にマーチャントソリューションを推進したGMVの急増が繰り返されるとは予想されないためです。

第4四半期は、通年の収益の最大のシェアを占めると引き続き予想しており、収益のスプレッドは、これまでよりも4つの四半期に均等に分散されると予想しています。オンラインとオフラインの両方のコマース市場は、第4四半期のサプライチェーンの遅延や資材、労働、輸送、広告のコストの増加の影響を受ける可能性があり、ブラックフライデーサイバーマンデーへの支出は前倒しされる可能性がありますが、GMVは第4四半期は、コマース市場よりも大幅に速く成長し続けます。

2021年には引き続き粗利益ドルの急成長が見込まれ、3,010万ドルを除いた後、第4四半期の営業費用の前年比成長はわずかに加速し、可能な限り積極的に事業に再投資し続ける予定です。 2021年第3四半期の減損費用は、より多くのエンジニアと商業人材を雇用し、市場参入プログラムとイベントを強化する予定です。 2021年通年の調整後営業利益は、2020年に達成したレベルを上回ると引き続き予想しています。2021年については、株式に基づく報酬費用と関連する給与税が4億ドル、取得した無形資産の償却額が22百万ドルになると引き続き予想しています。

参考:Shopify Announces 3Q 2021 Financial Results

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年1月29日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ショッピファイ(SHOP)の損益計算書は?

ショッピファイは15年5月に27ドルで上場しました。20年3月に346ドルまで下落するも、コロナ特需で大きく上昇しています。最高値を更新している銘柄で、21年11月は1443ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は右肩上がりです。21年の売上高は34.48億ドル、過去9年で143倍にも拡大しています。また、20年からは営業利益も大きく伸び、21年は8.2%まで上昇しています。

経済再開後の21年後半も、Eコマの高い需要は続くと予想します。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも力強く上昇していますね。EPSは所得税の回収により、21年TTMは大きく伸びています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に爆発的に増えています。コロナによる外出規制は、ショッピファイにとって追い風でしたね。経済活動が再開する21年も力強く伸びてる点は高く評価できます。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ショッピファイ(SHOP)の注目ポイントは?

ショッピファイに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:2桁成長の売上高は4年で9倍に拡大した?

参考:Shopify(ショピファイ)決算Q4’19はGMVが$20B超えと強く、株価新高値更新

月額3千円でオンラインショップを制作できるShopfiyは、順調に売上高が増えています。売上高成長率も取扱高も、50%近い成長率を維持していますね。四半期の売上高は、4年間だけで9倍にも拡大しています。

オンラインショップの制作代行は、需要が高いビジネスだと言えます。

なぜならば、小売業の多くは資金に余裕がなく、自前でオンラインショップを開設できないからですオンラインショップを制作するには、少なくても3百万円以上の資金が必要です。ショッピファイを利用すれば、月額29ドルで開設できます。

ブランド嗜好が強い顧客が多く、価格重視のアマゾンとは対照的です。オンラインショップは、コロナ環境下で大きな追い風ですね。

注目2:コロナでもオンライン店舗の売上は8.4%増加?

参考:「小売売上高」のYahoo検索結果

2020年の3-4月で、小売業の売上高は16.4%も下落しています。

しかし、オンラインショップは+8.4%と逆に増えていますね。これまで実店舗を持たない会社も、オンラインショップに移行しています。また、コロナ以降もオンラインでの販売を強化する店舗が多いと予想できますね。

は、ショッピファイはどれくらいの市場シェアを獲得してるでしょうか?

注目3:米国オンライン小売3位でシェアは4.7%?

参考:イチから分かる決算の読み方、Shopifyで見てみよう【ECビジネス編】

18年時点で、ショッピファイは米国市場で3位のEコマースです。

世界最大はアマゾンで、市場シェアの35%を保有しています。2位はネットオークションのeBayで6.8%、4位はウォールマートで4.7%、5位はアップルで3.8%と続きます。ショッピファイは3位だが、3桁の売上高成長を維持していますね。

参考:eBayの四半期決算|越境ECの売上高が全体の3割を占める

しかしながら、20年12月はランキング外です。

注目4:20年12月のオンライン小売はランク外?

参考:U.S. leading e-retailers 2020, by market share

20年12月のオンライン小売のランキングです。

18年と変わらず、オンライン小売1位はアマゾンで38.7%です。2位はウォールマートで5.3%、3位はeBayで4.7%、4位はアップルで3.7%、5位はホームデポで1.7%ですね。20年12月のランキングでは、ショッピファイはランク外です。

その理由は、コロナ禍で大手小売企業のEコマも好調だからです。

ショッピファイの売上規模は大きくなく、ウォールマートやホームデポも数千億ドル規模ですね。ホームデポのオンラインの売上高は、前年比3桁で急拡大しています。

参考:ホームデポ(HD)の四半期決算|Eコマース売上高は前年比+100%

ショッピファイの欠点は、テイクレートの低さです。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ショッピファイ(SHOP)の四半期決算は?

Shopifyの注目ポイントは...
  1. 2桁成長で四半期毎の売上高は、4年で9倍に拡大した
  2. コロナ環境下でも、オンラインショップの売上高は唯一増えている
  3. 2019年に、Shopifyは米国で2番手のオンラインショップである
  4. テイクレートは2.7%と低く、プラットフォームとしては弱い
  5. 月額9〜29ドルの利用者も多く、赤字経営を脱却できない

個人的には、ショッピファイは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、高い売上成長率を維持し、20年に黒字化にも成功したからです。19年に−8.9%だった営業利益率は、21年には8.2%、2Q単体では12%まで上昇しています。21年の成長率は減速する見通しが、順調に事業を拡大すると見ています。

ただし、経済再開が進む2Q以降は収益が伸び悩んでいます。

オフラインの買い物が増えている上に、輸送費や人件費の高騰で収益が圧迫していますね21年Q3の営業利益は赤字に陥っています。ただ、20年以前の成長率に戻っただけで、将来を悲観しているわけではありません。

21年11月時点のPERは70倍、予想PERは227倍と割高だが、株価が下落する局面があれば積極的に購入したい銘柄です。

Eコマース市場の拡大は、世界的なトレンドですね。ただし、経済が本格的に再開する21年以降も、高い成長率を維持できるか注目されています。シーは東南アジアのEコマースで、前年比+121%で急拡大しています。

参考:シー(SE)の四半期決算|東南アジアのEコマース前年比+121%

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。