21年は仮想通貨、ドローン、宇宙、環境銘柄など、様々なテーマ株が高騰しています。CACIインターナショナル(CACI)は、セキュリティ関連のシステムを提供する会社です。宇宙ビジネスにも参入し、宇宙関連株としても期待されてます。
- 「宇宙関連株だが、19年11月から株価は伸びてない…」
- 「宇宙関連株なのに、PERは13倍と割安に放置されている…」
- 「衛星コンテステーションのサポートシステムも開発している…」
CACIは、通信やサイバーセキュリティを提供する米国企業です。顧客は米国政府機関で、売上高の6割は国防総省から得ています。宇宙ビジネスでは、ロケット打ち上げや宇宙探査システムを情報面でサポートを行います。
個人的には、CACIは長期で投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、景気動向の影響を受けず、安定して成長し続けてるからです。14年比で売上高は2倍、営業利益率は8.9%まで改善しています。さらには、超優良企業にも関わらず、PERは13倍で割安に放置されています。
また、宇宙関連株である点も高く評価できます。
CACIはロケット打ち上げをサポートするシステムも開発しています。これは、小型衛生コンテステーションにも拡張可能で、高い需要が期待できます。2030年には、5千基もの人口衛星が打ち上げられますね。
- CACIの4半期決算(2020年9-12月)は?
- CACIの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 競合が強い宇宙ビジネスで、ライバル企業が少ない?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
CACIインターナショナルの四半期決算は?
CACIインターナショナルの四半期決算を紹介します。
20年4Q決算(2020年6月30日)
- 売上高:14.96億ドル(前年比+8%)
- 営業利益:1.34億ドル(+42%)
- 純利益:0.937億ドル(+87%)
- 1株当たり利益:3.67ドル(+87%)
21年1Q決算(2020年9月30日)
- 売上高:14.60億ドル(前年比+7%)
- 営業利益:1.34億ドル(+34%)
- 純利益:0.936億ドル(+37%)
- 1株当たり利益:3.67ドル(+37%)
21年2Q決算(2020年12月30日)
- 売上高:14.69億ドル(前年比+5%)
- Department of Defense:10.12億ドル(+2%)
- Federal Civilian Agencies:3.90億ドル(+14%)
- Commercial and other:0.65億ドル(+4%)
- 営業利益:1.42億ドル(+28%)
- 純利益:1.06億ドル(+34%)
- 1株当たり利益:4.18ドル(+34%)
21年2Qは前年比5%増で14.69億ドル、営業利益は28%増で1.42億ドルでした。20年4Qと21年1Qに引き続いて、売上も利益も好調でしたね。
CACIは、米国政府向けに通信ネットワークやサイバーセキュリティなどのテクノロジーを提供する会社です。売上高の6割以上は、米国国防総省から得ています。そのため、コロナの影響を受けず好調を維持しています。
宇宙ビジネスも好調で、21年も売上高を押し上げそうです。
21年3Q決算(2021年3月…)
21年2Q決算は、21年4月28日に公開予定です。
では、CACIの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
CACIインターナショナルの損益計算書は?
CACIは1980年に0.5ドルで上場しています。最高値を更新し続ける銘柄で、株価は常に高値ですね。21年3月の株価は216ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に右肩上がりに増えています。営業利益も着実に増加し、利益率は20年に8.9%まで改善していますね。CACIは政府関連の案件が多く、景気動向の影響を受けません。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも右肩上がりに上昇している事が分かります。利益率が高い会社で、20年のEPSは14ドルを超えています。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、常に黒字で拡大傾向にあります。セキュリティ関連のハイテク企業なので、設備投資は少ないですね。投資CFが少ない優良ビジネスだとわかります。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
CACIインターナショナルの注目すべきポイントは?
CACIの注目すべきポイントを紹介します。CACIは、通信ネットワークやサイバーセキュリティなどのテクノロジーを米国機関に提供します。宇宙ビジネスでは、ロケット打ち上げや宇宙探査システムの情報面でのサポートを行います。
注目1:セキュリティサービスの世界トップ企業?
セキュリティサービスの市場シェアです。
細かい数値は公開されてないが、CACIはセキュリティサービスのトップ企業です。他の競合企業は、米国ADT(中小企業向け電子セキュリティ)、スウェーデンSecuritas AB、英国G4Sグループ、日本セコムが上位企業です。
各国の大手セキュリティ会社がランクインしていますね。それでは、世界のセキュリティ市場はどれだけ拡大しているのでしょうか?
注目2:セキュリティ市場は24年に600億ドル?
セキュリティサービス市場は、世界中で拡大傾向にあります。
2015年に176億ドルだった市場は、年率16%で拡大し24年には600億ドルを超える見通しです。クラウドやIoTも市場拡大に貢献していますね。日本のセコムの売上高も年々拡大し、19年には1兆円を超えています。
また、CACIは宇宙ビジネスも期待されている銘柄です。
注目3:宇宙事業の「ミッションプランニング」とは?
セキュリティだけではなく、宇宙ビジネスも情報面で提供しています。
「ミッションプランニング」と呼ばれるシステムで、ロケット打ち上げをサポートしてます。発射前のフライト分析や発射日の管理を行い、リアルタイムの状態チェック、ロケットからの分離に関わるシステムチェックを行います。
このシステムは、小型衛星コンステーション向けにも拡張可能です。
小型衛星コンステーションとは、小型の通信衛星を複数機協調させて機能させるシステムです。イーロンマスク氏のスペースXは、1.2万機の小型衛星を軌道上に配置する事を計画しています。
参考:イリジウム(IRDM)の四半期決算|ARKXの宇宙関連株である
2030年に5千機の人工衛星が打ち上げられる事を考えると、「ミッションプランニング」の売上も拡大しそうですね。
注目4:30年には5千基が打ち上げられる?
世界の人工衛星打ち上げ数の推移です。
2017年に打ち上げられた衛星は310基だけでした。打ち上げ数は年々拡大傾向にあり、30年には5000基になる見込みです。衛星コンステレーションを実現するには、たくさんの小型衛星が必要だからです。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:CACIインターナショナルの四半期決算は?
- 1980年に上場した、セキュリティ関連の米国企業
- 主要顧客は米国政府機関で、売上高の6割は国防総省から
- 宇宙ビジネスでは、ロケット打上げをシステムでサポート
- サイバーセキュリティ関連で、世界のトップ企業である
- 14年比で売上高は2倍、営業利益率は8.9%まで改善
- コロナ禍でも影響を受けず、20年は売上も利益も増加
- BPSもEPSも拡大傾向で、EPSは14ドルを超えている
- 営投資CFが少ない優良ビジネスだが、PERは13倍で割安
CACIインターナショナルは、長期で投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、景気動向の影響を受けず、安定して成長し続けてるからです。14年比で売上高は2倍、営業利益率は8.9%まで改善しています。さらには、超優良企業にも関わらず、PERは13倍で割安に放置されています。
また、宇宙関連株である点も高く評価できます。
CACIはロケット打ち上げをサポートするシステムも開発しています。これは、小型衛生コンテステーションにも拡張可能で、高い需要が期待できます。2030年には、5千基もの人口衛星が打ち上げられますね。
宇宙ビジネスは様々な分野で投資が活発化しています。ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は、世界初の宇宙旅行の上場企業で注目されています。
参考:ヴァージン(SPCE)の四半期決算|世界初の宇宙旅行の上場企業
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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