WiMiホログラムは、最大市場である中国のVR銘柄です。売上高は前年比+41%で拡大し、1ヶ月間で株価は5倍にも急騰しました。VR&AR市場は25年に9倍になると予測されているが、21年も継続して成長できるのでしょうか?
- 「中国の経済回復で、20年7月に株価は5倍に急騰した…」
- 「営業利益率は35%と高いが、半導体に参入し赤字に転落…」
- 「VR&AR市場は年率59%、25年には9倍に拡大する….」
WiMiは、ARベースのホログラフィックを開発し、広告収入を得ている中国企業です。19年は前年比+41%で成長し、営業利益率は35%と収益性が高いです。しかし、20年に半導体事業に参入したことで、赤字企業に転落しています。
しかしながら、個人的にはWiMiは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、3DのVR技術で成功し、広告収入の収益性が高いからです。19年のVR広告の営業利益率は35%と、競争優勢が高い事を示していますね。中国のAR市場は世界全体の55%を占め、今後も急速に拡大する事が予測されています。
しかしながら、新規参入した半導体がどれだけ成功できるかは未知数ですね。半導体事業がVR広告の利益を食い潰す可能性も否定できないですね。そのため、営業利益が黒字化できる事を確認したら、積極的に投資を検討したい銘柄です。
- WiMiの4半期決算(2021年1-3月)は?
- WiMiの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 営業利益率は35%と高いが、リスクが高い理由は?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
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WiMiホログラム(WIMI)の四半期決算は?
WiMiホログラム(WIMI)の四半期決算を紹介します。
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:0.854億元(前年比+6%)
- 営業利益:0.105億元(−74%)
- 純利益:0.101億元(−72%)
- 1株当たり利益:0.2元(−73%)
20年4Q決算(2020年12月28日)
- 売上高:2.98億元(前年比+270%)
- Semiconductor business:56%
- AR advertising service:40%
- AR entertainment:4%
- 営業利益:−0.872億元(−711%)
- 純利益:−0.870億元(−859%)
- 1株当たり利益:—ドル(—%)
4Qの売上高は前年比+270%で2.98億元、営業利益は−0.872億元でした。2Q決算とは対照的に売上高は大きく伸びるも、営業利益は落ち込んでいますね。
売上高が大きく伸びた理由は、半導体事業への進出と景気回復による広告収入の回復だと思います。WiMiは2020年にLixinTechnologyを設立し、半導体事業に参入しています。WiMiは拡張現実(AR)広告の会社だが、半導体事業が売上高の56%を占めています。
営業利益率が大きく減少した理由も、半導体事業に参入したからですね。
米中貿易摩擦により、21年は中国国内で半導体事業が発展の黄金期を迎えています。しかし、競争が激しくなっており、利益を得られるかは未知数です。AR広告で得た利益は、半導体事業へ投資されますね。
たとえば、WIMI Hologram Cloudは最近、ホログラフィックビジョンの研究開発、販売、および関連するホログラフィックビジョン技術サービスを加速するために、完全子会社であるLixin Technology Co.、Ltd。(「LixinTechnology」)の設立を発表しました。インテリジェントロボット。同社の当初登録資本金は2億元(CNY)であり、国内のスマート製品市場における新たな上流事業と、半導体チップの研究開発および販売に注力し、同社の競争力をさらに強化する。
参考:WIMI Hologram’s layout in Core Technology of Semiconductor Business
21年2Q決算(2021年6月…)
21年2Q決算の公開予定は不明です。
コーピンの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
WiMiホログラム(WIMI)の損益計算書は?
WiMiは20年3月に5.2ドルで上場しました。7月に最高値16ドルを付けるも、その後は大きく低迷していますね。21年5月は5.3ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、半導体事業に参入したことで売上高は大きく伸びています。しかしながら、営業利益率は−20%に急落していますね。これは、コロナによる影響と利益率が低い半導体事業に参入したからです。
AR広告で収益を得ていたときの営業利益率は、40%を超えるほど高いです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは伸びているが、半導体事業に参入したことでEPSは大きく落ち込んでいます。半導体事業は初期段階である事を考えると、EPSが黒字化するのは当分先ですね。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、半導体事業に参入したことで赤字です。以前の広告ARビジネスは、設備投資が少ない優良ビジネスでしたね。半導体事業に参入しても、しっかりとキャッシュを残せるかに注目したいです。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
WiMiホログラム(WIMI)の注目ポイントは?
WiMiホログラム(WIMI)に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。ARベースのホログラフィックを開発し、広告収入を得ている中国企業です。広告収入の利益率は40%と高いが、半導体事業に参入する事で赤字に転落しています。
注目1:VR&AR市場は25年に9倍の280億ドル?
ARK社のレポートによる、VR&ARの市場規模の推移です。
VR&ARの市場規模は年率59%で拡大し、25年には9倍の280億ドルになると予想しています。AR単体では30年に130倍の1300億ドルになると言います。AR Glassの方がARスマホ市場よりも急速に拡大します。
VRとは仮想現実(Virtual Reality)で、現実世界を遮断し仮想現実だけを見せる技術です。対して、ARとは拡張現実(Augmented Reality)と言い、現実世界の一部に仮想の情報を重ねる技術です。
VRヘッドセットでシェア1位はフェイスブックです。同社は19年10月に「Oculus Quest 2」を発売しています。20年4Qのその他の収益8億ドルの何割かは、VRヘッドセットによるものです。
21年以降はVR&ARを活用した広告も増えてきますね。実は、VR&AR技術が先行しているのは、米国ではなく中国を含むアジア地域です。
注目2:AV&VR市場は23年にアジアが51%を占める?
参考:European VR and AR market growth to ‘outpace’ North America by 2023
AV&VR技術の地域別売上高比率です。
23年にはアジアが最大のXR市場で、世界全体の51%を占めると予想しています。米国は中国に次ぐXR大国だが地域別では欧州が25%、北米が17%です。ARの地理的分布はスマホ分布と同じであり、VRの分布はゲーム市場とほぼ同じです。
そのため、ARとVRは中国市場が最も強いです。
IT専門調査会社のIDC Japanによると、AR&VR市場は23年に17兆円を超えます。市場を牽引しているのは中国で、20年時点のARの世界シェアは55%が中国だと言います。
では、WiMiの業績はどのように推移してきたのでしょうか?
注目3:19年の広告収入は前年比+47.6%で拡大?
17から19年の事業別売上高の推移です。
19年は売上高が前年比+41.7%で拡大していますね。事業別で見ると、広告収入が前年比+47.6%、エンターテイメントが+17.3%で拡大しています。20年2Qはコロナで大きく減速したが、21年は再び加速する可能性が高いですね。
半導体事業に参入したことで、今後はどのように推移するかに注目したいですね。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:WiMiホログラム(WIMI)の四半期決算は?
- 20年3月に上場した、AR広告で収益を得る中国企業
- ARベースの3Dホログラフィックを開発し、広告費で稼ぐ
- 19年は売上高前年比+41%、営業利益率は35%と高い
- 半導体事業を買収し、営業利益率は−20%に転落する
- 20年はコロナで落ち込むも、4Qは経済回復で急回復する
- 広告収入は伸びるが、半導体事業に関しては未知数である
個人的には、WiMiは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、3DのVR技術で成功し、広告収入の収益性が高いからです。19年のVR広告の営業利益率は35%と、競争優勢が高い事を示していますね。中国のAR市場は世界全体の55%を占め、今後も急速に拡大する事が予測されています。
しかしながら、新規参入した半導体がどれだけ成功できるかは未知数ですね。半導体事業がVR広告の利益を食い潰す可能性も否定できないですね。そのため、営業利益が黒字化できる事を確認したら、積極的に投資を検討したい銘柄です。
21年はVR&ARブームが再び訪れる可能性が高いです。ARスマートグラスを開発するビュージックスは、21年2月に株価が28倍にも拡大していますね。
参考:ビュージックス(VUZI)四半期決算|ARスマートグラスで株価は28倍
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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