ガン(GAN)四半期決算|21年2Qは前年比+316%に加速

オンラインゲームのドラフトキングスは、パンデミックと経済再開で恩恵を受ける銘柄です。コロナ以降に賭博を合法化する州政府は増えており、同社に追い風ですね。21年2Qは前年比+316%と成長率がさらに加速しています

  • 「賭博ゲームが合法化され、+316%に成長が加速してる…」
  • 「経済再開でスポーツも再開、利用者も再び増えている…」
  • 「コロナ禍で州財政が悪化し、合法化する州が増えている…」

ガンは2019年にナスダックに上場した英国企業です。オンライン系のカジノを提供する企業に、オンラインカジノやくじなどのソフトウェアを提供するSaaS系です。21年はBtoC(消費者向け)に舵を切ったことで、大成功しています。

しかしながら、個人的にガンは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、営業損失額が大きく利益が出ないビジネスだからです高い売上成長率を維持してるが、21年の営業利益率は−43%です。また、営業CFベースでは赤字幅が拡大してる点も懸念材料です。

ただし、短中期的にはガンの業績はまだまだ好調が続くと思います。

なぜならば、米国州でオンラインカジノの合法化進んでいるからです。オンラインのスポーツ賭博を合法化したのは14州だけ、残りの36州は許可していません。同社のCFOは将来の見通しも楽観視しており、通期売上高の上方修正を検討しています

GANの投資判断したい人向け
  1. GANの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. GANの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 成長する米国賭博市場でも、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ガン(GAN)の四半期決算は?

ガン(GAN)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:890万ドル(前年比−16%)
  2. 営業利益:−682万ドル(−271%
  3. 純利益:−783万ドル(−320%
  4. 1株当たり利益:−0.26ドル(−316%

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:2784万ドル(前年比+263%
  2. 営業利益:−380万ドル(−548%
  3. 純利益:−446万ドル(−743%
  4. 1株当たり利益:−0.11ドル(−446%

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:3462万ドル(前年比+316%
  2.  B2B:1064万ドル(+27%
  3.  B2C:2398万ドル(—)
  4. 営業利益:−173万ドル(前年度−911万ドル
  5. 純利益:−273万ドル(前年度−966万ドル
  6. 1株当たり利益:−0.07ドル(前年度−0.37ドル)

2Qの売上高は前年比+316%で3462万ドル、営業利益は−173万ドルでした。21年1Qに売上が反発し、2Qはさらに成長率が加速しています。営業利益率は−4.9%と過去よりもかなり改善していますね。

ガンは19年にナスダックに上場した英国企業です。iGamingと呼ばれるオンラインカジノや、オンラインスポーツくじのソフトウェアを、オンライン系のカジノ企業に提供するSaaSでした。

しかし、21年はビジネスモデルを大きく転換しています。最大顧客である「FANDUAL」が離れる事を機に、消費者向け(B2C)に転換し大成功しています。米国の売上高は全体の85%を占め、通期売上の見通しも上方修正を検討しています。

GANのCFOであるKarenFloresは次のように付け加えました。「当社の第2四半期の堅調な業績は、7月初旬に発表された予想と一致しており、通年の収益見通しを1億2500万ドルから1億3500万ドルに引き上げる決定の背後にある自信を裏付けています。新規および既存の顧客の立ち上げをサポートし、コンテンツ取得戦略を追求し、チームを成長させ、新しい地域を評価することで、当社は強力な財政状態を維持しています。 2021年下半期に目を向けると、B2Cセグメント、特にラテンアメリカと北ヨーロッパ、および主要市場で新規顧客を獲得するB2Bセグメントから引き続き好調な業績が見込まれます。また、収益の伸びが、拡大した事業をサポートするために必要な規模の拡大と一致し始めるにつれて、収益性指標の改善も期待しています。」

参考:GAN Reports 2Q 2021 Financial Results

21年3Q決算(21年9月)

21年3Qは、11月16日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

ガン(GAN)の10年間の損益計算書は?

ガンは20年5月に13ドルで上場しました。21年2月最高値30ドルを付けるも、その後は下落していますね。21年9月は16ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に拡大しています。特に、B2Cビジネスに移行した21年は、大きく伸びていますね。21年の営業利益率は−43%だが、2Q決算では−4.9%に縮小しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。資金調達にも成功し、BPSは順調に拡大していますね。21年の自己資本比率は89%と高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

21年のフリーCF(営業CF−投資CF)は、赤字幅が拡大しています。売上や営業利益が上昇する中でも、CFが伸びてない点は懸念材料ですね。今後は、営業CFが上向くかどうかに注目したいです。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

ガン(GAN)の注目ポイントは?

ガン(GAN)の注目ポイントを紹介します。

注目1:米国オンラインギャンブル市場は年率11%で拡大?

参考:Online Gambling Market Size, Share & Trends Analysis Report By Type

米国のオンラインギャンブルは、年率11%で拡大する成長産業です。

2020年の市場規模は596億ドル、27年には1273億ドルまで拡大すると予測しています。しかしながら、カジノと比較すると市場規模はまだまだ小さいです。18年時点で世界のカジノ市場は1800億ドル、日本のパチンコ市場は1900億ドルあります(参考:世界のカジノ市場18兆円)。

オンラインギャンブルの米国ドラフトキングスの決算資料では、20年のリアルカジノ市場は4000億ドルです(参考:Draftkigns analyst day presentation)。

そう考えると、2027年後もオンラインギャンブルはまだまだ拡大の余地が大きいと言えますね。コロナウイルス による経済自粛や自宅待機が続けば、オンラインギャンブル市場が加速する可能性も高いです。スマホ1台でできるオンライン市場は、リアル賭博の市場を奪う形で拡大しますね。

では、オンラインギャンブル会社にソフトを提供するガンは、どのように売上高は推移しているでしょうか?

注目2:顧客マーケットは2年で5.3倍も拡大してる?

参考:Gan Second Quarter Earnings Call August 20, 2020

ガンの主要顧客の粗営業収入を見ると、順調に拡大している事が分かります。

20年2Qの粗営業収入は1.29億ドル、18年2Qと比較して5.3倍も増えています。20年1Qよりも粗営業収入が減少した要因は、スポーツベッティングがコロナの影響を受けたからです。コロナにより世界中のプロスポーツが中止になり、売上高は79%も低下しています

対して、オンラインカジノはコロナ環境下でも売上高を37%増やしています。

コロナ以前からオンラインギャンブルの需要は高く、経済が落ち着き始める20年3Q以降は再び成長軌道に乗る可能性が高いです。欧州のサッカーリーグは、20年8月時点ですでに再開していますね

では、セグメント別の売上高や海外売上高の比率を見てみましょう。

注目3:セグメント別売上高と海外売上比率は?

GANの事業は、「Real Money Gaming」「Simulated Gaming」の2つです。

賭博用のリアルマネーの売上高は、カジノが570万ドルでスポーツが260万ドルですね。売上高の比率を見ると、スポーツの売上高は拡大傾向にあったが、コロナで大きく落ち込んだ事が分かりますね。反対に、カジノの売上高は増加傾向にあります。

海外の売上高比率を見ると、米国が85%でイタリアが15%を占めていますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ガン(GAN)の四半期決算は?

ガン株の注目ポイントは...
  1. 20年に米国ナスダックに上場、英国のSaaS系企業である
  2. オンラインカジノ企業に、ソフトウェアを提供している
  3. カジノ系の運営会社と違い、ソフトウェア開発は競合相手が少ない
  4. 19年に黒字化するも、20年はコロナで再び赤字経営に陥る
  5. 主要顧客である「FANDUAL」に、契約を打ち切られる

個人的には、ガンは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、営業損失額が大きく利益が出ないビジネスだからです高い売上成長率を維持してるが、21年の営業利益率は−43%です。また、営業CFベースでは赤字幅が拡大してる点も懸念材料です。

ただし、短中期的にはガンの業績はまだまだ好調が続くと思います。

なぜならば、米国州でオンラインカジノの合法化進んでいるからです。オンラインのスポーツ賭博を合法化したのは14州だけ、残りの36州は許可していません。同社のCFOは将来の見通しも楽観視しており、通期売上高の上方修正を検討しています

米国州政府のギャンブル合法化に向けて、オンラインカジノ関連は好調です。ドラフトキングスも前年比+320%で拡大していますね。ただし、ガンと同様に営業利益率は大幅な赤字である点に注意が必要です。

参考:ドラフトキングス(DKNG)四半期決算|21年2Qは+320%に加速

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