オラクル(ORCL)の四半期決算|26年2Qは+14%に加速

オラクルは、世界最大規模のデータベースを提供する米国企業です。DB以外にも、クラウドOCI(Oracle Cloud Infrastructure)、SaaSとしてERP(財務・会計)、HCM(人事管理)、SCM(サプライチェーン管理)などのソフトウェアをクラウドで提供しています。

26年1Qの売上は前年比+12%、2Qは+14%と好調ですね。

  • 「かつてはDBで世界1位、大手クラウドにシェアを奪われる…」
  • 受注残高は5230億ドルだが、半分以上はOpenAIが占める…」
  • 「株価は半年で2倍だが、予想PER20倍は割高なのか…」

個人的には、オラクルは投資したい銘柄です。

なぜならば、AI時代でもデータベースの需要は高く、順調に事業を拡大してるからです

オラクルは、NVIDIAの最新GPUを最も早く大規模に提供するクラウド事業者です。26年時点でオラクルのOCIは、最大13万基のBlackwellを接続した大規模AIクラスタを構築しています。これは、OpenAIなどAIモデルをトレーニングするための工場として機能しています。

また、マルチクラウド戦略により、DBシェアも大手クラウドから奪い返しています

オラクルDBは、競合であるマイクロソフト、グーグル、アマゾン上で動作します。これにより、オンプレミスでオラクルクラウドを使用している顧客は、DBの乗り換えなしにクラウドへ移行できます。このマルチクラウド戦略は、大量にデータベースを必要とするAI時代と相性がよく、オラクルの業績を加速させていますね。

25年12月時点で、残存履行義務(RPO)は5230億ドル(前年比+438%)に積み上がっています。クラウド収益は80億ドル(前年比+34%)、その内のクラウドインフラ(IaaS)は41億ドル(+68%)で加速しています。マルチクラウド・データベース事業は、前年比+817%で最も成長しています

ただし、RPOの3000億ドルはOpenAIに偏っており、市場はリスクとみなしています。

26年3Qの売上予想は169.5億ドル(前年比+19%)、クラウド売上成長率は+42%を見込みます。

26年2月時点の予想PER20倍は割安です。

ORCLの投資判断したい人向け
  1. オラクルの4半期決算(25年9-12月)は?
  2. オラクルの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. AIにより、クラウド成長率は+42%に加速?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

オラクル(ORCL)の四半期決算は?

オラクル(ORCL)の四半期決算を紹介します。

24年4Q決算(25年6月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:159.03億ドル前年比+11
  2. 営業利益:51.09億ドル(+9%
  3. 純利益:34.27億ドル(+9%)
  4. 1株当たり利益:1.19ドル(+7%)

25年1Q決算(25年9月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:149.26億ドル前年比+12
  2.  Cloud:71.86億ドル(+28%)
  3.  Software:57.21億ドル(−1%)
  4.  Hardware:6.70億ドル(+2%)
  5.  Service:13.49億ドル(+9%)
  6. 営業利益:42.77億ドル(+7%
  7. 純利益:29.27億ドル(+0%)
  8. 1株当たり利益:1.01ドル(−2%)

26年2Q決算(25年12月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:160.58億ドル前年比+14)×
  2.  Cloud:79.77億ドル(+34%)
  3.   IaaS:41億ドル(+68%)
  4.   SaaS:39億ドル(—%)
  5.  Software:58.77億ドル(−3%)
  6.  Hardware:7.76億ドル(+7%)
  7.  Service:14.28億ドル(+7%)
  8. 営業利益:47.31億ドル(+12%
  9. 純利益:61.35億ドル(+38%)
  10. 1株当たり利益:2.10ドル(+90%)◯

4Qの売上高は前年比+14%で160.58億ドル、営業利益は47.31億ドルでした。25年4Qや26年1Qに続き、2Qの売上と利益は加速しています。営業利益率は29.4%と好調です。

MetaやNVIDIAなどからの新規受注により、受注残高(RPO)が5230億ドル(前年比+438%)まで上昇しています。ただし、OpenAIが3000億ドルを占めていることで、市場からはリスクだと評価されています。

26年3Qの売上予想は169.5億ドル(前年比+19%)、クラウド売上成長率は+42%を見込みます。

26年通期の売上予想は、665億ドル(+16%)としています。

設備投資額は、AIインフラ構築のために150億ドルです

第2四半期の残存履行義務は5,230億ドルで、米ドルベースで438%増
• 第2四半期のGAAPベースの1株当たり利益は91%増の2.10ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は54%増の2.26ドル
• 第2四半期の総収益は161億ドルで、米ドルベースで14%増、実質為替レートで13%増
• 第2四半期のクラウド収益(IaaSおよびSaaS)は80億ドルで、米ドルベースで34%増、実質為替レートで33%増
• 第2四半期のクラウドインフラストラクチャ(IaaS)収益は41億ドルで、米ドルベースで68%増、実質為替レートで66%増
第2四半期のクラウドアプリケーション(SaaS)収益は39億ドルで、米ドルベースおよび実質為替レートの両方で11%増
• 第2四半期のFusion Cloud ERP(SaaS)収益は11億ドルで、米ドルベースで18%増、実質為替レートで17%増
• 第2四半期NetSuite Cloud ERP(SaaS)の収益は10億ドルで、米ドルおよび固定為替レートの両方で13%増加しました。

テキサス州オースティン、2025年12月10日 – オラクル・コーポレーション(NYSE: ORCL)は本日、2026年度第2四半期の業績を発表しました。残存履行義務総額は米ドルベースで前年同期比438%増の5,230億ドルとなりました。四半期売上高は米ドルベースで前年同期比14%増、実質為替レートで前年同期比13%増の161億ドルとなりました。クラウド売上高は米ドルベースで前年同期比34%増、実質為替レートで前年同期比33%増の80億ドルとなりました。ソフトウェア売上高は米ドルベースで前年同期比3%減、実質為替レートで前年同期比5%減の59億ドルとなりました。

第2四半期のGAAP営業利益は47億ドルでした。非GAAP営業利益は67億ドルで、米ドルベースで前年同期比10%増、実質為替レートで前年同期比8%増となりました。GAAP純利益は61億ドルでした。非GAAPベースの純利益は66億ドルで、米ドルベースで57%増、実質ベースで54%増でした。第2四半期のGAAPベースの1株当たり利益は2.10ドルで、米ドルベースで91%増、実質ベースで86%増でした。非GAAPベースの1株当たり利益は2.26ドルで、米ドルベースで54%増、実質ベースで51%増でした。

短期繰延収益は99億ドルでした。過去12ヶ月間の営業キャッシュフローは223億ドルで、米ドルベースで10%増でした。

「残存履行義務(RPO)は第2四半期に680億ドル増加し、前四半期比15%増の5,230億ドルとなりました。これはMeta、NVIDIA、その他からの新たなコミットメントによるものです」と、オラクルのプリンシパル・ファイナンシャル・オフィサーであるダグ・ケーリング氏は述べています。第2四半期のGAAPベースの1株当たり利益は91%増の2.10ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は54%増の2.26ドルでした。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益はともに、オラクルが保有するAmpereチップカンパニーの株式売却による27億ドルの税引前利益の影響を受けています

オラクルの会長兼CTOであるラリー・エリソン氏は、「オラクルがAmpereを売却したのは、自社のクラウドデータセンターで自社チップの設計、製造、使用を継続することがもはや戦略的ではないと判断したためです当社は現在、すべてのCPUおよびGPUサプライヤーと緊密に連携し、チップ中立性(チップニュートラル)のポリシーを堅持しています。もちろん、引き続きNVIDIAから最新のGPUを購入しますが、お客様がどのようなチップを購入したいとしても、それを導入できるよう準備を整えておく必要があります。今後数年間でAI技術は大きく変化することが予想され、当社はそれらの変化に迅速に対応していく必要があります。」と述べています。

「オラクルは、高性能でコスト効率の高いクラウド・データセンターの構築と運用に非常に優れています」と、オラクルのCEOであるクレイ・マグワイク氏は述べています。「オラクルは長年にわたりAIへの投資と自律型クラウド・ソフトウェアの構築に取り組んできました。オラクルのAutonomous DatabaseとAutonomous Linuxは、データセンターにおける人的労力と人的エラーの削減に重要な役割を果たしてきました。データセンターは高度に自動化されているため、より多くのデータセンターを構築・運用することが可能です。オラクルは世界中に211以上の稼働中および計画中のリージョンを有しており、これはクラウド競合他社のいずれよりも多くなっています。Amazon、Google、Microsoftのクラウド全体に組み込まれる72のOracle Multicloudデータセンターの構築は、すでに半分以上完了しています。お客様がOracleデータベースを任意のクラウドで運用できるべきだと考えているため、クラウド中立性に注力しています。マルチクラウド・データベース事業は、第2四半期に817%増と、最も急成長を遂げている事業です。」

AIトレーニングとAIモデルの販売は非常に大きなビジネスです」と、オラクルのCEOであるマイク・シシリア氏は述べています。「しかし、私たちはさらに大きなチャンスがあると考えています。それは、AIを様々な製品に組み込むことです。オラクルは、クラウド・データセンター・ソフトウェア、自律型データベースおよび分析ソフトウェア、そしてアプリケーション・ソフトウェアという、ソフトウェア製品の3つのレイヤーすべてにAIを組み込むことができる独自の立場にありますこれら3つのオラクルのソフトウェア事業はいずれも既に大きな規模を誇っていますが、AIによってこれら全てがさらに進化し、規模が拡大するでしょう。AIによって、AI導入以前は自動化不可能だった複雑な複数段階のプロセスを自動化できます。AIによって、銀行とその顧客のための融資組成とリスク定量化を自動化できます。AIによって、医師の診断支援や、医療提供者と保険支払者間の償還プロセス管理も可能になります。私たちは競合他社に対して大きな優位性を持っています。」

取締役会は、発行済み普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を決定しました。この配当金は、2026 年 1 月 9 日の営業終了時点の株主名簿に記載されている株主に支払われ、支払日は 2026 年 1 月 23 日となります。

参考:Oracle Announces Fiscal Year 2026 Second Quarter Financial Results

26年3Q決算(26年3月…)

26年3Q決算は、3月12日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

オラクル(ORCL)の損益計算書は?

オラクルは26年2月に160ドルで推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)です。25年はAI設備投資が急増しています。

オラクル(ORCL)の注目ポイントは?

オラクル(ORCL)の注目ポイントを紹介します。

注目1:データベースで世界2位のシェア

参考:Growth Strategies in Database Management Services Market: 2026-2034 Outlook

26年のガートナーによるDBMSの市場シェアです。

かつてはオラクルが世界1位だったが、クラウド普及により状況は変化しています。

世界1位はアマゾン(AMZN)、2位はオラクル、3位はIBM、4位はマイクロソフト(MSFT)、5位はグーグル(GOOG)と、大手クラウド事業が強いですね。

ただし、22年以降はオラクルのマルチクラウド戦略により、シェアを奪い返しつつあります。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:オラクル(ORCL)の決算は?

オラクルの注目ポイントは...
  1. 「かつてはDBで世界1位、大手クラウドにシェアを奪われる…」
  2. 受注残高は5230億ドルだが、半分以上はOpenAIが占める…」
  3. 「株価は半年で2倍だが、予想PER20倍は割高なのか…」

個人的には、オラクルは投資したい銘柄です。

なぜならば、AI時代でもデータベースの需要は高く、順調に事業を拡大してるからです

オラクルは、NVIDIAの最新GPUを最も早く大規模に提供するクラウド事業者です。26年時点でオラクルのOCIは、最大13万基のBlackwellを接続した大規模AIクラスタを構築しています。これは、OpenAIなどAIモデルをトレーニングするための工場として機能しています。

また、マルチクラウド戦略により、DBシェアも大手クラウドから奪い返しています。

オラクルDBは、競合であるマイクロソフト、グーグル、アマゾン上で動作します。これにより、オンプレミスでオラクルクラウドを使用している顧客は、DBの乗り換えなしにクラウドへ移行できます。このマルチクラウド戦略は、大量にデータベースを必要とするAI時代と相性がよく、オラクルの業績を加速させていますね。

25年12月時点で、残存履行義務(RPO)は5230億ドル(前年比+438%)に積み上がっています。クラウド収益は80億ドル(前年比+34%)、その内のクラウドインフラ(IaaS)は41億ドル(+68%)で加速しています。マルチクラウド・データベース事業は、前年比+817%で最も成長しています

ただし、RPOの3000億ドルはOpenAIに偏っており、市場はリスクとみなしています。

26年3Qの売上予想は169.5億ドル(前年比+19%)、クラウド売上成長率は+42%を見込みます。

マイクロソフト、アマゾン、Googleなどの大手クラウド事業も独自のDBを展開し、高いシェアをとります。

参考:マイクロソフト(MSFT)四半期決算|22年1Qは前年比+22%に加速

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