ズーム(ZM)四半期決算|21年2Qは前年比+55%に鈍化

パンデミックにより、ビデオ通話ズームの需要が上昇しています。DAUは前年比で30倍の3億人に増え、21年の売上高は4.2倍、営業利益は26倍と急騰しています。しかし、20年10月の高値から−46%も暴落してます。

  • 「20年10月に最高値559ドル、1年で10倍に上昇する…」
  • 「21年8月は307ドル、PER119倍は割安か…」
  • 「米国の売上比率が67%だが、21年も好調を維持できるか…」

ズームはビデオ会議や通話を提供するSaaS企業です。パンデミックは追い風で、DAUは1年で30倍の3億人に増えました。米国のWEB会議で1位の42%、プラットフォームでも世界1位で37%を獲得しています。

しかしながら、個人的にはズームは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年後半は売上が伸び悩み、利益率も低下すると思うからです。実際に21年前半は経済再開が進み減速しています。21年4Q決算は前年比+368%だが、22年1Qは+191%、2Qは+55%でした。

3Qの売上予想は、前年比+30%でさらに低いです。

ただし、ズームは競争力が高く、優良企業なのは間違いないです。株価が十分に下落し割高感がなくなれば購入したい銘柄です。21年9月時点で予想PERは76倍まで低下したが、どこまで下がるか注目したいです。

ズームの投資判断したい人向け
  1. ズーム直近の4半期決算(21年5-7月)は?
  2. ズームの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 売上前年比+55%でも、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ズーム(ZM)の四半期決算は?

ズーム(ZM)の四半期の決算を紹介します。

21年4Q決算(21年1月31日)

第4Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :8.82億ドル(前年比+368%
  2. 営業利益:2.56億ドル+2326%
  3. 純 利 益 :2.61億ドル(+1599%
  4. 1株利益:0.87ドル(+1640%

22年1Q決算(21年4月31日)

第1Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :9.56億ドル(前年比+191%
  2. 営業利益:2.93億ドル+1153%
  3. 純 利 益 :2.28億ドル(+740%
  4. 1株利益:0.74ドル(+722%

22年2Q決算(21年7月30日)

第2Qの決算内容は...
  1. 売 上 高 :10.21億ドル(前年比+55%
  2. 営業利益:2.94億ドル+56%
  3. 純 利 益 :3.16億ドル(+70%
  4. 1株利益:1.04ドル(+65%

2Qの売上高は前年比+55%で10.21億ドル、営業利益は+56%で2.94億ドルでした。21年4Qや22年1Qと比較すると、明らかに成長率は鈍化しています。営業利益率は28%と依然として高いですね。

経済再開が急速に進む21年2Qは、売上成長率の鈍化が鮮明になりましたね。ただし、依然として高い成長率で、従業員10名以上の顧客数は+36%、売上10万ドル以上の顧客は+131%です。

また、Zoom AppsやZoom Events も発表していますね。ただし、3Qの売上ガイダンスは10.15億ドル(前年比+30%)でさらに減速しますね

22年3Q決算(21年10月…)

21年3Q決算は、11月30日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ズーム(ZM)の10年間の損益計算書は?

ズームは19年4月に62ドルで上場しています。20年のパンデミックを経て爆発的に成長し、20年11月に最高値559ドルを付けています。21年5月は295ドルまで下落するも、7月は401ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と営業利益は21年に大きく上昇しています。売上は前年比で4.2倍、営業利益は26倍にも拡大しています。営業利益率は26%まで上昇していますね。

経済活動が再開する21年後半の業績は要注目ですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは21年TTMに2倍に上昇し、EPSは21年に22倍も上昇しています自己資本比率は71%と特出して高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、21年に大きく拡大しています。ただし、パンデミック以前から、フリーCFは黒字で健全な経営でしたね。21年度は爆発的な利用者の拡大により、キャッシュが大幅に上昇しています。

ビデオ通話アプリは、投資CFが少ない優良ビジネスだと言えます。では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ズーム(ZM)の注目すべきポイントは?

ズーム(ZM)に投資する上で、注目すべきポイントを紹介します。ズームはビデオ会議や通話を提供するSaaS企業です。パンデミックは追い風で、DAUは1年で30倍の3億人に増えました。

米国の売上比率が67%、世界シェアは37%を獲得しています。

注目1:北米地域が売上高の67%を占めている?

参考:Quarterly revenue of Zoom worldwide by region 

ズームの四半期毎の地域別売上高の推移です。

パンデミック後の21年2Qから、大きく売上高を増やしています。北米地域の売上が全体の67%を占めています。次いで、欧州、中東、アフリカ地域が19%、アジア太平洋地域は13%ですね。

売上の多くを北米に依存していると言えます。米国の経済活動が急ピッチに進む状況では、21年後半の成長率は鈍化することが予想できます。

では、ズームはどれくらいの市場シェアを持つのでしょうか?

注目2:米国内のWEB会議1位でシェアは42.8%?

参考:TOP 3 US WEB CONFERENCING APPS

20年4月時点の米国内のWEB会議の市場シェアです。

WEB会議の1位はズームで42.8%と最も高いです。2位は仮想化サーバーのシトリックス(CTXS)が保有するGoToWebnarが18.7%、3位にシスコ(CSCO)のCisco WebEXが11.1%と続きます。上位3社が7割を独占しています。

通信機器を製造するシスコもWEB会議に力を入れています。

参考:シスコ(CSCO)の四半期決算|通信機器の独占企業で利益率は28%

米国のビジネス会議では、ズームを利用する会社が増えていますね。また、ビジネスシーン以外でも、ズーム利用者はパンデミック後に劇的に増えています。

注目3:ビデオ通話プラットフォーム1位で48%?

参考:Zoom zips ahead of Google Meet, Microsoft and Skype

ビデオ通話プラットフォームのマーケットシェアです。

ビデオ通話1位はズームで48%です。2位はGoogle Meetが21%、3位はMicrosoft Teamsが14%、4位はSkypeが6.6%、5位は3.6%と続きます。

パンデミックによる外出規制は、勝ち負けをはっきりさせました。

ズームとGoogle Meetが、わずか1年で20%以上もシェアを伸ばしています。対して、スカイプは−25%、Slackは−14%も下落しました。上位2社が、その他のプラットフォームを飲み込む形で急成長しています。

そして、この流れは米国だけではなく、世界中で起きています。

注目4:世界でもズームが1位でシェアは37.3%?

参考:Zoom zips ahead of Google Meet, Microsoft and Skype

世界各国のビデオ通話の市場シェアです。

ビデオ通話1位で37%のシェアを持つズームは、世界中に利用者を増やしています。北米、南米、欧州、アフリカ地域と世界中に拡大しています。

ただし、マイクロソフトもまだまだ強く34%と高いです。人口が多いアジア地域では、Google Meatが好まれていますね。また、欧州ではスカイプを利用するユーザーも少なくありません。

1人勝ちが続くズームだが、競合が多い点は注意が必要です。

注目5:Web会議サービス8社の比較結果は?

参考:便利なWeb会議サービス8つを比較してみた

Web会議サービスの8社の比較結果です。

パンデミック後にズームが世界中で普及した理由は、高品質で最も利便性が高かったからですただし、ズームだけが特出してハイクオリティという訳ではありません。

ネットワーク効果を最大限に活かし、成功した会社だと言えます。

21年7月現在にズームが利用される理由は、皆がズームを利用してるからです。GoogleやAmazon、アップルと同様に、この牙城は簡単には崩れないと思います。ただし、基本的には参入障壁が低く、競合が多い点には注意が必要です。

投資する際には、競合とのシェアを注視する必要がありますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ズーム(ZM)の四半期決算は?

ズーム株の特徴は...
  1. コロナの影響で、ビデオ会議の利用者が爆発的に増加した
  2. 好調時でも営業利益は7%、純利益率は8%しかない
  3. 通常時では、営業利益率は常に5%を下回る
  4. 競争相手が多い中で、ズームを利用する優位性はない

個人的には、ズームは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、21年後半は売上が伸び悩み、利益率も低下すると思うからです。実際に21年前半は経済再開が進み減速しています。21年4Q決算は前年比+368%だが、22年1Qは+191%、2Qは+55%でした。

3Qの売上予想は、前年比+30%でさらに低いです。

ただし、ズームは競争力が高く、優良企業なのは間違いないです。株価が十分に下落し割高感がなくなれば購入したい銘柄です。21年9月時点で予想PERは76倍まで低下したが、どこまで下がるか注目したいです。

SaaS系のクラウドストライクも、前年比3桁に近い成長率で事業を拡大しています。ズームと同様に、21年2月の金利上昇で株価は伸び悩み、購入しやすい水準まで落ちていますね。ただし、個人的にはクラウドストライクも購入を見送ります。

参考:CRWDの四半期決算|20年3Qも+85%だが危険な理由は?

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