トランスオーシャン(RIG)四半期決算|23年3Qは+3.1%に減速

海洋油田掘削リグを提供するトランスオーシャンは、原油市況の回復で恩恵を受ける銘柄です。21年後半は原油高が続くも、米国シェールは生産量を増やしていないですね。ただ、海洋油田の投資が回復するには至らず、業績はまだ上向いていません。

  • 「世界各国の経済再開で、原油価格は21年に70ドルになる…」
  • 「米国シェールの生産が増えず、海洋油田の投資は増えている…」
  • 上場廃止や破綻した企業も多く、同社は利益を得られる銘柄だ…」

トランスオーシャン(RIG)は、海洋油田掘削リグ艦隊を保有する企業です。超深海艦隊44隻を保有し、過酷な環境でも耐えられる3隻も含めて47隻と世界最大規模です。ただし、長く低迷していた業界で14年の90隻よりも大幅に縮小しています。

個人的には、トランスオーシャンは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、原油市況が上向く中で米国シェールの生産量は増えず、再び海底油田の投資が注目されているからです。海底油田は14年から低迷していた業界で、上場廃止や破綻した企業が数多く存在します。

そのため、再び海洋油田が盛り上がるならば、同社の業績は急回復します。

Seeking Alphaのレポートによると、深海の海底油田はシェールよりもコストが低いといいます。また、米国シェールの生産量が増えず、少しずつ海底油田の投資が増えているともいいます。いつ反転するか不明だが、競合が少なく期待できる環境ですね。

RIGの投資判断したい人向け
  1. トランスオーシャンの4半期決算(23年7-9月)は?
  2. トランスオーシャンの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 原油市況は21年に回復し、海底油田の投資は増えている?

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

トランスオーシャン(RIG)の四半期決算は?

トランスオーシャン(RIG)の四半期決算を紹介します。

22年4Q決算(22年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:6.06億ドル(前年比−2.4%
  2. 営業利益:—億ドル(—%
  3. 純利益:−3.50億ドル(−34%)
  4. 1株当たり利益:−0.49ドル(−157%)

23年1Q決算(23年3月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:6.49億ドル(前年比+10)◯
  2.  Ultra-deepwater floaters:4.84億ドル(+24%
  3.  Harsh environment floaters:1.65億ドル(−16%)
  4. 営業利益:−1.57億ドル(前年度−0.50億ドル
  5. 純利益:−4.65億ドル(前年度−1.75億ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.64ドル(前年度−0.26ドル)◯

23年2Q決算(23年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:7.29億ドル(前年比+5.3)◯
  2.  Ultra-deepwater floaters:5.36億ドル(+18%
  3.  Harsh environment floaters:1.93億ドル(−20%)
  4. 営業利益:−0.42億ドル(前年度0.28億ドル
  5. 純利益:−1.65億ドル(前年度−0.68億ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.22ドル(前年度−0.10ドル)×

23年3Q決算(23年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:7.13億ドル(前年比+3.1)×
  2.  Ultra-deepwater floaters:5.16億ドル(+19%
  3.  Harsh environment floaters:1.97億ドル(−23%)
  4. 営業利益:−0.55億ドル(前年度0.53億ドル
  5. 純利益:−2.20億ドル(前年度−0.28億ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.28ドル(前年度−0.04ドル)×

3Qの売上高は前年比+3.1%で7.13億ドル、営業利益は−0.55億ドルでした。23年1Qや2Qと比較して、3Qの売上は減速していますね。営業利益率は−7.7%に悪化しています。

契約残高は2Qの92億ドルから3Qに94億ドルに増加しています。

同社CEOは、引き続き海底油田の持続的なアップサイクルについて強気の姿勢です。

• 掘削契約収益の合計は、2023 年第 2 四半期の 7 億 2,900 万ドルに対し、7 億 1,300 万ドルとなりました (調整後の掘削契約収益の合計は 7 億 2,100 万ドル、2023 年第 2 四半期の 7 億 4,800 万ドル)。
• 収益効率(1)は、前四半期の 97.2% と比較して 95.4% でした。
• 運営および保守費用は、前四半期の 4 億 8,400 万ドルに対し、5 億 2,400 万ドルとなりました。
• 支配持分に起因する純損失は2億2,000万ドル(希薄化後1株あたり0.28ドル)となりました。これに対し、2023年第2四半期は1億6,500万ドル(希薄化後1株あたり0.22ドル)でした。
• 調整後EBITDAは1億6,200万ドルで、前四半期は2億3,700万ドルでした。 2023 年 10 月の保有状況報告の時点で、契約残高は 94 億ドルでした。

Transocean Ltd. (NYSE: RIG) は本日、2023 年 9 月 30 日までの 3 か月間で、支配持分に起因する純損失が 2 億 2,000 万ドル (希薄化後 1 株当たり 0.28 ドル) であると報告しました。

第 3 四半期の業績には、次のとおり 6,000 万ドル、または希薄化後 1 株当たり 0.08 ドルの純有利項目が含まれています。

6,500 万ドル、希薄化後 1 株当たり 0.09 ドル、個別税項目、純額。 そして
500 万ドル、希薄化後 1 株当たり 0.01 ドル、資産減損損失。
これらの純有利項目を考慮した結果、2023 年第 3 四半期の調整後純損失は 2 億 8,000 万ドル、つまり希薄化後 1 株当たり 0.36 ドルとなりました。

2023年9月30日に終了した3か月間の契約掘削収益は、前四半期比1,600万ドル減の7億1,300万ドルとなりました。これは主に、3基の超深海フローターのアイドル時間と、当四半期中に契約の準備と動員活動を行っていた4基のリグによって生じた収益の減少によるものです。 。 第 3 四半期のフリート収益効率の低下も減少に寄与しました。 これは、3 基のリグの 1 日平均収益の増加と、新造の超深海掘削船ディープウォーター タイタンおよび過酷な環境に対応する半潜水浮遊船トランスオーシャン ノージからの収益の 4 分の 1 が増加したことによって一部相殺されました。

契約無形資産償却は、前四半期の 1,900 万ドルと比較して、非現金収益が 800 万ドル減少しました。

運営および保守費用は、前四半期の 4 億 8,400 万ドルに対し、5 億 2,400 万ドルとなりました。 連続的な増加は主に、造船所コストの上昇と、ディープウォーター・タイタンとトランスオーシャン・ノルジからの7つのリグと4分の1の操業に関する契約の準備によるものでした。

資本金額を除いた支払利息は、前四半期の 1 億 6,800 万ドルに対し、2 億 3,200 万ドルとなりました。 支払利息には、2022 年 9 月に発行された当社の交換社債に組み込まれた分岐交換機能の公正価値調整に関連した非現金損失 9,300 万ドル (前四半期の 4,600 万ドル) が含まれています。受取利息は 1,200 万ドルでした。 前四半期は 1,100 万ドルでした。

実効税率(2)は 16.3% となり、前四半期の 8.8% から上昇しました。 この増加は主に、不確実な税務ポジションの決済と期限切れ、および評価性引当金の放出によるものです。 個別項目を除いた実効税率は、前四半期の 11.7% に対して (8.7)% でした。

2023 年第 3 四半期に営業活動に使用された現金は 4,400 万ドルで、前四半期と比較して 2 億 100 万ドル減少しました。 前四半期比の減少は主に、契約および利払いのタイミングに合わせて 7 基のリグを準備および動員するための現金支出の増加によるものです。

2023 年第 3 四半期の資本支出は 5,000 万ドル減少しましたが、これは主に建設中の新規建造リグへの支出が減少したためです。 これは前四半期の 7,600 万ドルと比較します。

トランスオーシャンは6四半期連続で受注残を増加させ、第3四半期は94億ドルで終了した。 当社のバックログの規模が業界をリードしているだけでなく、業界最高のデイレートの試合も多く含まれています」と最高経営責任者のジェレミー・シグペン氏は述べています。 「特に、ブラジルのDeepwater Aquilaの3年契約を獲得できたことをうれしく思います。これにより、Liquila Ventures Ltdの未払い権益の取得が容易になりました。Aquilaの追加により、ハイスペック分野におけるトランスオーシャンのリーダー的地位がさらに強化されます」 この船は当社の 8 番目の 1,400 ショートトン、二重活動、第 7 世代の掘削船であり、世界の競争力のある船隊には 12 隻しかありません。」

シグペン氏は続けて、「顧客との継続的な会話に基づいて、私たちは依然として複数年にわたるアップサイクルの初期段階にあると強く信じています。 トランスオーシャンは、最も有能なハイスペック超深海掘削船と過酷な環境に対応する半潜水船を保有し、現在および将来のチャンスを活かす独自の立場にあります。」

参考:Transocean Ltd. Reports 3Q 2023 Results

23年4Q決算(23年12月…)

23年4Q決算は、24年2月1日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

トランスオーシャン(RIG)の損益計算書は?

  

リグは93年に14ドルで上場しています。株価は07年に最高値153ドルを付けるも、その後は長く低迷しています。23年11月は6.6ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と利益は14年をピークに長く低迷しています。低迷している原因は、価格競争力がある米国シェールの台頭によるものです。しかし、21年後半は原油が高い状況でもシェールの生産が増えず、再び海底油田の需要が高まりつつあります。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは減少し続け、EPSは赤字が長く続いています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、黒字の年が多いですね。ただし、営業CFも投資CFも小さく、事業規模は縮小しています。海洋油田の投資が増えるならば、21年は再び営業CFは上向きそうですね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

トランスオーシャン(RIG)の注目ポイントは?

トランスオーシャン(RIG)の注目ポイントを紹介します。

注目1:深海海底油田の需要は年率15%で拡大?

参考:Well Positioned For A Deepwater Recovery

大手原油生産企業による深海底油田の需要ですね。

トランスオーシャンによると、17年以降は大手原油企業は投資を増やしていますね。この分野は年率15%で成長しています。浅瀬の投資環境は過去1、2年で以前よりも増しています。浅海セクターは、契約期間が短く、コストが低いため、掘削サイクル業界では最初に動く指標です。

これは、深海油田にとって前向きな兆候ですね。

注目2:世界最大の超深海艦隊47隻を所有する?

参考:Well Positioned For A Deepwater Recovery

世界的な掘削企業の超深海艦隊のフロート数です。

トランスオーシャンは、世界最大の超深海艦隊47隻を落ちます。2位は上場廃止されたシードリル(SDRL)、3位はENSCOインターナショナル(VAL)、4位は上場廃止のダイアモンドオフショア(DO)と続きます。

長い市況悪化で多くの企業が上場廃止や撤退を経験しています。

注目2:深海底ドリルで高い市場シェアを持つ?

参考:Deepwater Drilling Market Is Going To Boom

深海ドリルの市場シェアです。

トランスオーシャンは、深海ドリルでも上位企業ですね。競合には、米国シュルンベルジェ(SLB)、ハリバートン(HAL)、ベーカーヒュージ(BKR)も並びます。

▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:トランスオーシャン(RIG)の四半期決算は?

RIGの注目ポイントは...
  1. 1993年に上場した、海底掘削リグを保有する企業
  2. 業界最大規模で、超深海艦隊47隻を保有している
  3. 14年から業界が低迷し、90隻から大幅に縮小してる
  4. 原油市況は上向くも、米国シェールの生産量は増えてない
  5. 14年から低迷するも、深海油田はシェールよりコストが低い
  6. 西アフリカ、北米、ブラジルで深海油田の投資が増えている

個人的には、トランスオーシャンは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、原油市況が上向く中で米国シェールの生産量は増えず、再び海底油田の投資が注目されているからです。海底油田は14年から低迷していた業界で、上場廃止や破綻した企業が数多く存在します。

そのため、再び海洋油田が盛り上がるならば、同社の業績は急回復します。

Seeking Alphaのレポートによると、深海の海底油田はシェールよりもコストが低いといいます。また、米国シェールの生産量が増えず、少しずつ海底油田の投資が増えているともいいます。いつ反転するか不明だが、競合が少なく期待できる環境ですね。

海底油田の動向は、米国のシェール次第だと言えそうです。ヘルマリックは、米国シェール向けに陸上リグを提供する企業です。ヘルマリックの動向を見ることで、米国シェールの投資状況を確認できますね。

参考:ヘルマリック(HP)四半期決算|21年3Qは+65%で加速

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