ヘルマリック(HP)四半期決算|22年2Qは+57%に減速

20年のコロナ以降、エネルギー銘柄が暴落したことで逆張りを狙う投資家が増えていますね。原油やガスの掘削リグを提供するヘルマリックは、コロナ禍で−69%も暴落しています。しかし、22年1Qの売上は前年比+66%、2Qは+57%と回復しています

  • 「世界各国の経済活動再開で、シェール株は必ず利益を得られる…」
  • 「破綻するシェール株もあるが、原油が上昇すれば大きく儲けられる…」
  • PERが10倍未満と割安で、安全にバリュー株投資ができるはず…」

ヘルマリック・アンド・ペイン(HP)は、1920年に創業された油田・ガス田の掘削請負業者です。米国最大規模の陸上掘削リグフリートを保有しています。北米の売上高比率が最も高く、全体の84%を占めます。

個人的には、ヘルマリックは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、米国シェール投資は過去最低水準に落ち込むも、22年には回復していくと思うからです原油価格が80ドルを超えると、再び米国シェール企業は再び増産を開始する可能性が高いです。

脱炭素リスクは重要ではなく、原油価格に影響を受ける銘柄ですね。

22年2月時点の米国原油のリグ数は495です。これは、コロナ以前と比較すると3割も下回った状態にありますね。大手シェール企業は原油価格が上向いてもなお、生産活動を抑制しています。

ただ、5月の原油価格が100ドルまで上昇しています。同社は米国最大のリグフリートで、シェール活動開始の恩恵を受ける企業です。ただし、原油企業の設備投資は規律的で、急激には増加していません。

HP株の投資判断したい人向け
  1. ヘルマリック株の4半期決算(22年1-3月)は?
  2. ヘルマリック株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 原油価格が80ドルを超えると、シェールは活動再開する?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ヘルマリック(HP)の四半期決算は?

ヘルマリック・アンド・ペイン(HP)の四半期決算を紹介します。

21年4Q決算(21年9月30日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:3.44億ドル(前年比+65%
  2.  North America Solutions:2.93億ドル(+96%
  3.  International Solutions:0.17億ドル(−28%)
  4.  Offshore Gulf of Mexico:0.31億ドル(−3%)
  5. 営業利益:−0.840 億ドル(+40%
  6. 純利益:−0.791億ドル(−34%)
  7. 1株当たり利益:−0.74ドル(−34%)

22年1Q決算(21年12月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.09億ドル(前年比+66%)◯
  2.  North America Solutions:3.41億ドル(+69%
  3.  International Solutions:0.37億ドル(+253%
  4.  Offshore Gulf of Mexico:0.29億ドル(−10%)
  5. 営業利益:−0.426 億ドル(前年度−0.932億ドル
  6. 純利益:−0.513億ドル(前年度−0.704億ドル)
  7. 1株当たり利益:−0.48ドル(前年度−0.66ドル)◯

22年2Q決算(22年3月31日)

2Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.675億ドル(前年比+57%)◯
  2.  North America Solutions:4.088億ドル(+63%
  3.  International Solutions:0.274億ドル(+85%
  4.  Offshore Gulf of Mexico:0.291億ドル(−1%)
  5. 営業利益:−0.046 億ドル(前年度−1.232億ドル
  6. 純利益:−0.049億ドル(前年度−1.210億ドル)
  7. 1株当たり利益:−0.05ドル(前年度−1.13ドル)◯

2Qの売上は前年比+57%で4.675億ドル、営業利益は−0.046億ドルでした。21年4Qや22年1Qに引き続き、22年2Qの売上と利益も好調です。営業利益率は−0.9%と改善傾向にありますね。

米国シェール企業は、ゆっくりと掘削を開始し始めていますね。

同社によると、全体のリグ数は171(前年比+10%)に増加しています。1Qは北米リグ数は141(前年比+74%)、海外は8(+100%)、メキシコ湾は4(+0%)でした。

22年も穏やかながらも、引き続き回復が続くとしています。

社長兼最高経営責任者のジョン・リンゼイは、次のようにコメントしています。近年の業界の経験では、商品価格の高騰に直面しても、顧客が設備投資に関して合理的で規律あるままであることにまったく驚いていません。長期的に持続可能な産業。

「四半期中、アクティブなNorth America Solutionsのリグ数は予想どおりに増加し、171リグで四半期を終了しました。3月四半期の業界リグ数の増加により、ある時点で機能していたスーパースペックリグの可用性が引き続き低下しました。過去2年間、市場における既存の需給制約を悪化させています。前述のように、H&Pは、テクノロジー主導の効率と坑井の品質を現在の市場のダイナミクスと組み合わせることで顧客にもたらす価値提案により、契約経済学お客様と同様に、現在の業界動向と一致する規律ある設備投資支出が見込まれ、その結果、根底にある需給の逼迫が続く可能性があります。これらの条件は、平均で大幅な改善を達成するための道筋となる可能性があります。スポット契約収益。私たちの最終的な目的は、高価値の掘削ソリューションに沿ったリターンを生み出すことです。お客様に提供しているイオン。

国際市場の見通しは、国内で経験したものよりもはるかに遅いペースではあるものの、追加の開発と見通しが進んでいることから、引き続き前向きです。南米では、アルゼンチンとコロンビアが引き続き焦点を当てており、中東では、戦略や機会の設定が少し異なります。ADNOCDrillingに販売したリグの納入を開始し、彼らとの強力なビジネスアライアンスを推進しています。また、輸出の機会も積極的に追求しています。中東での戦略については楽観的ですが、これは長期的な取り組みであり、機会が出現して完全に発展するまでには時間がかかることも認識しています。 」
シニアバイスプレジデント兼CFOのマークスミス氏も、「企業の財政状態とキャッシュフローは、市場が低迷し、低迷しているときにテストされますが、財政規律は、市場が回復し、好調なときにテストされることがよくあります。資本配分に対する長年の財政的に健全で規律あるアプローチであるため、2022年度に以前に確立された2億5000万ドルから2億7000万ドルの設備投資予算範囲を調整する必要はありません。

「スポット契約の経済性は改善しており、ターム契約は今後の四半期に更新またはスポット市場に参入するため、同様の改善が見込まれます。ジョンがほのめかしたように、現在の契約経済学は財務収益を高め、その結果として現金生成は、株主への資本配分を含むさまざまな機会を活用する能力をさらに高める当社の強固な財政状態を強化するでしょう。」

ジョン・リンゼイは、次のように結論付けています。ただし、特に商品価格の上昇により、市場に過剰な生産能力を追加する業界の実績と、慎重に検討しないと最終的にこれらの行動から生じる可能性のある長期的な悪影響を思い出します。 「変化は人生で唯一の不変である」という公理は、変化する業界のダイナミクスと、今後の長期的な課題と機会を私たちに思い起こさせます。また、H&Pのもう一つの常識は、業界内で前進し、お客様と協力して株主のために価値を創造し続ける勤勉な従業員の情熱と革新的な精神であると付け加えます。」

参考:Helmerich & Payne, Inc. Announces 2Q Results

22年3Q決算(22年6月…)

22年3Q決算は、7月28日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

ヘルマリック(HP)の10年間の損益計算書は?

ヘルマリックの株価は、14年のシェール革命ブームで最高値115ドルを付けています。その後は、原油価格の下落で株価も低迷しています。20年9月はコロナの影響で14.5ドルまで下落するも、22年5月は43ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、19年までは売上は上昇していましたね。また、原油が100ドルだった14年も高いです。しかし、20年はコロナの影響で売上も利益も大きく落ち込んでいます。

世界的には脱炭素化の影響で、シェール開発は抑制されそうです。しかし、原油価格が80ドルを超えるならば、再びシェール企業が活発的に生産を開始する可能性もあります。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは減少傾向にあるも、自己資本比率は57%と高いです。EPSは19年から赤字が続いていますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、波があるも黒字を維持しています。掘削企業である同社は、原油価格と原油生産企業の動向に影響を受けますね。業績の波はあるも、フリーCFの黒字を維持してる点は高く評価できます。

では、私たち投資家はどのように投資判断すればいいのでしょうか?

ヘルマリック・アンド・ペイン(HP)の注目点は?

ヘルマリック・アンド・ペイン(HP)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年3Qは前年比+65%で回復してる?

ヘルマリックの四半期毎の売上高推移と成長率です。

18年後半に原油価格が70ドル台まで回復したことで、生産を増やすシェール企業は増えていましたね。しかし、20年の原油価格暴落により、再びシェール企業の投資は萎んでいます。21年は少しずつ売上を戻しつつあります。

21年3Qの売上前年比は+65%です。ただし、20年3Qが最悪期だっただけで、劇的に売上が増えているわけではありません。

注目2:リグ稼働数はコロナ以前より−32%も低い?

参考:ベーカー・ヒューズ社発表の米石油採掘装置(リグ)稼働数

米国石油のリグ稼働数の推移です。

21年12月時点のリグ数は467です。コロナ以前の683と比較すると、原油シェールの生産は−32%も下回った状態ですね。これは、シェール生産企業が採算性の低いビジネスだったため、投資に積極的になっているからです。

大手シェール企業の多くは、意図的に生産や設備投資を抑制しています。ただ、原油価格80ドルを付けると、再び活発的に動くシェール企業が増えますね。

注目3:原油リグ市場で25%近いシェアを持つ?

参考:Helmerich & Payne (HP) Presents

ヘルマリックが公表する原油リグの市場シェアです。

同社によると、ヘルマリックは25%近い市場シェアを確保しています。また、20年12月時点では、シェアが大きく増えていますね。これは、脱炭素化や原油安により、他の小規模事業者が撤退している可能性があります。

注目4:米国内の油田掘削が売上高の84%を占める?

ヘルマリックの2019年度の事業別売上高です。

事業別売上高を見ると、米国内の比率が最も高く全体の84%を占めます。そのほかは、エクアドルやコロンビア などの海外陸地が7%、メキシコ湾などの海外海洋が5%、HPテクノロジーが2%です。ヘルマリックの売上高は、米国内の石油やガス田の掘削の増減に大きな影響を受けますね。

注目5:米国は45年ぶりに世界最大の産油国になった?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

米国は2018年に世界最大の産油国になりました。

1日当たりの石油生産量は、2013年にサウジアラビアやロシアを抜いています。2018年の年間平均生産量は1095万BDとなり、45年ぶりに世界1位の産油国です。2019年も勢いは止まらず、生産量は増加を続けています。

生産量が急増した理由は、2010年代に始まったシェール革命の影響が大きいですシェール層から天然ガスを取り出す技術は、原油にも応用する事でシェールオイルの生産量も増やしています。意外と知られてない事実だが、米国は原油の輸出額ランキングで世界6位、天然ガスは世界4位の輸出大国です。

そのため、米国内での油田・ガス田の掘削も増加しています。

参考:世界の石油輸出額 国別ランキング・推移

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ヘルマリック(HP)の四半期決算は?

ヘルマリック株の特徴は...
  1. 1920年に創業した、油田・ガス田の掘削請負業者である
  2. 原油生産者以上に、業績は原油価格の影響を受けやすい
  3. 売上高の最高値は、14年の原油価格が100ドルをこえたとき
  4. 16〜18年に原油が回復するも、14年のピークを超えていない
  5. 19年は売上高が好調でも、営業利益率は7%と低い水準である
  6. 15年以降にBPSとEPSは低迷し、EPSは毎年赤字である
  7. 20年3Qは前年比で53%減、3分の1に減配を決める

個人的には、ヘルマリックは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、米国シェール投資は過去最低水準に落ち込むも、22年には回復していくと思うからです原油価格が80ドルを超えると、再び米国シェール企業は再び増産を開始する可能性が高いです。

脱炭素リスクは重要ではなく、原油価格に影響を受ける銘柄ですね。

22年2月時点の米国原油のリグ数は495です。これは、コロナ以前と比較すると3割も下回った状態にありますね。大手シェール企業は原油価格が上向いてもなお、生産活動を抑制しています。

ただ、2月の原油価格が88ドルまで上昇しています。同社は米国最大のリグフリートで、シェール活動開始の恩恵を受ける企業です。

原油などの大手シェール企業は、活動を抑制しています。これまで、原油を大量に精算しすぎたために、原油価格が低く抑えられていたからです。そのため、同社の動向を予想するには、原油大手企業の動向を注視する必要があります。

参考:ダイヤモンドバック(FANG)四半期決算|3Qは+165%で好調

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