シュルンベルジェ(SLB)四半期決算|22年3Qは+28%に加速

原油上流企業に油田サービスを提供するハリバートンは、原油市況の回復で恩恵を受ける銘柄ですね。22年2Qの売上は前年比+20%、3Qは+28%と引き続き強いです。

  • 「世界各国の経済再開で、原油価格は22年に100ドルになる…」
  • 「破綻する原油企業もあるが、市況回復で利益を得られる…」
  • 「米国や中東の生産はタイトで、22年はさらに上昇する…」

シュルンベルジェ(SLB)は、世界1位の油田サービスを提供する仏国企業です。業界最2位はハリバートン(HA)ですね。統合的なサービスを提供するため、デジタル投資にも活発的で売上の10%以上を占めます。

個人的には、シュルンベルジェは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、原油市況が好調ならば、安定して利益を得られる銘柄だからです営業利益率は9%前後と安定しており、原油市況が不調だった15年以降も黒字化してる点は高く評価できます。不安定な業界でも、高い技術力を活かしているといえますね。

中長期的には、同社の業績はまだまだ上向くと思います。

なぜならば、原油やガスの市況は22年も楽観的だからです。多くの原油生産企業が、22年に投資に力を入れています。その結果、22年3Qは北米と南米だけではなく、全ての地域で売上が伸びています。

原油生産の強気サイクルは初期段階で23年以降も期待できる相場です。22年10月時点の予想PERは16倍と割高ではありません。

SLBの投資判断したい人向け
  1. シュルンベルジェの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. シュルンベルジェの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 原油市況は21年に回復し、海底油田の投資は増えている?

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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

シュルンベルジェ(SLB)の四半期決算は?

シュルンベルジェ(SLB)の四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:59.62億ドル(前年比+14%)◯
  2.  Digital Integration:8.57億ドル(+11%
  3.  Reservoir Performance:12.10億ドル(+21%
  4.  Well Construction:23.98億ドル(+24%
  5.  Production System:16.04億ドル(+1%
  6.  北米:12.82億ドル(+32%
  7.  南米:12.04億ドル(+16%
  8.  欧州アフリカ:14.04億ドル(+12%
  9.  中東アジア:20.24億ドル(+6%
  10. 営業利益:6.38億ドル(+65%
  11. 純利益:5.20億ドル+66%
  12. 1株当たり利益:0.36ドル(+71%)◯

22年2Q決算(22年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:67.73億ドル(前年比+20%
  2. 営業利益:—億ドル(—%
  3. 純利益:9.59億ドル+122%
  4. 1株当たり利益:0.50ドル(+66%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:74.77億ドル(前年比+28%)◯
  2.  Digital Integration:9.00億ドル(+11%
  3.  Reservoir Performance:14.56億ドル(+22%
  4.  Well Construction:30.84億ドル(+36%
  5.  Production System:21.50億ドル(+28%
  6.  北米:15.43億ドル(+37%
  7.  南米:15.08億ドル(+30%
  8.  欧州アフリカ:20.39億ドル(+38%
  9.  中東アジア:23.34億ドル(+15%
  10. 営業利益:14.00億ドル(+54%
  11. 純利益:9.07億ドル+77%
  12. 1株当たり利益:0.63ドル(+75%)◯

3Qの売上高は前年比+28%で74.77億ドル、営業利益は+54%で14.00億ドルでした。22年1Qや2Qに引き続き、3Qも売上と利益は好調ですね。営業利益率は、18.7%と高いです。

22年3Qは、全世界で売上が伸びていますね。

同社のCEOは引き続き原油市況に強気です。

シュルンベルジェの最高経営責任者であるオリビエ・ル・プッシュは次のようにコメントしています。続いて、国際事業の成長ペースが大幅に加速し、北米でのすでに堅調な活動レベルを補完したため、2 桁の収益成長率と利益率の拡大を達成しました。

「全社ベースで、連続収益は 10% 増加し、7 億ドル以上増加しました。 EPS (料金とクレジットを除く) は 26% 増加しました。税引前セグメントの営業利益率は 161 ベーシス ポイント (bps) 拡大し、18.7% に達しました。フリーキャッシュフローは11億ドルでした。 EPS (費用とクレジットを除く) と税引前セグメントの営業利益率はいずれも、2015 年以来の最高水準を示しています

「前年比の比較は例外的で、収益は 28% 増加しました。 EPS (料金とクレジットを除く) は 75% 増加。税引前セグメントの営業利益率は 320 bps 拡大しています。」

特にオフショアおよび国際市場でのグローバルな活動が強化されたため、坑井建設および生産システムが収益の伸びを牽引しました。これらの市場でのシュルンベルジェの主導的地位は、コアでの強力で収益性の高い成長を推進し続けています。この四半期は、継続的な受注残の変換、強力なテクノロジーの採用、および価格改善の効果の高まりによっても支えられました。デジタルソリューションの成長が、前四半期に記録された探査データ転送料金の非反復によって相殺されたため、貯水池のパフォーマンスも成長しましたが、デジタルと統合は減少しました。

売上高が 2019 年第 3 四半期の水準を超えると、インターナショナル トルクが増加 ル プッシュ氏は次のように述べています。国際収益も 2019 年第 3 四半期のレベルを上回り、リグ数は 2019 年よりも約 25% 減少しています。来る四半期。

続いて、ヨーロッパ/CIS/アフリカとラテンアメリカを筆頭に、すべての国際地域で成長が見られ、それぞれ 21% と 14% 増加しました。これは、生産システムの売上高の増加に加えて、坑井建設における活動の増加と価格の上昇によるものです。中東およびアジアの収益は、アジア全体での多部門活動の増加と、中東での貯水池パフォーマンスの収益の増加により、前四半期比で 8% 増加しました。

当社のコアで優れた業績を達成 — 坑井建設および生産システムの力強い成長 Le Peuch 氏は次のように述べています。 」

部門別の収益の伸びは井戸建設が主導し、収益は前期比で 15% 増加し、ヨーロッパ/CIS/アフリカおよびラテンアメリカ地域での活発な活動と価格の改善により、世界のリグ数の増加を上回りました。同様に、生産システムの収益は、主に国際的なオフショア盆地での製品納入とバックログの変換の増加により、前四半期比で 14% 増加しました。 Reservoir Performance の収益は、特に中東とアジア、ヨーロッパ/CIS/アフリカ地域で、陸と海の両方での介入と刺激活動の増加により 9% 増加しました。前年比で、すべての部門の収益は 2 桁の成長を遂げました。これは 36% の成長を遂げた井戸建設に牽引されました。

マージンのパフォーマンスに関しては、坑井建設と貯水池のパフォーマンスがそれぞれ 403 bps と 209 bps の成長を記録し、連続したマージンの拡大を主導しました。幅広い価格設定の改善と営業レバレッジの改善により、坑井建設の利益率は前年比で 635 bps 拡大して 22% に達しました。

建設的なエネルギー ファンダメンタルズと供給主導型の上流投資の切り離し Le Peuch 氏は、次のように述べています。エネルギー危機と限られた予備の世界的生産能力を背景に、世界は、市場のバランスを取り直し、供給の冗長性を生み出し、予備の生産能力を再構築するための投資を増やす緊急の必要性に直面しています。これらはすべて、地政学と供給途絶の増加によって悪化しています。

「これらのダイナミクスとバランスを回復する緊急性は、供給主導のアップサイクルをもたらし、短期的な需要の変動から上流への投資を切り離すことを特徴としています。さらに、持続的な投資の必要性は、この 10 年間の長期的な需要の推移と、コモディティ価格を支持的なレベルに維持している OPEC+ の決定によって強化されています。

「同時に、石油とガスを脱炭素化するという業界の重要な取り組みを目の当たりにしており、世界中の E&P 事業者が資本を展開し、デジタルを含む技術を大規模に採用して排出量を削減しています。総合すると、これらの建設的なファンダメンタルズと長期的なトレンドが、数年にわたる成長を支えると期待しています。」

傑出した 1 年間の好調な仕上げ Le Peuch 氏は次のように述べています。 GAAP ベースの EPS は 83% 増加しました。 EPS (料金とクレジットを除く) は 67% 増加しました。税引前セグメントの営業利益率は 285 bps 拡大しました。素晴らしい年の終わりに近づくにあたり、シュルンベルジェのチームがもたらしたこれらの並外れた結果を非常に誇りに思います。

「年を締めくくるにあたり、第 4 四半期には連続した収益の成長と利益率の拡大を期待しています。

「結論として、コア、デジタル、ニューエナジーという 3 つの成長エンジンにわたる戦略と機会について、より強い確信を持っています。石油とガスの建設的な市場ファンダメンタルズ、エネルギー安全保障、およびエネルギー転換を加速する緊急性は、クリーン エネルギー技術の開発と低炭素石油およびガス生産の両方への投資の増加を後押しします。当社は、エネルギー バリュー チェーン全体にわたってさまざまな機会を提供し、長期的に優れた業績を上げられるように会社を位置付けています。これらのテクノロジー主導の機会には、石油とガス、産業の脱炭素化、および新しいエネルギー システムが含まれます。これらはすべて、デジタル トランスフォーメーションによってサポートされています。

「最近の規制上の決定とインセンティブは、この説得力のある投資見通しと戦略的方向性に対する私たちの見解を強化しています。私たちは、テクノロジー、世界規模、産業化能力を適用して、このエネルギー情勢をリードし、お客様と株主に優れた価値を提供する準備ができています。

「回復力のあるバランスの取れたエネルギー システムのイノベーションを推進し続ける当社の未来に、私は本当に興奮しています。今後の投資家会議で、業界に対する私たちの見解、収益成長の野心、収益、および収益の可能性を共有できることを楽しみにしています。」

参考:Schulumberger Annouces 4Q 2021 Results

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、23年1月22日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

シュルンベルジェ(SLB)の損益計算書は?

シュルンベルジェは85年に9ドルで上場しています。株価は14年に最高値109ドルを付けるも、その後は長く低迷しています。20年3月は18ドルまで下落し、22年10月は50ドル前後で推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と利益は14年をピークに長く低迷しています。ただし、21年後半の売上は持ち直し、営業利益率も10.9%に上向いています。原油市況が回復する22年は、さらに成長が期待できますね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは減少傾向にあり、EPSは21年に黒字に反転していますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、黒字を維持しています。原油市況が不況でも、CFを確保していたのは高く評価できますね。原油市況の回復で、22年は営業CFを押し上げそうです。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

シュルンベルジェ(SLB)の注目ポイントは?

シュルンベルジェ(SLB)の注目ポイントを紹介します。

注目1:シェルンベルジェは油田サービスで業界1位?

参考:Explosive Returns On The Horizon With Halliburton

世界の油田サービス大手の市場シェアです。

14年とデータは古いが、業界最大手の油田サービスはシュルンベルジェ(SLB)で29%です。2位にハリバートンで18%、3位にベーカー・ヒューズ(BKR)で15%と続きます。大手3社は、坑井セメント作業、坑井仕上げ設備、圧力ポンプ、掘削、デジタルサービスなどに幅を広げています。

注目2:20年の原油上流投資は−29%で縮小?

参考:Upstream Oil & Gas Investment Crashes To 15-Year Low

原油生産の上流投資の推移です。

Rystad Energyの分析によると、世界の原油上流への投資は20年に3830億ドルでした。これは、19年よりも29%の減少で、過去15年で最低レベルです。また、21年の予想は、20年の横ばいになると言います。

最も影響を受けたのはシェールオイルで−52%、オイルサンドが−44%です。海洋深海は−15%と最も少ないですね。21年後半に原油市況が回復したことで、22年は原油上流投資が活発化することが期待されています。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:シュルンベルジェ(SLB)の四半期決算は?

SLBの注目ポイントは...
  1. 1984年に上場した、油田サービスを提供する米国企業
  2. 業界2位は米国ハリバートン、3位はベイカーヒューズ
  3. 統合的なデジタルサービスも提供、売上の10%を占める
  4. 21年3Qに業績は上向き、南米は前年比+40%で成長
  5. 21年後半に市況が上向き、22年の投資も楽観的に見てる

個人的には、シュルンベルジェは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、原油市況が好調ならば、安定して利益を得られる銘柄だからです営業利益率は9%前後と安定しており、原油市況が不調だった15年以降も黒字化してる点は高く評価できます。不安定な業界でも、高い技術力を活かしているといえますね。

中長期的には、同社の業績はまだまだ上向くと思います。

なぜならば、原油やガスの市況は22年も楽観的だからです。多くの原油生産企業が、22年に投資に力を入れる予定で、21年3Qは南米で売上前年比+60%と好調です4Qには欧州や中東でも新規の設備投資が増えているといいます。

原油生産の強気サイクルは初期段階で22年も期待できる相場です。22年1月時点の予想PERは20倍と割高ではありません。

業界2番のハリバートンの方が、売上成長率が高いですね。21年3Qは前年比+64%、主要地域である北米と南米が前年比+64%と加速しています。

参考:ハリバートン(HAL)四半期決算|21年3Qは+29%に加速

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