EQTの四半期決算(EQT)|4Qは前年比+206%に加速

コロナによる原油やガス価格の暴落で、エネルギー株に投資する人が増えています。欧州や中国の電力問題で、21年後半に天然ガス市況が上向いています。21年3Qは売上前年比+200%、4Qは+206%に加速しています。

  • 「世界各国の経済活動再開で、利益を得られるはずだ…」
  • 「破綻するシェール株もあるが、原油が上昇するはずだ…
  • 予想PER10倍と割安で、安全にバリュー投資ができる…」

EQTは、天然ガスを採掘する米国最大のシェール企業です。天然ガスの採掘量が多いアパラチア地域で活動しており、収益の大半はマーセラスシェール層からです。

個人的には、EQTは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、天然ガス市況は急激に上向くも、22年初めには落ち着くと思うからです21年後半に欧州や中国の電力問題が発生し、21年10月に米国天然ガス価格は前年比3倍の6.2ドルを付けました。これにより、21年3Qの売上高は前年比+200%と好調です。

ただ、中国が石炭の生産を増やすなど、冬以降は落ち着きそうですね。

天然ガスは安価だったために、原油や石炭のシェアを奪う形で拡大してきました。しかし、高値を維持するならば、今度は逆に原油や石炭などに変わる可能性があります。また、長期的には脱炭素化など、22年以降の動きを予想するのは難しいです。

ただし、22年2月時点の予想PERは10倍で割安だといえますね

EQT株の投資判断したい人向け
  1. EQT株の4半期決算(21年10-12月)は?
  2. EQT株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年後半に天然ガス価格は高騰、22年も続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

EQTの四半期決算は?

EQTの四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:10.63億ドル(前年比+117%
  2. 営業利益:−12.09億ドル(−307%)
  3. 純利益:−9.36億ドル(−255%
  4. 1株当たり利益:−3.35ドル(−225%)

21年3Q決算(21年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:17.67億ドル(前年比+200%
  2.  Sales of natural gas:17.84億ドル(+198%
  3.  Loss on derivatives:−32.57億ドル(前年度−4.27億ドル)
  4. 営業利益:−25.69億ドル(−264%)
  5. 純利益:−19.80億ドル(−229%
  6. 1株当たり利益:−5.55ドル(−136%)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算の内容は...
  1. 売上高:38.39億ドル(前年比+206%
  2.  Sales of natural gas:28.11億ドル(+235%
  3.  Gain on derivatives:10.16億ドル(+147%
  4. 営業利益:24.57億ドル(+16倍)
  5. 純利益:18.01億ドル(+28倍
  6. 1株当たり利益:4.69ドル(+20倍)

4Qの売上高は+206%で38.39億ドル、営業利益は16倍の24.57億ドルでした。2Qや3Qに引き続き、4Qの売上と利益は加速していますね。営業利益率は64%と過去最高水準にあります。

4Qに営業利益が上向いた理由は、デリバティブ取引による利益です。3Qはヘッジのために損失だったが、4Qは一転して上向いています。シェールビジネスでは、天然ガス価格にヘッジしてる企業が多いです。

同社のCEOは、今後の天然ガスの市況に対して強気です。

社長兼最高経営責任者のトビー・ライスは次のように述べています。

「2021年には、バランスシートをさらに改善し、Alta Resourcesの買収と統合を成功裏に完了し、野心的なネットゼロ目標を発表し、四半期ごとの現金配当と10億ドルの買戻し承認からなる包括的な株主還元プログラムを実施することで株主に報いました。私たちの普通株。」

ライス氏は続けて、「当社の軌道と、気候変動への取り組みと世界的なエネルギー平等の支援における当社の役割に興奮して2022年に入ります。当社は、最新の運用モデルを継続的に実行することにより、中核的な長期在庫、契約上減少する収集率、および資本効率の向上。当社の株式買戻し承認により、魅力的な投資機会である自社株に資本を割り当てる機会が得られます。排出量を削減することにより、ESG戦略を前進させることを楽しみにしています。 2025年までにネットゼロを追求する空気圧バルブの交換やその他のカーボンネガティブプロジェクトを通じて。最後に、天然ガスのメリットが国内外で認識されているため、引き続きスチュワードシップを実証し、持続可能なエネルギー源を提供することを楽しみにしています。手頃な価格の信頼性で世界の増大するエネルギー需要に対応有能でクリーンな天然ガス。」

運用上の更新:2021年の第4四半期と通年の資本的支出はそれぞれ3億2300万ドル(Mcfeあたり0.61ドル)と11億400万ドル(Mcfeあたり0.59ドル)でした。 2020年の同時期と比較して、Mcfeベースでの当社の資本的支出はそれぞれ8%および18%改善しました。当社は、Mcfeごとの総資本支出は、保守プログラムの下での資本効率の重要な尺度であると考えています。

2021年の第4四半期中、ペンシルバニア州南西部の井戸コストは1フィートあたり平均約745ドルで、2021年通年のペンシルバニア州南西部の井戸コストは1フィートあたり平均約690ドルでしたが、2021年の年間目標は1フィートあたり675ドルでした。平均井戸コストの増加は、主に、システムの制約による当社の生産水位への影響を緩和するために、2021年の第4四半期に当社の予想されるフラックペースに加えられた変更によるものでした。 12月中旬の時点で、生産水の位置に影響を与えるシステムの制約が通常のレベルに戻ったため、会社は計画されたフラックペースに戻りました。

2021年の第4四半期に、当社は、社内で開発した水インフラプロジェクトであるBig Water Networkの支援を受けて、ウェストバージニア州で最初の井戸パッドをインライン化しました。 2021年の第4四半期と通年の井戸コストは、ビッグウォーターネットワークの建設に関連する割り当てられたコストを含めて、ウェストバージニアマルセルスでそれぞれ平均約695ドル/フィートと700ドルでした。ビッグウォーターネットワークは、ウェストバージニア州で有意義な井戸コストと運用コストの節約をもたらすと期待されています。

2022年、当社は、保守生産プログラムの下での総売上高が1,950〜2,050 Bcfeであり、非支配持分に起因する資本的支出を除いて、1.300〜14億5,000万ドル、またはMcfeあたり0.65〜0.75ドルの資本的支出を見込んでいます。当社は2022年中に、過去1年間に開発中の次世代の坑井設計を段階的に導入する予定であり、系統的科学プログラムの一環としての初期結果に基づいて、坑井の生産性をさらに向上させる可能性が高いと考えています。資産ベース全体の収益率。当社の大規模なコンボ開発モデルの一部である井戸の開発に必要な時間と、新しい井戸設計の計画された段階的展開を考慮すると、当社は2022年末までに投資の予備的な結果を出し、 2023年後半から2024年初頭にかけて。2022年の当社は、PA Marcellus南西部の平均井戸コストを1フィートあたり約760ドルと見込んでいます。これには、インフレの予想コストの増加が含まれ、新しい井戸の設計に起因する1フィートあたり約90ドルのコスト増加は含まれません。当社は、大規模なコンボ開発を活用した差別化された事業戦略により、生産性を最大限に高め、インフレの影響を含むコストを最小限に抑え、株主にとっての価値を最大化すると考えています。

参考:EQT REPORTS FOURTH QUARTER

22年1Q決算(22年3月…)

22年1Q決算は、5月12日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

EQTの過去10年間の損益計算書は?

EQTは1980年に0.6ドルで上場しました。14年に59ドルをつけるも、その後は長く低迷しています。22年2月は23ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、19年と20年は低迷し21年に回復しています。21年は売上高が前年比+82%に増え、営業利益率は20%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とPS(1株あたり純利益)です。BPSは20年に下落していますね。また、EPSは16年以降からは赤字が続いています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、徐々に上向いています。投資CFは低く抑えられている上に、営業CFも伸びていません。全体的に事業は縮小傾向にあるといえます。

では、私たちはどのように投資判断すればいいのでしょうか?

EQTの注目ポイントは?

EQTの注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年11月のガス価格は前年比+3倍?

参考:天然ガス – 先物契約 – 価格

過去10年間の天然ガス価格の推移です。

2008年に13ドルを付けた天然ガスは、14年のシェール革命を経て価格は長く低迷しています。ただし、20年3月に1.6ドルだったが、21年9月には3倍以上の5.5ドルを付けています。

欧州と中国の電力危機もあり、11月も高値で推移しています。

注目2:シェールガスの生産量は右肩上がりで増加?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

シェールガスの生産量は、一貫して上昇傾向にあります。

特に生産量が著しく増えているのは、AppalachiaとPermian地方ですね。15年の原油価格暴落で、コストが高いシェールオイル やガスの生産量が一部の地域で鈍化しました。しかしながら、技術開発でコスト削減に成功した事で再び生産量は増加しています

2000年代始め、北米の天然ガス生産の主役はメキシコ湾の海上でした。

しかしながら、シェール革命とその後の技術革新によるコスト削減で、米国内陸地に天然ガスの生産地が移動しています。メキシコ湾の天然ガス生産量は、2002年から5分の1に低下しました米国内陸地に移動した理由は、シェールオイル やガスの方が生産コストが低いからです。

同社は生産量が増えているアパラチア地方で活動しています。

注目3:米国は45年ぶりに世界最大の産油国になった?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

米国は2018年に世界最大の産油国になりました。

1日当たりの石油生産量は、2013年にサウジアラビアやロシアを抜いています。2018年の年間平均生産量は1095万BDとなり、45年ぶりに世界1位の産油国です。2019年も勢いは止まらず、生産量は増加を続けています。

生産量が急増した理由は、2010年代に始まったシェール革命の影響が大きいですシェール層から天然ガスを取り出す技術は、石油にも応用する事で生産量を増やしています。

また、天然ガスの生産量は、米国とロシアが中東諸国の4倍以上の生産量がありますシェール革命で天然ガスの生産量が増え続けている米国は、世界2位のロシアとも差を広げつつあります。

意外と知られてない事実だが、米国はすでに世界4番手の天然ガス輸出大国です。米国内で余った天然ガスは、液体化(LNG)して海外に輸出しています。

参考:世界の天然ガス輸出額 国別ランキング・推移

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:EQTの四半期決算は?

EQT株の特徴は...
  1. 1925年に創業、天然ガスの採掘量が多いシェール企業
  2. ガスの生産量が多い、アパラチア盆地で活動している
  3. 米国は20年に、ロシアとカタールに次ぐ輸出大国である
  4. 08年から天然ガス価格は安く、長い間低迷していた
  5. 営業CFも投資CFも伸びず、事業は縮小傾向にある
  6. 21Q3の売上は前年比+200%だが、ヘッジが原因で赤字である

個人的には、EQTは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、天然ガス市況は急激に上向くも、22年初めには落ち着くと思うからです21年後半に欧州や中国の電力問題が発生し、21年10月に米国天然ガス価格は前年比3倍の6.2ドルを付けました。これにより、21年3Qの売上高は前年比+200%と好調です。

ただ、中国が石炭の生産を増やすなど、冬以降は落ち着きそうですね。

天然ガスは安価だったために、原油や石炭のシェアを奪う形で拡大してきました。しかし、高値を維持するならば、今度は逆に原油や石炭などに変わる可能性があります。また、長期的には脱炭素化など、22年以降の動きを予想するのは難しいです。

ただし、22年2月時点の予想PERは10倍で割安だといえますね

赤字企業に投資するよりも、収益性が高い方が安心して投資できますね。また、特別配当を含むと、21年3Qの配当利回りは6%前後と高いです

参考:パイオニア・ナチュラル(PXD)四半期決算|3Qは+157%に減速

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