EQTの四半期決算(EQT)|3Qは前年比+200%で好調

コロナによる原油やガス価格の暴落で、エネルギー株に投資する人が増えています。欧州や中国の電力問題で、21年後半に天然ガス市況が上向いています。21年2Qは売上前年比+117%、3Qは+200%に拡大しています。

  • 「世界各国の経済活動再開で、シェール株は必ず利益を得られる…」
  • 「破綻するシェール株もあるが、原油が上昇すれば大きく儲けられる…」
  • 予想PER10倍と割安で、安全にバリュー株投資ができるはず…」

EQTは、天然ガスを採掘する米国最大のシェール企業です。天然ガスの採掘量が多いアパラチア地域で活動しており、収益の大半はマーセラスシェール層からです。

個人的には、EQTは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、天然ガス市況は急激に上向くも、22年初めには落ち着くと思うからです21年後半に欧州や中国の電力問題が発生し、21年10月に前年比3倍の6.2ドルを付けました。これにより、21年3Qの売上高は前年比+200%と好調です。

ただ、中国が石炭の生産を増やすなど、冬以降は落ち着きそうですね。

天然ガスは安価だったために、原油や石炭のシェアを奪う形で拡大してきました。しかし、高値を維持するならば、今度は逆に原油や石炭などに変わる可能性があります。また、長期的には脱炭素化など、どのように推移するか予想は難しいです。

同社はヘッジを掛けているため、ガス市況が好調でも赤字です。ただ、21年11月時点の予想PERは10倍で割安だといえますね

EQT株の投資判断したい人向け
  1. EQT株の4半期決算(21年7-9月)は?
  2. EQT株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年後半に天然ガス価格は高騰、22年も続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

EQTの四半期決算は?

EQTの四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:11.19億ドル(前年比+58%
  2. 営業利益:0.243億ドル(−89%)
  3. 純利益:−0.405億ドル(+75%
  4. 1株当たり利益:−0.15ドル(+76%

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:10.63億ドル(前年比+117%
  2. 営業利益:−12.09億ドル(−307%)
  3. 純利益:−9.36億ドル(−255%
  4. 1株当たり利益:−3.35ドル(−225%)

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:17.67億ドル(前年比+200%
  2.  Sales of natural gas:17.84億ドル(+198%
  3.  Loss on derivatives:−32.57億ドル(前年度−4.27億ドル)
  4. 営業利益:−25.69億ドル(−264%)
  5. 純利益:−19.80億ドル(−229%
  6. 1株当たり利益:−5.55ドル(−136%)

3Qの売上高は+200%で17.67億ドル、営業利益は−25.69億ドルです。1Qと2Qと比較して、3Qの売上高はさらに加速していますね。ただし、営業利益率は−147%と大幅な赤字です。

営業損失額の大半は、デリバティブ取引によるものです。シェールビジネスでは、天然ガス価格にヘッジしてる企業は少なくありません。

同社のCEOは、今後の天然ガスの市況に対して強気です。

社長兼最高経営責任者のトビー・ライスは、次のように述べています。「世界のエネルギーエコシステムにおいて天然ガスの役割がいかに重要であるかを今まで以上に目の当たりにしています。過去10年以内に、私たちの業界、特にアパラチアは、テクノロジーとイノベーションを活用して、アメリカ人に低コスト、低排出、信頼性の高いエネルギー源を提供してきました。パイプラインとLNGの輸出能力が向上したことで、同じエネルギー源を世界の舞台に届けることができます。」
ライス氏は続けます。「私たちは過去2年間、コストを削減し、価格実現を改善することで価値創造を最大化するためにこの会社を位置づけてきました。マウンテンバレーパイプライン容量の売却と中西部へのプレミアム容量の追加による当社の企業輸送の最適化に関する本日の発表は、これらの取り組みの継続です。見通しをさらに改善すると、過去3か月で天然ガスのマクロ環境に構造的な変化が見られ、フォワードカーブの持続的な上昇を示し、EQTをハイリターンの掘削場所。私たちは、事業の軌跡と株主のために生み出される価値に興奮しています。」

参考:EQT REPORTS 3Q 2021 RESULTS

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年1月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

EQTの過去10年間の損益計算書は?

EQTは1980年に0.6ドルで上場しました。14年に59ドルをつけるも、その後は長く低迷しています。21年11月は22ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、19年と20年は低迷し21年に回復しています。21年は売上高が前年比+82%に増え、営業利益率は20%まで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とPS(1株あたり純利益)です。BPSは20年に下落していますね。また、EPSは16年以降からは赤字が続いています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、徐々に上向いています。投資CFは低く抑えられている上に、営業CFも伸びていません。全体的に事業は縮小傾向にあるといえます。

では、私たちはどのように投資判断すればいいのでしょうか?

EQTの注目ポイントは?

EQTの注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年11月のガス価格は前年比+3倍?

参考:天然ガス – 先物契約 – 価格

過去10年間の天然ガス価格の推移です。

2008年に13ドルを付けた天然ガスは、14年のシェール革命を経て価格は長く低迷しています。ただし、20年3月に1.6ドルだったが、21年9月には3倍以上の5.5ドルを付けています。

欧州と中国の電力危機もあり、11月も高値で推移しています。

注目2:シェールガスの生産量は右肩上がりで増加?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

シェールガスの生産量は、一貫して上昇傾向にあります。

特に生産量が著しく増えているのは、AppalachiaとPermian地方ですね。15年の原油価格暴落で、コストが高いシェールオイル やガスの生産量が一部の地域で鈍化しました。しかしながら、技術開発でコスト削減に成功した事で再び生産量は増加しています

2000年代始め、北米の天然ガス生産の主役はメキシコ湾の海上でした。

しかしながら、シェール革命とその後の技術革新によるコスト削減で、米国内陸地に天然ガスの生産地が移動しています。メキシコ湾の天然ガス生産量は、2002年から5分の1に低下しました米国内陸地に移動した理由は、シェールオイル やガスの方が生産コストが低いからです。

同社は生産量が増えているアパラチア地方で活動しています。

注目3:米国は45年ぶりに世界最大の産油国になった?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

米国は2018年に世界最大の産油国になりました。

1日当たりの石油生産量は、2013年にサウジアラビアやロシアを抜いています。2018年の年間平均生産量は1095万BDとなり、45年ぶりに世界1位の産油国です。2019年も勢いは止まらず、生産量は増加を続けています。

生産量が急増した理由は、2010年代に始まったシェール革命の影響が大きいですシェール層から天然ガスを取り出す技術は、石油にも応用する事で生産量を増やしています。

また、天然ガスの生産量は、米国とロシアが中東諸国の4倍以上の生産量がありますシェール革命で天然ガスの生産量が増え続けている米国は、世界2位のロシアとも差を広げつつあります。

意外と知られてない事実だが、米国はすでに世界4番手の天然ガス輸出大国です。米国内で余った天然ガスは、液体化(LNG)して海外に輸出しています。

参考:世界の天然ガス輸出額 国別ランキング・推移

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:EQTの四半期決算は?

EQT株の特徴は...
  1. 1925年に創業、天然ガスの採掘量が多いシェール企業
  2. ガスの生産量が多い、アパラチア盆地で活動している
  3. 米国は20年に、ロシアとカタールに次ぐ輸出大国である
  4. 08年から天然ガス価格は安く、長い間低迷していた
  5. 営業CFも投資CFも伸びず、事業は縮小傾向にある
  6. 21Q3の売上は前年比+200%だが、ヘッジが原因で赤字である

個人的には、EQTは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、天然ガス市況は急激に上向くも、22年初めには落ち着くと思うからです21年後半に欧州や中国の電力問題が発生し、21年10月に前年比3倍の6.2ドルを付けました。これにより、21年3Qの売上高は前年比+200%と好調です。

ただ、中国が石炭の生産を増やすなど、冬以降は落ち着きそうですね。

天然ガスは安価だったために、原油や石炭のシェアを奪う形で拡大してきました。しかし、高値を維持するならば、今度は逆に原油や石炭などに変わる可能性があります。また、長期的には脱炭素化など、どのように推移するか予想は難しいです。

同社はヘッジを掛けているため、ガス市況が好調でも赤字です。ただ、21年11月時点の予想PERは10倍で割安だといえますね

天然ガスに投資するならば、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)の方が安全に投資できます。パイオニアは原油の割合も多い上にヘッジが少なく、営業利益率が29%まで上昇しているからです。

赤字企業に投資するよりも、収益性が高い方が安心して投資できますね。また、特別配当を含むと、21年3Qの配当利回りは6%前後と高いです

参考:パイオニア・ナチュラル(PXD)四半期決算|3Qは+157%に減速

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