サンコアエナジー(SU)四半期決算|コロナ後は前年比+114%に加速

カナダの原油会社であるサンコアは、コロナ後の経済再開で恩恵を受ける銘柄です。株価は08年の高値から、70%も低い水準にありますね。原油価格の高騰により、21年Q2の売上成長率は+114%に加速しています。

  • 「08年の高値から、株価は70%も暴落している…」
  • 配当利回りは3.2%、配当性向は$XOM よりも低い…」
  • 「原油価格の高騰により、21年Q1は+11%に加速…」

サンコアエナジーは、オイルサンドを所有するカナダの石油企業です。原油の生産だけではなく、精製や販売などの中流事業も行います。オイルサンドの売上比率は43%、精製や販売は50%も占めます。

個人的には、サンコアエナジーは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、他の原油企業と比較して、財務が安定してるからです精製が占める割合が高く、常時の営業利益率は17%前後と高い水準ですね。配当性向も50%前後と、競合のエクソンモービルと比較して持続可能な点も好材料です。

21年2Qの売上成長率は、前年比+114%に加速してます。

原油価格はすでにコロナ前の水準より高く、21年7月時点で76ドルです。21年後半は消費量も力強く回復するため、さらに業績を押し上げる事が予想できます。また、バイデン政権の環境規制は、新規参入を拒むため既存企業には追い風ですね

21年7月の予想PER8倍は十分に割安だと思います。

サンコアエナジー株の投資判断したい人向け
  1. サンコア株の20年3Q(2020年7-9月)の決算は?
  2. サンコア株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 18年の商品サイクルで、25年に株価は5倍以上になる?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

サンコアエナジー(SU)の四半期決算は?

サンコアエナジー(SU)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:67.1億ドル(前年比−32%)
  2.  oil Sands:23.0億ドル(−29%)
  3.  Exploration and Production:5.5億ドル(−45%)
  4.  Refining and Marketing:38.5億ドル(−31%)
  5. 営業利益:−4.4億ドル(前年度−30.6億ドル)
  6. 純利益:−1.6億ドル(前年度−23.3億ドル
  7. 1株当たり利益:−0.11ドル

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:86.79億ドル(前年比+17%
  2.  Oil Sands:43.51億ドル(+31%
  3.  Exploration and Production:5.9億ドル(+9%
  4.  Refining and Marketing:50.13億ドル(+9%
  5. 営業利益:11.62億ドル(+137%
  6. 純利益:8.21億ドル+123%
  7. 1株当たり利益:0.54ドル(+123%

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:90.93億ドル(前年比+114%
  2.  oil Sands:46.36億ドル(+180%
  3.  Exploration and Production:5.5億ドル(+209%
  4.  Refining and Marketing:49.38億ドル(+78%
  5. 営業利益:10.88億ドル(前年度−10.69億ドル)
  6. 純利益:8.68億ドル(前年度−6.14億ドル
  7. 1株当たり利益:0.58ドル(前年度−0.40ドル)

2Qの売上高は前年比+114%で90.93億ドル、営業利益は10.88億ドルでした。1Qに引き続き、2Qは売上と営業利益が力強く回復していますね。営業利益率は+11%まで回復しています。

昨年の20年2Qが、コロナによる業績が悪化した最悪期でしたね。そのため、21年2Qは前年比+114%で大きく回復していますただし、原油の消費量がコロナ以前に回復した訳ではありません。

供給側を絞ることで原油価格は、コロナ以前より高い72ドルまで上昇しています米国経済が再開する21年後半は、消費量による増加で売上と利益を押し上げる可能性が高いです。

21年3Q決算(21年6月…)

21年3Q決算は、10月21日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

サンコアエナジー(SU)の10年間の損益計算書は?

サンコアは、84年に0.2ドルで上場しました。08年に68ドルで最高値を付けるも、その後は長く低迷していますね。21年8月現在は20ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は15年と20年に低迷しています。サンコアの売上高は原油価格に大きく依存しますね。20年に原油価格は20ドルまで暴落しています。しかし、21年後半には業績が回復し始めています。

21年の営業利益率は−4.3%まで回復しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは下落基調にある上に、EPSも20年に大きく減少しています。配当利回りは3.2%、配当性向は50%と比較的高い水準ですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に大きく減少しています。巨額の設備投資が必要なビジネスだが、環境規制もあり投資CFは抑制されています。エネルギー企業の中では、比較的に安定してCFを稼いでると言えます。

では、私たち投資家はどのように判断すればいいのでしょうか?

サンコアエナジー(SU)の注目ポイントは?

サンコアエナジー(SU)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:米国エクソンモービルは世界7位の石油生産者?

参考:石油業界の世界ランキング

世界の石油業界大手の石油生産量のランキングです。

米国のエクソンモービル は7位、シェブロン は12位にランクインしています。カナダのサンコアは、時価総額でエクソンモービルの6分の1、シェブロン の4分の1と規模が小さいです

一昔前は、エクソンモービル、トタル、BPなどの欧米企業が市場を支配していました。しかしながら、現在は、サウジアラムコ をはじめとする中東の国営企業が上位を占めています。

では、サンコアの売上構成比を見てみましょう。

注目2:石油精製や販売が売上高の50%を占める?

サンコアの21年1Q時点の売上構成比です。

売上比率が最も高いのは、精製や販売事業で50%を占めます。次いで、アルバータ州北東部のオイルサンド事業が43%、探査と生産が6%を占めます。コロナ後の経済再開で力強く業績を戻しています。

オイルサンド事業は、前年比+31%まで回復していますね。

では、過去に売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目3:21年2Qの売上成長率は+114%に加速?

サンコアの売上高と成長率の推移です。

原油価格の低迷により、コロナ以前から業績は低迷していました。20年Q2の急激な需要の減少により、前年比は−57%も下落してます。しかし、21年Q1では売上高は急騰し、前年比+114%まで加速しています。

業績が好調なのは、原油価格が好調だからです。消費量はまだ戻してないが、21年7月に76ドルまで回復してます(参考:WTI原油先物とは?)。米国経済再開で消費量が回復する21年後半は、さらに力強く回復することが予想できます。

サンコアは、高配当銘柄としても知られます。

注目4:21年7月時点の配当利回りは3.2%?

サンコアの配当金と配当利回り推移です。

21年7月時点の配当利回りは3.2%と高いです。ただし、コロナによる需要減で配当金は19年に縮小しています。赤字決算ながらも配当金を出してため、持続性は低いですね。

環境規制が厳しいが、化石燃料は今後も成長が続くのでしょうか?

注目5:30年も再生可能エネルギーは10%未満?

参考:世界のエネルギー消費量と人口の推移

資源エネルギー庁による、世界のエネルギー消費量と人口の推移です。

欧州や米国の環境規制で、化石エネルギーは長く追い風が続きますね。しかし、30年の将来予想を見ると、実は再生可能エネルギーの割合は10%未満です。最も伸び率が高いのは天然ガスで、原油も石炭も高いシェアを持つ点に注意が必要です。

バイデン政権の環境規制は、新規参入を拒むため既存企業には追い風です。米国シェール企業を規制すれば、原油の需要も高まりますね。

個人的には、21年以降も商品相場は力強く推移すると見ています。

注目6:25年前後にハイパーインフレが来る?

参考:comparison of commodity and equity valuations 1970-2017

株式とコモディティの商品サイクルのグラフです。

株式と商品は負の相関関係があり、18年周期でトレンドが変わります。過去に商品価格が高騰したのは、73年のオイルショック、90年の湾岸戦争、08年の金融危機です。08年にの原油価格は、140ドルまで高騰しています。

このトレンドが繰り返すならば、商品価格は25年前後で最高値をつけます。

もちろん、必ずしも過去と同じ道を辿る保証はありません。しかし、20年の過去最大の金融緩和は、インフレを起こしやすい環境を作っています。過去と同じ道を辿るとは限らないが、トレンドの転換点としては興味深い兆候です。

予想が外れる可能性もあるが、インフレヘッジはしておきたいですね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:サンコアエナジー(SU)の四半期決算は?

サンコア株の特徴は...
  1. 1917年に創業した、カナダの総合エネルギー会社である
  2. オイルサンドの生産や採掘、石油や天然ガスの精製や販売を行う
  3. 他のエネルギー関連企業よりも、利益率が高く業績が安定している
  4. 原油消費量が回復すれば、原油価格は60ドルに戻る可能性が高い
  5. 株式と商品は負の相関関係があり、商品が高騰する可能性が高い
  6. 商品高騰は18年周期で起こり、2025年にピークを付ける
  7. バフェットも金鉱株やエネルギー株で、インフレヘッジしている
  8. 中国やカナダなど資源国の景気指標が大きく上向いている

個人的には、サンコアエナジーは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、他の原油企業と比較して、財務が安定してるからです精製が占める割合が高く、常時の営業利益率は17%前後と高い水準ですね。配当性向も50%前後と、競合のエクソンモービルと比較して持続可能な点も好材料です。

21年1Qの売上成長率は、前年比+11.9%に加速してます。

原油価格はすでにコロナ前の水準より高く、21年7月時点で76ドルです。21年後半は消費量も力強く回復するため、さらに業績を押し上げる事が予想できます。また、バイデン政権の環境規制は、新規参入を拒むため既存企業には追い風ですね

21年7月の予想PER8倍は十分に割安だと思います。

エネルギー企業のインフラであるキンダーモルガンは、さらに業績が安定しています。営業利益率は30%と高く、配当利回りは6.3%ですね。サンコアと同様に、コロナ以降に業績が急回復して加速しています。

参考:キンダーモルガン(KMI)四半期決算|コロナ後は成長率+67%に加速

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