サンコアエナジー(SU)四半期決算|1Qは+56%に減速

カナダの原油会社であるサンコアは、コロナ後の経済再開で恩恵を受ける銘柄です。株価は08年の高値から、70%も低い水準にありますね。原油価格の高騰により、2Qの売上成長率は4Qは68%、22年1Qも+56%と好調です。

  • 「08年の高値から、株価は70%も暴落している…」
  • 配当利回りは5.2%、$XOMよりも高い配当を払う…」
  • 原油高騰してるが、予想PERは8.8倍と割安である…」

サンコアエナジーは、オイルサンドを所有するカナダの石油企業です。原油の生産だけではなく、精製や販売などの中流事業も行います。オイルサンドの売上比率は43%、精製や販売は50%も占めます。

個人的には、サンコアエナジーは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、他の原油企業と比較して、財務が安定してるからです精製が占める割合が高く、常時の営業利益率は17%と高い水準にあります。また、配当性向も50%と、競合のエクソンモービルと比較して持続可能な点も好材料です。

21年2Qの売上は前年比+114%で、3Qは+56%、4Qは68%と高成長が続きます。原油価格上昇により、売上ベースではすでにコロナ前の水準です。

原油価格は22年2月時点で87ドルと高いですね。22年後半には消費量でも以前の水準に戻る見込みです。また、バイデン政権の環境規制や脱炭素化は、既存の原油企業には追い風です。

22年5月の予想PER7.1倍は十分に割安です。

SUの投資判断したい人向け
  1. サンコア株の四半期決算(22年1-3月)の決算は?
  2. サンコア株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 18年の商品サイクルで、25年に株価は5倍以上になる?

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また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

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サンコアエナジー(SU)の四半期決算は?

サンコアエナジー(SU)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:102.13億ドル(前年比+58%
  2.  oil Sands:45.49億ドル(+76%
  3.  Exploration and Production:6.39億ドル(+35%
  4.  Refining and Marketing:49.38億ドル(+56%
  5. 営業利益:13.14億ドル(前年度−2.37億ドル)
  6. 純利益:8.77億ドル(前年度−0.12億ドル
  7. 1株当たり利益:0.59ドル(前年度−0.01ドル)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算の内容は...
  1. 売上高:111.49億ドル(前年比+68%
  2. 営業利益:19.55億ドル(+333%
  3. 純利益:15.53億ドル(+1024%
  4. 1株当たり利益:1.07ドル(+1072%

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:135.01億ドル(前年比+56%
  2.  oil Sands:64.92億ドル(+54%
  3.  Exploration and Production:9.36億ドル(+71%
  4.  Refining and Marketing:77.45億ドル(+55%
  5. 営業利益:38.48億ドル(+245%
  6. 純利益:29.49億ドル(+259%
  7. 1株当たり利益:2.06ドル(+281%

1Qの売上高は前年比+56%で135.01億ドル、営業利益は+245%で38.48億ドルでした。3Qや4Qより減速するも、22年1Qも売上と利益は好調です。営業利益率は28%と過去最高に高い水準です。

四半期の売上高は、すでにコロナ前の水準に回復しています。

WTI原油価格はコロナ前の50ドルよりも高く、22年5月時点で100ドルを超えています。また、22年後半には消費量も前の水準に戻すとしています。地政学リスクもあり、原油の強気相場はまだ続きそうです。

サンコアは自社株買と債務返済、増配により株主に還元しています。

「2022年の第1四半期に、Suncorは、商品価格の上昇に伴い、同社の歴史上最高の四半期調整済み資金41億ドル、つまり1株あたり2.86ドルを生み出しましたこれには、オイルサンド資産の運用による記録的な調整済み資金も含まれます」とMark氏は述べています。リトル、社長兼最高経営責任者。 「キャッシュフローの増加により、純負債を7億2800万ドル削減し、8億2700万ドルの株式買戻しと支払いを通じて14億ドルを超える価値を株主に還元することができました、配当金は6億100万ドルです。

•事業からの調整後の資金(1)(2)は、2022年の第1四半期に40億9,400万ドル(普通株あたり2.86ドル)に増加しました。 2022年の第1四半期は、1株当たりベースで前年の四半期を2倍以上に増やしました。非現金運転資本の変動を含む営業活動によるキャッシュフローは、2022年第1四半期は30億7200万ドル(普通株1株あたり2.14ドル)でしたが、前年同期は23億4500万ドル(普通株1株あたり1.54ドル)でした。

•調整後営業利益(1)(2)は、前年同期の7億4600万ドル(普通株1株あたり0.49ドル)と比較して、2022年第1四半期には27億5500万ドル(普通株1株あたり1.92ドル)に増加しました。同社の2022年第1四半期の純利益は29.49億ドル(普通株1株あたり2.06ドル)でしたが、前年同期は8億2100万ドル(普通株1株あたり0.54ドル)でした。

•2022年の第1四半期に、オイルサンドは、過去最高の四半期調整済み資金を事業から提供しました(3)。前年同期の15億2700万ドルに対し、34億1400万ドルは、四半期中に7億5,000万バレルの石油を生産したファイアーバッグを含む、同社のIn Situ資産からの強力な生産と、フォートヒルズでの生産の増加に支えられています。会社が強力な上流価格を獲得できるようにします。オイルサンドアップグレーダーの合計使用率は、前年同期の97%から96%でした。

•精製およびマーケティング(R&M)は、2022年の第1四半期に運用(3)から15億9,700万ドルの調整済み資金を生み出しましたが、前年同期は11億7,200万ドルでした。 2022年の第1四半期には、商品リスク管理活動の影響を含む先入れ先出し(FIFO)在庫評価の利益が、前年同期の4億3,200万ドルに対し、税引前で7億2,900万ドル含まれていました。後入れ先出し(LIFO)(4)ベースで、Suncorの精製およびマーケティングの粗利益(1)は、前年同期と比較してほぼ20%向上しました。 2022年の第1四半期の製油所利用率は94%でしたが、同社のカナダの製油所は引き続き全国の製油所業界平均を上回っていたため、前年同期の92%でした。(5)

•2022年の第1四半期に、同社は8億2700万ドルの株式買戻しと、6億100万ドルの配当金の支払いを通じて、14億ドルを超える価値を株主に還元しました。 2022年5月6日の時点で、同社は今年の初めから13億ドルのSuncorの普通株を買い戻しました。これは、1株あたり平均39.70ドル、つまり普通株の2.3%に相当する約3,300万株に相当します。 2021年12月31日現在の株式。

•2022年の第1四半期に、同社は純負債(1)を7億2800万ドル削減しました。これは主に、未払いの1億8200万ドルの4.50%の手形の早期償還と、多額の所得税の支払い後の現金および現金同等物の増加によるものです。同社の2021年の所得税費用に関連して、四半期中に約10億ドル。

•2022年の第1四半期に、コアビジネスを通じて価値を最大化するというSuncorの戦略に沿って、同社はノルウェーでのExploration&Production(E&P)資産の計画的な売却を通じて資産ポートフォリオを最適化するための措置を講じていると発表しました。四半期に続いて、英国での同社のE&P資産に対する関心に基づいて、同社は英国ポートフォリオ全体の売却を検討しており、風力および太陽光資産を売却してエネルギー拡大の分野に焦点を当てる計画も発表しました。水素と再生可能燃料に重点を置いて、その基本事業をより補完します。

•四半期後、Suncorの取締役会(取締役会)は1株あたり0.47ドルの四半期配当を承認しました。これは、前四半期の配当から12%の増加であり、会社の歴史上最高の1株あたりの四半期配当です。また、取締役会とトロント証券取引所(TSX)は、同社の通常コース発行者入札プログラム(NCIB)の引き上げを承認し、同社が買い戻す可能性のある普通株式の最大数をSuncorの公開フロートの最大約10%に引き上げました。 2022年1月31日。

参考:Report to Shareholders for the Forth Quarter of 2021

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、8月10日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

サンコアエナジー(SU)の10年間の損益計算書は?

サンコアは、84年に0.2ドルで上場しました。08年に68ドルで最高値を付けるも、その後は長く低迷していますね。20年3月は11ドルに下落するも、22年5月は34ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は15年と20年に低迷しています。サンコアの売上高は原油価格に大きく依存しますね。20年に原油価格は20ドルまで暴落しています。しかし、21年後半には業績が回復し始めています。

21年の営業利益率は、5.5%まで回復しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは下落基調にある上に、EPSも20年に大きく減少しています。配当利回りは3.2%、配当性向は50%と比較的高い水準ですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に大きく減少しています。巨額の設備投資が必要なビジネスだが、環境規制もあり投資CFは抑制されています。エネルギー企業の中では、比較的に安定してCFを稼いでると言えます。

では、私たち投資家はどのように判断すればいいのでしょうか?

サンコアエナジー(SU)の注目ポイントは?

サンコアエナジー(SU)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:米国エクソンモービルは世界7位の石油生産者?

参考:石油業界の世界ランキング

世界の石油業界大手の石油生産量のランキングです。

米国のエクソンモービル は7位、シェブロン は12位にランクインしています。カナダのサンコアは、時価総額でエクソンモービルの6分の1、シェブロン の4分の1と規模が小さいです

一昔前は、エクソンモービル、トタル、BPなどの欧米企業が市場を支配していました。しかしながら、現在は、サウジアラムコ をはじめとする中東の国営企業が上位を占めています。

では、サンコアの売上構成比を見てみましょう。

注目2:石油精製や販売が売上高の50%を占める?

サンコアの21年1Q時点の売上構成比です。

売上比率が最も高いのは、精製や販売事業で50%を占めます。次いで、アルバータ州北東部のオイルサンド事業が43%、探査と生産が6%を占めます。コロナ後の経済再開で力強く業績を戻しています。

オイルサンド事業は、前年比+31%まで回復していますね。

では、過去に売上高はどのように推移してきたのでしょうか?

注目3:21年4Qの売上成長率は+68%に減速?

サンコアの売上高と成長率の推移です。

原油価格の低迷により、コロナ以前から業績は低迷していました。20年2Qの急激な需要の減少により、前年比は−57%も下落してます。しかし、21年2Qは+114%、3Qは+56%、4Qは+68%と好調が続きます。

売上ベースでは、すでにコロナ以前の水準まで戻しています。

業績が好調なのは、原油価格が好調だからです。消費量はまだ戻してないが、22年2月に87ドルまで回復してます(参考:WTI原油先物とは?)。米国経済再開で消費量が回復する22年は、さらに力強く回復することが予想できます。

サンコアは、高配当銘柄としても知られます。

注目4:22年2月時点の配当利回りは5.2%?

サンコアの配当金と配当利回り推移です。

22年2月時点の配当利回りは5.2%と高いです。ただし、コロナによる需要減で配当金は19年に縮小しています。赤字決算ながらも配当金を出してため、持続性は低いですね。

環境規制が厳しいが、化石燃料は今後も成長が続くのでしょうか?

注目5:30年も再生可能エネルギーは10%未満?

参考:世界のエネルギー消費量と人口の推移

資源エネルギー庁による、世界のエネルギー消費量と人口の推移です。

欧州や米国の環境規制で、化石エネルギーは長く追い風が続きますね。しかし、30年の将来予想を見ると、実は再生可能エネルギーの割合は10%未満です。最も伸び率が高いのは天然ガスで、原油も石炭も高いシェアを持つ点に注意が必要です。

バイデン政権の環境規制は、新規参入を拒むため既存企業には追い風です。米国シェール企業を規制すれば、原油の需要も高まりますね。

個人的には、21年以降も商品相場は力強く推移すると見ています。

注目6:25年前後にハイパーインフレが来る?

参考:comparison of commodity and equity valuations 1970-2017

株式とコモディティの商品サイクルのグラフです。

株式と商品は負の相関関係があり、18年周期でトレンドが変わります。過去に商品価格が高騰したのは、73年のオイルショック、90年の湾岸戦争、08年の金融危機です。08年にの原油価格は、140ドルまで高騰しています。

このトレンドが繰り返すならば、商品価格は25年前後で最高値をつけます。

もちろん、必ずしも過去と同じ道を辿る保証はありません。しかし、20年の過去最大の金融緩和は、インフレを起こしやすい環境を作っています。過去と同じ道を辿るとは限らないが、トレンドの転換点としては興味深い兆候です。

予想が外れる可能性もあるが、インフレヘッジはしておきたいですね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

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では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:サンコアエナジー(SU)の四半期決算は?

サンコア株の特徴は...
  1. 1917年に創業した、カナダの総合エネルギー会社である
  2. オイルサンドの生産や採掘、石油や天然ガスの精製や販売を行う
  3. 他のエネルギー関連企業よりも、利益率が高く業績が安定している
  4. 原油消費量が回復すれば、原油価格は60ドルに戻る可能性が高い
  5. 株式と商品は負の相関関係があり、商品が高騰する可能性が高い
  6. 商品高騰は18年周期で起こり、2025年にピークを付ける
  7. バフェットも金鉱株やエネルギー株で、インフレヘッジしている
  8. 中国やカナダなど資源国の景気指標が大きく上向いている

個人的には、サンコアエナジーは保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、他の原油企業と比較して、財務が安定してるからです精製が占める割合が高く、常時の営業利益率は17%と高い水準にあります。また、配当性向も50%と、競合のエクソンモービルと比較して持続可能な点も好材料です。

21年2Qの売上は前年比+114%で、3Qは+56%、4Qは68%と高成長が続きます。原油価格上昇により、売上ベースではすでにコロナ前の水準です。

原油価格は22年2月時点で87ドルと高いですね。22年後半には消費量でも以前の水準に戻る見込みです。また、バイデン政権の環境規制や脱炭素化は、既存の原油企業には追い風です。

22年2月の予想PER8.8倍は十分に割安です。

エネルギー企業のインフラであるキンダーモルガンは、さらに業績が安定しています。営業利益率は30%と高く、配当利回りは6.3%ですね。サンコアと同様に、コロナ以降に業績が急回復して加速しています。

参考:キンダーモルガン(KMI)四半期決算|コロナ後は成長率+67%に加速

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