MSCIの四半期決算|22年3Qは前年比+8.4%に減速

ETFや指数を提供するMSCIは、インデックス投資やETFブームで最も恩恵を受けた銘柄のひとつです。コロナ禍でも事業は好調で安定した銘柄ですね。22年2Qは前年比+10%、22年3Qは+8.4%に減速しています。

  • 「07年に38ドルで上場、株価は15倍に高騰してる…」
  • 「競合は全体的に少なくSP500指数を提供するSPGI…」
  • 「手数料収入を得ているため、営業利益率は53%と高い…」

MSCIは、 インデックスやETFなどの株価指数を提供する米国企業です。インデックス事業が売上の6割を占めるが、データ分析やESGなど環境関連の指標も提供します。競合と呼べる企業は少なく、営業利益率は50%を超えています。

個人的には、MSCIは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、参入障壁が高いため競合も少なく、手数料で収益性が高いビジネスだからです。14年に33%だった営業利益率は、21年には53%まで上昇しています。競合と呼べる企業は、SP500指数を提供するSPグローバル(SPGI)くらいです。

同社はこれまで、ETFやインデックス投資ブームが追い風でした。

これらのETFブームは、22年以降もまだまだ続くと思います。機関投資家や個人投資家を含め、手軽にリスク分散できるETFの需要は年々増しています。また、レバレッジETFなど、ハイリスクの投資手法にも最適ですね。

実際に、上位100社の資産運用会社の99社、年金基金の90社、グローバルバンクの83社、ヘッジファンドの75%が同社のサービスを利用しています。

また、ESG関連にも事業展開するなど、時流に乗ったビジネスをしています。21年3QのESG事業の売上成長率は53%と牽引しています。ただし、22年11月時点の予想PERは35倍と、他の金融銘柄よりも買われています。

MSCIの投資判断したい人向け
  1. MSCIの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. MSCIの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. インデックスやETFは、22年も続くトレンドか?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

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22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

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MSCIの四半期決算は?

MSCIの四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:5.59億ドル(前年比+17%)✖️
  2.  Index:3.30億ドル(+13%
  3.  Analytics:1.39億ドル(+4%
  4.  ESG and Climate:0.52億ドル(+49%
  5. 営業利益:2.88億ドル(+13%
  6. 純利益:2.28億ドル(+16%
  7. 1株当たり利益:2.78ドル(+17%)◯

22年2Q決算(22年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:5.52億ドル(前年比+10.7%
  2. 営業利益:—億ドル(—%
  3. 純利益:2.11億ドル(+27%
  4. 1株当たり利益:2.78ドル(+13%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:5.60億ドル(前年比+8.4%)◯
  2.  Index:3.22億ドル(+0.2%
  3.  Analytics:1.44億ドル(+6.3%
  4.  ESG and Climate:0.57億ドル(+31%
  5. 営業利益:3.09億ドル(+10%
  6. 純利益:2.16億ドル(+27%
  7. 1株当たり利益:2.85ドル(+12%)◯

Qの売上高は前年比+8.4%で5.60億ドル、営業利益は+10%で3.09億ドルでした。22年1Qや2Qと比較すると、3Qの売上は減速していますね。ただ、営業利益率は55%と過去最高に高い水準です。

MSCI指数のライセンスを受けたETFの数は業界1位で、インデックス事業が売上高の半分を占めています。また、ESGなどを算出する気候変動関連も高い成長率で伸びていますね。ただ、ESG事業の調整EBITDAマージンは22%と、インデックス事業の76%より遥かに低いです。

ESG事業が成長ドライバとなり、競合であるS&Pグローバル(SPGI)よりも株価は買われています。

「重大な市場の混乱に直面して、MSCI は再び堅調な業績を達成しました。これには、これまでで最高の第 3 四半期の経常純新規売上高が含まれます。 他の業績の中でも、10 年で最高のインデックス サブスクリプション ランレートの成長率 12.6% を記録し、Climate ビジネス サブスクリプション ランレートを 86.0% 増加させ、これまでで最高のアナリティクス保持率 95.9% を記録しました」と会長の Henry A. Fernandez は述べています。 MSCIのCEO。

世界的な逆風が強まる中でもこれを行い、全天候型フランチャイズの回復力と適応性を実証しました。 マクロ環境はさまざまな業界の企業に課題をもたらしましたが、MSCI はミッション クリティカルなソリューション、多様な顧客基盤、財務規律への取り組みから引き続き恩恵を受けています」とフェルナンデス氏は付け加えました。

参考:MSCI Reports Financial Results for 3Q 2022

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、12月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

MSCIの損益計算書は?

MSCIは07年に38ドルで上場しています。株価は常に右肩上がりで最高値を更新し続けていますね。20年3月は231ドルに下落するも、22年11月は448ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と利益は綺麗に右肩上がりで伸びています。特に14年以降の伸びは顕著で、21年の営業利益率は53.8%と特出して高いです。競合であるSPグローバルよりも高いです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は−5%と債務超過にあります。ただ、事業は好調で潤沢なCFも稼いでいるため問題はありません。EPSは右肩上がりで安定していますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。投資CFがプラスの年も多く、営業CFはしっかりと伸びています。競合といえる企業は、SP500くらいで、ベンチマーク算出企業としては特出しています。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

MSCIの注目ポイントは?

MSCIの注目ポイントを紹介します。

注目1:ETF市場は13年で17倍にも拡大した?

参考:What are ETFs and How Big is the ETF Market?

世界のETF資産規模の推移です。

03年に0.2兆ドルだったETF資産は、16年には17倍の3.5超ドルまで拡大しています。年率24%で拡大し、米国内外でも力強く伸びていますね。08年の金融危機で前年比割れするも、その後はより力強く急成長しています。

現状の株式市場は、ETFやインデックスブームだといえます。

注目2:MSCIはETFブームで最も恩恵を受ける?

参考:MSCI【NYSE:MSCI】インデックス投資ブーム

売上比率60%を占めるインデックス事業の売上構成です。

MSCIはインデックス投資やETFブームの恩恵を最も受けている企業です。ETFが広く台頭したことで、機関投資家などのパッシブ運用は斜陽産業と化しています。左上の図を見ると、ETFの売上が勢いよく伸びていますね。

上位100社の資産運用会社の99社、年金基金の90社、グローバルバンクの83社、ヘッジファンドの75%がクライアントです。調整EBITDAマージンが76%と、潤沢な手数料収入を得ています。

また、同社はESG関連の売上も順調に増えています。

注目3:MSCIのESG事業は前年比+53%で拡大?

参考:MSCI: Wide Moat, High Growth Rates, But Rich Valuation

ESGを実行している企業の実行率です。

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉です。気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的成長を目指す上で重視すべき指標です。

ESGは世界的なトレンドであり、21年3QのMSCIの関連事業は前年比+53%で急成長しています。これは、22年以降も継続して続くトレンドです。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

このブログを通じて、投資を教えて欲しいと多くの要望を頂きました

22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

参考:【5名限定で3000円】「個別コンサル」とライン追加のお願い

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まとめ:MSCIの四半期決算は?

MSCIの注目ポイントは...
  1. 07年に上場した、ETFや株価指数を提供する米国企業
  2. インデックス事業が6割を占め、分析やESG関連も提供
  3. 競合が少ないビジネスで、営業利益率は53%と高い
  4. 世界ETF市場は年率24%で拡大、22年以降も続く
  5. 上位100社の資産運用会社の99社が、サービスを利用

個人的には、MSCIは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、参入障壁が高いため競合も少なく、手数料で収益性が高いビジネスだからです。14年に33%だった営業利益率は、21年には53%まで上昇しています。競合と呼べる企業は、SP500指数を提供するSPグローバル(SPGI)くらいです。

同社はこれまで、ETFやインデックス投資ブームが追い風でした。

これらのETFブームは、22年以降もまだまだ続くと思います。機関投資家や個人投資家を含め、手軽にリスク分散できるETFの需要は年々増しています。また、レバレッジETFなど、ハイリスクの投資手法にも最適ですね。

実際に、上位100社の資産運用会社の99社、年金基金の90社、グローバルバンクの83社、ヘッジファンドの75%が同社のサービスを利用しています。

また、ESG関連にも事業展開するなど、時流に乗ったビジネスをしています。21年3QのESG事業の売上成長率は53%と牽引しています。ただし、22年1月時点の予想PERは43倍と、他の金融銘柄よりも買われています。

競合となる企業は、S&P500やダウ平均株価を提供するSPグローバルです。同社は世界三大格付け機関のひとつで市場を寡占化しています。営業利益率は49%と高く、同社と同様に安定した独占企業ですね。

参考:S&Pグローバル(SPGI)四半期決算|21年3Qは+13%に加速

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