ビザ(V)の四半期決算|21年4Qは前年比+28%に加速

クレジットカード決済を提供するビザは、経済再開で最も恩恵を受ける銘柄ですね。21年後半は外出規制が緩和され、買い物で外に出る人が増えています。21年3Qは前年比+26%、4Qは+28%と業績は好調です。

  • 「08年に20ドルで上場、株価は11倍に高騰してる…」
  • 「世界市場は2社が独占、ビザは2位で21%を占める…」
  • 「クレジット決済を独占し、営業利益率は65%と高い…」

ビザ(V)は、世界2位のカード決済会社の米国企業です。世界最大は中国のユニオンペイ、3位はマスターカードで、実質的には米国2強です。EC小売企業のアマゾン、ネット決済のペイパル、BNPLなどの新興勢力はあるも、その牙城は簡単には崩れません。

個人的には、ビザは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、世界カード決済市場を独占し、収益性が高いビジネスモデルだからです売上も利益も右肩が上がりで、21年の営業利益率は65%と高いです。競合や新興企業などの台頭はあるも、22年時点ではまだまだ優位性は高いです。

長期的な懸念材料は、ネット決済の移行やBNPLの台頭です。

特に、資金力があるアマゾンなど大手小売企業の参入は悲観材料です。アマゾンは英国でビザと提携を解消するなど競争が激化しています。また、オンラインやモバイル決済市場は拡大しペイパル(PYPL)が存在感を強めています。他にも、新たなBNPL(後払い決済サービス)市場もあります。

それでも、22年時点ではビザの強豪優位性は薄れていません。世界中の実店舗と提携しており、アジアやアフリカ、南米地域ではまだ伸び代が高いです。乗り換えコストは高く、カード決済企業もオンラインへ移行しています。

22年1月時点の予想PERは31倍は割高ではありません。

ビザの投資判断したい人向け
  1. ビザの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. ビザの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ネット決済やBNPLなど、22年は競争が激化?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ビザ(V)の四半期決算は?

ビザ(V)の四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年3月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:57.29億ドル(前年比−2%
  2. 営業利益:35.84億ドル(−8%
  3. 純利益:30.26億ドル(−1%
  4. 1株当たり利益:1.38ドル(+0%)

21年3Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:61.30億ドル(前年比+26%
  2. 営業利益:40.62億ドル(+35%
  3. 純利益:25.75億ドル(+8%
  4. 1株当たり利益:1.18ドル(+10%

21年4Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:65.59億ドル(前年比+28%
  2.  Service:31.25億ドル(+41%
  3.  Data Processing:34.36億ドル(+20%
  4.  International transaction revenues:18.95億ドル(+41%
  5.  Client incentives:−23.87億ドル(+40%
  6. 営業利益:43.60億ドル(+37%
  7. 純利益:35.84億ドル(+67%
  8. 1株当たり利益:1.65ドル(+70%

Qの売上高は前年比+28%で65.59億ドル、営業利益は+37%で43.60億ドルでした。21年2Qに引き続き、3Qの売上も利益も好調でしたね。営業利益率は66%と引き続き高い水準を維持しています。

経済再開に伴い、オフラインで買い物をする人が増えていますね。

これまで決済市場は、ビザとマスターカード(MA)が独占してきましたね。しかし、買い物がオンラインに移行する過程で、様々な企業から挑戦を受けています。オンライン決済で最も強いのはペイパル(PYPL)で売上を拡大しています。

また、21年にはBNPL(後払い決済サービス)も出現しています。EC最大手のアマゾンが英国でビザと提携を解消するなど競争が激化しています。

ただ、世界的に圧倒的なシェアを持つビザの牙城を崩すのは簡単ではないですね。ビザはECやモバイル市場を攻略するためにApple Payと提携しています。ペイパルやBNPL市場拡大が与える影響は、22年時点ではそれほど大きくはありません。

米決済サービスのワールドペイによると、北米の電子商取引(EC)市場におけるクレジットカードの利用率は32%で、非現金取引で最大。だがここ最近は、米ペイパル・ホールディングス傘下の送金サービス「ベンモ」や、「バイ・ナウ・ペイ・レーター(BNPL)」と呼ばれる後払い決済サービスの利用が増えている。

クレジットカードの利用率は2020年に7%減少した。これに対しBNPLは78%増加新型コロナウイルス感染拡大の影響でクレジットカード利用の減少が加速した。一方でBNPLは若年層を中心に急速に成長している。ワールドペイは、EC市場における20〜24年のBNPL利用率が、北米で1.6%から4.5%に、欧州で7.4%から13.6%に拡大すると予測している。欧州では24年に銀行送金の11.1%を上回り、クレジットカード(19.0%)やデビットカード(16.1%)に迫る規模に拡大するという。

参考:アマゾンとVISAの対立、クレジット業界への影響大か

22年1Q決算(21年12月…)

22年1Q決算は、1月25日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ビザ(V)の損益計算書は?

ビザは08年に20ドルで上場しています。株価は常に右肩上がりで最高値を更新し続けていますね。20年3月は135ドルに下落するも、22年1月は222ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上と利益は綺麗に右肩上がりで伸びています。収益性は群を抜いて高く、21年の営業利益率は65%と高いです。モバイル決済のペイパルやBNPLなど、様々な企業から挑戦を受けるも、21年時点では影響は少ないです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は45%と高く、BPSもEPSも右肩上がりで拡大しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。投資CFが小さく、市場を寡占化している独占企業ですね。アジアやアフリカ、南米など、後進国ではまだまだ伸び代があります。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

ビザ(V)の注目ポイントは?

ビザ(V)の注目ポイントを紹介します。

注目1:米国ビザは世界2位で21%のシェアを持つ?

参考:Visa challenges UnionPay in China

16年時点の世界的なクレジットカードのシェアです。

世界最大のクレジットカード会社は、中国のユニオンペイで43%を占めます。世界2位は米国のビザで21%、マスターカード(MA)は16%と続きます。

ユニオンペイは競合がいない中国の利用者が99%を占めています。そのため、実質的には、ビザとマスターカードが世界2強だと言えます。EC大国である中国は、非キャッシュの利用率が米国よりも高く、米国2社は新たに参入しています。

参考:マスターカード(MA)四半期決算|21年3Qは+29%に加速

では、挑戦者であるオンライン決済はどれくらいシェアを伸ばしてるでしょうか?

注目2:オンライン決済は25年に20%に上昇?

参考:Can Apple, Visa and MasterCard Finally Disrupt PayPal?

実店舗とオンライン決済の比率です。

世界的なトレンドとして、ECやモバイルなどのオンライン決済が広く浸透しています。オンライン決済ではペイパル(PYPL)が一強でシェアを伸ばしていますね。16年に9%だった決済比率は、25年には20%まで上昇します対照的に、実店舗での決済は91%から80%に低下します。

では、米国内でのEC比率はどのように推移してるでしょうか?

注目3:米国EC化率はコロナ禍で14.3%に上昇?

参考:2021年米国ECトレンド&マーケター

米国ECのEC化率の推移です。

19年の米国ECの売上高は3431億ドル、24年には4765億ドルに達する見込みです。コロナ禍の20年は米国のEC化を進め、一時的には14.3%まで急上昇していますペイパルはこうした状況で恩恵を受ける銘柄ですね。EC化率は中国が最大で44%と最もオンライン決済が浸透しています。

では、Eコマースの主要決済プレーヤーはどうでしょうか?

注目4:EC決済は競合が多く競争が激化する?

参考:E-commerce Payment Market takes centre stage

Eコマース決済企業の市場シェアです。

Eコマースの決済でシェアが大きいのは、中国UnionPay、アメリカンエキスプレス(AXP)、マスターカード(MA)の3社ですね。他には、ペイパルやビザ、中国企業のアリペイやテンぺイがランクインしています。伝統的なクレジット企業に加えて、ネット決済に強いハイテク企業も参入しています。

クレジットカード決済と比較して、ネット決済は競争が激化しそうです。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ビザ(V)の決算は?

ビザの注目ポイントは...
  1. 08年に上場した、世界最大のカード決済企業である
  2. マスターカードと2社で、世界市場を寡占化している
  3. 最大手は中国ユニオンペイだが、世界展開はできてない
  4. 新興企業や市場はあるも、利益率は60%を超えている
  5. アジア、アフリカ、南米など、まだまだ開拓市場は大きい
  6. 大手アマゾンや中国ハイテク企業、ペイパルが競合である

個人的には、ビザは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、世界カード決済市場を独占し、収益性が高いビジネスモデルだからです売上も利益も右肩が上がりで、21年の営業利益率は65%と高いです。競合や新興企業などの台頭はあるも、22年時点ではまだまだ優位性は高いです。

長期的な懸念材料は、ネット決済の移行やBNPLの台頭です。

特に、資金力があるアマゾンなど大手小売企業の参入は悲観材料です。アマゾンは英国でビザと提携を解消するなど競争が激化しています。また、オンラインやモバイル決済市場は拡大しペイパル(PYPL)が存在感を強めています。他にも、新たなBNPL(後払い決済サービス)市場もあります。

それでも、22年時点ではビザの強豪優位性は薄れていません。世界中の実店舗と提携しており、アジアやアフリカ、南米地域ではまだ伸び代が高いです。乗り換えコストは高く、カード決済企業もオンラインへ移行しています。

22年1月時点の予想PERは31倍は割高ではありません。

ビザの最大のライバルは、マスターカードではなくペイパルですね。ペイパルはネット決済の6割を占め、EC時代に合わせて急激にシェアを伸ばしています。カード決済企業は、どれくらいシェアを奪われるかに注目したいですね。

参考:ペイパル(PYPL)四半期決算|21年3Qは前年比+13%に減速?

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