FUTUの四半期決算|22年1Qは前年比-26%に減速

香港証券会社のFUTUは、20年の売上高が前年比3.3倍にも増えました。20年4月から株価は急騰し始め、わずか1年で18倍にも高騰しています前年比3倍の超グロース株だが、22年5月の予想PERは18倍と割安です

  • 「20年の売上高は、前年比で3.3倍にも拡大した…」
  • 「売上高の急騰で、株価は1年で18倍にも高騰した…」
  • 「コロナによる株高で、中国からの米国投資熱が爆発してる…」

FUTUは、香港と中国人向けにオンラインによる証券売買を提供する香港企業です。取引量の半分を米国株が占め、海外投資したい中国人に人気が高いです。20年から売上高が爆発的に成長し、前年比で3.3倍にも拡大しています。

個人的には、FUTUは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、前年比3倍で急成長するグロース企業だったが、中国当局の規制により急減速しているからです。21年には3桁成長だったが、22年1Qにはマイナス成長に転じています。また、営業利益も急速に減速していますね。

シンガポールに本社を移すなど対策を講じています。

しかしながら、中国国内が規制で鈍化する状況では、高い成長率を維持するのは難しいです。クライアント数は増えているが、売上や利益はすでに減速しています。そのため、22年5月の予想PER18倍は割安だとは思いません。

FUTUの投資判断したい人向け
  1. FUTUの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. FUTUの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 20年は売上高が3倍だが、22年はマイナス成長?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

FUTUホールディングスの四半期決算は?

FUTUホールディングスの四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:17.31億ドル(前年比+82%
  2.  Brokerage commission:9.33億ドル(+65%
  3.  Interest income:6.10億ドル(+128%
  4.  Other income:1.65億ドル(+55%
  5. 営業利益:7.09億ドル(+63%
  6. 純利益:6.15億ドル(+53%
  7. 1株当たり利益:0.49ドル(+28%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:15.47億ドル(前年比+37%
  2. 営業利益:5.60億ドル(−3%)
  3. 純利益:4.99億ドル(−6%)
  4. 1株当たり利益:3.16ドル(−17%)

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:16.41億ドル(前年比−26%)◯
  2.  Brokerage commission:9.67億ドル(−27%)
  3.  Interest income:5.75億ドル(−13%)
  4.  Other income:0.98億ドル(−56%)
  5. 営業利益:6.44億ドル(−50%)
  6. 純利益:5.71億ドル(−51%)
  7. 1株当たり利益:0.48ドル(−52%)◯

ドルは香港ドル。

1Qの売上高は前年比−26%で16.41億ドル、営業利益は−50%で6.44億ドルでした。21年3Qや4Qに続き、22年1Qの売上も大きく減速していますね。営業利益率は39%と悪くはない数値です。

20年に売上高が急騰した理由は、コロナによる暴落と暴騰で中国国内で、米国株への投資熱が高まったからです。FUTUの取引量の半分は米国株が占めています。しかし、中国当局の規制が厳しくなり、成長率は鈍化しています。

同社CEOは、21年に新たに開拓したシンガポールが好調だと述べています。課金クライアントは132万人(前年比+67%)、登録クライアントは291万人(+48%)、ユーザ数は1810万人(+27%)です。ただし、顧客の資産は3860億香港ドル(−16%)と減少に転じています。

中国当局の規制により、前四半期比で大きく減速しています。

Futuの会長兼最高経営責任者であるLeafHuaLi氏は、次のように述べています。 2021年の第4四半期の決算発表では、2022年に20万人の新規有料クライアントを導きました。第1四半期には、約82,000人の有料クライアントを追加し、以前のガイダンスを確実に実行できるようにしました。前四半期の新規有料顧客の80%以上は香港およびその他の海外市場からのものであり、有機的成長は7四半期連続で新規有料顧客の50%以上に貢献しました。香港での顧客獲得は、市場の統合が進んだことを背景に加速しました。これは、中小規模のブローカーの多くが顧客の関与の鈍化に苦しんでいたためです。四半期ごとに支払う顧客維持率は、顧客の感情に関するヘッドラインニュースからの悪影響が大幅に遅れているため、98%以上に跳ね返りました。 」

顧客の総資産は、顧客の保有する時価評価の急激な損失により、前年比16.5%、四半期比5.3%減少して3,860億香港ドルになりました。ただし、2021年の第1四半期以降、純資産の流入が最も多いことが予想されます。シンガポールの総顧客資産は、市場の逆風にもかかわらず、高品質の顧客の流入と顧客コホート全体での堅調な純資産の流入のおかげで、連続して15.1%増加し続けました。 。一方、市場の調整は、証券貸付活動の増加により部分的に相殺されたものの、証拠金融資残高を圧迫しました。 」

総取引量は1.3兆香港ドルで、前四半期比で8.2%増加しました。米国と香港の株式取引量は、前四半期比で9.2%と11.1%増加し、8,483億香港ドルと4,478億香港ドルでした。中国では新たに取引高が増加しました。第1四半期も、市場全体で取引商品の提供を充実させ続けました。香港でVIX先物を開始しました。これは、認定投資家向けの2つの新しいタイプのアルゴ注文です。シンガポールだけでなく、オーストラリアの米国とオーストラリアの株式とETP。 」

「ウェルスマネジメントにおける顧客資産の合計は209億香港ドルで、前年比59.1%、四半期比11.1%の成長を示しています。債券の顧客資産は前四半期比で55.5%増加しました。第1四半期に、BNYメロンインベストメントマネジメントおよびEファンド(HK)は、多様な資産配分戦略を提供するために、当社のプラットフォームでモデルポートフォリオサービスを提供しました。シンガポールでは、マネーマーケットファンドや配当ファンドなど、パートナーシップやファンドの提供を拡大し続けました。四半期末の時点で、有料のクライアントの13%以上がウェルスマネジメントのポジションを持っていました。 」

「FutuI&Eには、四半期末時点で258のIPOおよびIRクライアントと459のESOPクライアントがあり、前年比で69.7%および129.5%増加しました。当四半期中に、私たちはいくつかの注目を集めるETF IOPに参加することにより、シンガポールでのエンタープライズサービスのフットプリントを拡大しました。 」

参考:Futu Announces 1Q 2022 Unaudited Financial Results

22年2Q決算(22年9月…)

21年2Q決算は、9月7日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

FUTUホールディングスの損益計算書は?

FUTUは19年3月に15ドルで上場しました。20年4月から株価は高騰し、21年2月に最高値189ドルを付けています。22年6月は43ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高が20年に高騰しています。20年の売上高は前年比で3.3倍、16年比で62倍にも急騰していますね。確認したサイトで営業利益が記録されてないが、純利益も順調に拡大しています。

中国国内では海外投資が爆発的に増えているといえます。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSとEPSは大幅に拡大していますね。利益率が高いビジネスで、20年のEPSは前年比で8倍にも急騰しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、黒字幅を大幅に増やしています。また、FUTUの証券ビジネスは、投資CFが少なく優良ビジネスだと分かりますね。投資CFがほぼ発生しないため、営業CFがそのまま残る経営です。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

FUTUホールディングスの注目ポイントは?

FUTUに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。FUTUは香港の証券会社で、香港と中国人向けにオンラインによる証券売買を提供します。取引量の半分が米国で、海外に投資したい中国人向けにサービスを展開しています。

注目1:香港のオンライン証券取引量は年率14%で拡大?

参考:$FUTUのF-1まとめ

香港のオンライン証券取引量の推移です。

香港は世界第4位のオンライン証券市場があります。17年以前は年率31%で拡大し、17年以降は14%で拡大しています。22年には3.0兆億ドルになると予想されています。

香港に続き、中国本土でも証券取引量は拡大しています。

注目2:中国の海外オンライン証券取引量は年率35%で拡大?

参考:$FUTUのF-1まとめ

中国の海外オンライン証券取引量の推移です。

香港に続き、中国本土でも海外のオンラインリテール取引が急増しています。17年以前は年率90%で拡大し、17年以降は35%で拡大しています。22年には1.3兆億ドルになると予想されています。

中国は急速に資本家が増え、海外に投資したい投資家は増えていますね。こうした香港と中国の証券取引量の拡大が、FUTUの業績を押し上げています。

注目3:20年4Qの売上高前年比+301%で拡大?

参考:【FUTU】Futuホールディングス

四半期毎の売上高を見ると、急速に事業拡大している事が分かります。

20年2Qの売上高は前年比+168%、3Qは+281%、4Qは+301%です。20年通期の売上高は26.1億ドル、過去4年間で62倍にも拡大しています。20年に急成長した要因は、コロナで世界中の株価が暴落した事が大きいですね。

FUTUが急成長に成功した要因はひとつではありません。

  • 投資経験のない人が、低コストで投資できるプラットフォームを構築
  • 主要プレーヤーが提供する平均レートの5分の1で売買できる
  • マーケティングが上手く、ショート動画やSNS、チャネルで集客する
  • NiuNiuコミュニティに無料で参加でき、ユーザー同士が交流できる

FUTUの顧客数は117.3万人だけです。中国には1.7億人の個人投資家がいるため、まだまだ成長余力は大きいですね。競合が増えることも予想できるが、基本的にはまだまだ右肩上がりで拡大しそうです。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:FUTUホールディングスの四半期決算は?

FUTUの注目ポイントは...
  1. 19年4月に上場した、香港のオンライン証券会社
  2. 米国株の取引量が半分を占め、中国と香港向けに展開
  3. 20年から売上と利益が暴騰し、前年比で3.3倍に拡大
  4. 香港のオンライン取引は年率14%、中国は35%で拡大
  5. SNSを活用した集客が強み、ユーザー同士の交流が活発
  6. 他の主要証券会社よりも、手数料は5分の1程度安い
  7. 20年4Qの営業利益率は51%、優良ビジネスである
  8. 売上高は3倍で成長してるが、予想PERは50倍と低い

個人的には、FUTUは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、前年比3倍で急成長するグロース企業だったが、中国当局の規制により急減速しているからです。21年には3桁成長だったが、22年1Qにはマイナス成長に転じています。また、営業利益も急速に減速していますね。

シンガポールに本社を移すなど対策を講じています。

しかしながら、中国国内が規制で鈍化する状況では、高い成長率を維持するのは難しいです。クライアント数は増えているが、売上や利益はすでに減速しています。そのため、22年5月の予想PER18倍は割安だとは思いません。

競合の中国本土の証券会社アップフィンテック(TIGR)も同様です。

参考:アップ・フィンテック(TIGR)の四半期決算|売上は前年比1.8倍

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