アップフィンテック(TIGR)四半期決算|証券会社FUTUの競合企業

中国証券会社のアップフィンテックは、20年の売上高が前年比1.8倍にも増えました。20年12月から株価は急騰し始め、わずか2ヶ月で7倍にも高騰しています急成長している超グロース株だが、中国リスクもあり株価は割安に放置されています。

  • 「20年の売上高は、前年比で1.8倍にも急拡大した…」
  • 「売上高の急騰で、株価は2ヶ月で7倍にも高騰した…」
  • 「コロナによる株高で、中国からの米国投資熱が爆発してる…」

アップフィンテックは、中国のオンライン証券会社です。海外投資したい中国人向けで、20年は米国での中国企業IPO26件にも参加しています。しかし、中国の投資熱が下がり、競合のFutuと同様に売上は急減速しています。

個人的には、アップフィンテックは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上成長率は大幅に減速するも、海外へ市場開拓してるからです。21年2Qの前年比+98%は、1Qの+245%と比較して大幅に減速しています。しかし、資金口座数は前年比+353%で、海外市場が60%を占めます。

競合のFutuと同様に、海外市場へ新規開拓していますね。

中国企業が海外へ進出するのは良い戦略ですね。なぜならば、海外売上比率が増えることで、中国の政治リスクを減らす事ができるからです。短中期的には営業損失額の拡大は続くが、長期的にはこの戦略は成功すると思います。

21年9月時点でPERは44倍と投資しやすい水準まで下げましたね。

TIGRの投資判断したい人向け
  1. TIGRの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. TIGRの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 20年は売上高が3倍だが、21年も成長を維持できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アップ・フィンテック(TIGR)の四半期決算は?

アップフィンテック(TIGR)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:4723万ドル(前年比+2.3倍
  2.  Commissions:2523万ドル(+3.4倍
  3.  financing service fees:157万ドル(−23%)
  4.  Interest income:1168万ドル(+75%
  5.  Other Revenues:873万ドル(+2.1倍
  6. 営業利益:699万ドル(前年度−127万ドル)
  7. 純利益:942万ドル(前年度−23万ドル)
  8. 1株当たり利益:0.059ドル(−0.004ドル)

21年1Q決算(21年3月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:7574万ドル(前年比+245%
  2. 営業利益:2904万ドル(+1603%
  3. 純利益:2105万ドル(+13855%
  4. 1株当たり利益:0.15ドル(—%)

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:6023万ドル(前年比+98%
  2.  Commissions:3094万ドル(+63%
  3.  financing service fees:223万ドル(+31%
  4.  Interest income:1684万ドル(+2.34倍
  5.  Other Revenues:1021万ドル(+4.01倍
  6. 営業利益:−2180万ドル(前年度734万ドル)
  7. 純利益:−2150万ドル(前年度442万ドル)
  8. 1株当たり利益:−0.01ドル(前年度0.001ドル)

2Qの売上高は前年比+98%で6023万ドル、営業利益は−2180万ドルでした。20年4Qと21年1Qと比較して、売上高は大きく減速しています。また、営業利益率は−36%と大幅に赤字ですね。

売上が大きく減少した理由は、中国国内の投資熱が冷めているからです。また、大幅な営業損失額は、自己清算や人材採用によるものだとしています。

売上は減速するも、資金口座は前年比+353%も拡大しています。また、60%以上が国際市場によるものと、中国依存度を着実に増やしています。競合FUTUがシンガポールに市場開拓してるのと同じ流れですね。

海外展開することで、中国リスクを軽減できます。

UPFintechのCEO兼ディレクターであるWuTianhua氏は、次のように述べています。 「私たちが国際化に投資し続けるにつれて、新たに資金提供された口座の数と総口座残高が大幅に増加しました。第2四半期に153,100の資金口座を追加しました。これは、前年比353.5%、四半期比30.4%の増加ですこれらの新たに取得したアカウントのうち、60%以上が国際市場からのものでした厳しい市況にもかかわらず、総口座残高は239億米ドルに達し、昨年の同時期のほぼ3倍になり、今年の第1四半期から11.8%増加しました。

総売上高は6,020万米ドルで、2020年第2四半期から98.7%増加しました。将来の成長に不可欠な自己清算、ユーザー獲得、人材採用への投資を増やした結果、営業費用と経費が増加しました。

参考:UP Fintech 2Q 2021 Financial Results

21年3Q決算(21年9月…)

21年1Q決算は、5月6日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アップ・フィンテック(TIGR)の損益計算書は?

アップフィンテックは19年3月に10ドルで上場しました。20年12月あたりから株価は急上昇し、21年2月に最高値34ドルを付けています。21年9月は14ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に拡大しています。20年TTMの売上高は1.1億ドル、前年比で1.8倍、5年間で22倍にも増えていますね。20年は利益も大きく改善し、営業利益率は12%まで急速に改善しています。

中国国内では海外投資が爆発的に増えているといえます。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは若干上昇し、EPSは20年TTMに黒字化に成功しています。21年はさらに黒字幅を拡大させそうです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、黒字幅を大幅に増やしています。また、アップフィンテックの証券ビジネスは、投資CFが少なく優良ビジネスだと分かりますね。投資CFがほぼ発生しないため、営業CFがそのまま残る経営です。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

アップ・フィンテック(TIGR)の注目ポイントは?

アップフィンテックに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。アップフィンテックは中国の証券会社で、中国人向けにオンラインによる証券売買を提供します。海外投資に積極的で、2020年に米国での中国企業IPO26件に参加しています

香港と中国でのオンライン証券取引量が急拡大しています。

注目1:香港のオンライン証券取引量は年率14%で拡大?

参考:$FUTUのF-1まとめ

香港のオンライン証券取引量の推移です。

香港は世界第4位のオンライン証券市場があります。17年以前は年率31%で拡大し、17年以降は14%で拡大しています。22年には3.0兆億ドルになると予想されています。

香港に続き、中国本土でも証券取引量は拡大しています。

注目2:中国の海外オンライン証券取引量は年率35%で拡大?

参考:$FUTUのF-1まとめ

中国の海外オンライン証券取引量の推移です。

香港に続き、中国本土でも海外のオンラインリテール取引が急増しています。17年以前は年率90%で拡大し、17年以降は35%で拡大しています。22年には1.3兆億ドルになると予想されています。

中国は急速に資本家が増え、海外に投資したい投資家は増えていますね。こうした香港と中国の証券取引量の拡大が、競合FUTUとアップフィンテックの業績を押し上げています。競合FUTUは、アップフィンテック以上に売上高が急拡大しています。

注目3:競合FUTUの20年4Q売上高は4倍に拡大?

参考:【FUTU】Futuホールディングス

競合FUTUの四半期毎の売上高推移です。

20年2Qの売上高は前年比+168%、3Qは+281%、4Qは+301%です。20年通期の売上高は26.1億ドル、過去4年間で62倍にも拡大しています。20年に急成長した要因は、コロナで世界中の株価が暴落した事が大きいですね。

FUTUが急成長に成功した要因はひとつではありません。

  • 投資経験のない人が、低コストで投資できるプラットフォームを構築
  • 主要プレーヤーが提供する平均レートの5分の1で売買できる
  • マーケティングが上手く、ショート動画やSNS、チャネルで集客する
  • NiuNiuコミュニティに無料で参加でき、ユーザー同士が交流できる

FUTUの顧客数は117.3万人だけです。中国には1.7億人の個人投資家がいるため、まだまだ成長余力は大きいですね。FUTUもアップフィンテックも、中国人投資家向けにビジネスをしています。

両者は顧客が競合しているが、市場はまだまだ急拡大しています。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アップフィンテック(TIGR)の四半期決算は?

TIGRの注目ポイントは...
  1. 19年3月に上場した、中国のオンライン証券会社
  2. 海外投資したい中国人向けに、金融証券売買を提供する
  3. 競合の香港証券会社FUTUと共に、売上高は3桁で急拡大
  4. アップフィンテック売上高は前年比1.8倍、FUTUは3.3倍
  5. 20年には黒字化に成功し、営業利益率は12%に改善
  6. FUTUの取引量は米国株が半分、海外投資熱が急速に拡大
  7. FUTU顧客数は117万人、中国には1.7億人の個人投資家

個人的には、アップフィンテックは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上成長率は大幅に減速するも、海外へ市場開拓してるからです。21年2Qの前年比+98%は、1Qの+245%と比較して大幅に減速しています。しかし、資金口座数は前年比+353%で、海外市場が60%を占めます。

競合のFutuと同様に、海外市場へ新規開拓していますね。

中国企業が海外へ進出するのは良い戦略ですね。なぜならば、海外売上比率が増えることで、中国の政治リスクを減らす事ができるからです。短中期的には営業損失額の拡大は続くが、長期的にはこの戦略は成功すると思います。

21年9月時点でPERは44倍と投資しやすい水準まで下げましたね。

競合FUTUもPERは46倍とだいぶ下がりましたね。シンガポールの販路を拡大するなど、今後の展開に期待できます。

参考:FUTUの四半期決算|前年比3.3倍で株価は1年で18倍

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