21年は仮想通貨、ドローン、宇宙、環境銘柄など、様々なテーマ株が高騰しています。ロラル・スペース(LORL)は、衛星通信を提供する会社です。21年2月に、2ヶ月間で株価は2倍に高騰しています。
- 「衛星通信のロラルは、2ヶ月で株価が2倍に高騰した…」
- 「米国の通信市場規模は、17年度で1830億ドルもある…」
- 「21年は宇宙ビジネスの投資が、活発化するのは間違いない…」
ロラル・スペースは、カナダの遠隔地に衛星通信を提供する米国企業です。業態は運用会社に近く、衛星軌道の使用権を保有したり、宇宙ベンチャーに投資しています。宇宙関連ETFであるUFOの組み入れトップにある銘柄です。
しかしながら、個人的にはロラル・スペースは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、12年に製造子会社であるスペースシステムズを売却して以降、事業は縮小傾向にあるからです。宇宙ベンチャー専門の投資会社という側面が強く、リスクが高いビジネスでもあります。
そのため、ロラル・スペース単体に投資するのは賢い選択肢ではありません。宇宙関連に広く投資するならば、宇宙関連銘柄をまとめたUFOに投資すべきですね。
- ロラル・スペースの4半期決算(2020年9-12月)は?
- ロラル・スペースの過去10年間の売上高や営業利益は?
- UFO組み入れ上位である、ロラル・スペースの事業内容は?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
ロラル・スペース(LORL)の四半期決算は?
ロラル・スペース・アンド・コミュニケーションズ(LORL)の四半期決算を紹介します。
20年3Q決算(2020年3月30日)
- 売上高:—(—)
- 営業利益:−172万ドル(+1%)
- 純利益:12100万ドル(−415%)
- 1株当たり利益:−3.92ドル(−418%)
20年2Q決算(2020年6月31日)
- 売上高:—(—)
- 営業利益:−193万ドル(−3%)
- 純利益:7356万ドル(+92%)
- 1株当たり利益:2.36ドル(+91%)
20年3Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:—(—)
- 営業利益:402万ドル(+327%)
- 純利益:5117万ドル(+719%)
- 1株当たり利益:1.64ドル(+720%)
3Qの売上高はなく、営業利益率は327%増の402万ドルでした。ロラル・スペースは、投資会社に近い形態で売上高を計上していません。衛星軌道の権利を持ち、国内外の宇宙関連ジョイントベンチャーに投資しています。
20年3Qの決算は、過去と比べて好調だった事が分かります。
20年4Q決算(2020年12月…)
20年4Q決算は、3月4日に公開予定です。
では、ロラル・スペースの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
ロラル・スペース(LORL)の10年の損益計算書は?
ロラル・スペースは、2005年に27ドルで上場した会社です。11年には最高値76ドルまで上昇するも、その後は低調に推移していますね。21年3月現在は40ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、12年以降に売上高がゼロで計上されていません。その理由は、製造子会社であるスペースシステムズ を売却したからです。以降は、衛星軌道の権利を所有し、投資会社に近いビジネス形態です。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは12年以降は横ばいで推移していますね。EPSも赤字に陥る年もあり、全体的に安定していないことが分かります。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、18年から黒字化しています。ただし、金額は小さく安定して収益を得られている訳ではないですね。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
ロラル・スペース(LORL)の注目すべきポイントは?
ロラル・スペース・アンド・コミュニケーションズ(LORL)に投資する上で注目すべきポイントを紹介します。
注目1:民間航空向けが売上高の52%を占める
宇宙関連のETFであるUFOの組入銘柄です。
ロラル・スペースは、組み入れ比率が7.79%と最も高い銘柄です。衛星や宇宙関連のビジネスは、21年以降に最も投資が活発化する分野だと言われていますね。高いパフォーマンスを出しているARK社も、宇宙関連銘柄に積極的に投資しています。
30年には、人工衛星は5千基以上が打ち上げられます。
注目2:30年には5千基が打ち上げられる?
世界の人工衛星打ち上げ数の推移です。
2017年に打ち上げられた衛星は310基だけでした。打ち上げ数は年々拡大傾向にあり、30年には5000基になる見込みです。衛星コンステレーションを実現するには、たくさんの小型衛星が必要だからです。
スペースXは、1.2万基の人工衛星を配置する事を目指しています。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:ロラル・スペース(LORL)の四半期決算は?
- 2005年に上場した、衛星通信を提供する米国企業
- 衛星軌道の権利を所有し、カナダの遠隔地域に通信を提供
- 投資会社としての側面が強く、ベンチャー企業に投資している
- 12年に製造子会社を売却し、売上高を計上していない
個人的にはロラル・スペースは投資したい銘柄ではありません。
なぜならば、12年に製造子会社であるスペースシステムズを売却して以降、事業は縮小傾向にあるからです。宇宙ベンチャー専門の投資会社という側面が強く、リスクが高いビジネスでもあります。
そのため、ロラル・スペース単体に投資するのは賢い選択肢ではありません。宇宙関連に広く投資するならば、宇宙関連銘柄をまとめたUFOに投資すべきですね。
宇宙ビジネスは様々な分野で投資が活発化しています。ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は、世界初の宇宙旅行の上場企業で注目されています。
参考:ヴァージン(SPCE)の四半期決算|世界初の宇宙旅行の上場企業
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?
いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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