テスラ(TSLA)の四半期決算|21年2Qは前年比+98%に再加速

バイデン政権が誕生し、21年はクリーンエネルギーのブームになりそうです。環境銘柄の先駆者はテスラで、20年3月から株価は1年で10倍にも急騰しています。21年7月時点でPER642倍と割高だが、まだまだ株価は上昇するのでしょうか?

  • 「環境銘柄の先駆者で、1年で株価が10倍に高騰した…」
  • 「21年7月でPER642倍だが、成長率はまだ高い…」
  • 「EUでガソリン車が廃止など、EV車には追い風が吹く…」

テスラは、電気自動車を製造する米国メーカーです。地域別売上高は米国が5割、中国が2割、その他が3割を占めます。21年の中国のEV市場は好調で、販売台数は前年比3.7倍で短期的には米国に匹敵する規模まで伸びています。

しかしながら、個人的にはテスラは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、売上は順調に拡大するも、利益率が低いビジネスだからです急拡大している中国市場では、ニオやシャオペンなどの新興企業が勢いよく伸びています。また、欧州や米国では、大手自動車メーカーもEVの開発に着手しています。

差別化する要素が少なく、低い営業利益率6.1%は続きそうです。また、21年7月時点のPER642倍は割高だと思います。21年1月の高値から25%も下落、SP500採用など好材料もあるが、積極的に購入したい銘柄ではありません。

ただ、21年2Q決算の営業利益率は10.9%と大幅に上昇しています。米国と中国の販売は好調に伸びており、短期的にはまだまだ需要が高そうですね。

テスラの投資判断したい人向け
  1. テスラの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. テスラの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年7月時点のPER642倍は、割高なのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

テスラ(TSLA)の四半期決算は?

テスラ(TSLA)の四半期の決算を紹介します。

20年4Q決算(2020年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:107.4億ドル(前年比+46%
  2. 営業利益:5.75億ドル(+60%
  3. 純利益:2.70億ドル(+157%
  4. 一株利益:0.24ドル(+118%

21年1Q決算(2021年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:103.89億ドル(前年比+73%
  2.  Automotive:90.02億ドル(+75%
  3.  Energy generation:4.94億ドル(+68%
  4.  Services and other:8.93億ドル(+59%
  5. 営業利益:4.93億ドル(+74%
  6. 純利益:4.38億ドル(+2637%
  7. 一株利益:0.39ドル(+1850%

21年2Q決算(2021年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:119.58億ドル(前年比+98%
  2.  Automotive:102.06億ドル(+97%
  3.  Energy generation:8.01億ドル(+116%
  4.  Services and other:9.51億ドル(+95%
  5. 営業利益:13.12億ドル(+301%
  6. 純利益:16.16億ドル(+258%
  7. 一株利益:1.45ドル(+230%

2Qの売上高は前年比+98%で119.58億ドル、営業利益は+301%で13.12億ドルでした。20年4Qも21年1Qも好調だが、2Qはさらに売上と利益が上向いています。営業利益率は10.9%と過去最高に高いです。

予想売上高の113億ドル、EPSの0.98ドルを超える好決算でしたね。

販売台数は20.13万台で前年比+121%、前四半期でも+8.8%です。経済再開が進み、EVを購入する人が増えています。米国と中国で共に販売台数は大きく増加しています。BTCの評価損益は0.23億ドルと評価されています。

ただし、引き続き供給の問題は続いていると述べています。

当社は20万台以上の車両を生産および納入し、11.0%の営業利益を達成し、歴史上初めてGAAP純利益の10億ドルを超えました。サプライチェーンの課題、特に世界的な半導体の不足と港の混雑は、第2四半期も引き続き存在していました。サプライチェーン、ソフトウェア開発、および当社の工場を含むテスラチームは、生産を可能な限りフルキャパシティーに近づけるために非常に懸命に取り組みました。世界の自動車需要は記録的なレベルにあり、部品の供給は今年の残りの期間の配送の伸び率に大きな影響を与えるでしょう。

参考:Q2 2021 Update

21年3Q決算(2021年9月…)

21年3Q決算は、10月26日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

テスラ(TSLA)の10年間の損益計算書は?

テスラは2010年に3.9ドルで上場しています。株価は19年後半から大きく上昇し、21年1月に最高値850ドルを付けていますね。21年8月は649ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。21年の売上高は359億ドルで、過去10年で176倍です。しかし、利益は伸びておらず、21年の営業利益率は6.1%と低いですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。20年にBPSは大きく上昇し、EPSは20年に黒字化していますね。BPSが大きく上昇した要因は、BTC価格が急騰したからですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF (営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。投資CFが拡大しているが、営業CFも18年から大きく上昇しています。投資CFが拡大してるのは、ベルリン、テキサスにギガファクトリーを建設してるからです。

では、私たち投資家はどのような点に注目すれば良いのでしょうか?

テスラ(TSLA)の注目すべきポイントは?

テスラに投資するか決める上では、何に注目して判断すれば良いのでしょうか。

注目1:北米が売上比率の5割、中国が2割を占める?

参考:Tesla’s revenue from FY 2018 to FY 2020

テスラの地域別の売上高の推移です。

20年の売上比率が最も大きい地域は、北米で5割を占めます次いで、中国が2割、その他の地域が3割と続きますね。ただ、テスラは地域別の販売台数を公表していません。調査会社によると、21年1Qの中国の販売台数は3.7倍で、米国とほぼ並んだと言います

急拡大してる中国市場では、テスラ以外にもEVメーカーが乱立しています。

注目2:中国国内でテスラは売上比率51%を占める?

参考:The electric vehicle market in China

20年1Q時点の中国のEVメーカーの市場シェアです。

中国で最も売れているEVメーカーは、テスラで51%を占めています。しかし、中国企業の勢いも強く、ニオ(NIO)が16%、LEADING IDEALが11%、XioaPengが6%と追随していますね。

21年3月のニオの売上高は、前年比+481%で拡大しています

参考:ニオの四半期決算|20年3Qは前年比+146%でも割高な理由は?

では、世界的にEVはどれくらい売れているのでしょうか?

注目3:欧州EV市場が前年比+137%で中国を抜く?

参考:Global Plug-in Vehicle Sales Reached over 3,2 Million in 2020

EV車の地域別の売上高の推移です。

19年時点のEV比率は2.5%、中国がEV市場の牽引役でした。しかし、20年は欧州が中国市場を越えて急成長しています。欧州はEU国境炭素税を導入し、26年までにガソリン車を禁止するとしています(参考:EU国境炭素税)。

欧州がEV車にこだわる理由は、ガソリン車の競争で米国と日本に負けたからですね。15年にフォルクスワーゲン社の排出ガス問題があり、欧州はEV車に方向転換しています。

20年の欧州の販売台数は、前年比+137%で中国を超えました

では、国別ではどれだけEVは普及しているのでしょうか?

注目4:ノルウェーの販売台数のEV比率は49%?

参考:電気自動車の国別・メーカー別比較(2018年)

18年時点の国別の販売台数におけるEV比率です。

EVが最も普及してるのは、ノルウェーで販売台数の49%をEVが占めます。次いで、アイスランドが19%、スェーデンが8%と北欧勢が続きます。世界最大のEV市場である中国の比率は4.4%、米国は2.1%しかないですね。

ただし、中国の販売台数は105万台、米国が36万台、ノルウェーが7.3万台です。EVが普及してる国に共通してるのは、政府からの手厚い補助金があることです。中国は21年もEVの補助金を延長しています。

補助金なしで成長できるほど、EVは競争力が高い訳ではないですね。ただし、世界的には欧州や中国を中心に、今後もEV車は増えていく事が予想できますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:テスラ(TSLA)の四半期決算は?

テスラの注目ポイントは...
  1. 売上高が2桁成長を続けるも、黒字化したのは2019年
  2. テスラは、世界販売台数でトップ10位に入らない
  3. 販売台数の規模は、VWやトヨタの17分の1しかない
  4. EV市場に絞ると、テスラの販売台数は世界1位になる
  5. EV市場では、2020年時点でテスラの競合社はいない
  6. EV市場が大きい国は、補助金や税優遇制度で守られている
  7. 営業利益率が5%未満で、アップルと比較して優位性は低い

個人的には、テスラは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、売上は順調に拡大するも、利益率が低いビジネスだからです急拡大している中国市場では、ニオやシャオペンなどの新興企業が勢いよく伸びています。また、欧州や米国では、大手自動車メーカーもEVの開発に着手しています。

差別化する要素が少なく、低い営業利益率6.1%は続きそうです。

また、21年7月時点のPER642倍は割高だと思います。21年1月の高値から25%も下落、SP500採用など好材料もあるが、積極的に購入したい銘柄ではありません。

テスラは急拡大する中国市場で販売高を増やしています。そのため、テスラの最大のライバルは、前年比+481%で急拡大するニオです大手自動車メーカーが、本格的にEV市場に参入するのはまだ先になりそうです。

参考:ニオの四半期決算|2Qは前年比2.46倍でもリスクが高い理由

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