ニオ(NIO)四半期決算|22年3Qは前年比+32%に加速

バイデン政権が誕生し、21年もEVブームは続きそうですね。環境銘柄の先駆者はEVで、ニオの株価は20年からの1年で14倍にも急騰していますでは、コロナが終息する21年も成長できるのでしょうか?

  • 「中国版テスラと呼ばれ、株価は1年で14倍に急騰した…」
  • 「テスラのPERは1328倍だが、EVの躍進は止まらない…」
  • 「EVの浸透率は5%未満だが、30年にガソリン車が廃止される…」

ニオ(NIO)は中国最大のEVメーカーです。欧州がガソリン車の廃止を決めたことで、EV市場はさらに成長が期待されています。20年は欧州が前年比+137%伸びたことで、中国を追い越して最大の市場に拡大しています。

個人的には、ニオは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、EVは競争相手が多く、利益が出にくいビジネスだからです中国市場で急成長してるニオは3桁を超える高い売上成長率です。利益も年々改善し、22年の営業利益率は−12%と改善傾向にあります。

しかし、中国国内で価格競争力のある新興企業は増え続けています。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%と高い成長率でした。しかし、競合であるシャオペン(XPEV)は、同じ期間に+616%も伸びています。3Qの売上前年比は+102%、4Q予想は+46%と減速します。

EUで市場が急拡大しており、欧州や米国の大手自動車企業も参入を決めています。市場の急拡大は続くが、最終的には価格競争の消耗戦になると思います。さらには、中国経済が鈍化してる点も注意が必要ですね。

ただ、22年4Q以降は再び売上成長率が加速しそうです。

NIOの投資判断したい人向け
  1. ニオの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. ニオの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 1Qの成長率は+481%だが、リスクが高い?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

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ニオ(NIO)の10年間の四半期決算は?

ニオ(NIO)の過去四半期の決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算の内容は...
  1. 売上高:99.10億元(前年比+24%)◯
  2. 営業利益:−21.88億元(前年度−2.95億ドル)
  3. 純利益:−17.82億元(前年度−4.51億ドル
  4. 1株当たり利益:−0.79元(前年度−0.23元)✖️

22年2Q決算(22年6月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:102.92億元(前年比+21%
  2. 営業利益:—億元(—%)
  3. 純利益:−27.45億元(−316%
  4. 1株当たり利益:−1.34元(−538%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Q決算の内容は...
  1. 売上高:130.02億元(前年比+32%)◯
  2. 営業利益:−38.70億元(前年度−28.45億ドル)
  3. 純利益:−41.10億元(前年度−27.57億ドル
  4. 1株当たり利益:−2.11元(前年度−1.34元)✖️

3Qの売上高は前年比+32%で130.02億元営業利益は−38.70億元でした。22年1Qや2Qに続き、3Qの売上は持ち直していますね。ただし、営業利益率は−29.7%と下落基調にあります。

売上成長率と収益性の悪化が続いていますね。中国景気後退やロックダウンに加えて、競合シャオペンにシェアを奪われている可能性もあります。1Qの納車台数は2.57万台(+28%)でした。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

3Qの販売台数は3.16万台(+29%)と伸び悩みましたね。

しかし、4Qの売り上げ予想は1.829億元(+84%)、販売台数は4.55万台(+81%)と強いです。

CEOおよびCFOのコメント
「NIO は 2022 年第 3 四半期に 31,607 台の車両を納入しました。これは、前年比で 29.3% の堅実な成長を示し、記録的な四半期納入を達成しました。さまざまな市場セグメントに対応する NIO テクノロジー 2.0 に基づく当社の新製品ラインナップの提供に続いて、特に 9 月から店舗で ET5 がデビューした後、ユーザーの需要と堅調な客足の強い成長の勢いを目の当たりにしており、ET5 の提供は2022 年第 4 四半期の全体的な収益成長の大幅な加速をサポートします。増大するユーザーの需要に応え、待ち時間を短縮するために、サプライ チェーン パートナーと緊密に協力して生産と配送を加速してきました」と、創設者の William Bin Li 氏は述べています。 、NIOの会長兼最高経営責任者。

「11 月 7 日の NIO ベルリン 2022 で、魅力的な製品と包括的なサービス システムをヨーロッパのより多くのユーザーに紹介しました。地元のユーザーやメディアからの絶賛に励まされて、私たちはヨーロッパでの将来の業績に完全な自信を持っています」と Li 氏は付け加えました。

NIO の最高財務責任者である Steven Wei Feng 氏は、次のように述べています。 「私たちは、運用の実行と効率を継続的に改善しながら、コアテクノロジーの開発と電力ネットワークの拡張に投資することにより、グローバルなユーザーコミュニティの全体的なユーザーエクスペリエンスを一貫して向上させることを目指しています。」

参考:NIO Inc. Reports Unaudited 3Q 2022 Results

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、23年2月11日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

ニオ(NIO)の10年間の損益計算書は?

ニオは18年に9ドルで、NYSEに上場しています。その後に株価は伸び悩むも、20年5月から株価が高騰しています。21年1月に高値61ドルを付け、22年11月は10ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。コロナ後の20年の伸びが大きく、営業損失額も大きく縮小していますね。21年の営業利益率は−14%まで改善しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)です。BPSは順調に拡大し、EPSも18年以降は改善していますね。21年の自己資本比率は43%と高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に黒字に成功しています。EVは従来の自動車と比較すると、製造工程は複雑ではありません。しかし、設備投資はそれなりに必要ですね。今後も黒字化を維持できるかに注目したいです。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ニオ(NIO)の注目すべきポイントは?

ニオ(NIO)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年3Qは前年比で102%に減速?

ニオの四半期毎の売上高と成長率の推移です。

20年コロナ以降は中国政府の補助金延長もあり、再び国内のEV市場は好調です。しかし、中国経済の鈍化に伴い売上成長率は低下しています。21年3Qは前年比+102%、4Q予想は+46%と弱いですね。

では、ニオは中国市場でどれくらいシェアを持つでしょうか?

注目2:中国国内でニオは売上比率16%を占める?

参考:The electric vehicle market in China

20年1Q時点の中国のEVメーカーの市場シェアです。

中国で最も売れているEVメーカーは、テスラで51%を占めています。しかし、中国企業の勢いも強く、ニオ(NIO)が16%、LEADING IDEALが11%、シャオペンが6%と追随していますね。

中国国内では、新興企業の競争が激しいです。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%で拡大していますただし、さらに価格競争力があるシャオペンは、同じ期間に+616%と高いです。他の新興EV企業も次々に誕生しています。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

では、世界的にEVはどれくらい売れているのでしょうか?

注目3:欧州EV市場が前年比+137%で中国を抜く?

参考:Global Plug-in Vehicle Sales Reached over 3,2 Million in 2020

EV車の地域別の売上高の推移です。

19年時点のEV比率は2.5%、中国がEV市場の牽引役でした。しかし、20年は欧州が中国市場を越えて急成長しています。欧州はEU国境炭素税を導入し、26年までにガソリン車を禁止するとしています(参考:EU国境炭素税)。

欧州がEV車にこだわる理由は、ガソリン車の競争で米国と日本に負けたからですね。15年にフォルクスワーゲン社の排出ガス問題があり、欧州はEV車に方向転換しています。

20年の欧州の販売台数は、前年比+137%で中国を超えました

では、国別ではどれだけEVは普及しているのでしょうか?

注目4:ノルウェーの販売台数のEV比率は49%?

参考:電気自動車の国別・メーカー別比較(2018年)

18年時点の国別の販売台数におけるEV比率です。

EVが最も普及してるのは、ノルウェーで販売台数の49%をEVが占めます。次いで、アイスランドが19%、スェーデンが8%と北欧勢が続きます。世界最大のEV市場である中国の比率は4.4%、米国は2.1%しかないですね。

ただし、中国の販売台数は105万台、米国が36万台、ノルウェーが7.3万台です。EVが普及してる国に共通してるのは、政府からの手厚い補助金があることです。中国は21年もEVの補助金を延長しています。

補助金なしで成長できるほど、EVは競争力が高い訳ではないですね。ただし、世界的には欧州や中国を中心に、今後もEV車は増えていく事が予想できますね。

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締め切りは11月30日の24時までです。

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まとめ:ニオ(NIO)の四半期決算は?

ニオ株の特徴は...
  1. 14年に設立、電気自動車を開発する新興自動車企業
  2. 中国版のテスラと呼ばれ、EV車に特化した会社である
  3. 中国は世界1位のEV大国で、世界市場の57%を占める
  4. 中国の補助金は最大で110万円、22年に延長された
  5. 販売台数は拡大傾向にあるも、損失額は売上の1.4倍もある
  6. 18〜20年の通期は、売上以上に営業損失額が大きい
  7. 20年は利益が改善するも、営業利益率は−132%である

個人的には、ニオは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、EVは競争相手が多く、利益が出にくいビジネスだからです中国市場で急成長してるニオは3桁を超える高い売上成長率です。利益も年々改善し、21年の営業利益率は−14%と改善傾向にあります。

しかし、中国国内で価格競争力のある新興企業は増え続けています。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%と高い成長率でした。しかし、競合であるシャオペン(XPEV)は、同じ期間に+616%も伸びています。3Qの売上前年比は+102%、4Q予想は+46%と減速します。

EUで市場が急拡大しており、欧州や米国の大手自動車企業も参入を決めています。市場の急拡大は続くが、最終的には価格競争の消耗戦になると思います。さらには、中国経済が鈍化してる点も注意が必要です。

世界的にはニオの競合はテスラですね。しかし、中国国内でのニオの競合はシャオペンです。価格競争力があるメーカーで、急速に市場シェアを拡大しています。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

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