ニオ(NIO)四半期決算|21年2Qは前年比+127%に減速

バイデン政権が誕生し、21年もEVブームは続きそうですね。環境銘柄の先駆者はEVで、ニオの株価は20年からの1年で14倍にも急騰していますでは、コロナが終息する21年も成長できるのでしょうか?

  • 「中国版テスラと呼ばれ、株価は1年で14倍に急騰した…」
  • 「テスラのPERは1328倍だが、EVの躍進は止まらない…」
  • 「EVの浸透率は5%未満だが、30年にガソリン車が廃止される…」

ニオ(NIO)は中国最大のEVメーカーです。欧州がガソリン車の廃止を決めたことで、EV市場はさらに成長が期待されています。20年は欧州が前年比+137%伸びたことで、中国を追い越して最大の市場に拡大しています。

しかしながら、個人的にはニオは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、EVは競争相手が多く、利益が出にくいビジネスだからです中国市場で急成長してるニオは3桁を超える高い売上成長率です。利益も年々改善し、21年の営業利益率は−14%と黒字化目前ですね。

しかし、中国国内で価格競争力のある新興企業は増え続けています。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%と高い成長率でした。しかし、競合であるシャオペン(XPEV)は、同じ期間に+616%も伸びています。また、EUで市場が急拡大しており、欧州や米国の大手自動車企業も参入を決めています。

市場の急拡大は続くが、最終的には価格競争の消耗戦になると思います。

ニオの投資判断したい人向け
  1. ニオの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. ニオの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 1Qの成長率は+481%だが、リスクが高い?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ニオ(NIO)の10年間の四半期決算は?

ニオ(NIO)の過去四半期の決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:66.41億元(前年比+133%
  2. 営業利益:−9.31億元(+67%
  3. 純利益:−14.92億元(+48
  4. 1株当たり利益:−1.05元(+62%

21年1Q決算(21年3月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:79.82億元(前年比+481%
  2. 営業利益:−2.96億元(+81%
  3. 純利益:−48.75億元(−182%)
  4. 1株当たり利益:—元(—%

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:84.48億元(前年比+127%
  2. 営業利益:−7.63億元(+34%
  3. 純利益:−6.59億元(+45%
  4. 1株当たり利益:—ドル(—%

2Qの売上高は前年比+127%で13.10億ドル、営業利益は+34%で−7.63億元でした。1Qと比較して、2Qは大きく減速していますね。営業利益率は−9%と引き続き改善傾向にあります。

売上成長率と営業利益率は1Qより減速するも、予想を超える好決算だと言えます。2Qの販売台数は2.189万台、3Qの見込みは2.3-2.5万台です。2Q比で+5-14%増加する見込みです。

ただし、競合シャオペンにシェアを奪われている点は注意が必要です。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、11月11日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

ニオ(NIO)の10年間の損益計算書は?

ニオは18年に9ドルで、NYSEに上場しています。その後に株価は伸び悩むも、20年5月から株価が高騰しています。21年1月に高値61ドルを付け、8月は44ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。コロナ後の20年の伸びが大きく、営業損失額も大きく縮小していますね。21年の営業利益率は−14%まで改善しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)です。BPSは順調に拡大し、EPSも18年以降は改善していますね。21年の自己資本比率は43%と高いです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に黒字に成功しています。EVは従来の自動車と比較すると、製造工程は複雑ではありません。しかし、設備投資はそれなりに必要ですね。今後も黒字化を維持できるかに注目したいです。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ニオ(NIO)の注目すべきポイントは?

ニオ(NIO)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年2Qは前年比で127%に減速?

ニオの四半期毎の売上高と成長率の推移です。

20年コロナ以降は中国政府の補助金延長もあり、再び国内のEV市場は好調です。20年2Q以降3桁成長を続けていたが、21年1Qは+481%に上昇しています。2Qは+127%に減速するも、高い成長率を維持しています。

中国政府の環境対策の後押しを受けて、21年後半以降も高い成長率は続きますね。ただし、競合企業も多く、利益が出にくい構造は変わりません。

では、ニオは中国市場でどれくらいシェアを持つでしょうか?

注目2:中国国内でニオは売上比率16%を占める?

参考:The electric vehicle market in China

20年1Q時点の中国のEVメーカーの市場シェアです。

中国で最も売れているEVメーカーは、テスラで51%を占めています。しかし、中国企業の勢いも強く、ニオ(NIO)が16%、LEADING IDEALが11%、シャオペンが6%と追随していますね。

中国国内では、新興企業の競争が激しいです。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%で拡大していますただし、さらに価格競争力があるシャオペンは、同じ期間に+616%と高いです。他の新興EV企業も次々に誕生しています。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

では、世界的にEVはどれくらい売れているのでしょうか?

注目3:欧州EV市場が前年比+137%で中国を抜く?

参考:Global Plug-in Vehicle Sales Reached over 3,2 Million in 2020

EV車の地域別の売上高の推移です。

19年時点のEV比率は2.5%、中国がEV市場の牽引役でした。しかし、20年は欧州が中国市場を越えて急成長しています。欧州はEU国境炭素税を導入し、26年までにガソリン車を禁止するとしています(参考:EU国境炭素税)。

欧州がEV車にこだわる理由は、ガソリン車の競争で米国と日本に負けたからですね。15年にフォルクスワーゲン社の排出ガス問題があり、欧州はEV車に方向転換しています。

20年の欧州の販売台数は、前年比+137%で中国を超えました

では、国別ではどれだけEVは普及しているのでしょうか?

注目4:ノルウェーの販売台数のEV比率は49%?

参考:電気自動車の国別・メーカー別比較(2018年)

18年時点の国別の販売台数におけるEV比率です。

EVが最も普及してるのは、ノルウェーで販売台数の49%をEVが占めます。次いで、アイスランドが19%、スェーデンが8%と北欧勢が続きます。世界最大のEV市場である中国の比率は4.4%、米国は2.1%しかないですね。

ただし、中国の販売台数は105万台、米国が36万台、ノルウェーが7.3万台です。EVが普及してる国に共通してるのは、政府からの手厚い補助金があることです。中国は21年もEVの補助金を延長しています。

補助金なしで成長できるほど、EVは競争力が高い訳ではないですね。ただし、世界的には欧州や中国を中心に、今後もEV車は増えていく事が予想できますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ニオ(NIO)の四半期決算は?

ニオ株の特徴は...
  1. 14年に設立、電気自動車を開発する新興自動車企業
  2. 中国版のテスラと呼ばれ、EV車に特化した会社である
  3. 中国は世界1位のEV大国で、世界市場の57%を占める
  4. 中国の補助金は最大で110万円、22年に延長された
  5. 販売台数は拡大傾向にあるも、損失額は売上の1.4倍もある
  6. 18〜20年の通期は、売上以上に営業損失額が大きい
  7. 20年は利益が改善するも、営業利益率は−132%である

個人的には、ニオは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、EVは競争相手が多く、利益が出にくいビジネスだからです中国市場で急成長してるニオは3桁を超える高い売上成長率です。利益も年々改善し、21年の営業利益率は−14%と黒字化目前ですね。

しかし、中国国内で価格競争力のある新興企業は増え続けています。

21年1Qのニオの売上高は、前年比+481%と高い成長率でした。しかし、競合であるシャオペン(XPEV)は、同じ期間に+616%も伸びています。また、EUで市場が急拡大しており、欧州や米国の大手自動車企業も参入を決めています。

市場の急拡大により売上成長率は高いが、利益は低いままだと思います。

世界的にはニオの競合はテスラですね。しかし、中国国内でのニオの競合はシャオペンです。価格競争力があるメーカーで、急速に市場シェアを拡大しています。

参考:シャオペン(XPEV)四半期決算|中国EVは売上前年比+616%で拡大

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