ジュニパーネットワークス(JNPR)四半期決算|22年1Qは+8.7%に加速

クラウド向け通信機器を製造するジュニパーネットワークスは、ルーターとスイッチでシスコに次ぐ上位企業です。しかしながら、売上高は縮小傾向にあり業績は伸びていません。なぜ、市場が拡大するクラウド市場で、同社は業績を伸ばせないのでしょうか

  • クラウド向けに機器を提供するが、業績は悪化し続けてる…」
  • 「株価は20年の最高値から、89%も暴落し割安だ….」
  • 「成長が期待される通信市場で、なぜ業績が低迷しているのか…」

ジュニパーネットワークスは、クラウドやプロパイダー企業に通信機器を提供する米国企業です。シスコが寡占化してる市場だが、ルーターやスイッチで上位企業に位置しています。5GやAI時代に向けて、通信機器の市場はまだまだ拡大しています。

個人的には、ジュニパーネットワークスは投資したい銘柄でないです。

なぜならば、売上高は減少傾向にあり、主力製品は競合にシェアを奪われているからです。クラウド向けに市場は拡大しているが、売上比率が最も高いルーターは過去4年で32%も縮小しています。スイッチ市場の売上高もあまり伸びていません。

業績が低迷してる原因は、競合の競争力が高いからです。

ルーター市場では中国Huaweiがシェアを伸ばしています。スイッチ市場では、世界最速の機器を製造するアリスタとHuaweiが強いです。そのため、クラウドやプロバイダ向けは成長が続く市場だが、中長期的にはジュニパーネットワークスは低迷が続くと予想します。

ただ、22年のネットワーク市況は強気に見ています。22年5月の予想PER17倍は割高ではないですね。

JNPRの投資判断したい人向け
  1. JNPRの4半期決算(22年1-3)は?
  2. JNPRの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. クラウド市場は拡大してるが、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ジュニパーネットワークス(JNPR)の四半期決算は?

ジュニパーネットワークス(JNPR) の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:11.88億ドル(前年比+4.3%
  2.  Automated WAS Solutions:3.84億ドル(−13%)
  3.  Cloud-Ready Data Center:1.57億ドル(+25%
  4.  AI-Driven Enterprise:1.61億ドル(+34%
  5.  Hardware Maintenance:3.69億ドル(+1%
  6. 営業利益:1.20億ドル(−4%)
  7. 純利益:0.88億ドル(−39%)
  8. 1株当たり利益:0.27ドル(−38%)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:12.99億ドル(前年比+6.3%)◯
  2.  Automated WAS Solutions:4.98億ドル(+7.7%
  3.  Cloud-Ready Data Center:1.73億ドル(−9%)
  4.  AI-Driven Enterprise:2.44億ドル(+29%
  5.  Hardware Maintenance:3.84億ドル(+1%
  6.  米国:7.48億ドル(+18%
  7.  欧州中東:3.43億ドル(−6%)
  8.  アジア:2.08億ドル(−8%)
  9. 営業利益:1.53億ドル(+56%
  10. 純利益:1.32億ドル(+340%
  11. 1株当たり利益:0.40ドル(+344%)◯

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:11.68億ドル(前年比+8.7%)◯
  2.  Automated WAS Solutions:3.90億ドル(+1%
  3.  Cloud-Ready Data Center:1.88億ドル(+19%
  4.  AI-Driven Enterprise:2.14億ドル(+32%
  5.  Hardware Maintenance:3.74億ドル(+1%
  6.  米国:6.55億ドル(+12%
  7.  欧州中東:3.33億ドル(+7%
  8.  アジア:1.79億ドル(−1%)
  9. 営業利益:0.58億ドル(+114%
  10. 純利益:0.55億ドル(前年度−0.31億ドル)
  11. 1株当たり利益:0.17ドル(前年度−0.1ドル)✖️

1Qの売上高は前年比+8.7%で11.68億ドル、営業利益は+114%で1.20億ドルでした。21年3Qや4Qと比較すると、22年1Qの売上と利益は加速しています。営業利益率は5%と低いです。

クラウドとAI関連の売上は引き続き好調です。同社CEOは22年もネットワーク市況を強気に見ています。

22年2Q売上予想は、12.55億ドル(前年比+7.0%)と好調です。

ジュニパーのCEOであるラミラヒムは、ビジネスの勢いは引き続き堅調で、3月四半期中は予想を上回り、すべての顧客分野とすべての顧客ソリューションで2桁の堅調な受注増加を達成しました

「この強みの一部は私たちの市場の健全性を物語っていますが、この需要の多くは強いことに起因する可能性があります。製品管理、エンジニアリング、および市場投入組織全体での実行。お客様のソリューションの技術的な差別化により、今後数年間でネットワークインフラストラクチャの需要が高まる可能性のあるさまざまな業界の追い風の恩恵を受けることができると確信しています。」

「第1四半期には、収益がガイダンスの中間点を上回り、サプライチェーンの観点からの継続的な課題にもかかわらず、非GAAPベースの1株当たり利益の見通しの中間点を達成したため、堅調な業績を達成しました」とジュニパー氏は述べています。 CFO、ケンミラー。 「私たちのグローバルチームは非常にうまく機能しており、サプライチェーンの回復力をさらに強化するための行動を続けています。私たちの最近の勢い、私たちが築き上げてきた強力なバックログ、そして供給をさらに強化するための努力に基づいて、私は成長を加速し、通年で収益性を改善する能力に自信を持っています。」

これらの指標は、収益と株式数を除いて、非GAAPベースで提供されます。非GAAPベースの1株当たり利益は、完全に希薄化されたベースです。見通しでは、米ドルから他の通貨への為替レートは現在の水準で比較的安定していると想定しています。 COVID-19のパンデミックに一部起因して、多くの産業に影響を与える半導体やその他のコンポーネントが世界的に不足しています。他の企業と同様に、サプライチェーンの課題が継続的に発生しているため、リードタイムが長くなり、ロジスティクスとコンポーネントのコストが上昇しています。私たちはサプライチェーンの課題を解決するために努力を続け、在庫レベルと購入コミットメントを増やしました。私たちはサプライヤーと緊密に協力して、回復力をさらに強化し、制御できない混乱の影響を軽減しています。これらの措置を講じたとしても、リードタイムの​​延長とコストの上昇は、少なくとも年の残りの期間は続く可能性が高いと考えています状況はダイナミックですが、現時点では、財務予測を満たすのに十分な半導体やその他のコンポーネントの供給にアクセスできると考えています。

参考:Juniper Networks Reports Preliminary 4Q 2021

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、7月27日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ジュニパーネットワークス(JNPR)の損益計算書は?

ジュニパーネットワークスは99年に16ドルで上場しました。過去20年で株価はあまり伸びていないですね。20年3月は17ドルに下落するも、22年5月は31ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、市場は拡大してるが売上は横ばいか下落してます。また、営業利益率も9.3%まで下落していますね。21年1Qの営業利益率は4%です。業績が低迷している原因は、他の競合企業にシェアを奪われているからです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは横ばいが続き、EPSは若干下落傾向にありますね。営業利益率が切り下がっているため、EPSも長く低迷しそうです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、17年をピークに下落しています。設備投資が少ない優良ビジネスだが、営業CFは増えていません。低迷している原因は、他の競合にシェアを奪われているからですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ジュニパーネットワークス(JNPR)の注目ポイントは?

ジュニパーネットワークス(JNPR)の注目すべきポイントを紹介します。ジュニパーネットワークスは、クラウドやプロパイダー企業に通信機器を提供する米国企業です。シスコが寡占化してる市場だが、ルーターやスイッチで上位企業に位置しています。

注目1:スイッチ市場で3.7%、ルーターで14%

参考:Cisco dominates Aussie networking infrastructure market

18年1Q時点のスイッチとルーター、無線LANの市場シェアです。

調査会社IDCによると、スイッチ市場ではシスコが66%で最大のシェアを持ちます次いでHPEが7.4%、ジュニパーネットワークスが3.7%、アリスタが3.6%です。スイッチ市場では、高速通信に強いアリスタが急速にシェアを伸ばしています。

参考:アリスタ(ANET)四半期決算|シスコからシェアを奪う最速スイッチ

ルーター市場では、シスコが70%で最大のシェアを持ちます。次いで、ジュニパーネットワークスが14%、ノキアが7.7%、中国Huaweiが4.7%のシェアを持ちます。シスコは無線LAN市場でも、58%のシェアを持つ独占企業です

参考:シスコ(CSCO)の四半期決算|通信機器の独占企業で利益率は28%

ジュニパーネットワークスは、競合と比較してシェアを伸ばせていません。

注目2:売上比率が高いルーターは4年で32%も縮小?

参考:Revenue of Juniper Networks 2015-2019

ジュニパーネットワークスの事業別の売上高です。

ジュニパーネットワークスは、大規模クラウドやプロバイダ向けにルーターやスイッチを提供しています。しかしながら、いずれの事業も売上高は縮小傾向にあります。特にルーターの売上高は、過去4年で32%も縮小しています。

これは、市場が成長していないからではなく、競合にシェアを奪われているからです。中国Haweiなどの新興企業がシェアを伸ばしています。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ジュニパーネットワークス(JNPR)決算は?

JNPRの注目ポイントは...
  1. 99年に上場した、通信機器を製造する米国企業である
  2. クラウド向けに、スイッチとルーターを提供している
  3. スイッチ市場ではシスコが66%、同社は3.7%のシェア
  4. ルーター市場ではシスコが70%、同社は14%のシェア
  5. 17年をピークに売上高は減速、営業利益率は9.3%に低下
  6. 売上比率が高いルーターは、過去4年で32%も縮小した
  7. 競合のアリスタや中国Huaweiが、順調にシェアを伸ばしてる

個人的には、ジュニパーネットワークスは投資したい銘柄でないです。

なぜならば、売上高は減少傾向にあり、主力製品は競合にシェアを奪われているからです。クラウド向けに市場は拡大しているが、売上比率が最も高いルーターは過去4年で32%も縮小しています。スイッチ市場の売上高もあまり伸びていません。

業績が低迷してる原因は、競合の競争力が高いからです。

ルーター市場では中国Huaweiがシェアを伸ばしています。スイッチ市場では、世界最速の機器を製造するアリスタとHuaweiが強いです。そのため、クラウドやプロバイダ向けは成長が続く市場だが、中長期的にはジュニパーネットワークスは低迷が続くと予想します。

ただ、22年のネットワーク市況は強気に見ています。22年2月の予想PER16倍は割高ではないですね。

アリスタは、シスコからシェアを奪う形で急速に拡大しています。売上高は10年で16倍、営業利益率も30%と高いです。クラウド向けの高速通信に強く、まだまだ成長余力が高いと言えます。

参考:アリスタ(ANET)四半期決算|シスコからシェアを奪う最速スイッチ

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