アメリカンタワー(AMT)の四半期決算|利益率39%の5G銘柄

電波塔を所有するアメリカンタワーは、5Gの恩恵を最も受ける企業ですね。営業利益率は39%と高く、21年以降も5G投資で事業拡大が見込める優良企業です。株価は常に最高値を更新し続け、過去10年間で10倍にも急騰していますね。

  • 「超優良企業で、株価は10年で10倍に高騰している…」
  • 営業利益率は39%と高く、5G銘柄で成長が期待できる…」
  • 「電波塔の独占企業で超優良だが、PER59倍は割高なのか…」

アメリカンタワーは、通信事業者向けに電波塔を貸し出す米国企業です。競合企業のクラウン・キャッスル(CCI)を市場を独占しています。米国とカナダの売上高が55%を占め、南米、アフリカ、インドなど世界中で電波塔を所有してます。

個人的には、アメリカンタワーは投資したい銘柄です。

なぜならば、安定して利益率が高い上に、継続して事業の成長が見込めるからですアメリカンタワーは高収益事業で営業利益率が39%と高いです。さらに、21年以降は5G投資が活発化するため継続して成長が見込めます。

5G時代は、従来の4Gよりも大量に電波塔を必要とします。

また、アメリカンタワーは積極的に海外進出してる点も高く評価できます。北米以外では、南米、アフリカ、インドに積極的に進出しています。通信量の多くは先進国で消費されているが、将来的には途上国も指数関数的に増えますね。

ただし、21年6月時点のPERは59倍と高く、積極的に購入できる水準ではないです。

アメリカンタワーの投資判断したい人向け
  1. アメリカンタワーの4半期決算(2021年4〜6月)は?
  2. アメリカンタワーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 営業利益率が39%と高く、5G投資で将来の成長率も高い?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アメリカンタワー(AMT)の四半期決算は?

アメリカンタワー(AMT) の四半期決算を紹介します。

20年3Q決算(2020年9月31日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:20.13億ドル(前年比+3%
  2. 営業利益:8.03億ドル(+4%
  3. 純利益:4.64億ドル(−6%)
  4. 1株当たり利益:1.04ドル(−7%

20年4Q決算(2020年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:21.23億ドル(前年比+10%
  2. 営業利益:8.60億ドル(+15%
  3. 純利益:3.65億ドル(−35%)
  4. 1株当たり利益:0.82ドル(−34%

21年1Q決算(2021年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:21.59億ドル(前年比+8%
  2.  Property:21.29億ドル(+7.9%
  3.  Services:0.28億ドル(+47%
  4. 営業利益:8.76億ドル(+16%
  5. 純利益:6.45億ドル(+55%
  6. 1株当たり利益:1.45ドル(+55%

1Qの売上高は前年比+8%で21.59億ドル、営業利益は+16%で8.76億ドルでした。コロナ禍でも力強く伸びており、売上高も営業利益も引き続き好調ですね。営業利益率は40%と過去最高水準に伸びています。

アメリカンタワーは、21年以降も継続して伸び続けます。なぜならば、米国を始め世界の通信量は指数関数的に増え続けているからです。21年以降は5Gも活発化するため、さらに収益を押し上げる可能性は高いです。

21年2Q決算(2021年6月…)

21年2Q決算は、7月29日に公開予定です。

アメリカンタワーの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アメリカンタワー(AMT)の過去10年の損益計算書は?

アメリカンタワーは1998年に17ドルで上場しました。株価は順調に上昇し、常に最高値を更新し続ける銘柄です。21年5月は254ドルで推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高も利益も順調に増えています。18年に営業利益率が25%まで低下するも、21年TTMには39%まで回復していますね。5Gの本格的な普及を考えると、まだまだ事業は拡大し続けます。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。EPSは順調に上昇しているが、BPSは下落基調にあります。資産が下落してる理由は、配当性向が100%を超えているからです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に上昇しています。世界中に電波塔を建設するため、設備投資は少なくありません。しかしながら、安定して営業CFを稼いでいる事が分かりますね。

20年には11億ドルの予算で、インドなどに6500のタワーを建設します。では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

アメリカンタワー(AMT)の注目ポイントは?

アメリカンタワー(AMT)の注目すべきポイントを紹介します。アメリカンタワーは、通信事業者向けに電波塔を貸し出す米国企業です。米国とカナダの売上高が55%を占め、南米、アフリカ、インドでも多くの電波塔を所有しています。

注目1:タワー事業はAMTとCCIが独占している?

参考:Crown Castle Vs American Tower

アメリカンタワーとクラウンキャッスルの市場規模です。

アメリカンタワーは、「電波塔」を所有運営するリート会社ですね。この分野で競合は米国クラウン・キャッスル・インターナショナル(CCI)で、両企業で寡占しています。アメリカンタワーの方が売上規模は大きく、19年と20年に加速していますね。

では、両企業のレンタル先の企業を見てみましゅう。

注目2:大手2社の事業別の売上構成比の違いは?

参考:A Tale of Two Towercos

AMTとCCIの事業やレンタル先の売上構成比です。

AMTは18か国に18万のタワーのポートフォリオを持ち、米国内では23%に当たる4万を所有しています。AT&TやTモバイルなどの無線通信事業者にも電波塔をリースしています。タワーのシェアは少ないが、米国内では営業利益の57%を生み出します。

米国外では、南米、アフリカ、インドに多く、7.5万タワーを持ちます。20年には11億ドルの予算で、これらの地域に6500のタワーを建設する予定です。

対して、CCIは米国内だけで事業を展開しています。

CCIは5Gの主要通信事業者に、インフラを提供し長期的な成長が見込まれています。ファイバーネットワークとスモールセルの売上比率が高いですね。CCIのタワーも利益率が高く、同社の60%を生み出しています。

では、大手電波塔3社の売上高の違いを見てみましょう。

注目3:AMTは海外タワー事業に積極的に投資してる?

参考:How the Big 3 Tower Companies Get Paid

大手3社の売上高構成比の比較です。

大手3社の売上構成比を見ると、米国内タワーが売上高の大半を占めます。ただし、AMTは海外のタワー事業にも積極的に投資していますね対照的に、CCIは5G通信事業者向けにファイバーやスモールセルに投資をしています。

大手2社の長期的な戦略は大きく異なる点に注意が必要ですね。では、アメリカンタワーの国別の売上高推移を見てみましょう。

注目4:米国とカナダで海外売上比率は55%?

参考:American Tower Corporation revenue worldwide

アメリカンタワーの国別の売上高推移です。

アメリカンタワーは米国だけでなく、世界中で売上高が増えています。米国とカナダで売上高の55%を占めるが、インド、ブラジル、メキシコ、ナイジェリアも多いです。アジア太平洋は少ないが、南米、アフリカ、インドに進出していますね。

データ通信量は飛躍的に増えているため、今後も成長が見込まれます。

注目5:米国のスマホの通信量は6年で4倍に増える?

参考:American Tower Overview Presentation

20年と26年の国別のスマホ通信量の推移です。

20年にはYoutubeやNetFlexなどの動画配信サービスが広く普及しています。以前のテキストや音声よりも、遥かに多くの通信量を消費していますね。26年になると、さらに膨大な量の通信量が消費される事が予想できます。

6年後には、米国のスマホの通信量は4倍になると試算しています米国だけではなく、ドイツ、フランスなど先進国も同様です。また、先進国だけではなく、人口が多いインド、ブラジル、メキシコ、南アフリカでも同様です。

では、5Gの普及はどの程度のスピードで進むでしょうか?

注目6:25年には4割以上が5Gに置き換わる?

参考:American Tower: An Attractive and Fast-Growing REIT

通信環境の4Gと5Gの推移です。

20年あたりから徐々に5Gが普及し、25年には半数近くが置き換わると予想しています5Gの急激な普及は、アメリカンタワーにとって追い風ですね。なぜならば、5Gの方が遥かに多くの通信基地局を必要するからです。

5Gは先行して米国、中国、欧州、日本などで普及し始めています。その後は、インドやブラジルなどの後進国にも普及しますね。

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アメリカンタワー(AMT)の四半期決算は?

アメリカンタワーの注目ポイントは...
  1. 98年に上場した、世界中に電波塔を所有する米国企業である
  2. 競合企業のクラウン・キャッスルと、市場を独占している
  3. 北米の売上高が55%、南米、アフリカ、インドでも高いシェア
  4. 売上高は右肩上がりで、20年の営業利益率は39%と高い
  5. AT&TやTモバイルなど無線通信事業者にも、電波塔をリース
  6. タワーのシェアは少ないが、米国で営業利益の57%を生み出す

個人的には、アメリカンタワーは投資したい銘柄です。

なぜならば、安定して利益率が高い上に、継続して事業の成長が見込めるからですアメリカンタワーは高収益事業で営業利益率が39%と高いです。さらに、21年以降は5G投資が活発化するため継続して成長が見込めます。

5G時代は、従来の4Gよりも大量に電波塔を必要とします。

また、アメリカンタワーは積極的に海外進出してる点も高く評価できます。北米以外では、南米、アフリカ、インドに積極的に進出しています。通信量の多くは先進国で消費されているが、将来的には途上国も指数関数的に増えますね。

ただし、21年6月時点のPERは59倍と高く、積極的に購入できる水準ではないです。競合のクラウンキャッスルも超優良企業だが、PERは高く割高です。両企業とも株価が落ちる局面があれば、積極的に購入したいですね。

参考:クラウン・キャッスル(CCI)四半期決算|アメリカンタワーの競合

会社員が株式投資で成功できない理由とは?

参考:個人投資家の年収は? – 年収300万円未満は49%

会社員投資家が勝てない理由は...
  1. 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
  2. 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
  3. 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
  4. お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
  5. お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
  6. お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
  7. 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
  8. 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
  9. 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない

会社員が株式投資で勝つのは難しいです。

なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます

実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。

会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。

ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。

私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。

21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。

しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました

実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした

私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。

ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月ですまた、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。

しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます

ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます

私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです

コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です

3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです

もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。

ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。

なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです

だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。

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