AT&T(T)の四半期決算|21年4Qは-10%に減速

通信キャリアのAT&Tは、5Gや在宅ワーク増加の恩恵を受ける銘柄ですね。米国は大手3社が寡占化していて、同社は業界最大手の通信企業ですね。ただ、21年3Qの売上前年比は−5.7%、4Qは−10%と停滞気味です。

  • 「連続33年の増配銘柄で、利回りは8.3%と高い…」
  • 「業界1位の通信企業だが、競争が激化している…」
  • 「買収に積極的だったが、採算性が低いメディアを売却..」

AT&T(T)は、米国の3大通信キャリアの最大手です。業界2位はベライゾン(VZ)で、業界4位のスプリントを買収したTモバイル(TMUS)が追随しています。16年に買収したワーナーを売却するなど、近年は業界勢力図が変わりつつあります。

個人的には、AT&Tは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、通信業界は安定した成熟産業だが、3位のTモバイルが低価格競争を仕掛けているからですTモバイルはスプリントを買収したことで、業界シェアを29%まで伸ばし、2位のベライゾンと並びます。

大手2社はメディア事業を積極的に買収してきましたね。

しかし、業界地図が一変したため不採算部門であるメディア事業を売却しています。AT&Tは33年の連続増配で知られるが、21年にワーナー事業を売却し、減配が見込まれています。そのため、配当目的で積極的に投資できる局面ではありません。

ただ、不採算部門を切り離すことで収益性は改善しそうです。主力の通信事業に専念するならば、増配志向が強まる可能性も否定できません。どちらに動くか先は読めないため、当面は業界の動向を注視したいですね。

AT&Tの投資判断したい人向け
  1. AT&Tの4半期決算(21年10-12月)は?
  2. AT&Tの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 業界3位が攻勢を仕掛け、高配当を維持できるのか?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

AT&T(T)の四半期決算は?

AT&T(T)の四半期決算を紹介します。

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:440.45億ドル(前年比+7
  2. 営業利益:87.95億ドル(+28%
  3. 純利益:15.70億ドル+22%
  4. 1株当たり利益:0.21ドル(+23%

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:399.22億ドル(前年比−5.7
  2.  Mobility:191億ドル(+7%
  3.   Wireless Service:145億ドル(+4.6%
  4.  Business Wireline:59億ドル(−5.2%)
  5.  Consumer Wireline:31億ドル(+3.4%
  6.  Warner Media:84億ドル(+14.2%
  7. 営業利益:88.68億ドル(+22%
  8. 純利益:59.18億ドル+110%
  9. 1株当たり利益:0.82ドル(+110%

21年4Q決算(21年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:410億ドル(前年比−10)◯
  2.  Mobility:211億ドル(+5.1%
  3.   Wireless Service:147億ドル(+4.6%
  4.  Business Wireline:59億ドル(−5.6%)
  5.  Consumer Wireline:32億ドル(+1.4%
  6.  Warner Media:99億ドル(+15.4%
  7. 営業利益:—億ドル(—%
  8. 純利益:—億ドル(—%
  9. 1株当たり利益:0.69ドル(前年度−1.95ドル)◯

4Qの売上高は前年比−10%で410億ドル、営業利益は未公表です。

無線通信事業は順調に拡大していますね。HBOは全体で1310万人増加し、7380万人に増えています。ただし、メディア事業は別会社に切り離す予定です。短期的には売上高は減少するも、不採算部門の切り離しで利益率は改善します。

ダラス、2022年1月26日— AT&T Inc.(NYSE:T)は、第4四半期の結果を報告し、ワイヤレス、ファイバー、およびHBOMaxの継続的な顧客の成長を示しました。 AT&Tは通年、後払い電話の純増額で業界をリードし続け、過去10年間の合計よりも多くの加入者を獲得しました。 100万人以上のファイバー加入者を追加— 4年連続で100万人以上の加入者を追加しました。そして、2021年末には7,400万人近くの加入者を抱え、グローバルなHBOMaxおよびHBO加入者向けのガイダンスの上限を上回りました。

「1年半前、成長のためにAT&Tの位置を変えるためにビジネスを簡素化し始めました。そのコミットメントをどのように実行したかについて、非常に満足しています」とAT&TのCEOであるジョンスタンキーは述べています。 「私たちは、顧客との関係を拡大し、業務をより効果的かつ効率的に運営し、焦点を絞ることによって、2021年を開始した方法で終了しました。私たちの勢いは強く、顧客基盤を拡大し続け、ビジネスからコストを削減する機会が増えると確信しています。

「私たちは接続の新時代の幕開けです。私たちの現在の焦点は、アメリカで最高の接続プロバイダーになることと、メディア資産が成長し、真にグローバルなメディア配信リーダーになるための位置付けを確実にすることです。これを行うと、これらのビジネスの真の価値を解き放ち、株主に素晴らしい機会を提供します。」

参考:AT&T Reports Fourth-Quarter and Full-Year Results

22年1Q決算(22年3月…)

22年1Q決算は、22年1月20日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

AT&T(T)の損益計算書は?

AT&Tは83年に4ドルで上場しています。99年に最高値57ドルを付けるも、その後は長く低迷していますね。21年12月は24ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、買収を通じて売上は増えています。16年には映画制作のタイムワーナーを買収していますね。ただ、メディア事業は採算性が低く、営業利益率は16%とベライゾン(VZ)と比較して小さいです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は30%、BPSは横ばいでEPSは縮小しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、増加傾向にありますね。買収したメディア事業は不調でも、通信キャリアは安定して収益を得ていますね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

AT&T(T)の注目ポイントは?

AT&T(T)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:ワイヤレス業界最大手で39%を占める?

参考:Wireless subscriptions market share by carrier in the U.S.

ワイヤレス通信の加入者数の市場シェアです。

ワイヤレス通信は大手3社が寡占化しています。業界最大手はAT&T(T)が39%、2位はベライゾン(VZ)が29%、3位にスプリントを買収したTモバイルが29%と続きます。Tモバイルがスプリントを買収したことで、2位と3位の差は縮小しています。

AT&Tとベライゾンがメディア事業を売却しているのは、業界の勢力図が変わってきたからです。

AT&Tは、ワーナーを分社化する予定です。

注目2:映画制作の業界2位のワーナーを売却する?

参考:Disney-Fox Deal to Shake Up the Movie Industry

映画業界の市場シェアの推移です。

18年時点では、ディズニーのシェアは1位で16%を占めています。2位はAT&Tが16年に買収したワーナーで15%、3位はソニーで12%、4位はフォックスと続きます。ディズニーは19年3月にフォックスを買収し、市場シェアは33%を超えます。

一方で、AT&Tはワーナーをメディア大手ディスカバリーに22年に売却します。これまで、メディアやコンテンツ事業を買収してきたが、一転して売却に動いていますね。

AT&Tは、高配当銘柄としても知られます。

注目3:13年の連続増配銘柄で利回りは8.3%?

AT&Tの配当金と配当性向の推移です。

ベライゾンは33年連続の増配銘柄として知られています。しかし、配当性向は比較的高く、100%を超える年も少なくないです21年12月時点の利回りは8.3%と高いが、減配を懸念され株価は下げています。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:AT&T(T)の四半期決算は?

AT&Tの注目ポイントは...
  1. 84年に上場した、3大通信キャリアの米国企業
  2. 最大手はAT&T、2位はベライゾンで独占していた
  3. Tモバイルが4位のスプリントを買収し、競争が激化
  4. 収益性は業界2位より低く、営業利益率は16%だけ
  5. 連続33年の増配だが、競争激化で減配リスクあり

個人的には、AT&Tは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、通信業界は安定した成熟産業だが、3位のTモバイルが低価格競争を仕掛けているからですTモバイルはスプリントを買収したことで、業界シェアを29%まで伸ばし、2位のベライゾンと並びます。

大手2社はメディア事業を積極的に買収してきましたね。

しかし、業界地図が一変したため不採算部門であるメディア事業を売却しています。AT&Tは33年の連続増配で知られるが、21年にワーナー事業を売却し、減配が見込まれています。そのため、配当目的で積極的に投資できる局面ではありません。

ただ、不採算部門を切り離すことで収益性は改善しそうです。主力の通信事業に専念するならば、増配志向が強まる可能性も否定できません。どちらに動くか先は読めないため、当面は業界の動向を注視したいですね。

業界3位のTモバイルが低価格帯でシェアを拡大しています。これは、最大手AT&Tと2位のベライゾンには好ましい状況ではありません。

参考:Tモバイル(TMUS)四半期決算|21年3Qは+1.8%に減速

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。