医師にSNSを提供するドクシミティは、景気動向の影響を受けない銘柄です。経済再開後も高い成長率を維持し、22年1Qの売上前年比は+24%、2Qは+29%と好調です。
- 「21年6月に上場し、株価は高値から50%も暴落してる…」
- 「21年に上場するも、営業利益率は32%と高い…」
- 「景気動向の影響を受けず、経済再開後も事業は好調だ…」
ドクシミティ(DOCS)は、医師向けにSNSを提供する米国企業です。21年5月時点で会員数は200万人、米国医師の8割が利用しています。医師の会話やデータを製薬会社に提供することで、製薬会社から収益を得ています。
個人的には、ドクシミティは投資したい銘柄です。
なぜならば、医師の8割が利用し競合がいない上に、利益率が高いからです。売上高は4年で3.5倍に増え、21年の営業利益率は32%と高いです。また、既存クライアントが過去1年間で+173%の純収益維持率と事業自体も好調です。
22年時点では、競合となる企業はありません。
また、すでに米国医師の8割が利用しているため、他の企業が参入するのも難しいです。また、付加価値の高いデータを保有するなど、まだまだ収益をあげられそうな銘柄ですね。
22年11月時点の予想PERは38倍と割高ではないですね。
- DOCSの4半期決算(22年7-9月)は?
- DOCSの過去10年間の売上高や営業利益は?
- PERが124倍と高いが、金利上昇に耐えられるか?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
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ドクシミティ(DOCS)の四半期決算は?
ドクシミティ(DOCS)の四半期決算を紹介します。
21年4Q決算(22年3月31日)
- 売上高:9365万ドル(前年比+40%)◯
- 営業利益:2792万ドル(+22%)
- 純利益:3672万ドル(+71%)
- 1株当たり利益:0.17ドル(+142%)◯
22年1Q決算(22年6月30日)
- 売上高:0.90億ドル(前年比+24%)
- 営業利益:—億ドル(—%)
- 純利益:0.22億ドル(−14%)
- 1株当たり利益:—ドル(—%)
22年2Q決算(22年9月30日)
- 売上高:1.021億ドル(前年比+29%)◯
- 営業利益:0.32億ドル(+28%)
- 純利益:0.26億ドル(−28%)
- 1株当たり利益:0.12ドル(−30%)◯
2Qの売上高は前年比+29%で1.02億ドル、営業利益は+28%で0.32億ドルでした。21年4Qや22年1Qと比較して、2Qの売上は減速気味ですね。営業利益率は31%と少し低下しています。
医師向けにSNSのプラットフォームを提供する同社は、景気動向に関係なく安定して売上が増えていますね。22年5月時点で200万人の会員がおり、米国医師の80%が利用しています。事業は好調で既存クライアントが過去1年間で+173%の純収益維持率です。
22年3Qの売上予想は1.12億ドル(前年比+14%)と弱いですね。
Doximity の共同創設者兼 CEO である Jeff Tangney は次のように述べています。 「私たちの遠隔医療プラットフォームは、四半期ごとに 370,000 人のアクティブな臨床医を記録するまでに成長しました。 私たちは、医師が患者により良いケアを提供できるように、医師が時間を節約するのに役立つツールの構築に引き続き投資していきます。」
22年3Q決算(22年12月…)
22月3Q決算は、23年2月11日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
ドクシミティ(DOCS)の10年間の損益計算書は?
ドクシミティは21年6月に53ドルで上場しました。21年9月に101ドルを付けるも、22年11月は31ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?
過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に拡大しています。過去4年で売上は3倍に増え、21年の営業利益率は32%と高いです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?
過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は88%と高く、EPSも順調に切り上がっていますね。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?
過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)も、順調に拡大しています。SNSのプラットフォームを提供する同社は、投資CFが少ない優良ビジネスですね。
では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?
ドクシミティ(DOCS)の注目ポイントは?
ドクシミティ(DOCS)の注目ポイントを紹介します。
注目1:米国医師の8割がドクシミティを利用してる?
ドクシミティの売上高の推移です。
登録会員数は180万人、米国医師の8割が同社のサービスを利用しています。収益は医師ではなく、大手製薬会社にデータを売ることで得ていますね。収益性が高いビジネスモデルだといえます。
ただ、医師向けにSNSを提供してるのは同社だけではありません。
注目2:ドクシミティの競合企業はいない?
世界的に製薬関連のプラットフォームは注目を浴びています。ただ、市場自体も小さく上場しているのはドクシミティだけです。同社はすでに米国医師の80%が利用しているため、他の企業が参入するのは難しいですね。
実質的には競合となる企業はありません。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼
20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:ドクシミティ(DOCS)の四半期決算は?
- 21年に上場し、医師向けにSNSを提供する米国企業
- 会員数は180万人、米国医師の8割がサービスを利用してる
- 収益は医師からではなく、データを売買し製薬会社から得ている
- 21年に上場した時点で、営業利益率は32%と高い
- データを提供するだけで、投資CFが少ない優良ビジネス
個人的には、ドクシミティは投資したい銘柄です。
なぜならば、医師の8割が利用し競合がいない上に、利益率が高いからです。売上高は4年で3.5倍に増え、21年の営業利益率は32%と高いです。また、既存クライアントが過去1年間で+173%の純収益維持率と事業自体も好調です。
22年時点では、競合となる企業はありません。
また、すでに米国医師の8割が利用しているため、他の企業が参入するのも難しいです。また、付加価値の高いデータを保有するなど、まだまだ収益をあげられそうな銘柄ですね。ただ、22年2月時点のPERは99倍、予想PERは128倍と割高です。
そのため、株価が大きく下落したら投資したい銘柄です。
ドクシミティの競合となる企業はありません。ただ、遠隔医療など病院や医師、患者向けにプラットフォームを提供する企業は増えています。医薬品を最安値で提供するグッドアールエックスも、遠隔医療や製薬の配達に事業を拡大しています。
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