コンテクストロジック(WISH)四半期決算|21年2Qは-6%に減速

コンテクストロジック(WISH)は、低価格帯の商品を扱うECサイトです。しかしながら、コロナで最も恩恵を受けるEコマースだが、WISHの売上成長率は他企業と比較して低いですでは、なぜWISHの業績と株価は伸び悩んでいるのでしょうか?

  • 「コロナでECが加速するも、前年比+37%と伸びが小さい…」
  • 「20年12月に上場するも、株価は最安値の13ドルだ…」
  • 「好調なはずのEコマース企業で、なぜ売上が伸び悩むのか…」

WISHは、低価格帯の消費者層向けにECサイトを運営しています。WISHが力を入れたい地域は、アフリカ、南米、東欧州など、ECが普及してない新興国経済です。100万を超える売り手が消費者に直接販売し、その約9割が中国からの販売です。

しかしながら、個人的にはWISHは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、低価格帯向けのECサイトは、競合が強く競争に勝てないからですWISHは配送料が安く小さい商品に絞り、低価格帯を好む消費者向けに販売しています。商品や消費者を絞ることで、アマゾンやアリババなどの大手と競合しないためです。

しかしながら、この戦略が長期的に成功するかは分かりません。

17年の成長率は前年比+147%だが、19年は+10%まで低下しています20年4Qは+37%まで回復するも、営業利益は5億ドルを超える赤字です。越境ECはアマゾンやアリババが強く、WISHが成長し続けるのは難しいかもしれません。

また、21年2Qは主力のEC事業はマイナス成長に転落しましたね。

WISHの投資判断したい人向け
  1. WISHの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. WISHの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 経済再開後の21年も、EC売上高は急成長できるか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

コンテクストロジック(WISH)の四半期決算は?

コンテクストロジック(WISH)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:7.94億ドル(前年比+37%
  2.  Core Marketplace:5.27億ドル(+24%
  3.  ProductBoost:0.62億ドル(−24%)
  4.  Logistics Revenue:2.05億ドル(+193%
  5. 営業利益:−5.11億ドル(−325%)
  6. 純利益:−5.69億ドル(−325%)
  7. 1株当たり利益:—ドル(—%

21年1Q決算(21年3月30日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:7.72億ドル(前年比+75%
  2.  Core Marketplace:4.77億ドル(+40%
  3.  ProductBoost:0.50億ドル(+14%
  4.  Logistics Revenue:5.27億ドル(+338%
  5. 営業利益:−1.26億ドル(−133%)
  6. 純利益:−1.28億ドル(−93%)
  7. 1株当たり利益:—ドル(—%

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:6.56億ドル(前年比−6%)
  2.  Core Marketplace:3.78億ドル(−32%)
  3.  ProductBoost:0.50億ドル(+11%
  4.  Logistics Revenue:2.28億ドル(+126%
  5. 営業利益:−0.67億ドル(前年度0.16億ドル)
  6. 純利益:−1.11億ドル(−11%)
  7. 1株当たり利益:−0.18ドル(—%

Qの売上高は前年比−6%で6.56億ドル、営業利益は−0.67億ドルでした。20年4Qと21年1Qと対照的に、2Qは大きく売上が減速しています。営業利益率は−10%と悪いです。

米国の急速な経済再開は、EC企業にとって逆風ですね。特に、中国からの低価格対商品が多い同社は、経済再開で大きく影響を受けています。また、物流部門も高い成長率を維持してるが、1Qと比較すると減速し始めてる点は注意が必要です。

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、11月12日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

コンテクストロジック(WISH)の損益計算書は?

コンテクストロジックは20年12月に23ドルで上場しました。21年1月に最高値30ドルを付けるも、その後は一貫して下落しています。21年4月は13ドル前後で推移していますね。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に増加しています。20年度の売上高は25.41億ドル、過去3年l間で2.3倍に拡大しています。ただし、利益率は改善できず、20年には−24%まで下落しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。IPOによる資金調達に成功し、21年TTMのEPSは大きく上昇していますね。ただし、EPSは大きく下落し、黒字化できる見込みはありません。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、赤字幅が拡大しています。20年以降は営業CFも投資CFも小さく、事業自体が縮小していますね。20年12月に資金調達に成功したWISHは、今後も販売網を拡大して行く事が予想できます

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

コンテクストロジック(WISH)の注目ポイントは?

WISHに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。WISHは低価格帯の消費者層向けにECサイトを運営しています。WISHが力を入れたい地域は、アフリカ、南米、東欧州など、ECが普及してない新興国経済です。

注目1:米国と欧州のEコマース成長率は+8.5-8.8%?

参考:e-Commerce: China vs. the US

Eコマース市場の拡大は、世界的なトレンドのひとつです。

Eコマース市場が最も大きく、急拡大しているのは中国ですね。21年の中国のEコマース市場は、8395億ドルと高い上に年率17%で急成長しています。米国と欧州は遅れているが、それでも年率8.5-8.8%と高い成長率です

中国やアジア地域の方がEコマースは有利だと言えます。なぜならば、アジア地域の方が人口密集地帯が多いため、配送しやすいからです。国土が広い米国だと、配送料の負担も大きく手間も掛かります。

では、20年12月に上場したWishはどのような企業なのでしょうか?

注目2:欧州の売上が多く直接販売者の9割が中国から?

参考:ContextLogic Will Leave You Wishing For Higher Returns

WISHの地域別売上高とサービス別の売上高です。

WISHは欧州の売上高が最も多く43%、次いで北米が42%、南米が5%を占めています。サービス別で見ると、マーケットプレイスが74%、広告収入が8%、物流が18%を占めています。

WISHの特徴は、検索バーに依存しないプラットフォームの運営です。ユーザーの性別や年齢から考慮して、視覚や感覚的に商品を写真などで訴えて販売します。

また、中国JDから出資を受けるWISHは、中国からの販売が多いです。100万を超える売り手が消費者に直接販売し、その約9割が中国からの販売となっていますWISHは売り手の販売代理店手数料をなくし、低価格の商品を提供します。

WISHが扱う商品は、輸送費が安い小さな商品多いです。さらには、中国と米国の郵政公社の合意で、重量2kg未満の商品の輸送コストが特別に低価格で送れます。そのため、WISHの顧客層は低価格帯を好む消費者です。

では、WISHの売上はどのように推移しているでしょうか?

注目3:20年1Q売上は前年比−2%に急落した?

参考:ContextLogic Will Leave You Wishing For Higher Returns

WISHの総取引量(MAUs)と売上高の推移です。

WISHのMAUは年平均44%、売上高は91%で拡大してきました。しかしながら、Eコマースの売上高が好調なはずのコロナ禍で、売上高が急速に縮小してることが分かります。19年売上高は前年比+10%、20年1Qは−2%に急落しています。

20年4Qは前年比+37%と、引き続き成長は減速しそうです。

コロナ禍で売上が縮小した原因は2つ考えられます。ひとつは、WISHが扱う製品の多くは必需品でない上に、在宅ワークに関連しない商品です。もうひとつは、コンテナ運賃の高騰により、低価格帯の商品が輸送できないからだと思います。

コロナ禍で成長が鈍化した、Eコマースでは珍しい企業だと言えますね。Eコマース企業は世界中のハイテク企業が参入し、競争が激しい分野だと言えます。

注目4:小売業は競合が多くアマゾンとアリババが強い?

参考:Amazon and Alibaba surge ahead of competitors 

20年9月時点の世界のトップ小売業の時価総額です。

世界最大の小売企業はアマゾンで、時価総額は15772億ドルです。次いで、アリババが7954億ドルと2社が圧倒的に強いですね。他にも、米国の世界規模の小売業であるウォールマート、ホームデポ、中国のJDやPindouoduoが上位を占めています。

超ハイテク企業が高いシェアを持つ状況では、その他の企業はニッチを攻めるしかないです。WISHの低価格帯戦略は、他の競合に競争で勝てない可能性も高いですね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:コンテクストロジックの四半期決算は?

WISHの注目ポイントは...
  1. 20年12月に上場した、低価格帯の越境ECを運営
  2. 欧州の売上高が43%、北米が42%、南米が5%を占める
  3. 低価格商品を扱うため、アフリカ、南米、東欧州に力を入れたい
  4. マーケットプレイスが74%、広告収入が8%、物流が18%
  5. 直接販売者の9割は中国から、中国からの越境ECに強みがある
  6. 売上高は拡大するも、20年の営業利益率は−24%と低い
  7. 17年に前年比+147%だった成長率は、19年に+10%に低下
  8. 低価格商品は、米国アマゾンや中国アリババと競合する

しかしながら、個人的にはWISHは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、低価格帯向けのECサイトは、競合が強く競争に勝てないからですWISHは配送料が安く小さい商品に絞り、低価格帯を好む消費者向けに販売しています。商品や消費者を絞ることで、アマゾンやアリババなどの大手と競合しないためです。

しかしながら、この戦略が長期的に成功するかは未知数です。

実際に、17年の成長率は前年比+147%だが、19年は+10%まで低下しています20年4Qは+37%まで回復するも、営業利益は5億ドルを超える赤字です。越境ECはアマゾンやアリババが強く、WISHが成長し続けるのは難しいかもしれません。

Eコマースの拡大は、コロナ以前からの世界的なトレンドです。中国や米国、欧州だけではなく、アジア地域でも急速にEC化が進んでいます。東南アジアで最も強いEC企業は、シンガポールのシー(SE)です。

急成長する東南アジアで、アリババとライバル関係にあります

参考:シー(SE)の四半期決算|東南アジアのEコマース前年比+121%

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