デジタル・タービン(APPS)四半期決算|22年4Qは+93%に減速

デジタル・タービンは3桁で売上高が拡大し、20年4月から株価は20倍にも急騰しています。21年に大型買収したことで、以前とは異なる企業に生まれ変わっています。22年3Qの売上前年比は+324%、4Qは+93%と高い成長率です。

  • 「コロナに強い銘柄で、20年4月から株価が20倍に高騰…」
  • 「同社のソフトは5億台のデバイスに、インストールされる…」
  • 「22年6月の予想PERは、11倍まで急落している…」

デジタル・タービンは、デバイス起動時に自動でアプリをインストールするソフトを開発するIT企業です。スマホやタブレットなど、5億台のデバイスにインストールされています。20年9月の四半期には、世界で6千万台で新たに利用されています

個人的には、デジタル・タービンは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、大型買収を複数したことで、以前とは全く異なる企業だからです買収した企業の成長率を除くと、22年3Qは40%前後の成長率になります。また、30%を超えていた営業利益率は、7.7%まで低下しています。

短中期的には、同社は+40%前後の成長率を維持しそうです。

ただ、営業利益率を見ると競争力が高い企業には見えません。21年後半に株価が暴落したことで、割高感は薄れたが投資したい銘柄ではありません。PERが割高のグロース株として知られていたが、22年6月の予想PERは11倍と低いです。

PERは割安でも、欲しい銘柄ではありません。

APPSの投資判断したい人向け
  1. APPSの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. APPSの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 売上高3桁成長が続くが、PER150倍は割高か?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

デジタル・タービン(APPS)の四半期決算は?

デジタル・タービン(APPS)の四半期決算を紹介します。

22年2Q決算(21年9月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:31025万ドル前年比+338%
  2.  On-Device Media:1294万ドル(+73%
  3.  AdColony:615万ドル(+19%
  4.  Fyber:1257万ドル(+93%
  5.  Elimination:−645万ドル(—%)
  6. 営業利益:1653万ドル(+36%
  7. 純利益:−2165万ドル(前年度32万ドル)
  8. 1株当たり利益:−0.06ドル(—%)

22年3Q決算(21年12月31日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:3.754億ドル前年比+324%)◯
  2.  On-Device Media:1.335億ドル(+43%
  3.  AdColony:0.943億ドル(+28%
  4.  Fyber:1.573億ドル(+48%
  5.  Elimination:−0.982億ドル(—%)
  6. 営業利益:0.291億ドル(+41%
  7. 純利益:0.070億ドル(−52%)
  8. 1株当たり利益:0.07ドル(−52%)◯

22年4Q決算(22年3月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:1.841億ドル前年比+93%)✖️
  2.  On-Device Media:1.192億ドル(+22%
  3.  AdColony:0.403億ドル(+2%
  4.  Fyber:2.921億ドル(+44%
  5.  Elimination:−0.468億ドル(−97%)
  6. 営業利益:0.274億ドル(+72%
  7. 純利益:0.201億ドル(−33%)
  8. 1株当たり利益:0.19ドル(−39%)◯

Qの売上高は前年比+93%で1.841億ドル、営業利益は+72%で0.274億ドルでした。22年2Qと3Qと比嘉して、4Qの売上は減速していますね。30%を超えていた営業利益率は、14%まで低下しています。

同社は複数の大型買収により、以前とは異なる会社になりました。そのため、競争力がある企業かどうかは、これから判断していく必要があります。

22年1Qの売上予想は、1.85億ドル(−14%)と弱いです。

CEOのBillStoneは、次のように述べています。 「マクロの世界はここ数ヶ月で大きく変化しました。急速に進化する運用条件に適応するためのチームの焦点と実行を誇りに思います。私たちは、SingleTapライセンス、アプリストアの将来における役割、およびそれぞれの成長イニシアチブのコア部分としてDTプラットフォーム製品を活用しようとしている市場をリードする企業との多数の戦略的パートナーシップの強化長期的には、これらの逆風は、年間9桁のフリーキャッシュフローを生み出す当社のような収益性の高い成長ビジネスにとっては影響が少ないと確信しています。さらに、収益のレポートの最近の変更は、相​​対的なピア比較を容易にするのに役立つと思います。プラットフォームビジネスモデルの相対的な収益性を強調します。」

参考:Digital Turbine Reports Fourth Quarter 2022

23年1Q決算(22年6月…)

23年1Q決算は、6月1日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

デジタル・タービン(APPS)の損益計算書は?

デジタルタービンは06年に4.6ドルで上場しました。08年に株価が上昇して29ドルを付けるも、その後は長く低迷しています。20年3月に3.8ドルまで下落するも、22年6月は24ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、株価は順調に増加しています。21年(TTM)の売上高は、10年比で28倍にも拡大しています。また、営業利益も順調に増加し、19年には黒字化に成功しています。22年の営業利益率は18.9%と好調ですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。多少の浮き沈みがありながらも、BPSもEPSも順調に拡大していますね。特に、19年にEPSが黒字化し、大きく上昇してる点は高く評価できます

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年から大きく増加しています。ハイテク株の特徴として、設備投資が少ない事が挙げられます。少ない投資で利益を最大化できるため、競合がいなければ急速にCFを拡大できますデジタル・タービンは間違いなく優良ビジネスだと言えます。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

デジタル・タービン(APPS)の注目ポイントは?

デジタルタービン(APPS)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:5億台のデバイスにインストールされるソフトを開発

参考:digital turbine Investor Presentation

デジタル・タービンは、5億台のデバイスに使われるソフトを開発してます。

ApplicationMediaは、デバイスが初めて起動した時に自動でアプリをインストールするソフトウェアです多くの消費者にとっては、便利なアプリが最初からホーム画面に用意されている方が便利ですよね。主要顧客はサムスン、シャオミなどなどの製造会社です。

20年9月の四半期には、世界で6千万台にインストールされています

しかしながら、アンドロイドのマーケットシェアではまだ15%です。また、テレビやウェアラブルなど、スマート以外のデバイスにも普及しています。デジタル・タービンのソフトウェアは、まだまだ成長余力が大きいと言えます。

なぜならば、世界のスマホ市場はまだ拡大してるからです。

注目2:スマホの販売台数は20年に前年比−11.9%?

参考:Global smartphone shipments to decline by 12% in 2020

アナリストIDCによる、スマホ出荷台数の予測です。

コロナによる景気減速もあり、20年度の出荷台数は前年比で11.9%減少します。しかしながら、長期的には再び成長軌道に乗ると言います。5Gの普及で、中国などで急速に対応機器の販売が増えているからです。

また、アジアやアフリカ地域では、まだまだ人口は増え続けていますね。

ただし、デジタル・タービンのソフトウェアが普及するのは、アンドロイド端末に限られます。なぜならば、iOS端末ではアップル社が初期アプリをインストールするからです。それでは、アンドロイドスマホは、世界でどれだけ普及してるのでしょうか?

注目3:発展途上国ではアンドロイドが過半数を占める?

参考:Apple or Android Nation?

国ごとのアップルとアンドロイドのスマホシェアです。

アンドロイドの普及率は、地域によって大きな偏りがあります。iPhoneなどのiOS端末は高価なため、日本や米国などの裕福な先進国でしか普及していません。対して、安価なアンドロイド端末は、中国やインドなどの発展途上国で人気が高いです

つまり、今後も成長率が高いのはiOSよりもアンドロイドだと言えます。デジタルタービンにとっては、大きな追い風要素となります。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:デジタル・タービン(APPS)の四半期決算は?

デジタルタービンの注目ポイントは...
  1. 2006年に上場した、OEMメーカー向けの米国ハイテク企業
  2. デバイス起動時に、自動でアプリをインストールするソフトを開発
  3. 5億台のデバイスにインストール、四半期で6千万台にも及ぶ
  4. 19年の黒字化に成功し、TTMの営業利益率は17%と高い
  5. 設備投資を必要とせず、急速にEPSとフリーCFを改善している
  6. 関連企業の買収にも積極的で、事業規模を急速に拡大している

個人的には、デジタル・タービンは投資したい銘柄ではないです。

なぜならば、大型買収を複数したことで、以前とは全く異なる企業だからです買収した企業の成長率を除くと、22年3Qは40%前後の成長率になります。また、30%を超えていた営業利益率は、7.7%まで低下しています。

短中期的には、同社は+40%前後の成長率を維持しそうです。

ただ、営業利益率を見ると競争力が高い企業には見えません。21年後半に株価が暴落したことで、割高感は薄れたが投資したい銘柄ではありません。22年2月のPERは82倍、予想PERは20倍と割安ではありません。

利益率が改善し、買収効果があるようなら投資を検討したいです。

3桁成長を続けるグロース株は多くはありません。ビデオ通話を提供するズームも3桁成長を維持しています。ただし、21年後半はズームの成長率は鈍化しそうです。

参考:ズーム(ZM)四半期決算|295ドルで反発しPER138倍は割安か?

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