リフト(LYFT)の四半期決算|22年3Qは+21%に減速

配車サービスを提供するリフトは、過去4年間で10倍にも売上が拡大した成長企業です。経済再開により21年は急速に売上が回復しています。しかし、22年2Qの売上成長率は+29%、3Qは+21%と減速しています。

  • 4年で売上高を10倍に増やした成長企業だ…」
  • 「回復を狙える銘柄で、すでに株価は3倍に拡大した…」
  • 「コロナ後の経済再開で、再び2桁成長に戻るはずだ…」

リフトは、米国とカナダで配車サービスを提供する企業です。世界中で急拡大してる成長産業で、競合ウーバー(UBER)からシェアを奪う形で急成長しています。コロナ以前の過去4年間で売上高は10倍にも拡大しています。

個人的には、リフトは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、配車サービスは差別化が難しく、価格競争に陥ると思うからです。リフトの市場シェアは30%、ウーバーからシェアを奪う形で急成長しています。しかし、リフトがシェアを奪えている要因は、単純にウーバーよりもピーク時の料金が安いからです。

ウーバーも値下げすれば、リフトの競争優位性がなくなりますね。

ただし、短期的には経済再開で最も恩恵を受ける銘柄です。米国の経済再開が急ピッチで進み、21年2Qの売上高は前年比+125%、3Qは+73%、4Qも+70%と順調に回復しています。短期的には変異株の影響はあるも、CEOは22年の見通しについて楽観的に見ています。

コロナ禍でダメージを受けた分、短期的には勢いよく回復しそうです。個人的には、上場以来ずっと赤字経営が続き投資したい銘柄ではありません。

22年11月時点の予想PER23倍も割高です。

リフトの投資判断したい人向け
  1. リフトの4半期決算(22年7-9月)は?
  2. リフトの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 経済再開で急回復、業績はどこまで上昇する?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

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22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

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リフト(LYFT)の四半期決算は?

リフト(LYFT)の四半期決算を紹介します。

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:8.755億ドル(前年比+44%)◯
  2. 営業利益:−1.993億ドル(前年度−4.164億ドル)
  3. 純利益:−1.969億ドル(前年度−4.273億ドル
  4. 1株当たり利益:−0.57ドル(前年度−1.31ドル)◯

22年2Q決算(22年6月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:9.91億ドル(前年比+29%
  2. 営業利益:—億ドル(—%)
  3. 純利益:−3.77億ドル(−49%
  4. 1株当たり利益:0.13ドル(+364%

22年3Q決算(22年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:10.53億ドル(前年比+21%)✖️
  2. 営業利益:−2.90億ドル(前年度−2.05億ドル)
  3. 純利益:−4.22億ドル(前年度−0.99億ドル
  4. 1株当たり利益:−1.18ドル(前年度−0.30ドル)◯

Qの売上高は前年比+21%で10.53億ドル、営業利益は−2.90億ドルでした。22年1Qや2Qに引き続き、3Qの売上も減速していますね。営業利益率は−27%で赤字が続きます。

4Qの売上予想は、11.55億ドル(+19%)としています。

22年4Q決算(22年12月…)

22年4Q決算は、23年2月8日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

リフト(LYFT)の10年間の損益計算書は?

 

リフトは19年3月に78ドルで上場しました。しかし、20年3月はパンデミックにより、21ドルまで急落していますね。経済再開で期待される銘柄で、22年11月は12ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、19年が過去最高の売上高で4年で10倍に拡大しています。しかしながら、営業利益率は−74%と低く、利益率が悪いビジネスでもあります。20年の売上高は前年比−35%も減速し、一時的に成長が鈍化しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSもどちらも減少傾向にあります。20年のEPSは−5.61ドルと赤字幅が大きく、まだまだ赤字決算は続きそうですね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、赤字だが縮小傾向にありました。しかしながら、世界的なパンデミックに一気に赤字幅を拡大していますね。

配車サービスの特徴は、持たない経営で投資CFは比較的少ないです。しかし、価格競争に陥りやすい分野で、十分な営業CFを稼ぐ事に成功していません。経済が本格的に再開した後に、営業CFの黒字化に成功できるかに注目したいですね。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

リフト(LYFT)の注目ポイントは?

リフトに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。競合ウーバーと違い、リフトは配車サービスだけを運営しています。そのため、ウーバーよりも経営がシンプルで、今後の動向を予測しやすいですね。

注目1:コロナの影響は21年1月に−51%まで回復?

参考:Q4 Fiscal 2020 Earnings

リフトの配車サービスの月別乗客数の前年比推移です。

パンデミックが直撃した20年4月は、前年比で−75%まで落ち込んでいます。10月に−47%まで回復するも、20年後半からの感染者拡大で再び数値は悪化していますね。

ただし、米国内ではワクチンが急速に普及し始めています。バイデン大統領によると、ワクチン接種による7月には集団免疫を獲得すると言いますそのため、21年後半あたりから、配車サービスも急速に回復することが見込めます。

では、コロナ以前は配車サービスはどのように拡大してきたのでしょうか?

注目2:配車サービス利用者は2年で2倍に増えた?

参考:Uber drives forward while taxis stall

オーストラリアと米国州で、16年と18年の利用客の割合です。

過去3ヶ月ウーバーを利用した乗客(青色)は、過去2年間で倍近く増えていますね。対して、タクシーを利用した乗客は、3〜5%低下しています。これは、タクシーではなくウーバーを利用する人が増えてる事を示しています。

では、ウーバーとリフトは米国内でどれだけのシェアを持つのでしょうか?

注目3:米国内ではウーバーが65%のシェアを持つ?

参考:Lyft Revenue and Usage Statistics 

米国内の配車サービスの売上高シェアです。

米国内ではウーバーが65%、リフトが31%を占め2強状態にあります。他にも、英国のGettが2%、米国のViaが1%、米国のCurbが1%です。配車サービスは差別化が難しく、最初に市場を独占した先行者が利益を得るマーケットですね

そのため、ウーバーとリフト以外がシェアを奪うのは難しいです。では、ウーバーとリフトのシェアはどのように推移してるでしょうか?

注目4:価格に優位なリフトがシェアを30%に拡大?

参考:Lyft has eaten into Uber’s U.S. market share

米国内のウーバーとリフトのマーケットシェア推移です。

配車サービスはタクシーのシェアを奪う事で急拡大していますね。ウーバーは高いシェアで急拡大しているが、それ以上にリフトが成長しています。15年に10%未満だったリフトのシェアは、18年には3倍の30%まで増えています。

ウーバーとリフトの違いは、渋滞やピーク時の料金差にあります。ウーバーは忙しい時ほど、ドライバーに利益が出るように料金設定しています。利用者の多くは両アプリで料金を比較するため、リフトを利用するケースが増えています。

配車サービスは差別化できないため、価格競争に走るしかないですね。米国内ではウーバーとリフトが強いが、世界の市場シェアはどうでしょうか?

注目5:配車サービスは世界中で過当競争にある?

参考:Rethinking on-demand mobility

配車サービスの世界の市場シェアです。

ウーバーの利用者が多いのは、主に北米と南米、それから欧州やアフリカ地域です。中国ではDiDi、東南アジアではGrab、欧州では国ごとにたくさんありますね。ウーバーは中国に参入するも、16年には早々に撤退しています。

対して、リフトはアメリカとカナダだけに絞っています。

配車サービスはすでに飽和状態にあるため、他の地域に進出するのは難しいですね。現在乱立してる市場では、寡占化が進む可能性が高いです。日本で配車サービスが普及しないのは、タクシー業界の規制があるからです。

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まとめ:リフト(LYFT)の四半期決算は?

リフトの注目ポイントは...
  1. 19年3月に上場した、カナダと米国の配車サービスする企業
  2. 米国内の競合ウーバーのシェアは65%、リフトは31%である
  3. ウーバーのシェアを奪う事で急速に拡大、売上は4年で10倍
  4. コロナで前年比−75%急落するも、21年1月は−51%に回復
  5. 21年7月に集団免疫を獲得し、再び2桁成長に戻す可能性が高い
  6. 配車サービスは差別化が難しく、儲からないビジネスである

個人的には、リフトは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、配車サービスは差別化が難しく、価格競争に陥ると思うからです。リフトの市場シェアは30%、ウーバーからシェアを奪う形で急成長しています。しかし、リフトがシェアを奪えている要因は、単純にウーバーよりもピーク時の料金が安いからです。

ウーバーも値下げすれば、リフトの競争優位性がなくなりますね。

ただし、短期的には経済再開で最も恩恵を受ける銘柄です。米国の経済再開が急ピッチで進み、21年2Qの売上高は前年比+125%、3Qは+73%、4Qも+70%と順調に回復しています。短期的には変異株の影響はあるも、CEOは22年の見通しについて楽観的に見ています。

コロナ禍でダメージを受けた分、短期的には勢いよく回復しそうです。個人的には、上場以来ずっと赤字経営が続き投資したい銘柄ではありません。

ただし、リフトと同様に利益率が低く、コロナ以前から大きな赤字です。

参考:ウーバー(UBER)の四半期決算|コロナ後に再び2桁成長に戻る?

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