シースリー・エーアイ(AI)四半期決算|23年1Qは+38%に減速

AI導入をサポートするC3AIは、2桁で売上高が拡大していました。コロナによる需要低迷で業績は落ち込むも、経済再開により上向いていますね。22年3Qの売上は前年比+41%、4Qも+38%と好調です。

  • 「コロナで打撃を受け、株価は21年2月に63%も急落した…」
  • 「前年比+71%だった成長率は、20年に15%まで急落した…」
  • 「急成長するAIソフト市場で、C3AIは業績を回復できるのか…」

シースリー・エーアイは、AIの導入をサポートするソフトを提供するSaaS企業です。PythonなどのプログラミングなしにAIを導入できるのが特徴です。AIソフト市場は、9年間で87倍に拡大する超成長産業ですね

個人的には、シースリー・エーアイは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、成長産業にも関わらず、20年に売上高が大きく減速してるからです。19年に前年比+71%だった成長率は、20年には+15%まで急落してます。その原因は、主要顧客のエネルギーや航空が打撃を受けたからですね。

また、利便性が高くても、広く普及してない事も懸念材料です。

C3AIのビジネスは導入費用が大きく、投資に対するリターンが見えにくいです。時間とコストを必要とするため、大手以外に普及するのは難しいですね。また、営業費用が売上げ50%を占めており、営業なしには売れないサービスです。

営業損失額は拡大し、売上高と同規模まで赤字が増えています。

C3AIの投資判断したい人向け
  1. C3AIの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. C3AIの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 20年は減速するも、21年は再び成長が加速する?

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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました

ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。

このブログを通じて、投資を教えて欲しいと多くの要望を頂きました

22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

参考:【5名限定で3000円】「個別コンサル」とライン追加のお願い

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シースリー・エーアイ(AI)の四半期決算は?

シースリー・エーアイ(AI)の四半期決算を紹介します。

22年2Q決算(21年10月30日)

2Qの内容は...
  1. 売上高:5826万ドル(前年比+41%
  2.  Subscription:4740万ドル(+32%
  3.  Professional services:1085万ドル(+97%
  4. 営業利益:−5567万ドル(前年度−1452万ドル
  5. 純利益:−5673万ドル(前年度−1481万ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.23ドル(—ドル

22年3Q決算(22年1月31日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:6977万ドル(前年比+41%)◯
  2.  Subscription:5708万ドル(+33%
  3.  Professional services:1268万ドル(+96%
  4. 営業利益:−4740万ドル(前年度−1849万ドル
  5. 純利益:−3944万ドル(前年度−1685万ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.38ドル(前年度−0.23ドル)◯

22年4Q決算(22年4月30日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:7231万ドル(前年比+38%)◯
  2.  Subscription:5630万ドル(+30%
  3.  Professional services:1601万ドル(+74%
  4. 営業利益:−5652万ドル(前年度−2390万ドル
  5. 純利益:−5842万ドル(前年度−2405万ドル)
  6. 1株当たり利益:−0.55ドル(前年度−0.24ドル)◯

Qの売上高は前年比+38%で7231万ドル、営業利益は−5652万ドルでした。2Qや3Qに引き続き、4Qも売上は好調ですね。ただし、営業利益率は−78%と過去最低水準です。

C3AIの主要顧客は、石油や金融などコロナで影響を受けた大手企業です。そのため、経済再開と共に業績が回復することが期待されています。ただし、22年3Q時点でも、まだまだ軌道に乗っているとは言えないですね。

契約拡大と多様化は続き、防衛や大学関連など7業種から14業種に増えています。マイクロソフトに続き、Google Cloudとも提携したと発表しています。

23年1Qの売上予想は、6600万ドル(+25%)と弱いですね23年通気の売上予想は、3.12億ドルと強気です。

「第4四半期の業績は、事業全体で継続的な力強さを示し、予想を上回り、収益は前年比で38%増加しました」とCEOのThomasM.Siebelは述べています。 「通期も同様に好調でした。 収益は2021年度と比較して38%増加して2億5,280万ドルになりました。重要なことに、防衛、インテリジェンス、ユーティリティ、農業、化学、航空宇宙、製造業の顕著な拡大により、会計年度を通じて顧客基盤を多様化し続けました。」

シーベル氏は、「2022年度の好業績により、エンタープライズAI市場のグローバルリーダーとしての地位がさらに強化され、2023年度の成長の準備が整います」と付け加えました。

参考:C3 AI Announces Fiscal 4Q 2022 Financial Results

22年1Q決算(22年7月…)

22年1Q決算は、9月2日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

シースリー・エーアイ(AI)の損益計算書は?

C3AIは20年6月に119ドルで上場しました。上場後すぐに最高値161ドルを付けるも、その後は米国債の金利急騰で下落していますね。22年6月は14ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に拡大するも営業損失も増えていますね。また、19年は成長率71%だったが、コロナによる影響で大きく減速していますC3AIの主要顧客は、コロナで影響を受けたエネルギーや航空業が多いからです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。20年のEPSは−0.97ドル、赤字を脱却するにはまだ時間が掛かりそうです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、過去3年はまだ大幅な赤字です。SaaS企業なので設備投資を必要としないが、営業CFが大幅に赤字ですね。営業関連費用が売上げに対して、50%ほどを占めるほど大きいからです

C3AIのビジネスは導入費用が大きく、また投資に対するリターンが見えにくいサービスです。そのため、営業にお金を使われなれば導入が進まない事を示唆してます。

では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

シースリー・エーアイ(AI)の注目ポイントは?

シースリー・エーアイに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。シースリー・エーアイは、PythonなどのプログラミングなしにAIの導入をサポートするソフトを提供しています「AI SaaS」という業界でトップ企業のひとつです。

注目1:AIソフト業界は25年に8倍の312億ドル?

参考:Revenues from the artificial intelligence for enterprise applications

Enterprise AI Software市場の売上高推移です。

シースリー・エーアイが提供しているのは、Enterprise AI Softwareというカテゴリです。16年に3.57億ドルだった売上規模は、25年には87倍の312.36億ドルになると言います。人工知能に関連したビジネスは、指数関数的に増加していると言えます。

シースリー・エーアイの主要顧客は、エネルギーなどのオールド企業が多いです。

注目2:C3AIの主要顧客はエネルギー、公共事業が多い?

参考:C3.ai($AI)銘柄分析 – AI SaaSプラットフォーム

18年と20年の顧客企業セクターに占める収益の割合です。

シースリー・エーアイの主要顧客は、エネルギー、公共事業、製造業、航空宇宙などのレガシーな企業が多いです具体的な用途は、海底油田採掘時にセンサーを使い収集したデータを分析や、ジェットエンジンなど精密機械の調子をモニターします。

20年に最も増えたセクターは、エネルギー業界で30%に大幅に増えましたね。

これらの業種に言えることは、AI導入に大規模な設備投資が必要だということです。しかしながら、設備投資に対してリターンが得られる保証はありませんそうした事情もあり、主要顧客の大半は大企業で、導入事例もまだまだ少ないです。

1社あたりの規模も大きく、顧客が撤退した時のリスクも大きいです。20年に売上高が大きく減速したのは、コロナの影響で主要顧客が撤退したからです。

人工知能は最も期待される分野だが、問題は競合企業が多すぎることです。

注目3:AIを活用したテック業界はレッドオーシャン化?

参考:【約100社】AIなどを駆使して将来予測を行う企業をまとめた

ゼノデータラボが公開した「Forecast Tech カオスマップ」です。

米国内では様々なスタートアップ企業が、AIを活用したテクノロジーを開発しています。テクノロジーを駆使した予測技術は、各分野に横展開していますね。これが意味するところは、競合企業によるレッドオーシャンです。

設備投資の最適化を支援するC3.aiだけではなく、小売の売上・販売数・客数予測を行うRELEX、 セキュリティリスクの事前検知に特化したSecurity Scorecardがありますね。スタートアップに限らず、GAFAMも積極的に研究開発していますね。

こうした競争激化の業界で、特定の企業が利益を得るのは難しいです。

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22年9月から、月5名を上限に個別コンサルしています。12月分のコンサルも11月28日から募集を開始しています。また、12月は決算期でないため、一時的に10名に拡大しますそれから、22年1月は料金を2倍にするので、収入や資産に余裕がない人は、12月がお試し価格で受ける最後のチャンスです

締め切りは11月30日の24時までです。

コンサルの詳細は以下の記事に記載しています。

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まとめ:シースリー・エーアイ(AI)の四半期決算は?

C3AIの注目ポイントは...
  1. 20年12月に上場した、AI導入をサポートするSaaS企業
  2. 契約した顧客は、プログラミングなしに最新のAIを導入できる
  3. 主要顧客はエネルギーや航空産業で、コロナで打撃を受ける
  4. 大規模な導入費用を必要とし、顧客の多くは大手企業に絞られる
  5. 前年比+71%で急成長するも、20年は15%まで急落する
  6. 営業費用は売上高の50%、営業しなければ売れないサービス
  7. GAFAMやスタートアップなど、AIソフトは競合企業が多い

個人的には、シースリーエーアイは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、成長産業にも関わらず、20年に売上高が大きく減速してるからです。19年に前年比+71%だった成長率は、20年には+15%まで急落してます。その原因は、主要顧客のエネルギーや航空が打撃を受けたからですね。

また、利便性が高くても、広く普及してない事も懸念材料です。

C3AIのビジネスは導入費用が大きく、投資に対するリターンが見えにくいです。時間とコストを必要とするため、大手以外に普及するのは難しいですね。また、営業費用が売上げ50%を占めており、営業なしには売れないサービスです。

営業損失額は拡大し、売上高と同規模まで赤字が増えています。

AI業界全体は成長が期待されるが、まだ多くの企業が赤字です。AIを活用したビックデータ解析のプラットフォームを提供するクラウデラも赤字です。

参考:クラウデラ(CLDR)の四半期決算|AI×ビックデータのPaaS企業

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