ウェスタンデジタルは、HDDストレージ市場を寡占しています。20年にはSSDのSunDiskを買収し、人工知能やIoT分野にも積極的に投資しています。ただし、右肩上がりの半導体業界だが、株価はほとんど伸びていないですね。
- 「株価は横ばいが続き、14年の高値を超えられない…」
- 「SSDのSunDiskを買収し、半導体で競争力を高めている….」
- 「人工知能やIoTに投資するなど、成長分野に力を入れている…」
ウェスタンデジタルは、ハードディスクドライブでトップ企業です。20年にはSSDのSunDiskを買収したことで、半導体業界で存在感を高めています。また、人工知能やIoT向けの半導体の投資を積極的に進めています。
しかしながら、個人的にはウェスタンデジタルは投資したい銘柄でないです。
なぜならば、売上高が伸びてない上に、利益率も4.7%と低いからです。SSDのSunDiskを買収したり、人工知能やIoTに投資するも、競合との競争に勝てていない可能性が高いです。また、データセンター向けが伸びていない点も懸念材料です。
半導体企業は競争が激しく、米国企業が勝つのは難しい領域です。なぜならば、韓国や台湾、中国企業などの新興企業が強いからです。
- ウェスタンデジタルの4半期決算(2021年4〜6月)は?
- ウェスタンデジタルの過去10年間の売上高や営業利益は?
- SunDiskを買収しSSDにも進出するが、投資すべきでない理由は?
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ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
ウェスタン・デジタル(WDC)の四半期決算は?

コーナーストーン・オンデマンド(OSOD) の四半期決算を紹介します。
21年1Q決算(2020年9月31日)
- 売上高:39.22億ドル(前年比−3%)
- 営業利益:0.63億ドル(+218%)
- 純利益:−0.60億ドル(+78%)
- 1株当たり利益:—ドル(—%)
21年2Q決算(2020年12月31日)
- 売上高:39.43億ドル(前年比−6%)
- 営業利益:1.60億ドル(+171%)
- 純利益:0.62億ドル(+144%)
- 1株当たり利益:0.20ドル(+142%)
21年3Q決算(2021年3月31日)
- 売上高:41.37億ドル(前年比−1%)
- Client Devices:20.12億ドル(+10%)
- Data Center Devices & Solutions:12.37億ドル(−19%)
- Client Solutions:8.88億ドル(+8%)
- 営業利益:2.82億ドル(+75%)
- 純利益:1.97億ドル(+1058%)
- 1株当たり利益:0.63ドル(+950%)
3Qの売上高は前年比−1%で41.37億ドル、営業利益は+75%で2.82億ドルでした。売上高は微増でも、半導体の需要が増してることで利益は上向いています。営業利益率は6.8%と過去3年間で最も高いですね。
ウェスタンデジタルは、ハードディスクドライブでトップ企業です。20年にはSSDのSunDiskを買収したことで、半導体業界で存在感を高めています。
米国と中国の貿易摩擦の影響はあるが、基本的には半導体市場は成長産業です。ただし、データセンター向けの半導体が落ち込んでいる点は懸念材料ですね。
21年4Q決算(2021年6月…)
21年4Q決算は、7月29日に公開予定です。
ウェスタン・デジタルの売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
ウェスタン・デジタル(WDC)の損益計算書は?

ウェスタン・デジタルは1978年に1.5ドルで上場しました。株価は上昇と下落を繰り返し、緩やかに上昇していますね。最高値は14年の113ドルで、21年5月は75ドルで推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、景気サイクルがある半導体は波がありますね。長期的には、緩やかに売上高が増えてるように見えます。ただし、競合企業も多く、20年の営業利益率は4.7%と小さいです。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSは緩やかに減少しています。また、EPSは減少してる上に、19年と20年は赤字でしたね。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、19年に大きく下落しています。営業CFが大きく減少し、競合企業との競争に勝てていない可能性が高いです。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
ウェスタン・デジタル(WDC)の注目ポイントは?

ウェスタン・デジタル(WDC)の注目すべきポイントを紹介します。ウェスタンデジタルは、ハードディスクドライブでトップ企業です。20年にはSSDのSunDiskを買収したことで、半導体業界で存在感を高めています。
注目1:HDD事業の売上高は53%、SSD事業が46%?
2015年と古いが、HDDとSSDの市場シェア推移です。
かつては、ウェスタン・デジタルはHDD市場で高いシェアを持つ企業です。ウェスタン・デジタルのシェアは43.6%、シーゲイトが40.2%、東芝が16.2%ですね。
HDD市場と違い、需要が高いSSD市場は競争が激化していますね。
ウェスタン・デジタルは20年に10月に、右図にあるSanDiskを買収しています。買収により、HDDとSSD市場で上位企業となりました。SSDとは、ハードディスク駆動装置(HDD)と比較して処理速度が速いため、ノートPCやスマホで採用が進んでいます。
買収後のHDD事業の売上高は53%、SSD事業が46%を占めます。では、実際にはどれだけのシェアを持つのでしょうか?
注目2:SanDisk/WDCはサムスンに次ぐ2番手?
半導体企業の市場シェア推移です。
ウェスタン・デジタルが20年に10月にSandiskを買収しました。その結果、サムスンに次ぐトップシェアを持ちます。ただし、半導体業界全体としては、中国や台湾などの新興企業が強いですね。
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:ウェスタン・デジタル(WDC)の四半期決算は?

- 1978年に上場した、HDDで上位3社の米国企業である
- 20年にSSDのSunDiskを買収し、半導体で存在感を高める
- 人工知能やIoT向けの半導体の投資を、積極的に進めている
- 買収後のHDD事業の売上高は53%、SSD事業は46%
- 売上高は緩やかに上昇するも、20年の営業利益率は2.2%
- 半導体業界は競争が激しく、台湾や中国の新興企業が強い
個人的には、ウェスタンデジタルは投資したい銘柄でないです。
なぜならば、売上高が伸びてない上に、利益率も4.7%と低いからです。SSDのSunDiskを買収したり、人工知能やIoTに投資するも、競合との競争に勝てていない可能性が高いです。また、データセンター向けが伸びていない点も懸念材料です。
半導体企業は競争が激しく、米国企業が勝つのは難しい領域です。なぜならば、韓国や台湾、中国企業などの新興企業が強いからです。
半導体企業で人工知能に投資するならば、エヌビディアですね。クラウド、人工知能、自動運転向けの半導体を製造しています。売上高成長率は50%以上と高いですね。
参考:エヌビディアの四半期決算|データセンターは前四半期+8%で急減速?
会社員が株式投資で成功できない理由とは?
- 個人投資家で、年収300万円未満は全体の49%を占める
- 個人投資家で、年収500万円未満は全体の73%を占める
- 収入が少ない会社員ほど、自由に使える時間も少ない
- お金があれば、株式投資は下手くそでも成功できる
- お金がないと、王道のインデックスや高配当投資が通用しない
- お金がないなら、リスクを考慮しながら増やす努力が必要になる
- 投資でリスクを取るなら、投資スキルを磨かないといけない
- 株式投資は確率のゲームだから、経験や知識で誰でも上達できる
- 仕事が忙しい会社員は、投資と向き合う時間が絶対的に足りない
会社員が株式投資で勝つのは難しいです。
なぜならば、株式投資で絶対的に必要な「お金」と「時間」の両方がないからです。日本証券業協会の調査によると、個人投資家で年収が300万円未満は全体の49%も占めます。
実は、お金と時間の両方がないと、世に出回っている投資手法の多くは通用しません。なぜならば、投資本や投資手法は、お金かもしくは時間がある事を前提にしているからです。書籍やネット上に投資の攻略法は溢れているが、年収が低い会社員を対象にしていません。
会社員時代に私は10年以上も負け続けていました。その後に、短期間で資産を2.5倍に増やせたのは、投資に集中できる「時間」と「お金」があったからです。
ここで言いたい事は、会社員は株式投資でか勝てないという事ではありません。
私たち会社員はまず、なぜ投資で勝てないのか理解する必要があります。勝てない原因を正しく理解しなければ、根本的な解決策を議論できないからです。会社員が投資で勝てない正体さえ分かれば、後はそれに合わせて戦略を練るだけです。
21年中盤には、好相場が崩れる可能性がある?

いくつかの幸運が重なり、2017年に会社を辞める機会がありました。
しかしながら、私が選んだ道は決して順風満帆ではありません。セミリタイアしたのは十分な収入があったからではなく、もう会社員を続ける事に耐えられなかったからです。30代で無職になった私は、逃げるようにして会社を辞めて実家に戻りました。
実家に戻りさえすれば、とりあえず食費と家賃を払わなくて良いからです。この時期は本当に辛くて、生活が苦しい中で大学まで行かせてくれた母親を思うと、申し訳ない気持ちで夜には涙が止まりませんでした。
私には、誰よりも株式投資もビジネスの才能がないのは明らかです。
ネットビジネスでようやく月1万円を超えたのは、ブログを始めから1年11ヶ月です。また、1人で生活できるだけの収入を得るのに2年9ヶ月も要しています。過去10年間の投資の損失額は200万円以上です。いくつかの幸運や人々の助けがあり、ようやく生活できるだけの収入を得られました。
しかし、20年のコロナ危機で収入が激減し、再び大きな試練が与えられます。
ただ、結果的にこの苦境は私にとって大きく成長する機会になりました。米国株で成功した事で、20年以降の資産は加速度的に増えていますね。ネットの収入もあるが、投資だけで800万円以上の利益が出ています。この苦境を乗り越えられたのも、私の実力ではなく本当に運が良かったに尽きます。
私が短期間に資産を2.5倍に増やせたのは、単純に好相場に支えられていたからです。
コロナで相場が激しく動いている時は、日々の値動きに付いていけず毎日パニック状態でした。しかしながら、投資の知識を付けた後に当時を振り返ると、教科書通りの「金融相場」だった事が分かります。金融相場とは、不景気の中で発生する経済実態が伴わない株高です。
3月に最安値6860ドルを付けたNASDAQは、すぐ後に急騰し10ヶ月で1.9倍も上昇しています。過去10年負け続けた私が短期間で成功できたのは、好相場の流れに乗れたからです。
もしも、この期間に資産を減らした人は、正しい投資のやり方を知らないせいで、本来得られるはずの利益を大幅に逃しています。21年は「金融相場+業績相場」で、20年よりも大きな強気相場に突入すると言われています。業績相場とは、政府の財政支出で持ち直した実体経済に応じた株高です。
ただし、私たちに残されている時間は多くはありません。
なぜならば、株式市場は未来を予測して動くため、FRBが利上げする前に崩れる可能性があるからです。早ければ、21年の中盤前には強気相場が終わります。08年から長く続いた強気相場終われば、その反動で今後10〜20年は弱気相場になる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは1日も早く投資手法を身につけて、いますぐに資産を増やす必要があります。私の場合だが、好相場に1ヶ月乗り遅れれば、月100万円以上の利益を逃す事になります。投資手法は1日でも早く習得することを考えた方がいいですね。
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