トリップアドバイザー(TRIP)四半期決算|21年3Qは+101%に減速

オンライン旅行サイトのトリップアドバイザーは、コロナ後の景気回復で反発を狙う銘柄です。20年3月に15ドルまで急落した株価は、1年後には4倍の60ドルまで上昇しています。景気再開が本格的に進む21年は、さらに株価は上昇するのでしょうか?

  • 「コロナ後に急回復する銘柄、株価は1年で4倍に上昇した…」
  • 「景気が本格的に回復する21年は、さらに株高が期待できる….」
  • 「株価が上昇してるが、21年11月時点のPER19倍は割安か…」

トリップアドバイザーは、米国のオンライン専門の旅行予約会社です。米国ではExpediaに次ぐ2番手、世界市場では4番手に位置しています。20年にコロナで業績が大きく低迷し、反発を狙う銘柄になっていますね。

個人的には、トリップアドバイザーは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、コロナからの回復が期待されるが、売上高成長率は15年から鈍化しているからです成長率が鈍化してる上に、利益率も大きく減少しています。11年に45%だった営業利益率は、19年には12%まで低下しています。

これは、競合企業にシェアを奪われている可能性が高いです。

オンライン旅行サイトは、国境の壁を超えやすくグローバルに展開していますね。中国の旅行者は米国を超え世界最大規模の増加しています。そのため、中国の旅行サイトCtripは他社を買収しながら成長し、世界3位にまで拡大しています。

21年2Qの売上前年比は+298%で、コロナ前に近い水準まで戻しています。また、競合であるエアービーアンドビー(ABNB)と比較すると、利益率が低い点も懸念材料です。11月時点の予想PER19倍は割安だが欲しい銘柄ではないです。

TRIPの投資判断したい人向け
  1. トリップアドバイザーの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. トリップアドバイザーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 21年は経済再開が期待されるが、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

トリップアドバイザー(TRIP)の四半期決算は?

トリップアドバイザー(TRIP)の過去四半期の決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1.23億ドル(前年比−55%)
  2.  Hotel, Media & Platform:0.88億ドル(−48%)
  3.  Experience & Dining:0.28億ドル(−66%)
  4. 営業利益:−0.840億ドル(−366%)
  5. 純利益:−0.800億ドル(−400%
  6. 1株当たり利益:−0.59ドル(−391%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:2.35億ドル(前年比+298%
  2.  Hotel, Media & Platform:1.56億ドル(+311%
  3.  Experience & Dining:0.68億ドル(+386%
  4.  Other:0.11億ドル(+57%
  5. 営業利益:−0.350億ドル(前年度−1.64億ドル)
  6. 純利益:−0.40億ドル(前年度−1.53億ドル
  7. 1株当たり利益:−0.29ドル(前年度−1.14ドル)

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:3.03億ドル(前年比+101%
  2.  Hotel, Media & Platform:1.72億ドル(+115%
  3.  Experience & Dining:1.14億ドル(+115%
  4.  Other:0.17億ドル(−6%)
  5. 営業利益:0.16億ドル(前年度−0.46億ドル)
  6. 純利益:0.01億ドル(前年度−0.48億ドル
  7. 1株当たり利益:0.01ドル(前年度−0.36ドル)

3Qの売上高は前年比+101%で3.03億ドル、営業利益は0.16億ドルでした。コロナの最悪期の2Qより減速するも、3Qの売上も順調に回復しています。営業利益率は5.2%で黒字化にも成功しています。

経済再開が急ピッチで進み、急速に業績を回復していますね。コロナ以前の21年1Qの売上高は2.78億ドルで、大幅に戻していますね。ただし、夏の旅行シーズンが過ぎると、再び落ち着く可能性は高いですね。

経済再開でどのように恩恵を受けるのか、21年後半も注視したいですね。

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年2月9日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

トリップアドバイザー(TRIP)の損益計算書は?

トリップアドバイザーは11年に28ドルで上場しました。株価は14年に最高値110ドルを付けるも、その後は長く低迷しています。20年3月は15ドルまで急落し、21年11月は31ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、コロナで20年から売上高が急落しています。しかし、注意すべき点は、コロナ以前からすでに成長率が鈍化してる事です。また、11年に45%だった営業利益率は、19年には12%まで低下しています。

これは、競合企業に市場シェアを奪われている事を示しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。20年からBPSとEPSは大きく低下していますね。海外旅行が完全に戻るのはまだまだ先で、業績不振はまだ続きそうです。ただし、21年の自己資本比率は35%と低くないです。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、19年までは黒字でしたね。オンライン旅行サイトは、設備投資が少なく利益が出やすいビジネスです。しかしながら、19年以降は営業CFも大きくマイナスですね。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

トリップアドバイザー(TRIP)の注目ポイントは?

トリップアドバイザー(TRIP)の注目ポイントを紹介します。トリップアドバイザーは、オンラインの旅行予約会社です。米国ではBookingに次ぐ2番手、世界市場では4番手に位置しています。

注目1:プラットフォーム事業が売上高の6割を占める?

参考:Revenue of Tripadvisor, Inc. worldwide from 2017 to 2020

トリップアドバイザーの事業別の売上高推移です。

売上高が最も大きいのは、プラットフォーム事業で売上高の6割を占めます。プラットフォーム事業では、旅行やホテルの掲載や予約で得る手数料収入です。次いで、エクスペリエンス・ダイニング事業が3割です。

コロナ禍により、全ての事業が大きく減少しています。では、トリップアドバイザーはどれくらいの市場シェアがあるのでしょうか?

注目2:オンライン旅行サイトで世界4位でシェア10%?

参考:The State of Online Travel Agencies – 2019

オンライン旅行サイトの市場シェアです。

世界最大のシェアは英国Bookingで41%です。2位は米国Expediaで32%、3位が中国Ctipで13%、上位3社が市場を独占しています。 トリップアドバイザーはその他で市場シェア33%、全体では4番手で9%のシェアだけです。

大きく市場シェアを伸ばしているのは中国Ctripです。中国では海外や国内旅行がブームになり、旅行する中国人が急増しています。また、旅行先では米国人よりも多くのお金を使います。

参考:Ctripの四半期決算|中国で最大のインターネット予約旅行会社

では、中国旅行者は海外でどれだけお金を使うでしょうか?

注目3:中国人旅行者は海外で257兆ドルも使う?

参考:Chinese tourists spent $250 billion in 2017

中国人は、世界で最もお金を使う旅行者として知られています。

中国人旅行者が海外で使う総額は257兆ドルです。2番手の米国は135兆ドルだけで、いかに中国人旅行者の支出が大きいかが分かります。日本を含め、海外で中国人観光客が重宝されるのは、それだけお金を落としてくれるからです。

海外や国内旅行する中国人は、毎年増加していますね。

注目4:OTC市場は年率18%成長で8170億ドル?

参考:オンライン旅行会社分析

世界のオンライン予約市場は、右肩上がりで上昇しています。

18年までは年率10%で成長し、市場規模は6930億ドルです。20年には年率18%で拡大し8170億ドルになると予測されています。世界的な原油安もあり、中国人を含むアジア人の海外旅行が成長を牽引しています。

実際に、アジアのオンライン旅行市場が17年に北米を抜いています。特に伸び率が大きいのが中国市場で、1位である米国の2130億ドルを追い越す勢いです

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:トリップアドバイザーの四半期決算は?

トリップアドバイザーの特徴は...
  1. 2014年に上場、米国のオンライン専門の旅行会社である
  2. Bookingが41%、Expediaが32%、Ctripが13%で寡占
  3. トリップアドバイザーは業界4番手で、シェアは10%だけ
  4. 20年の売上高は、コロナで前年比−62%も落ち込でいる
  5. 15年をピークに売上成長率は鈍化、営業利益率も低下してる
  6. 中国人旅行者が世界的に増加、Ctripにシェアを奪われている

個人的には、トリップアドバイザーは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、コロナからの回復が期待されるが、売上高成長率は15年から鈍化しているからです成長率が鈍化してる上に、利益率も大きく減少しています。11年に45%だった営業利益率は、19年には12%まで低下しています。

これは、競合企業にシェアを奪われている可能性が高いです。

オンライン旅行サイトは、国境の壁を超えやすくグローバルに展開していますね。中国の旅行者は米国を超え世界最大規模の増加しています。そのため、中国の旅行サイトCtripは他社を買収しながら成長し、世界3位にまで拡大しています。

21年2Qの売上前年比は+298%で、コロナ前に近い水準まで戻しています。また、競合であるエアービーアンドビー(ABNB)と比較すると、利益率が低い点も懸念材料です。11月時点の予想PER19倍は割安だが欲しい銘柄ではないです。

参考:エアビー(ABNB)四半期決算|21年3Qは前年比+67%に減速

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