インターコンチネンタル•エクスチェンジ(ICE)は、コロナ禍で最も恩恵を受けた銘柄のひとつです。コロナ禍は取引市場が活発で、20年4Qの売上は前年比+41%でした。22年2Qの売上は前年比+23%、3Qは+21%に減速しています。
- 「業績は安定してるが、株価は最高値から18%も低い…」
- 「取引所運営は高利益率だが、PERは19倍と高くはない…」
- 「私設取引システムの台頭など、将来的には競合が増えそう…」
CBOEホールディングスは、シカゴ・オプション取引所を運営する米国企業です。S&P500などの株価指数オプションや恐怖指数として知られるVIXを扱います。他の取引所であるBATS社を32億ドルで買収するなど、順調に事業を拡大しています。
個人的には、CBOEホールディングスは長期で投資したい銘柄です。
なぜならば、売上高は拡大傾向にあり、取引所運営は利益率が高いビジネスだからです。BATS社を買収したことで低下するも、21年は営業利益率が21%と高いです。投資CFが少ない優良ビジネスで、まだまだ売上も拡大しています。
ただ、長期的には私設取引所の台頭で競合も増えそうです。
そのため、競合であるナスダック(NDAQ)やCMEグループ(CME)の動向を注視したいですね。また、経済再開で投資熱が冷え、22年も成長率も高くはありません。
22年11月の予想PER18倍は十分に割安だと思います。
- CBOEの4半期決算(22年7-9月)は?
- CBOEの過去10年間の売上高や営業利益は?
- 営業利益率は21%だが、PER19倍は割高か?
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20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
CBOEホールディングスの四半期決算は?

CBOEホールディングスの過去四半期の決算を紹介します。
22年1Q決算(22年3月31日)
- 売上高:9.74億ドル(−3.6%)◯
- Cash and spot markets:4.61億ドル(−16%)
- Data and access solutions:1.18億ドル(+18%)
- Derivatives markets:3.93億ドル(+8%)
- 営業利益:2.39億ドル(+17%)
- 純利益:1.09億ドル(−21%)
- 1株当たり利益:1.02ドル(−20%)◯
22年2Q決算(22年6月30日)
- 売上高:9.86億ドル(前年比+23%)
- 営業利益:—億ドル(—%)
- 純利益:−1.85億ドル(−274%)
- 1株当たり利益:1.67ドル(+21%)
22年3Q決算(22年9月30日)
- 売上高:9.93億ドル(前年比+21%)◯
- Cash and spot markets:4.34億ドル(+21%)
- Data and access solutions:1.26億ドル(+14%)
- Derivatives markets:4.33億ドル(+24%)
- 営業利益:2.36億ドル(+24%)
- 純利益:1.50億ドル(+25%)
- 1株当たり利益:1.41ドル(+25%)◯
3Qの決算は前年比+21%で9.93億ドル、営業利益は+24%で2.36億ドルでした。22年2Qと比較して、3Qの売上は減速していますね。営業利益率は23.7%で過去5年で最も高い数値です。
20年後半や21年前半は、世界的に投資熱が高まっていましたね。オプション取引を扱う同社に追い風で、20年4Qは前年比+41%でした。しかし、経済再開が進むにつれて、投資熱は冷めています。
CBOEが開発したVIXなどの恐怖指数は、不況時こそ注目される指数です。
22年通期の売上成長率(ORGANIC)は、15%に引き上げています。
「Cboe は、2022 年の第 3 四半期に記録的な調整後利益を達成し、上半期に生み出された強力な業績に基づいています。 Cboe Global Markets の会長兼最高経営責任者である Edward T. Tilly は次のように述べています。第 4 四半期には、コア製品へのアクセスを拡大し続けているため、デリバティブ ビジネスにプラスの勢いが見られます。 SPXオプションの火曜日と木曜日の有効期限の追加や取引時間の拡大など、最近行った機能強化は、取引行動の再構築と市場全体の拡大に引き続き貢献しています。より広義には、世界中の現物市場、データ、デリバティブ市場にまたがるエコシステムを活用する革新的なソリューションに投資しています。当社の事業はこれまでになく強固な基盤を築いており、今後も株主と顧客にさらなる価値を提供できることを楽しみにしています。」
Cboeグローバル・マーケッツのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者兼財務担当のブライアン・N・シェルは、次のように述べています。 「継続的な市場の不確実性は、現金、データ、およびデリバティブのカテゴリー全体で行った投資と相まって、Cboe の第 3 四半期のアウトパフォーマンスを後押ししました。デリバティブ市場からの純収益は 31% 増加し、データおよびアクセス ソリューションは 15% 増加し、現金およびスポット市場は前年比で 5% 上昇しました. 今後、2022 年の総オーガニック純収益成長率 2 の予想を、以前のガイダンスの範囲である 9 ~ 11% から 14 ~ 16% の範囲に引き上げます.収益ガイダンスの引き上げに加えて、費用ガイダンスの範囲を 6 億 5,900 万ドルから 6 億 6,700 万ドルに引き下げます. 年末に向けて、主要な独自製品の堅調な販売量の傾向に興奮しています. , データおよびキャッシュビジネスの健全な活動によって補完されます. さらに, Cbの一貫した永続的な収益を促進するために、エコシステム全体に必要な投資を継続することを楽しみにしています.今後数四半期の株主の皆様に」
22年4Q決算(22年12月…)
22年4Q決算は、23年2月5日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか
CBOEホールディングスの過去10年の損益計算書は?

CBOEホールディングスは10年に32ドルで上場しました。18年1月に最高値137ドルを付けています。20年3月に79ドルまで急落するも、22年11月は128ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は順調に増加するも利益率は低下しています。16年に売上高が増えたのは、私設取引システム(PTS)の新興企業である、BATSグローバル・マーケッツを32億ドルで買収したからです。
オプション取引市場は、私設取引システムの台頭で競争が激化しています。ただし、依然として営業利益率19%は高いと言えますね。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に右肩上がりで増えています。CBOEは連続増配11年として知られ、配当性向は30%前後、配当利回りは1.5%前後と高いです。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、右肩上がりで上昇しています。取引上を運営するCBOEは、設備投資が少ない優良ビジネスですね。しかしながら、近年は私設取引システムの台頭により、競争が激しくなるかもしれません。
では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?
CBOEホールディングスの注目ポイントは?

CBOEホールディングスの注目すべきポイントを紹介します。CBOEホールディングスは、シカゴ・オプション取引所を運営する米国企業です。S&P500などの株価指数オプションや恐怖指数として知られるVIXを扱います。
注目1:オプション取引市場で37%のシェアを持つ?
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参考:Cboe and Nasdaq Capture 73% of Options Market: Tabb Group
オプション取引所の取引量の市場シェアです。
18年時点でオプション取引量が最も多いのは、CBOEで37%です。次いで、ナスダックが35%、NYSEが16%、MIAXが8.2%、BOXが2.2%と続きます。
私設取引システム(PTS)の台頭で、株式取引所の競争は新時代を迎えています。
私設取引システム(PTS:Proprietary Trading System)とは、電子取引システムを利用して、取引所を通さず株式や債券の売買を行なえる新興市場です。
新興企業のBATSは、ETFの新設でナスダックからシェアを奪っていました。11年には欧州最大のPTSのチャイエックス(Chi X Europe)を買収し、13年にはダイレクト・エッジ(Direct Edge)と合弁しています。
CBOEは、このBATS社を16年に32億ドルで買収しています。
CBOEの競合企業は、ナスダック(NDAQ)、インターコンチネンタル取引所(ICE)、世界最大の商品取引所のCMEグループ(CME)です。
参考:ナスダック(NDAQ)の四半期決算|取引所運営は営業利益率25%
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:CBOEホールディングスの四半期決算は?

- 2010年に上場した、米国のオプション取引所運営
- S&P500指数やVIX指数など、商品開発に強みがある
- BATS社を32億ドルで買収し、事業規模を拡大してる
- 買収により低下するも、営業利益率は20%と高い
- 投資CFが少ない優良ビジネスで、連続11年の増配銘柄
- 私設取引システムの台頭など、競合企業は増えるかも
個人的には、CBOEホールディングスは長期で投資したい銘柄です。
なぜならば、売上高は拡大傾向にあり、取引所運営は利益率が高いビジネスだからです。BATS社を買収したことで低下するも、21年は営業利益率が21%と高いです。投資CFが少ない優良ビジネスで、まだまだ売上も拡大しています。
ただ、長期的には私設取引所の台頭で競合も増えそうです。
そのため、競合であるナスダック(NDAQ)やCMEグループ(CME)の動向を注視したいですね。また、経済再開で投資熱が冷え、22年も成長率も高くはありません。22年2月の予想PER19倍は十分に割安だと思います。
世界最大の商品取引所であるCMEグループは、営業利益率が54%と高いです。あらゆる金融商品を扱い、取引量は年々増加していますね。
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