アボット(ABT)四半期決算|22年1Qは+13.8%に加速

世界3位の医療機器メーカーであるアボットは、高齢化社会や中間層増大で最も恩恵を受ける銘柄ですね。20年はコロナ特需もあり業績の好調が続いています。21年4Qは前年比+7.2%、22年1Qは+13.8%に加速しています。

  • 「医療機器メーカーは、高齢化や中間層増大で恩恵を受ける…」
  • 「医療機器で世界3位、診断や医学栄養でも高いシェアを持つ…」
  • コロナの検査キットを製造し、20年の業績は好調だ…」

アボット(ABT)は、世界3位の医療機器メーカーです。最大手はメドトロニック(MDT)、2位はジョンソン(JNJ)次ぐ売上規模です。医療機器だけでなく、診断や医学栄養、医薬品でも高いシェアを持ちます。13年にバイオ医薬のアッビィと分離したが、両企業とも順調に事業規模を拡大しています。

個人的には、アボットは投資したい銘柄のひとつです。

ただし、検査キットのコロナ特需もあり、21年の業績と株価は割高水準にあるからです。22年4月時点の予想PERは25倍と、少し割高ですね。21年は診断事業が成長を牽引したため、22年は減速しそうですね。

長期的には、アボットは成長が期待できます。

医療機器事業は安定成長で、高齢化や中間層増大で恩恵を受けるからですまた、医学などの栄養薬などもこれからのトレンドのひとつです。高齢化社会に伴い、世界的に健康に対する需要が増しています。

そのため、大きく株価が下落する局面があれば購入したいですね。

参考:アッヴィ(ABBV)四半期決算|3Qは前年比+11%に減速

ABTの投資判断したい人向け
  1. アボットの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. アボットの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍は検査需要で好調、22年の業績は不調?

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ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

アボット(ABT)の四半期決算は?

アボット(ABT)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:109.28億ドル(前年比+23)◯
  2.  Nutrition:21.08億ドル(+9%
  3.  Diagnostics:39.12億ドル(+48%
  4.  Pharmaceuticals:12.65億ドル(+15%
  5.  Medical Devices:36.32億ドル(+14%
  6. 営業利益:26.14億ドル(+80%
  7. 純利益:21.00億ドル+70%
  8. 1株当たり利益:1.17ドル(+69%)○

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:114.68億ドル(前年比+7.2)◯
  2.  Nutrition:20.42億ドル(+5.5%
  3.  Diagnostics:44.71億ドル(+2.9%
  4.  Pharmaceuticals:12.03億ドル(+4.9%
  5.  Medical Devices:37.49億ドル(+15.1%
  6. 営業利益:23.78億ドル(−2.2%
  7. 純利益:19.89億ドル(−8.0%
  8. 1株当たり利益:1.11ドル(−7.5%)○

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:118.95億ドル(前年比+13.8)◯
  2.  Nutrition:18.94億ドル(−7%)
  3.  Diagnostics:52.86億ドル(+31%
  4.  Pharmaceuticals:11.47億ドル(—%)
  5.  Medical Devices:35.65億ドル(+7%
  6. 営業利益:29.12億ドル(+38%
  7. 純利益:24.47億ドル(+36%
  8. 1株当たり利益:1.37ドル(+37%)○

Qの売上高は前年比+13.8%で118.95億ドル、営業利益は+38%で29.12億ドルでした。21年4Qと比較して、22年1Qは売上も利益も加速しています。営業利益率は24.4%と引き続き好調です。

同社はコロナ禍で恩恵を受けている銘柄のひとつです。20年にコロナの検査キット「BinaxNOW」を製造しています。同社の検査キットを利用すると、わずか5ドルで15分後に結果を知れます。

コロナ特需は4Qに薄れるも、変異株があり22年1Qは再び需要が増えています。また、22年も複数の医薬品でFDAから承認を得るなど、順調に規模を拡大していますね。

第1四半期の売上高は119億ドルで、報告ベースで13.8%増加し、為替の影響を除いたオーガニックベースで17.5%増加しました。
第1四半期のGAAPベースの希薄化後EPS1は1.37ドルで、特定の項目を除いた調整後の希薄化後EPSは1.73ドルでした。
第1四半期の世界のCOVID-19テスト関連の売上高は33億ドルでした。
アボットは、GAAPベースで少なくとも3.35ドルの2022年通年の希薄化後EPSを予測しており、少なくとも4.70ドルの調整後希薄化後EPSの予測は変更されていません。
2022年のガイダンスには、約45億ドルのCOVID-19検査関連の売上予測が含まれています。これは、アボットが今年の上半期に大部分が発生すると予測しており、四半期ごとに更新されます。
2月、アボットは、米国の施設の1つで製造された特定の乳児用調製粉乳製品の自主回収を開始しました。アボットは米国食品医薬品局(FDA)と緊密に協力しており、施設の是正措置と機能強化の実施を開始しました。
2月、アボットは、心不全の悪化の早期警告兆候を検出できる小型の埋め込み型センサーおよびリモート監視システムであるCardioMEMS™HFシステムの適応拡大についてFDAの承認を受けました。
3月、アボットは、FreeStyleLibre®システムが、インスリンを使用するすべての糖尿病患者を含むように、日本で拡張された償還を獲得した最初で唯一の連続血糖モニタリング(CGM)システムであることを発表しました。
4月、アボットは、心臓のリズムが遅い米国の患者を治療するためのAveir™シングルチャンバーリードレスペースメーカーのFDA承認を発表しました。従来のペースメーカーとは異なり、リードレスペースメーカーは、治療を行うために埋め込みやリード(ワイヤー)を行うために胸部を切開する必要がありません。

アボットの会長兼最高経営責任者であるロバート・B・フォードは、次のように述べています。 「私たちは、医療機器と確立された医薬品で達成している強力なパフォーマンスに特に満足しています。」

参考:ABBOTT REPORTS STRONG 1 2022

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、7月21日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

アボット(ABT)の損益計算書は?

アボットは84年に1.3ドルで上場しています。株価は常に右肩上がりで最高値を更新し続けています。20年3月は69ドルに下落するも、22年4月は122ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上は順調に拡大しています。13年に大きく落ち込んだのは、バイオ医薬品事業を分社化しアッビィ(ABBV)と分離したからです。分離後も業績は好調で、21年の営業利益率は20%まで拡大しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。自己資本比率は46%と高く、BPSとEPSも安定して上昇しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に拡大しています。コロナ特需もあり、21年はさらに営業CFが上向いています。競争力が高い製品を開発していますね。

では、私たち投資家はどのように判断すれば良いのでしょうか?

アボット(ABT)の注目ポイントは?

アボット(ABT)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:医療機器が売上の34%を占める?

参考:Abbott Laboratories’ segment revenues

アボットの事業別の売上高の推移です。

最も売上比率が高いのは医療機器で34%を占めます。次いで、検査関連で31%、栄養法に基づく療法や薬品で22%、医薬品で12%を占めます。コロナの検査キットを製造したことで、コロナ特需を受けましたね。

では、医療機器の売上規模はどれくらい大きいでしょうか?

注目2:医療機器で世界3位で226億ドルの売上?

参考:top 10 medical device companies in the world (2021)

21年の医療機器部門の売上高ランキングです。

業界最大手はメドトロニックで294億ドルです。次いで、2位はジョンソン(JNJ)で230億ドル、3位はアボット(ABT)で226億ドルです

医療機器市場は引き続き高い成長率を維持しています。医療施設の数の増加、医療費や高齢化に支えられ、20年の医療機器市場規模は4569億ドル、25年は6127億ドルに成長すると試算されています。

注目3:医療栄養分野で高いシェアを持つ?

参考:Medical Nutrition Market Trending Worldwide 

医療栄養(メディカルニュートリション)の市場シェアです。

医療法に基づく栄養や医薬品は、世界のトレンドのひとつです。アボットは医療栄養分野で高いシェアを持ちますね。競合企業には、スイスのネスレ、米国バクスター(BAX)、フランスのダノンがあります。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:アボット(ABT)の決算は?

ABTの注目ポイントは...
  1. 84年に上場した、世界3位の医療機器メーカーである
  2. 業界1位はメドトロニック、2位はジョンソンである
  3. 医療機器だけではなく、診断、医学栄養、医薬品も提供
  4. コロナの検査需要で、20年と21年は診断事業が好調
  5. 13年にアッビィを分社化、両企業とも事業は好調

個人的には、アボットは投資したい銘柄のひとつです。

なぜならば、検査キットのコロナ特需もあり、21年の業績と株価は割高水準にあるからです。22年2月時点の予想PERは25倍と、少し割高水準にあります。20年後半は診断事業が成長を牽引したため、22年は減速しそうですね。

ただ、長期的にはアボットは成長が期待できます。

医療機器事業は安定成長で、高齢化や中間層増大で恩恵を受けるからですまた、医学などの栄養薬などもこれからのトレンドのひとつです。高齢化社会に伴い、世界的に健康に対する需要が増しています。

そのため、大きく株価が下落する局面があれば購入したいですね。12年にスピンアウトしたアッビィの業績も好調です(参考:アッヴィ(ABBV)四半期決算|3Qは前年比+11%に減速)。

業界最大手はメドトロニック(MDT)ですね。メドトロニックは心血管、医療外科、神経科学、糖尿病など事業が幅広く、特にペースメーカーとインスリンポンプでトップシェアを持ちます。

参考:メドトロニック(MDT)四半期決算|21年2Qは+2.6%に減速

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