メルク(MRK)四半期決算|22年1Qは+52%に加速

米国メルクは世界4位の大手製薬会社です。販売高世界3位のキートルーダを持ち、売上高が伸びない製薬会社の中で唯一の2桁成長を維持しています特許は28年まで続くため、このまま成長すれば世界1位の製薬会社に成長する可能性もあります。

  • 「高齢化や現代病で、医薬品開発の需要はますます伸びるはず…」
  • 「世界4位の製薬会社なのに、予想PERは10倍と割安である…」
  • 「営業利益率は26%と高く、優良ビジネスなのは間違いない…」

メルクは1827年にドイツで誕生した製薬会社です。87年にニューヨーク支社を設立し、91年にメルクアンドカンパニーとして米国企業となります。米メルクは世界4位の製薬会社で、がん治療や糖尿病など多種多様な薬品を開発します。

個人的には、メルク株は長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上高が伸びない製薬会社で、2桁成長を維持しているからです。世界3位の販売高を持つキートルーダと、世界9位のジャヌビアが成長を牽引しています。両医薬品とも特許は28年まであり、まだまだ好業績は続きそうです。

また、中国市場で売上高を急激に伸ばしてる点も高く評価できます。

13億人を抱える中国では、1人当たりの医療費は右肩上がりで増加しています。規制緩和が続く中国市場で、今後も売上高を増やすことが予想できますね。高い成長率を維持できれば、世界1位の製薬会社になる可能性も否定できません。

22年5月時点の予想PERは12倍で十分に割安です。

メルクの投資判断したい人向け
  1. メルクの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. メルクの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 急成長しているが、予想PERは11倍で割安?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

メルク(MRK)の四半期決算は?

メルク(MRK)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Q決算は...
  1. 売上高:131.54億ドル+20%
  2.  Pharmaceutical:114.96億ドル(+18%
  3.   KEYTRUDA:45.34億ドル(+21%
  4.   GARDASIL:19.93億ドル(+68%
  5.   JANUVIA:13.39億ドル(+1%
  6.  Animal Health:14.17億ドル(+14%
  7. 営業利益:51.23億ドル(+44%
  8. 純利益:45.67億ドル+55%
  9. 1株当たり利益:1.80ドル(+55%

21年4Q決算(21年12月31日)

4Q決算は...
  1. 売上高:135.21億ドル+24%)⭕️
  2.  Pharmaceutical:120.39億ドル(+23%
  3.   KEYTRUDA:45.77億ドル(+15%
  4.   GARDASIL:15.28億ドル(+53%
  5.   JANUVIA:13.93億ドル(+5%
  6.  Animal Health:12.61億ドル(+8%
  7. 営業利益:39.09億ドル(前年度−25.45億ドル)
  8. 純利益:37.58億ドル(前年度−20.94億ドル)
  9. 1株当たり利益:1.49ドル(前年度−0.83ドル)⭕️

22年1Q決算(22年3月31日)

1Q決算は...
  1. 売上高:159.01億ドル+52%)⭕️
  2.  Pharmaceutical:141.07億ドル(+57%
  3.   KEYTRUDA:48.09億ドル(+23%
  4.   LAGEVRIO(コロナ):32.47億ドル(—%)
  5.   GARDASIL:14.60億ドル(+59%
  6.   JANUVIA:12.33億ドル(−5%)
  7.  Animal Health:14.82億ドル(+9%
  8. 営業利益:—億ドル(—%)
  9. 純利益:43.10億ドル(+57%)
  10. 1株当たり利益:1.70ドル(+57%)⭕️

22年1Qの売上高は+52%で159.01億ドル、純利益は43.10億ドルでした。21年3Qと4Qに続き、22年1Qの売上と利益も好調ですね。純利益率は27%と過去10年で最も高い数値です。

世界3位の売上高であるキートルーダが好調ですね。また、主力製品であるガーダジルも順調に売上を伸ばしています。両医薬品はUS特許が28年と長く、まだまだ売上に貢献しそうですね。LAGEVRIO(コロナ)治療薬も好調です。

22年通期の売上予想は、570億ドル(前年比+8%)です。

22年2Qの決算(22年6月…)

22年2Q決算は、7月29日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

メルク(MRK)の10年間の損益計算書は?

1960年に0.3ドルで上場しました。2000年に最高値90ドルを付け、22年5月は88ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、18年から売上高は上昇しています。営業利益率は安定しており、21年は18%と高いですね。成長軌道に乗った理由は、キートルーダが成長エンジンとなりシェアを伸ばしているからです。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり利益)です。BPSは19年に反転していますね。EPSは長期的には増加傾向にあります。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、不安定に推移しています。投資CFは拡大しており、積極的に研究開発しているといえますね。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

メルク(MRK)の注目ポイントは?

メルク(MRK)の注目ポイントを紹介します。メルクは感染予防ワクチンや糖尿病薬など、様々な治療薬を開発する製薬会社です。

注目1:製薬会社ランキング世界4位で468億ドル?

参考:【2020年版】製薬会社世界ランキング

19年12月期決算の売上高ランキングです。

世界最大の製薬会社はスイスのロシュで618億ドルです。2番手に米国ファイザーで517億ドル、3番手にデンマークのノバルティスで474億ドル、そして4番手に米国メルクで468億ドルと続きます。

大手製薬会社の中で、最も伸び率が高いのはメルクですね。全体的に低迷している製薬業界で、売上高の伸び代は10.7%と高いです

では、メルクの地域別の売上高を見てみましょう。

注目2:北米市場が売上高の43%を占めている?

メルクの地域別売上高と前年比の推移です。

他の製薬会社と同様に米国市場が最も大きく43%、次いで欧州、中東、アフリカ地域が28%と多いです。アジア地域では、中国の製薬市場が8%に拡大し、日本の7%よりも大きい市場に成長していますね。

前年比で見ると、米国市場の売上高はあまり伸びていません。米国市場が伸びない理由は、競合他社の存在と薬の値下げ圧力があるからです。薬価格の値下げ圧力は製薬業界共通の課題で、売上高はどこも横ばいです。

一方で中国市場の成長率は+12%と2桁成長で拡大していますね。メルクは中国市場での売上高を急速に伸ばしている製薬会社です。

参考:欧米製薬大手、中国事業が好調

では、メルクはどの製品が売上高に貢献しているのでしょうか?

注目3:主力3製品が売上高の43%を占める?

参考:Merck(メルク)の企業研究

主力製品の19年売上高は...
  1. キートルーダ:110億ドル(23%
  2. ジャヌビア:55億ドル(11%)
  3. ガーダジル:37億ドル(7%)
  4. 合計:202億ドル(43%)

メルクは主力3製品だけで、売上高全体の43%を占めます。

売上高に最も貢献しているのは、免疫チェックポイント阻害薬「キートルーダ」です。15年以降に売上高と利益率が改善したのは、キートルーダの影響が大きいです。19年の医薬品ランキングでも3位に入り、前年比59.6%と最も伸び率が高いです

現在も右肩上がりで売上高を伸ばし、200億ドル規模まで成長します。

次に多いのが、子宮頸がんの感染予防ワクチンである「ガーダシル」、糖尿病薬「ジャヌビア」と続きます。ジャヌビアの特許満了は2022年と近いです。しかしながら、キートルーダとガーダジルは28年まで続きます

18年に9位だったキートルーダの販売高は、19年には3位まで急上昇しています。ジャヌビアも9位にランクインしていますね。

参考:2019年 世界で最も売れた医薬品は

では、メルクの新薬開発はどれくらい進んでいるのでしょうか?

注目4:Phase3の新薬開発は順調に進んでる?

参考:Merck(メルク)の企業研究

メルクは様々な治療薬やワクチンをバランスよく開発しています。

特に力を入れている分野がオンコロジー(癌腫と肉腫のがん全般)です。キートルーダが成功している事からも分かるとおり、オンコロジーで圧倒的な強みを持ちますね。

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:メルク(MRK)の四半期決算は?

メルク株の特徴は...
  1. 1827年にドイツで設立、1891年に米メルクが誕生
  2. 米国メルクは、世界4位の製薬会社に成長する
  3. 主力薬品のキートルーダは、19年に世界3位の販売高を持つ
  4. 低迷する製薬業界の中で、19年は2桁成長できた
  5. 営業利益率は20%から、20年に27%まで改善した
  6. 中国市場の成長率は最も高く、前年比+10%で拡大
  7. 主力製品が好調で、19年のEPSは64%も増えた
  8. コロナで業績が悪化するも、3Qにはプラス成長に持ち直す

個人的には、メルク株は長期で保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上高が伸びない製薬会社で、2桁成長を維持しているからです。世界3位の販売高を持つキートルーダと、世界9位のジャヌビアが成長を牽引しています。両医薬品とも特許は28年まであり、まだまだ好業績は続きそうです。

また、中国市場で売上高を急激に伸ばしてる点も高く評価できます。

13億人を抱える中国では、1人当たりの医療費は右肩上がりで増加しています。規制緩和が続く中国市場で、今後も売上高を増やすことが予想できますね。高い成長率を維持できれば、世界1位の製薬会社になる可能性も否定できません。

22年2月時点の予想PERは10倍で十分に割安です。

世界1位の売上高の医薬品を持つ製薬企業はアッビィ(ABBV)です。アッビィも予想PER8倍と割安に放置されています。

参考:アッヴィ(ABBV)四半期決算|3Qは前年比+11%に減速

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。