ファイザー(PFE)の四半期決算|21年Q3は+134%に加速

米国ファイザーは世界2位の製薬会社で、19年の売上高は517億ドルです。現代社会は不健康な食生活や世界中で高齢化が進む事で、医薬品の需要は年々増加する一方ですね。では、優良企業であるファイザーに投資すれば、私たちは利益を得られるでしょうか?

  • 「高齢化や現代病で、医薬品開発の需要はますます伸びるはず…」
  • 「世界2位の製薬会社なのに、PERは23倍と割安である…」
  • 「営業利益率は26%と高く、優良ビジネスなのは間違いない…」

ファイザーは、1849年に米国で設立された世界2位の製薬会社です。10億ドル規模のブロックバスターを開発するのは難しく、近年は有力な新薬を会社ごと買収して収益を上げています。この手法は「ファイザーモデル」と呼ばれています。

個人的には、ファイザー株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、成熟企業に達したファイザーの売上高は、拡大する余地がないからです。19年の大手製薬会社の売上高を見ると、ファイザー株は唯一マイナス成長でした。特許切れのアップジョン事業を切り離すことでさらに縮小します。

ただ、短期的にはコロナ治療薬で業績は上向いています。

しかし、非営利で販売するとしているため、長期的に渡って好業績が続く訳ではありません。22年には、世界の最貧国に無料で寄付するとしています。成熟した有料企業ではあるが、積極的に投資したい銘柄ではありません。

ファイザーの投資判断したい人向け
  1. ファイザーの4半期決算(21年7-9月)は?
  2. ファイザーの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 営業利益率が26%の優良企業でも、投資すべきでない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ファイザー(PFE)の10年間の四半期決算は?

ファイザー(PFE)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月30日)

1Qの業績は...
  1. 売上高:145.82億ドル前年比+44%
  2. 営業利益:51.42億ドル(+55%
  3. 純利益:48.77億ドル+45%
  4. 1株当たり利益:0.86ドル(+43%

21年2Q決算(21年6月30日)

2Qの業績は...
  1. 売上高:189.77億ドル+92%
  2. 営業利益:62.31億ドル(+105%
  3. 純利益:55.63億ドル+59%
  4. 1株当たり利益:0.98ドル(+58%

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの業績は...
  1. 売上高:241.0億ドル+134%
  2.  Vaccines:146億ドル(+749%
  3.  Oncology:31億ドル(+12%
  4.  Internal Medicine:21億ドル(+1%
  5.  Hospital:24億ドル(+32%
  6.  Inflammation & Immunology:11億ドル(−7%)
  7.  Rare Disease:8.69億ドル(+16%
  8. 営業利益:—億ドル(—%)
  9. 純利益:76.87億ドル+132%
  10. 1株当たり利益:1.34ドル(+127%

3Qの売上高は+134%で241億ドル、純利益は+132%で76.87億ドルでした。21年1Qと2Qに引き続き、3Qも売上も利益も好調です。純利益率は31%と高いです。

コロナ治療薬もあり、売上高は大幅に増えています。ただし、ワクチンは非営利価格で米国政府に提供していると言います。21年通期の売上予想は815億ドル(前年比+94%)です。

会長兼最高経営責任者のアルバート・ブーラ博士は、次のように述べています。世界。たとえば、Comirnaty(1)について2021年第3四半期までに記録した収益の75%以上は、米国以外の供給国からのものであり、少なくとも20億回の投与量を提供するという目標を達成するために順調に進んでいます。 2022年末までに低中所得国-今年は少なくとも10億、来年は10億が配信され、2022年にこれらの国からさらに注文があれば配信が増える可能性があります。これらの用量は非営利価格で米国政府に供給され、世界の最貧国に無料で寄付されますこれまでに達成できたすべてのことにもかかわらず、私たちは過去ではなく未来​​に焦点を合わせ続けています。私たちの最終的な目標は、このパンデミックをできるだけ早く終わらせることを支援することですが、ワクチンに関する研究を通じて学んだ教訓をすべての治療分野に適用することでもあります。これらの取り組みに関する今後のアップデートを提供できることを楽しみにしています。」

参考:PFIZER REPORTS 3Q 2021 RESULTS

21年4Qの決算(21年12月…)

21年4Q決算は、22年2月3日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ファイザー(PFE)の10年間の損益計算書は?

1972年に0.7ドルでNYSEに上場しています。2000年のITバブルで最高値46ドルまで上昇するも、その後の株価は大きく低迷しています。リーマンショック以降から株価は再び上昇し、21年11月は45ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は横ばいだが安定しています。20年は在宅で治療薬の需要は減るも、21年はワクチンで上昇しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。ファイザーはすでに成熟企業であり、BPSもEPSも横ばいが続きますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年まで減少傾向にあります。投資CFが少ないのは、積極的に競合他社の買収も行なうことで研究費を抑えています。ブロックバスター開発に集中するより、買収する方がリスクは低いです。

では、私たちはどのように投資判断をすれば良いのでしょうか?

ファイザー(PFE)の注目ポイントは?

ファイザー(PFE)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:製薬会社ランキング世界2位で517億ドル?

参考:【2020年版】製薬会社世界ランキング

19年12月期決算の売上高ランキングです。

世界最大の製薬会社はスイスのロシュで618億ドルです。2番手に米国ファイザーで517億ドル、3番手にデンマークのノバルティスで474億ドル、そして4番手に米国メルクで468億ドルと続きます。

19年の売り上げ成長率は、ファイザーだけが唯一マイナス成長でしたねまた、21年頃にアップジョン事業を切り離すため、5番手くらいまで落ちます。

では、ファイザーの地域別の売上高を見てみましょう。

注目2:米国市場が売上高の47%を占める?

(百万ドル) 20Q2 20Q3 前年比 割合
米国 5,850 5,716 -2% 47%
欧州の先進国 2,135 2,087 -2% 17%
その他の先進国 1,585 1,634 +3% 13%
後進国 3,110 2,694 -13% 22%
合計 12,680 12131 -4%

ファイザーの地域別売上高の割合と前年比推移です。

ファイザーの売上高の47%は米国市場が占めています。それ以外は、欧州の先進国が17%、その他の先進国が13%、新興国や後進国が22%を占めます。

20年Q3は不審だったため、全体的に売上高は落ち込んでいます。唯一プラス成長できたのは、その他の先進国だけでした。

注目3:主力3製品が売上高の28%を占める?

参考:Pfizer(ファイザー)の企業研究

主力製品の19年売上高は...
  1. イブランス:49億ドル(9%)
  2. エリキュース:42億ドル(8%)
  3. プレベナー13:58億ドル(11%)
  4. 合計:149億ドル(28%)

ファイザーは主力の3製品が、売上高の28%を占めます

「イブランス」は、乳がん向けの治療薬で19年に49億ドル売り上げています。「エリキュース」は、心房細動の脳血栓症予防で42億ドルです。「プレベナー13」は肺炎の感染症予防で58億ドルです。

しかしながら、これらの製品の特許は長くはありません。

イブランスのUS特許は23年、エリキュースとプレベナー13は2026年です。ブロックバスター(年10億ドル以上の製品)が4〜6ないと、経営的に厳しくなりますね。特許切れは、全ての製薬会社にとって大きな課題です。

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また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ファイザー(PFE)の四半期決算は?

ファイザー株の特徴は...
  1. 1849年に米国で設立、世界2位の製薬会社である
  2. 独バイオンテックと共同で、コロナのワクチンも開発している
  3. エリキュースなど主力3製品が、売上高の28%を占める
  4. 競合他社を買収する事が多く、ファイザーモデルと呼ばれる
  5. 特許切れ薬品を扱うアップジョン事業を、21年に切り離す
  6. 売上高は減少するが、営業利益率は大きく改善する
  7. 営業利益率は26%と高いが、売上高は一貫して減少してる

個人的には、ファイザー株は投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、成熟企業に達したファイザーの売上高は、拡大する余地がないからです。19年の大手製薬会社の売上高を見ると、ファイザー株は唯一マイナス成長でした。特許切れのアップジョン事業を切り離すことでさらに縮小します。

ただ、短期的にはコロナ治療薬で業績は上向いています。

しかし、非営利で販売するとしているため、長期的に渡って好業績が続く訳ではありません。22年には、世界の最貧国に無料で寄付するとしています。成熟した有料企業ではあるが、積極的に投資したい銘柄ではありません。

製薬業界では、ロイヤリティファーマ(RPRX)に投資したいです。なぜならば、特許を販売するだけで、設備投資を必要としない優良企業だからです。

参考:ロイヤリティ・ファーマ(RPRX)四半期決算|21年2Qは+8%に減速

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