ジム(ZIM)四半期決算|21年Q2は前年比+200%に加速

世界中のコンテナ運賃が高騰し、海運会社の株価が急上昇しています。ジムは21年1月にIPO上場した海運銘柄です。21年1Qは前年比+112%、2Qは200%で加速していますね。この好調はいつまで続くでしょうか?

  • 「21年1月にIPOした、イスラエルの海運会社だ…」
  • 「上海から北米向けが高騰し、欧州やアジアにも波及…」
  • 「コンテナ運賃高騰で、21Q2は前年比+200%成長だ…」

ジムは、コンテナ船を運行するイスラエルの海運会社です。創業は45年と古いが21年1月に再上場した銘柄ですね。ダナオスが同社の株を10%ほど保有し、海運業界のデジタル化でアリババと提携しています。

個人的には、ジムは21年も投資を続けたい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上も利益も過去最高水準で、コンテナ運賃の高騰は継続すると思うからです。20年8月以降の運賃上昇で、21年1Qの売上は前年比+112%、2Qは+200%でEPSは32倍に増えちえます。営業利益率は48%と過去最高水準ですね。

21年後半も、コンテナの需給関係は引き続きタイトだと思っています。

なぜならば、造船を新規に注文しても、海に浸るには2年とするからです。21年7月時点のフリート率は20.6%、20年末の最下点9%と比較すると高いが08年の61%より低いです。環境規制を理由に、新規造船の投資が遅れていた事が要因です。

需給面では、米国と英国が経済再開し貿易量を先導していますね。

ジムシッピングの投資判断したい人向け
  1. ジムシッピングの4半期決算(2021年1-3月)は?
  2. ジムシッピングの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. 世界的なコンテナ運賃高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ジム・シッピング(ZIM)の四半期決算は?

ジム・シッピング(ZIM)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:13.61億ドル(前年比+64%
  2. 営業利益:4.30億ドル(9.8倍
  3. 純利益:3.65億ドル311倍
  4. 1株当たり利益:3.49ドル(—%)

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:17.44億ドル(前年比+112%
  2. 営業利益:6.44億ドル(前年度−0.88億ドル)
  3. 純利益:5.89億ドル(前年度−0.11億ドル)
  4. 1株当たり利益:5.13ドル(前年度−0.14ドル)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:23.82億ドル(前年比+200%
  2. 営業利益:11.57億ドル(17倍)
  3. 純利益:8.88億ドル(35倍)
  4. 1株当たり利益:7.38ドル(32倍)

2Qの売上高は前年比+200%の23.82億ドル、営業利益は17倍の11.57億ドルでした。20年4Qと21年1Qに引き続き、売上も利益も加速度的に増えています。営業利益率は48%と過去と比較してもかなり高い数値です。

ZIMは特に運賃が高騰している太平洋航路とアジア内で運行しています。

その影響もあり、他の海運会社よりも成長率と収益性が高いです。2Qは2.38億ドルの特別配当(1株当たり2ドル)を発表しています。また、22年は利益の30-50%の配当を出す予定など、今後の見通しについても強気です。

21通期年の調整後EBITDAは48-52億ドル、前回の25-28億ドルから大幅に引き上げています。

「私たちの卓越した業績と過去最高の業績は、大きな株主価値を生み出すために私たちを位置づけており、非常に魅力的な市場とZIMの差別化された市場の両方を活用するために私たちが実施した積極的な戦略の証です。アプローチ。当社は引き続き最高レベルで実行し、純利益、EBITDA、営業キャッシュフローを含む記録的な四半期を達成し、2021年のガイダンスを大幅に改善しました。成功を後押しし、デジタル化イニシアチブをさらに活用し、グローバルを活用しました。 -収益性が高く、サービスが不十分なルートに対処するために新しいラインを立ち上げるニッチ戦略。これは、ZIMの第2四半期の輸送量が前年比で44%増加し、市場の成長を大幅に上回ったため、過去最高の結果をもたらすのに役立ちました。」

参考:ZIM Reports Financial Results for the 2 Qr of 2021

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、21年11月18日に公開予定です

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ジム・シッピング(ZIM)10年間の損益計算書は?

ZIMは21年1月28日に15ドルで上場しました。上場直後は12ドルまで下落するも、21年8月は46ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、20年に売上と営業利益が大きく上昇しています。21年TTMの売上高は前年比+23%で、営業利益率は27%に急騰していますねコンテナ運賃の世界的な上昇により、収益性を大幅に改善しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。21年TTMのEPSは9.7ドルと大幅に上昇しています。また、自己資本比率も20年の9%から、25%に上昇していますね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、順調に上昇しています。コンテナ運賃が高騰する以前から、フリーCFは黒字ですね。21年TTMの営業CFは、19年の4.1倍に急拡大しています。運賃上昇が続く限りは、優良ビジネスだと言えそうですね。

では、私たち投資家はZIMをどう判断すれば良いのでしょうか?

ジム・シッピング(ZIM)の注目ポイントは?

20年のコロナ危機以降、コンテナ船運賃は2〜3倍に高騰しています。そのため、20年や21年の海運業界は10数年ぶりの強気相場が到来していますね。では、なぜコンテナ運賃は上昇しているのでしょうか?

注目1:世界コンテナ市場は24年で5倍に拡大?

参考:Q3 2020 Earnings Presentation

競合ナビオスの資料による、世界コンテナ取引量とGDP成長率です。

取引量を見ると、世界のコンテナ市場は一貫して上昇しています。96年に40万TEUだった取引量は、20年には200万TEUまで増えました前年度を下回ったのは、リーマンショックの翌年とコロナ危機の時だけです。

取引量とGDP成長率は、相関関係にあることが分かりますね。

成長率は緩やかに減速傾向にあり、平均して年率6.5%です。12年以降は平均を下回る成長率で、18年はさらに大きく減速していますね。原因は中国経済減速と米中貿易摩擦、20年はコロナ危機による経済停止です。

しかし、過去3年間の反動で21年は5.5%まで回復する見込みです

世界的な取引量の低下は、供給サイドの投資を鈍らせます。その結果、21年は需要が爆発的に増加しコンテナ運賃の高騰が起きていると言えますね。運賃高騰に伴いZIMの売上高は前年比+112%で伸びていますね。

他の海運会社よりも力強く成長している理由は、運行地域の恩恵も受けています。

注目2:太平洋航路の割合が最も多く40%を占める?

参考:Investor presentation Q1 2021

ZIMの決算資料による、地域別の運行状況です。

21年Q1時点で最も運行量が多いのは太平洋地域の328TEUです。次いで、アジア地域内が208TEU、大西洋、スエズ運河の航路と続きますね。太平洋地域は前年比+47%、アジア地域内は+57%です。

運賃高騰が最も大きく上昇しているのは、中国(アジア)から北米航路です。また、アジアはEC化が最も加速している地域で、コンテナ輸送の需要が高まっています。ZIMはアリババと提携し、デジタル面でアジアの物流を解消しています。

参考:アリババ、イスラエルの海運会社「ZIM」と提携 海上輸送も強化

太平洋航路とアジア内航路の増加が、高い利益率の要因だと予想できます。コンテナ運賃の高騰が続くが、新規造船の注文書はまだまだ低いです。

注目3:造船注文書は21年7月で20.3%に急騰?

参考:Investor presentation Q1 2021

現在の船舶に対する、新規造船の注文書数の推移です。

20年の注文書フリート率は過去最低で9%だけでした。しかしながら、コンテナ運賃の高騰で21年5月時点では16.7%、7月で20.3%と増えています。ただし、08年の61%と比較すると、大幅に少ない事を示しています。

過去最高水準の運賃でも、フリート率は低く抑えられています。その理由は、環境規制により新しい造船を作りにくい状況だからです。現在注文中の船舶が船に浸かるのは23年以降です。そのため、コンテナの需給タイトはまだまだ続くと予想されています。

コロナ運賃の高騰は、21年5月もまだまだ続いています。

注目4:コンテナ運賃指数は過去最高の5061ドル?

参考:Freightos Baltic Index(FBX)

Freightos社が公表している指数FBX(コンテナ運賃指数)です。

FBXは、全世界の主要14航路の40フィートコンテナ1本の運賃を、12社からヒアリングして平均値を算出しています。19年に1200ドルだったFBXが、21年1月には4000ドルまで上昇していることが分かります

他には、上海発のコンテナ指数もあります。

注目5:上海発コンテナ指数は過去最高の3432ドル?

参考:Shanghai Containerized Freight Index

SCFIは、上海発のコンテナ運賃の指数です。

コンテナ船が1番最初に高騰したのは、中国の上海向けの運賃です。20年4月以降に北米や欧州が経済停止した一方で、中国だけが生産を大幅に増やしていたからです。SCFIの指数を見ると、20年初めから高騰し始め、21年1月には少しずつ減少し始めています。

中国政府は、早い段階でコンテナ運賃の安定に動いています。世界中に製品を輸出している中国は、コンテナ運賃の暴騰が国内経済に悪影響を与えるからです。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ジム・シッピング(ZIM)の四半期決算は?

ジムシッピング株の注目ポイントは...
  1. 1945年に設立された、イスラエルの海運会社である
  2. 21年1月にNYSEに上場、ダナオスが10%を保有している
  3. 海運だがハイテクに強く、20年にアリババと提携した
  4. 世界の主要ルートをカバーし、海上輸送と物流サービスを展開する
  5. コンテナ運賃高騰で、20年3Qの純利益は前年比3678%増えた
  6. 営業利益は急速に改善し、20年3Qは9%から14%

個人的には、ジムは21年も投資を続けたい銘柄のひとつです。

なぜならば、売上も利益も過去最高水準で、コンテナ運賃の高騰は継続すると思うからです。20年8月以降の運賃上昇で、21年1Qの売上は前年比+112%、2Qは+200%でEPSは32倍に増えちえます。営業利益率は48%と過去最高水準ですね。

21年後半も、コンテナの需給関係は引き続きタイトだと思っています。

なぜならば、造船を新規に注文しても、海に浸るには2年とするからです。21年7月時点のフリート率は20.6%、20年末の最下点9%と比較すると高いが08年の61%より低いです。環境規制を理由に、新規造船の投資が遅れていた事が要因です。

需給面では、米国と英国が経済再開し貿易量を先導していますね。

ダナオスは、20年8月から株価が20倍にも高騰しています。また、ZIMの最大株主でもあり、10%前後の株式を保有しています。

参考:ダナオスの四半期決算|世界的なコンテナ運賃高騰はいつまで続くのか?

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