ゴラールLNG(GLNG)四半期決算|2Qは前年比+2%で横ばい

コロナによる原油や天然ガス価格の暴落を受けて、エネルギー株に投資する人が増えています。エネルギーはPERが割安な株も多く、資源価格が戻れば利益を得られるリスクが少ない投資です。では、私たち投資家は、LNG関連のゴラールLNGに投資するべきでしょうか?

  • 「世界各国の経済活動再開で、エネルギー株は必ず利益を得られる…」
  • 「2040年のLNG需要は2倍、アジアや欧州で輸出量が拡大してる…」
  • PERが10倍未満と割安で、安全にバリュー株投資ができるはず…」

ゴラールLNGは、LNGの海上輸送と陸上の再ガス化を行う国際的な海運会社です。パイプラインに輸送する再ガス化の需要が大きく、売上高全体の61%を占めています。LNGタンカーは26隻を保有し、中規模のLNG専門の海運企業です。

しかしながら、個人的にはゴラールLNGは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、営業利益は黒字でも、純利益ベースでは赤字を出し続けてるからです営業利益率は30%前後と高いが、グループ事業の持分法投資損益を計上すると毎年大幅なか赤字です。

ただし、短中期的には業績が上向く可能性が高いです。

20年2Qには古い船舶の減損処理を行い、21年2Qは関連企業を2つ売却しましたこれにより、21年3Q以降は業績が上向く可能性が高いです。また、同社CEOもLNG船市場や原油やガス市況が上向くことで、収益が改善すると述べています。

21年後半の業績に注目したいですね。

ゴラールLNG株の投資判断したい人向け
  1. ゴラールLNG株の4半期決算(21年4-6月)は?
  2. ゴラールLNG株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. ゴラールLNG株は、リスクが高く長期保有に向かない理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ゴラールLNG(GLNG)の四半期決算は?

ゴラールLNG(GLNG)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月30日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:1.19億ドル(前年比−14%
  2.  Shipping:0.507億ドル(−36%)
  3.  FLNG:0.624億ドル(+14%
  4. 営業利益:0.512億ドル(−18%
  5. 純利益:0.094億ドル(−61%)
  6. 1株当たり利益:0.09ドル(−64%)

21年1Q決算(21年3月30日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:1.26億ドル前年比+2%
  2. 営業利益:0.511億ドル(+10%
  3. 純利益:0.253億ドル(+124%
  4. 1株当たり利益:—ドル(—%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:1.04億ドル前年比+2%
  2.  Shipping:0.418億ドル(+1%)
  3.  FLNG:0.557億ドル(+2%)
  4.  Other:0.067億ドル(−22%)
  5. 営業利益:0.347億ドル(−12%
  6. 純利益:4.71億ドル(+402%
  7. 1株当たり利益:4.35ドル(+352%

2Qの売上高は前年比+2%で1.04億ドル、営業利益は−12%で0.347億ドルでした。20年4Qと比較して、21年1Qと2Qの売上は横ばいですね。営業利益率は33%と高いです。

業績が大幅に上向いたのは、事業売却によるものです。海上輸送も陸上の再ガス化設備(GLNG)も事業自体は大きく変わっていません。同社CEOは、今後2年間の業績について強気に見ています。

Golarは、Hygo Energy TransitionLimitedとGolarLNG PartnersLPをNewFortress Energy Inc(「NFE」)に売却したことによる利益を含め、同社の過去最高の四半期純利益4億7,140万ドルを発表しました。

FLNGテクノロジーを使用してLNGバリューチェーンの上流での存在感を高めることにより、ガス価格のエクスポージャーを増やすというGolarの発表されたイニシアチブがさらに進展しました。私たちは上流チームを拡大し、現在、すでに関連ガスを生産しているいくつかの分野と、ストランデッドガスの機会を模索しています。

海運業は、ガス価格の上昇と地域の価格差からも恩恵を受けています。魅力的な料金での長期雇用の機会が利用可能になりました。ゴラーは最近、その船の1つを5年間修理しました。 Hygo Energy Transition Limited(「Hygo」)とGolar LNG Partners LP(「GolarPartners」)の販売を完了したことで、海運業とFLNG事業を分離することは、Golarのグループ簡素化プロセスの最終ステップになります。 4隻の船に関して6000万ドルの前払いと引き換えに、発表された1億200万ドルの債務削減、LNG資産価値の増加、料金の上昇、上場LNG船の純粋なプレーの少なさ、スポット貨物エクスポージャーの増加、および長期的な構造的要因の増加スタンドアロンビジネスとしての出荷の魅力をサポートします。

Golarは、LNG船市場で見られる強い傾向、Hilliの利用の増加、石油とガスの価格環境の上昇、2023年のGimi契約の開始に基づいて、今後2年間で現金生成が大幅に改善すると予想しています。ゴラー独自のFLNG技術と運用実績を活用して、今後数年間で大きな株主価値を生み出す絶好の機会。 LNG価格の上昇に支えられているこの勢いは、石炭や石油に比べてCO2、SOX、NOXの排出量を削減するという実質的な環境上のメリットを備えた、移行燃料としてのLNGの役割によって根本的に支えられていると考えています。

参考:INTERIM RESULTS FOR THE PERIOD ENDED JUNE 30, 2021

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、11月29日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうなっているのでしょうか?

ゴラールLNGの10年間の損益計算書は?

ゴラールLNGは2008年の原油高騰で25ドル、天然ガスが5ドルを付けた14年に最高値70ドルを付けています。21年11月は13.6ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、18年以降は売上の横ばいが続きます。純利益は赤字だが、営業利益率は38%と高いですね。純損失額が大きいのは、持分法投資損益を計上しグループ全体では赤字だからです

21年に同社は関連グループを売却しています。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。どちらも安定していないですね。関連事業を売却したことで、21年のEPSは黒字です。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

LNGビジネスは設備投資が大きく、利益が出にくいビジネスだと分かります。過去10年間でフリーCF(営業CF−投資CF)が黒字化には成功していません。16年以降は投資を抑えても、フリーCFの赤字が続いていますね。

では、私たち投資家はどのように投資判断したら良いのでしょうか?

ゴラールLNG(GLNG)の注目ポイントは?

ゴラールLNGに投資する上での注目ポイントを紹介します。ゴラールLNGの業績は、世界的に天然ガスの需要が高まり、LNGの流通量が増えれば上昇しますね。

注目1:米国は45年ぶりに世界最大の産油国になった?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

米国は2018年に世界最大の産油国になりました。

1日当たりの石油生産量は、2013年にサウジアラビアやロシアを抜いています。2018年の年間平均生産量は1095万BDとなり、45年ぶりに世界1位の産油国です。2019年も勢いは止まらず、生産量は増加を続けています。

生産量が急増した理由は、2010年代に始まったシェール革命の影響が大きいですシェール層から天然ガスを取り出す技術は、石油にも応用する事で生産量を増やしています。

また、天然ガスの生産量は、米国とロシアが中東諸国の4倍以上の生産量がありますシェール革命で天然ガスの生産量が増え続けている米国は、世界2位のロシアとも差を広げつつあります。

意外と知られてない事実だが、米国はすでに世界4番手の天然ガス輸出大国です。米国内で余った天然ガスは、液体化(LNG)して海外に輸出しています。

参考:世界の天然ガス輸出額 国別ランキング・推移

米国の原油や天然ガスの生産量増を支えているのは、シェールオイルやガスですね。実は、貿易摩擦で中国の輸出量がゼロでもLNG輸出量は増加しています

注目2:貿易摩擦でもLNG輸出量は前年比63%増?

参考:米国のエネルギー政策の動向とその行方

米国のLNG輸出量は年々増加し、19年2Qは前年比で63%増を記録しています。

シェール革命で豊富な天然ガスを生産し始めた米国は、2016年に中南米向けにLNGの輸出を開始します。アジア、欧州、中南米の地域で、輸出量は大きく増えていますね。天然ガス(LNG)の輸出量は増加傾向にあり、2020年にはエネルギーの純輸出大国になりました

中国への輸入は、2017年後半にピークを付けるも、貿易摩擦の影響で19年にはゼロです。それでも、欧州や他アジア国の需要に支えられて増加していますね。

欧州向けの輸出が増えてる理由は、欧州諸国はロシアの天然ガス依存度を減らしたいからです。日本、韓国、台湾も、中東からの依存度を減らしたいと思っていますね。中南米で需要が増えているのは、関税が掛からない上に、経済成長が著しい国が多いからです。

LNG需要は、2040年には現在の2倍に達すると言います。

注目3:LNG需要は2040年に2倍に増える?

参考:過去最低のLNGスポット価格

世界のLNG需要は、今後も増え続ける事が予想されます。

天然ガスの人気が高い理由は、石油よりも安い上に環境にやさしいからです。天然ガスは、石油よりも二酸化炭素排出量が30%少なく、石炭よりも47%も少ないですさらには、米国のシェール革命で大量に生産された事で、コストが最も低いエネルギーになりました。

米国内では、天然ガスの発電コストは石炭よりも低く、急速に普及が増えていますね。アジア諸国は、原油価格に連動したLNG価格で輸入する国が多く、LNGが普及すればコストを下げられる利点があります。

40年のLNG需要はアジアを中心に倍増し、年間8億1000万トンに達すると見込まれます

では、ゴラールLNGの事業別の売上高はどうなっているのでしょうか?

注目4:陸上パイプライン設備の運営が売上高の61%?

参考:Form 6-K Golar Lng Partners Lp

ゴーラルLNGは、大きく分けて3つの事業に別れます。

売上高が最も大きいのはFSRUで、全体の61%を占めます。FSRUとは、LNGタンカーから積み下ろし、再ガス化した天然ガスを陸上のパイプラインに送出する設備です。ゴーラルLNGは、FSRUの買収や保有、チャーターを世界的に展開しています。

次に多いのが、FLNGで31%を占めます。FLNGとは、洋上におけるLNGの液化設備および再ガス化設備全般です。最後にShippingが8%を占めていますね。ゴラールLNGは、タンカー船を26積保有しLNGの輸送や造船契約も手掛けています。

ゴラールLNGは、将来に対して強気の予想をしています。21年や22年は売上高は横ばいだが、LNG需要を見越し、23年以降は3倍近い売上高になると考えていますね。

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ゴラールLNG(GLNG)の四半期決算は?

ゴラールLNG株の特徴は...
  1. 2001年にバミューダで設立、LNG全般を扱うエネルギー企業
  2. 26隻のタンカー船を保有し、LNGの輸送や貸し出しも行う
  3. 陸上のパイプライン設備を運営し、世界的にチャーターも行う
  4. 持分法投資損益を計上することで、毎年純利益は赤字である
  5. 14年以降のBPSは減少を続け、EPSはずっと赤字である
  6. 過去10年間で、1度もフリーCFは黒字化していない

個人的には、ゴラールLNGは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、営業利益は黒字でも、純利益ベースでは赤字を出し続けてるからです営業利益率は30%前後と高いが、グループ事業の持分法投資損益を計上すると毎年大幅なか赤字です。

ただし、短中期的には業績が上向く可能性が高いです。

20年2Qには古い船舶の減損処理を行い、21年2Qは関連企業を2つ売却しましたこれにより、21年3Q以降は業績が上向く可能性が高いです。また、同社CEOもLNG船市場や原油やガス市況が上向くことで、収益が改善すると述べています。

21年後半の業績に注目したいですね。

20年11月から株価は2.5倍に高騰しているが、株価は依然として過去最低水準にあります。21年4月の予想PERは4.8倍と低く、安値で仕込むには最適なタイミングですね。

参考:ガスログ(GLOG)の四半期決算|21年初にLNG運賃は7倍に高騰

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