天然ガスは需給がタイトになり、21年10月時点で前年比3.5倍前後で取引されています。LNG船を保有するフレックスLNGは好調で、21年3Qは前年比+146%、4Qも+70%でした。ただし、22年1Qは−9%に減速しています。
- 「コロナ後に市況が好転し、株価は1年で6倍に上昇した…]
- 「アジアを中心に急回復、21年初には運賃が7倍に高騰した…」
- 「環境規制が進むならば、原油や石炭よりもLNGは有利だ…」
フレックスLNGは、天然ガスを輸送する英国の海運企業です。国際基準を満たす安全性、コストパフォーマンス、環境対策に優れ、最新世代の技術を備えた大型LNG船13隻を保有しています。
個人的には、フレックスLNGは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、売上高が順調に拡大している上に、営業利益率は50%と高いからです。今後のLNG市場拡大を見越して、積極的に設備投資しています。米国のLNG輸出が急拡大したことで、LNG船の需要は年々高まっています。
短中期的には、LNGの海運市況は好転しています。
21年後半は寒波が予想されるが、欧州のガス在庫が歴史的に低いです。そのため、天然ガス価格は21年10月の価格は、前年比3.5倍に急騰しています。また、中国でも電力需要が逼迫しており、21年10月に前年比+17.5%に増えています。
米国からアジア航路への輸出は、距離が長くLNG船のスポット価格を上昇させます。同社は3割のスポット契約を維持しており、21年4Qの売上予想を1.05億ドルに引き上げ、予想を上回る好決算でしたね。
22年1Qに収益が減速した理由は、アジアから航路が短い欧州向けに切り替えられたからです。ただし、同社CEOは引き続き22年の相場も強気に見ています。22年5月予想PER10倍は割安水準にはあります。
- フレックスLNGの4半期決算(22年1-3月)は?
- フレックスLNGの過去10年間の売上高や営業利益は?
- ドライバルクやLNG市況の好調は、21年も継続するのか?
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
記事の内容を簡単に知りたい
フレックスLNG(FLNG)の四半期決算は?

フレックスLNG(FLNG)の四半期決算を紹介します。
21年3Q決算(21年9月30日)
- 売上高:8176万ドル(前年比+146%)
- 営業利益:4637万ドル(+313%)
- 純利益:3280万ドル(+758%)
- 1株当たり利益:0.62ドル(+785%)
21年4Q決算(21年12月31日)
- 売上高:11458万ドル(前年比+70%)◯
- 営業利益:7728万ドル(+112%)
- 純利益:6943万ドル(+168%)
- 1株当たり利益:1.30ドル(+170%)◯
22年1Q決算(22年3月31日)
- 売上高:7457万ドル(前年比−9%)✖️
- 営業利益:3835万ドル(−20%)
- 純利益:5576万ドル(+18%)
- 1株当たり利益:1.05ドル(+19%)✖️
1Qの売上高は前年比−9%で7457万ドル、営業利益は−20%で3835万ドルです。21年3Qや4Qと比較して、22年1Qは大きく減速しています。営業利益率は51%と少し低下しています。
ロシア紛争以前から天然ガス価格は上昇し、22年5月は8ドルと高いですね。
21年後半は、中国や韓国などアジア向けLNGの需要が急増していました。22年1Qに収益が減速した理由は、アジアから航路が短い欧州向けに切り替えられたからです。ただし、3月には再びLNG船市況は回復していると言います。
同社CEOは22年の相場について、引き続き強気です。22年1Qの配当は0.75ドル(9.4%)と高いですね。
•2022年3月、当社は3億7500万ドルの期間および回転信用枠に署名し、追加の船舶に対してこれを1億2500万ドル増やすアコーディオンオプションを付けました。施設は、Flex Ranger、Flex Rainbow、Flex Endeavourの船舶によって保護されますが、FlexEnterpriseはアコーディオンオプションの候補です。 2022年4月、フレックスレンジャーとフレックスレインボーは、当社に提供された1150万ドルの純現金で借り換えを完了しました。
•2022年4月、当社はFlexConstellationおよびFlexCourageousの既存施設の借り換えに関する総額3億2,000万ドルの売却およびリースバック契約に署名しました。借り換えの完了は2022年5月に予定されており、各船舶の引き渡しと受け入れに関連する通常の閉鎖条件が適用されます。資金調達により、約9,960万ドルが当社に放出される予定です。
•2022年4月、Flex Volunteerは、2021年4月に署名された契約の一環として、Cheniereとの4番目の船舶として定期用船契約を開始しました。船舶は合意された配達スケジュールの約2か月前に配達されました。固定金利の定期用船契約は、2026年の第1四半期に終了する確定期間があります。
•2022年4月、Cheniereは、船舶であるFlexAuroraの5回目の用船契約のオプションを宣言しました。固定金利の定期用船は2022年の第3四半期に開始され、2026年の第1四半期に確定期間が終了します。
•当社は、2022年第1四半期の1株当たり0.75ドルの配当を宣言しました。
CEOコメント:
「第1四半期は、世界的なエネルギー危機を考えると、LNGの需要が高く、価格が上昇している貨物所有者にとって素晴らしい時期でした。しかし、スポット貨物市場では、LNG貿易が突然ヨーロッパにシフトし、航海距離が短くなり、スポット市場の流動性も枯渇したため、貨物の経済性を低下させる船舶の利用可能性が高まったため、第1四半期は困難でした。
しかし、貨物市場のセンチメントは2月末に好転し、現代のトン数のスポットレートは今や季節平均を上回って回復しましたが、1年および3年の定期用船料は非常に高いままです。これは、チャーターがスポットレートにかなりのプレミアムを支払って、大型の燃料効率の高い船を長期間ロックインすることをいとわないことを示しています。
過去13か月の間に、ファーストクラスのカウンターパーティとの合計9つの固定雇用タイムチャーターを確保することに成功しました。これらの契約の最短期間は3年から5年の範囲であり、快適な収益の可視性を提供します。今後23か月の間に既存のタイムチャーターから再配達される3隻の船がまだあり、堅調な市場と利用可能な近代的なトン数の一般的な不足を考えると、魅力的な条件でこれらの船を再契約する見通しについては明るいです。
収益に関しては、2月に発表された収益ガイダンスに沿って、7,460万ドルの四半期の収益を提供できることを嬉しく思います。年間の契約カバー率は98%で、スポット市場に関連する可変雇用契約の13隻の船のうち3隻は、2月にもガイドしたように、今後3四半期で徐々に収益が増加すると予想しています。したがって、強力な受注残、前向きな見通し、および非常に堅実な財政状態を考慮して、取締役会は再び1株あたり75セントの四半期配当を宣言しています。これにより、株主の年間利回りは約12%になります。これは、最近の不安定な金融市場を考えると魅力的です。」
Business Update:
2022年3月、Cheniere Marketing International( “Cheniere”)との既存の定期用船契約の補遺が署名され、Flex Volunteerが4隻目として指名され、用船の開始が2022年4月に調整されました。 2022年第3四半期。用船者の雇用率は固定されており、2026年第1四半期に終了する確定期間があります。
2022年4月、フレックスオーロラ船について、シェニエールとの5回目の用船契約のオプションが宣言されました。この固定料金のチャーターは2022年の第3四半期に開始され、2026年の第1四半期に終了する確定期間があります。
同社の13隻の船隊は、2ストロークエンジンを搭載した最新の次世代大型LNG船で完全に構成されています。M型電子制御ガス注入(「MEGI」)を搭載した9隻。ジェネレーションXデュアル燃料(「XD-F」)推進システムを備えた4隻の船舶。 3つのMEGI船には完全再液化システム( “FRS”)が装備されており、4つのMEGI船には部分再液化システム( “PRS”)が装備されており、アクティブボイルオフ率が0.035%と0.075%に低下します。それぞれ。残りの6隻のパッシブボイルオフ率は0.085%です。近代的な船隊と社内の技術的な船舶管理により、当社は、信頼性が高く、燃料効率の高い船舶に対するチャーターの好みに応え、輸送単価を改善することができます。当社は、市場連動型と固定金利の両方の長期チャーターの混合ポートフォリオと、スポット市場のエクスポージャーを持っています。このレポートの日付の時点での用船者の総会社期間は35年であり、用船者のオプションは65年に延長することができます。これは、2022年の残りの期間と2023年の通年のそれぞれの船舶の98%と79%の確定チャーター契約に相当します。
LNG Update:
第1四半期中、ヨーロッパでの天然ガス不足の結果として、LNG価格は非常に高い水準にとどまり続けました。これは、2022年2月24日のウクライナでの戦争の勃発によってさらに悪化し、ヨーロッパへのパイプラインを介したロシアの天然ガス輸出の削減のリスクが高まった。その結果、ヨーロッパの天然ガス価格はアジアの価格よりもかなり高い価格で取引されており、貿易パターンに変化が生じています。この貿易パターンの変化は、ウクライナでの戦争前の2021年後半に始まりました。これは、ヨーロッパのバイヤーが、ガス在庫レベルが低いために十分な供給を確保するために大西洋のスポット貨物の需要を増やしたためです。このようにアジアではなくヨーロッパに貨物が引き寄せられた結果、航行距離が急激に減少し、スポット市場で利用できる船が増えました。これは、ヘッドラインチャーターレートとバラストボーナス条件の両方に関して、スポット市場での大幅に低い活動と相まって、スポット市場の収益に悪影響を及ぼしました。
第1四半期中、Flex LNGは、スポット市場にリンクされた可変雇用契約で3隻の船を雇用し、スポット市場では約1.5隻の船を雇用しました。スポット市場で運航している船は、四半期全体のFlex Volunteerと、2月の初めに17か月の固定雇用用船から再配達されたFlexAuroraでした。したがって、これらの船舶の収益は、スポット市場の収益が過去最高だった第4四半期よりも大幅に低くなりました。
Fearnleysによると、2022年第1四半期のスポット市場の収益は前年に比べて低かったものの、スポット市場は2022年2月末に回復し、2022年3月の収益レベルは実際には2021年と2020年のレベルを上回りました。スポット市場レートの改善は、タームマーケットでの強力な固定活動によって促進されました。Fearnleysは、2022年5月4日のMEGI / XDF船の1年間の定期用船料金を1日あたり138,000ドルと見積もっており、これは数年間で記録された最高レベルです。
タームマーケットの強さは、主に2022年の予想数量の大幅な増加によるものですが、2022年の出荷船数は2021年よりも大幅に少なくなっています。 Fearnleysによると2022年に配達。さらに、燃料価格が高いため、現代のMEGI / XDF船は蒸気タービンLNG船よりも燃料消費量が約50%少なく、貨物容量は約30%大きいため、現代のトン数の輸送単価が向上するため、現代のLNG船の魅力が高まります。
世界のLNG輸出は、第1四半期に着実に増加し、約5%の成長を記録しました。これは、500万トンに相当します。 LNG輸出の伸びは、米国が約440万トンの輸出を伸ばしたことに牽引されました。 2つの新しい液化プラントが第1四半期に輸出を開始したため、米国の高い輸出成長は2022年も続くと見込まれています。 1000万トンのLNG輸出プラントであるCalcasieuPassは、3月に貨物の輸出を開始し、SabinePassのTrain6も年間500万トンの輸出能力を持っています。 2022年4月12日に発表された彼らの短期エネルギー見通しでは、米国エネルギー情報局は2022年に米国の輸出が25%増加すると予測しており、これにより米国はおそらく2022年に世界最大のLNG輸出国になるでしょう。ウクライナでの戦争にもかかわらず、ロシアはLNG貨物の購入者を見つけるのに問題はなく、2022年の第1四半期に輸出を100万トン増やすことができました。需要側では、ヨーロッパの購入者は第1四半期に比べて60%も輸入を増やしました。昨年まで。これは1300万トンの量に相当し、2021年の第1四半期と比較してアジアでのLNG輸入が600万トン減少し、他の市場で利用可能な貨物が減少しました。
22年2Q決算(22年6月…)
22年2Q決算は、8月17日に公開予定です。
では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?
フレックスLNG(FLNG)の損益計算書は?

フレックスは19年6月に12ドルで上場しました。コロナで20年3月に最安値4ドルを付けるも、すぐに反発し2.5倍まで上昇していますね。22年5月は28ドル前後で推移しています。
その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高は17年から10倍近く上昇しています。また、売上上昇に伴い営業利益も純利益も順調に増えています。21年の営業利益率は51%と高いですね。
その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。急速に業績が伸びているため、数値のブレが大きいですね。21年のEPSは1.67ドルと大幅に上昇しています。
その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、毎年大幅な赤字ですね。LNGタンカーは未成熟な市場で、積極的に設備投資をしている段階です。営業CFよりも遥かに大きい投資CFがありますね。また、株式発行により希薄化も進んでいます。
では、私たちはどのように投資判断すれば良いのでしょうか?
フレックスLNG(FLNG)の注目ポイントは?

フレックスLNGに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。フレックスLNGは天然ガスを輸送する海運企業です。そのため、LNGタンカーの運賃が上昇すれば業績も上向きますね。では、LNGの市況はどのように推移しているのでしょうか?
注目1:天然ガスの消費量は24%で増加傾向にある?
世界の一次エネルギー消費量の推移です。
08年の金融危機で一時的に消費量は減少するも、世界的に消費量は増加傾向にありますね。19年時点で化石燃料の割合は全体の84%を占めます。内訳は原油が33%、石炭が27%、天然ガスが24%です。
化石燃料の中で最も割合が増えているのが天然ガスです。
原油や石炭よりも窒素や二酸化炭素の排出量が少ないからです。そのため、21年以降も原油や石炭のシェアを奪う形で、天然ガスの消費量は増えますね。では、天然ガスをLNGタンカーで輸入している国はどこでしょうか?
注目2:中国のLNG輸入量は4年で3倍に増加?
LNGによる天然ガス輸入額の推移です。
天然ガスの輸入には、パイプラインとLNGタンカー経由の2つがあります。LNGタンカーで最も輸入量が多い国は日本ですね。2番手が中国、3番手が韓国、4番手がインドと東アジアが続きます。東アジアはパイプライン経由で輸入するのが難しいからです。
中国のLNG輸入量は、4年間で3倍にも急速に拡大していますね。また、インドや欧州地域が輸入額は拡大しています。
中国で輸入量が急増してる理由は急速な経済成長、インドは経済成長と人口増加、欧州地域はロシアとの地政学的なリスクを排除するためです。LNGの輸入量が増加すれば、天然ガスの価格やタンカー運賃も上昇しますね。
では、LNGタンカー運賃はどのように推移しているのでしょうか?
注目3:21年初めにLNG運賃は7倍に高騰した?
ArgusによるLNGタンカー運賃の推移です。
21年初めのLNG運賃は、20年7月の2.75万ドルから7倍も上昇しています。米国~日本、米国~欧州などの人気区間は30万ドルにも増えたといいます。運賃急騰の原因はコロナ流行後に生産を中断した日本、欧州、北米の工場が稼働率を上げてるからです。
また、21年は予想外の寒波もあり、燃料の需要が急増しています。
ただし、LNG運賃は1月末には大きく減速し、1万ドル近くまで急落していますね。21年はどのように推移するかは分かりません。
では、20年のLNG需要の市況はどのように推移したのでしょうか?
注目4:21年の世界LNG需要は前年比+4%に回復?
競合ガスログによる、20年1月から21年1月までのLNG需要の推移です。
2月に4%以上だったLNG需要は、コロナを契機に4月から大きく落ち込んでいます。ただし、日本や中国、韓国を中心にLNG需要は持ち直し、20年10月と21年1月は3%前後まで上昇しています。
21年1月時点でマイナスなのは欧州地域だけです。
ガスログによると、2020年の世界のLNG需要は前年比+1%、中国は+10%でした。21年の世界の需要は前年比+4%に回復すると言います。欧州経済がコロナから立ち直れば、予想以上に上向くかもしれません。
短中期的には予想が難しくても、長期的には確実に需要は上昇します。
注目5:中国以外のアジアでLNG需要は65%も増加?
21-26年の地域別によるLNG需要の成長率です。
LNG需要の成長率は、21-26年に年率4%で上昇すると予想しています。また、中国以外の地域で成長率は74%に達すると言います。中国の需要が26%伸びるのに対し、他のアジア地域では65%も増加します。
中国以外のアジア地域で、経済が急加速する事を示していますね。
コロナによる経済停止があり、短中長期的にはLNGの需要を予想するのは難しいです。しかしながら、長期的に見ればまだまだLNGの成長率は高いです。なぜならば、経済が急成長しているアジア地域では、パイプライン経由で天然ガスを得られないからです。
注目6:コロナ禍でも中国やインドのLNG輸入量は増加?
2020年の国別LNGの輸入額推移です。
20年はコロナによる経済停止で、各国の経済動向が大きく動いた年でしたね。19年と比較した場合、日本や欧州のスペイン、フランス、イギリスは減少傾向にあります。対して、経済成長が進む中国、インド、台湾などの途上国はコロナ禍でも増加しています。
世界中で経済回復が進む21年は、LNGの貿易量はさらに増えそうですね。
▼▼2022年12月は資産が6000万円を超える▼▼

20年3月に米国株を初めて、2.5年で運用額を10倍に増やしました。
ただし、大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。20年や21年は歴史的な好相場で、素人でも読みやすい相場でしたね。ただし、22年現在は500社以上の銘柄分析を行い経験を積んだことで、なんとかプラスを維持しています。
過去の実績の詳細については、次の記事を参考にしてください。
まとめ:フレックスLNG(FLNG)の四半期決算は?
- 2019年に上場した、LNGタンカーの英国の海運企業
- 環境に優しい、最新技術を備えた大型LNG船13隻を保有
- 売上高は順調に拡大、17年から6倍にも増加してる
- 売上高と利益は安定して推移、営業利益率は46%と高い
- 営業CFの6〜8倍で、積極的に設備投資をしている
- LNGはアジア地域を中心に、需要は右肩上がりで増加してる
- 環境規制で船舶が作られず、需給はタイトになる可能性が高い
個人的には、フレックスLNGは投資したい銘柄のひとつです。
なぜならば、売上高が順調に拡大している上に、営業利益率は50%と高いからです。今後のLNG市場拡大を見越して、積極的に設備投資しています。米国のLNG輸出が急拡大したことで、LNG船の需要は年々高まっています。
短中期的には、LNGの海運市況は好転しています。
21年後半は寒波が予想されるが、欧州のガス在庫が歴史的に低いです。そのため、天然ガス価格は21年10月の価格は、前年比3.5倍に急騰しています。また、中国でも電力需要が逼迫しており、21年10月に前年比+17.5%に増やしています。
米国からアジア航路への輸出は、距離が長くLNG船のスポット価格を上昇させます。同社は3割のスポット契約を維持しており、21年4Qの売上予想を0.85億ドルから1.05億ドル(+55%)に引き上げています。
短期的には、LNG船の需給はされに引き締まるかもしれません。21年11月の予想PERは7.5倍と低く割高ではありません。
天然ガスを生産する米国企業も業績は好調です。
韓国で建造中の次世代LNG船、完成就航の予定はいつ頃でしょうか?
ごめんなさい、わからないです!!
ご自身で調べてください!
そして、調べたら私に結果を教えてください!