スターバルク(SBLK)四半期決算|21年3Qは+107%で好調

コンテナ運賃の高騰に続き、バルク指数も大幅に上昇しています。バルク指数は20年3月から7倍に高騰し、スターバルクの株価も4倍に高騰しています経済活動が本格的に再開する21年後半も、バルク市況の好調は続くのでしょうか?

  • 「バルク指数が上昇し、株価は20年5月から6倍に高騰した…」
  • 「中国経済の減速や電力問題で、バルク指数は60%も下落してる…」
  • 「21年のバルク市況は大幅に反転し、+4.4%で成長する見通し…」

スター・バルクは、バルク船を運行するギリシャの海運企業です。鉄鉱石、石炭、穀物を運搬する大型バルク船から、小型船も扱います。バルチック海運指数が上昇したことで、21年2Qは売上前年比+113%、3Qは+107%と好調です。

個人的には、スターバルクは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、好調だったバルチック海運指数は、21年後半に大きく下落してるからです。10月6日の高値5600ドルから、11月17日には2591ドルと60%近くも下落しています。

バルク指数が不調な理由は、中国経済の減速による構造的な問題です。

21年半ばに中国経済は不動産を中心に減速し始め、10月には電力危機が発生しています。電力問題がある以上は、冬の間は生産を増やすことができないですね。そのため、今後もバルク指数が下がる可能性は高いです。

ただ、3Qにスターバルクは配当利回り27%を宣言しています。配当落ち日は12月9日前後で、ギャンブル的な相場になりそうですね。個人的には、ギャンブルには投資したいとは思わないため、投資したい銘柄ではありません。

ただ、中国市況が上向くならば、投資する可能性はあります。

SBLK株の投資判断したい人向け
  1. SBLK株の4半期決算(21年7-9月)は?
  2. SBLK株の過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コンテナ運賃高騰に続き、バルク運賃はどこまで上昇する?

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

スター・バルク(SBLK)の四半期決算は?

スター・バルク・キャリアーズ(SBLK)の四半期決算を紹介します。

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:2.000億ドル(前年比+24%
  2. 営業利益:0.484億ドル2.06倍
  3. 純利益:0.357億ドル13倍
  4. 1株当たり利益:0.36ドル(12倍

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:3.114億ドル(前年比+113%
  2. 営業利益:1.417億ドル(前年度−0.262億ドル
  3. 純利益:1.242億ドル(前年度−0.441億ドル
  4. 1株当たり利益:1.22ドル(前年度−0.46ドル

21年3Q決算(21年9月30日)

第3Q決算の内容は...
  1. 売上高:4.156億ドル(前年比+107%
  2. 営業利益(調整EBITDA):2.778億ドル+250%
  3. 純利益:2.204億ドル+856%
  4. 1株当たり利益:2.15ドル(+795%

3Qの売上高は前年比+107%で4.156億ドル、営業利益は2.778億ドルでした。好調だった21年2Qに続き、3Qの売上と利益も好調ですね。営業利益率は66%とさらに上昇しています。

また、3Qの配当金を大きく引き上げています。

2Qの配当0.7ドル(利回り14%)から、3Qは1.25ドル(27%)に引き揚げています21年2Qの平均タイムチャーターは22,927ドル(前年比2.4倍)、3Qは30,626(2.3倍)でした。

同社のCEOは、22年についても強気の見通しを変えていません。

「スターバルクは、第3四半期に記録的な報告を行い、純利益は2億2,040万ドル、TCE収益は3億4,930万ドル、フリートの1日あたりのTCEは30,626ドル改善しました。

「短期的なボラティリティにもかかわらず、ドライバルク市場の全体的な見通しは建設的なままです。世界的な力強い成長とインフラストラクチャへの支出の増加により、商品に対する需要が健全に増加し、歴史的に低い受注高と相まって、業界に有利な長期的ダイナミクスを生み出しています。」

2021年9月30日現在、当社は128隻の船舶を所有しており、総現金残高は3億7,170万ドルでした。 2021年9月30日現在の1隻あたりの最低配当金190万ドルを考慮し、2021年11月16日、当社の配当方針に従い、取締役会は12月22日頃に支払われる1株当たり1.25ドルの四半期配当を宣言しました。 、2021年12月10日現在の登録株主全員に。配当落ち日は2021年12月9日と予想されます。

参考:STAR BULK CARRIERS CORP. Q3 2021

21年4Q決算(21年12月…)

21年4Qは、22年2月17日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

スター・バルク(SBLK)の10年間の損益計算書は?

スター・バルク・キャリアーズは08年に1020ドルで上場しました。最高値は上場時点の1020ドルで、16年に最安値2ドルを付けています。20年10月に反発し、21年11月は19ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、19年の売上高が最高値ですね。20年はコロナで落ち込むも、急速に業績を持ち直します。21年1Qの売上高は前年比+24%、営業利益率も大きく改善し24%と急上昇しています。

バルク運賃はさらに上昇する見込みで、業績を押し上げますね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。株式発行数は過去10年で97倍に増え、大きく希薄化が進みBPSは下落しています。ただし、自己資本比率は48%と悪くはありません。

20年のEPSは0.1ドルと、小さいながらも黒字化に成功しています。パンデミックはバルク企業にとって追い風でしたね。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)は、20年に黒字化に成功しています。スターバルクは、新規株式を大量に発行することで資金調達してきました。しかし、黒字に成功した21年も新たに株式を発行するとしています。

急速に市況が上向いているバルク船市場を考えると、悪い選択肢ではないと思います。では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

スター・バルク(SBLK)の注目ポイントは?

スター・バルクの注目すべきポイントを紹介します。

注目1:21年Q2は前年比+113%に加速?

スターバルクの四半期毎の売上高と成長率の推移です。

増資で資金調達を行いながら、ドライバルク船を増やし収益を増やしてきました。しかし、20年の不景気で需要が急減し、20年4Qは前年比−25%でしたね。バルク市況が上向いたことで、21年1Qは+24%、2Qは+113%に加速しています。

20年後半に市況が上向いた理由は、コロナからいち早く回復した中国の大規模な刺激策によるものです。21年後半は、米国や欧州先導で市況を持ち上げる可能性が高いです。

では、21年のバルク市況のどのように予想されてるでしょうか?

注目2:バルク市況はリバウンドして4.4%に急回復?

参考:Star Bulk Financial Results Q3 2020

20年のバルク市況は、パンデミックにより−2.3%でした。しかしながら、21年には大幅に反発し、+4.4%に転換すると予想しています。

20年は中国だけが世界経済を牽引し、記録的な量の鉄鉱石、大豆、ボーキサイトを輸入しています。しかしながら、21年や22年はワクチンの普及により、世界経済が力強く回復することを期待していますその結果、バルク市況は大幅に回復すると見込みます。

では、バルク市況の動向を見るには、どの指数を見れば良いのでしょうか?

注目3:バルチック海運指数は20年4月から4倍?

参考:Baltic Exchange Dry Index

バルク市況を見る際には、バルチック海運指数が先行指標になります。

20年3月に420ドルだった指数は、21年5月は7倍の3100まで上昇しています。バルチック指数は変動幅が大きく、08年には11000ドルまで上昇する時期もありました。08年の水準を超えるとは限らないが、まだまだ上昇する可能性は高いです。

なぜならば、供給サイドは依然として不足しているからです。そのため、需給が強くなるほど、バルチック指数も上昇します。需給サイドは米国や英国の経済再開、その後に続く欧州や日本、後進国など、引き上げる要因はたくさんあります。

では、供給サイドはどれくらいタイトなのでしょうか?

注目4:新規造船フリート率は過去最低の5.7%?

参考:Financial Results Q1 2021

スターバルクの資料による、ドライバルク船の注文書フリート率です。

21年1Q時点の新規注文フリート率は5.7%です。バルク船の運賃が大幅に上昇していても、20年の9.1%よりも大幅に低いですね。これは、環境規制により海運会社が新規で注文しにくい状況が続いているからです。

鉄鉱石の価格は過去最高水準で、新規造船の価格も上がっていますね。

下半期の貨物市場の回復により、当社は株式の追加的な船舶買収を行い、プラットフォームを拡大すると同時に、当社のバランスシートの強さを維持することができました。私たちは業界の市場のダイナミクスについて引き続き楽観的であり、過去最低の注文書と環境規制により、将来のフリートの成長とすべての主要なドライバルク商品にわたる強力な需要のファンダメンタルズが制限されています。

参考:STAR BULK CARRIERS CORP FOR THE FOURTH QUARTER

▼▼米国株1.5年で、6月末には10倍の4,727万円に増える▼▼

20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:スター・バルク(SBLK)の四半期決算は?

SBLK株の注目ポイントは...
  1. 2006年に設立した、アテネの海運会社である
  2. 鉄鉱石、石炭、穀物などのバルク船舶を所有し運営してる
  3. 売上高は10年で7倍に拡大するも、赤字幅が大きい
  4. 20年後半は、中国が鉄鉱石や穀物を買い支えていた
  5. 21年春以降は、世界経済が回復しバルク指数は上昇に転じる
  6. 鉄鉱石、プラチナ、大豆など、商品全般が高騰している
  7. 20年のバルク市況は−2.3%だが、21年は+4.4%と予想してる

個人的には、スターバルク株は保有したい銘柄のひとつです。

なぜならば、好調だったバルチック海運指数は、21年後半に大きく下落してるからです。10月6日の高値5600ドルから、11月17日には2591ドルと60%近くも下落しています。

バルク指数が不調な理由は、中国経済の減速による構造的な問題です。

21年半ばに中国経済は不動産を中心に減速し始め、10月には電力危機が発生しています。電力問題がある以上は、冬の間は生産を増やすことができないですね。そのため、今後もバルク指数が下がる可能性は高いです。

ただ、3Qにスターバルクは配当利回り27%を宣言しています。配当落ち日は12月9日前後で、ギャンブル的な相場になりそうですね。個人的には、ギャンブルには投資したいとは思わないため、投資したい銘柄ではありません。

ただ、中国市況が上向くならば、投資する可能性はあります。

バルク船の注文数が少ない理由は、コンテナ船の好調も関係しています。コンテナ船の方が需給はタイトで、21年時点の新規注文数は大きく上昇しています。コンテナ船オーナーのダナオスは、20年8月から株価が20倍にも高騰していますね

参考:ダナオスの四半期決算|貿易摩擦の解消で最も恩恵を受ける?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。