ダイアナシッピング(DSX)四半期決算|22年1Qは+60%で好調

コンテナ運賃に引き続き、バルク船運賃も20年10月から高騰しています。22年もバルク市況は引き続き好調ですね。22年4Qの売上は前年比+61%、22年1Qも+60%と好調ですね。

  • 「バルチック指数が上昇し、2ヶ月で2倍も上昇した…」
  • 「鉄鉱石や穀物が高騰し、バルク運賃を底上げしている…」
  • 「世界貿易は上昇に転じ、+4.4%で成長する見通し…」

ダイアナシッピングは、鉄鉱石、石炭、穀物を運搬する大型バルク用船舶を保有し運航するギリシャの海運会社です。大型貨物船を37隻も所有していますね。コロナ以降、商品高騰もありバルチック指数も3倍に高騰しています

個人的には、ダイアナは投資したい銘柄です。

なぜならば、バルク市況は22年も引き続き、タイトな需給が続くからです供給側の船舶には限りがあるため、世界経済が回復し需要が増えれば運賃も高騰します。22年1Qの売上成長率は+60%、営業利益率は47%と過去最高水準ですね。

バルク指数は22年2月に底値を付けて、5月は上昇基調にあります。中国経済の減速、ウクライナ危機など不確実性は高いが、バルク市況は22年も好調だと述べています。予想PER3.7倍は割安水準にありますね。

DSXの投資判断したい人向け
  1. DSXの4半期決算(22年1-3月)は?
  2. DSXの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. コロナ禍からの世界的な商品高騰は、いつまで続くのか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ダイアナシッピング(DSX)の四半期決算は?

ダイアナシッピング(DSX)の四半期決算を紹介します。

21年3Q決算(21年9月30日)

3Qの内容は...
  1. 売上高:5728万ドル(前年比+35%
  2. 営業利益:2127万ドル(前年度−839万ドル)
  3. 純利益:1473万ドル(前年度−1315万ドル)
  4. 1株当たり利益:0.16ドル(−0.17ドル)

21年4Q決算(21年12月31日)

4Qの内容は...
  1. 売上高:6884万ドル(前年比+61%)◯
  2. 営業利益:3107万ドル(前年度−212万ドル)
  3. 純利益:4114万ドル(前年度−743万ドル)
  4. 1株当たり利益:0.48ドル(−0.10ドル)◯

22年1Q決算(22年3月31日)

1Qの内容は...
  1. 売上高:6593万ドル(前年比+60%)◯
  2. 営業利益:3106万ドル(+808%
  3. 純利益:2604万ドル(前年度−129万ドル)
  4. 1株当たり利益:0.31ドル(−0.03ドル)◯

1Qの売上高は前年比+60%で6593万ドル、営業利益は+808%で3106万ドルでした。21年3Qや4Qに続き、22年1Qの売上と利益は好調ですね。営業利益率は47%と過去最高に高い水準です。

他のバルク船に追随する形で、業績は急速に上向いています。

4Qと比較してバルク指数が下落したことで、大手バルク企業の4Q比の売上は落ちていますね。スターバルク(SBLK)やゴールデンオーシャン(GOGL)は下落しています。しかし、ダイアナは4Q比でも好調で高く評価できます。

22年1Qの配当は、0.25ドル(利回り15%)に引き上げています。

アテネ、ギリシャ、2022年5月24日–ドライバルク船の所有とベアボートチャーターインを専門とする世界的な海運会社であるDiana Shipping Inc.(NYSE:DSX)(「会社」)は本日、26.0ドルの純利益を報告しました。 2022年第1四半期の普通株主に帰属する純利益は2,460万ドルでした。これは、2021年第1四半期に報告された130万ドルの純損失と270万ドルの普通株主に帰属する純損失と比較されます。 2022年の第1四半期は、基本で0.32ドル、希薄化された0.31ドルでしたが、基本的な1株あたりの損失は基本で0.03ドルで、2021年の同じ四半期に希薄化されました。

定期用船収入は、2021年の同じ四半期の4,110万ドルに対し、2022年第1四半期は6,590万ドルでした。定期用船収入の増加は、当社が当四半期に船舶に対して達成した平均定期用船率の増加によるものです。この増加は、昨年の同じ四半期と比較して所有日数が減少したことにより部分的に相殺されました。これは、船舶の販売と2021年11月のスピンオフによるものです。

参考:DIANA SHIPPING INC. REPORTS RESULTS 1Q 2022

22年2Q決算(22年6月…)

22年2Q決算は、8月25日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか?

ダイアナシッピング(DSX)の損益計算書は?

ダイアナシッピングは05年に16ドルで上場しています。07年に最高値42ドルを付けるも、その後は一貫して下落していますね。20年2月に最安値1.2ドルになるも、22年5月は6.7ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、売上高も利益も大きく低迷しています。18年と19年は業績が上向き、営業利益率は17%まで改善しています。しかしながら、20年はコロナ禍で再び赤字決算に陥っていますね

他のバルク船企業のスターバルクとは、対照的な業績推移ですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)とEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも一貫して下落トレンドにあります。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間の投資CF(営業CF−投資CF)は、18年以降は黒字化に成功しています。ただし、この結果はポジティブではありません。利益を得られないダナオスシッピングは、船舶を手放し事業を縮小してるからです

これも、スターバルクとは対照的なCF推移となっています。

では、私たち投資家はどのように投資判断すれば良いのでしょうか?

ダイアナシッピング(DSX)の注目点は?

ダナオスシッピングに投資する上で注目すべきポイントを紹介します。

注目1:世界の海上輸送量と船腹量は増え続けている?

参考:海運業の発達と現状

世界的なトレンドとして、海上輸送量と船腹量は増え続けています。2010年以前は中国などの新興国で急拡大し、13年以降は緩やかに上昇しています。

船舶には大きく分けて、次の3つの種類があります。

  1. バルク船:47,039万トン(33.6%)
  2. オイルタンカー:28,689万トン(20.5%)
  3. コンテナ船:24,690万トン(17.7%)

スターバルクが扱うバルク関連船は、海上輸送量の33.6%を占めます。バルク船が運搬するものは、主に鉄鉱石、石炭、大豆などの穀物です。スターバルクの決算書の資料によると、バルク市況は2022年に大幅反発すると予想しています。

注目2:バルク市況はリバウンドして4.4%に急回復?

参考:Star Bulk Financial Results Q3 2020

競合企業スターバルクが掲示してるバルク市況です。

決算書によると、20年のバルク市況はパンデミックにより−2.3%でした。しかしながら、21年には大幅に反発し、+4.4%に転換すると予想しています。

20年は中国だけが世界経済を牽引し、記録的な量の鉄鉱石、大豆、ボーキサイトを輸入しています。しかしながら、21年や22年はワクチンの普及により、世界経済が力強く回復することを期待しています

その結果、バルク市況は大幅に回復すると見込みます。

では、バルク市況の動向を見るには、どの指数を見れば良いのでしょうか?

注目3:バルチック海運指数は20年4月から4倍?

参考:Baltic Exchange Dry Index

バルク市況を見る際には、バルチック海運指数が先行指標になります。

20年4月に400ドルだった指数は、21年1月には4.5倍の1800ドルと徐々に高騰している事が分かりますねバルチック指数は変動幅が大きく、08年には11000ドルまで高騰しています。

バルチック指数が高騰している原因は、コロナからいち早く回復した中国が鉄鉱石や石炭、大豆などの穀物を大量に輸入しているからです。

19年比で見ても、鉄鉱石、小麦、大豆などあらゆる商品価格が高騰しています。コロナ後は、中国以外の先進国も経済回復するため、さらに高騰する可能性が高いですね。

参考:Twitter

コンテナ船とバルク船の運賃は、相関関係はなく連動しません。しかしながら、20年10月から高騰しているコンテナ船に釣られるように、バルク船も高騰しています。

まとめ:ダイアナシッピング(DSX)の決算は?

ダイアナシッピング株の注目ポイントは...
  1. 1999年に設立した、バルク船を扱うギリシャ海運会社
  2. 鉄鉱石、石炭、穀物などのバルク船舶を37隻所有してる
  3. 売上高は減少傾向にあり、16年の営業利益率は−82%
  4. 18年と19年に黒字化するも、20年には再び赤字
  5. 20年にバルク運賃が高騰するも、業績は恩恵を受けてない
  6. 20年のバルク市況は−2.3%だが、21年は+4.4%予想

個人的には、ダイアナは投資したい銘柄です。

なぜならば、バルク市況は22年も引き続き、タイトな需給が続くからです供給側の船舶には限りがあるため、世界経済が回復し需要が増えれば運賃も高騰します。21年4Qの売上成長率は+61%、営業利益率は45%と過去最高水準にあります。

ただし、バルク指数は21年10月をピークに急落しています。

不調の原因は、中国経済の減速による構造的な問題です。中国経済は21年後半に不動産バブル、電力問題で工場の稼働が抑制されています。ただ、12月-1月は季節的に弱いシーズンであり、2月以降は持ち直すと見ています。

ただし、同社は競合2社スターバルク(SBLK)とゴールデンオーシャン(GOGL)より売上成長率は低いです。22年3月時点の予想PERは2.7倍と低いです。また、4Qに配当0.2ドル(利回り16%)と悪くない水準ですね。

バルク銘柄は、スターバルク(SBLK)やゴールデンオーシャン(GOGL)が市場を先導しています。他の2銘柄についても、個人的には強気に見ていません。21年11月時点の予想PER3.5倍は割安だが、投資したい銘柄ではありません。

参考:スターバルク四半期決算|バルチック海運指数はコロナ後に4倍に上昇?

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