ネットイース(NTES)四半期決算|21年2Qは+14%に減速

ネットイース(NYSE:NTES、HKG:09999)は、オンラインゲームを開発する中国企業です。急拡大した中国のゲーム市場に支えれて、中国2位、世界7位のゲーム会社に急成長しました

  • 「中国で2位のゲーム会社なのに、PERは13倍と割安…」
  • 「モバイル向けゲーム市場は、年率26%の超成長産業だ…」
  • 「米中対立や反資本主義など、中国株に投資するのはリスクが高い...」

ネットイースは、世界7位のゲーム企業、中国ではテンセントに次ぐ2位です。モバイル向けのゲーム産業は、年率26%で拡大する超成長産業ですね。しかし、中国当局の規制もあり、21年後半以降は先が読めない展開です。

個人的には、ネットイースは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、主力であるゲーム事業の成長率が、18年以前と比較して鈍化傾向にあるからです21年2Qのオンラインゲーム事業は、前年比+5%まで落ち込んでいます。中国当局の規制が入れば、さらに鈍化する可能性が高いです。

中国のゲーム市場は、かつてのような急成長を期待するのは難しいです。

なぜならば、中国全土にネットとモバイルが行き渡ったからです。最大手のテンセントにも言える事だが、中国ゲーム企業がさらに成長するには海外市場を開拓する必要があります。

21年9月時点の予想PERは22倍と高くないです。しかし、中国当局の規制や海外展開を考えると割高にも感じます。

ネットイースの投資判断したい人向け
  1. ネットイースの4半期決算(21年4-6月)は?
  2. ネットイースの過去10年間の売上高や営業利益は?
  3. アリババやテンセントと比較して、優位性が劣る理由は?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

ネットイース(NTES)の四半期決算は?

ネットイース(NTES)の四半期決算を紹介します。

20年4Q決算(20年12月31日)

第4Q決算の内容は...
  1. 売上高:197.62億元(前年比+25%
  2. 営業利益:30.12億元(+1%
  3. 純利益:9.76億元(−68%
  4. 1株当たり利益:1.43元(−69%)

21年1Q決算(21年3月31日)

第1Q決算の内容は...
  1. 売上高:205.17億元(前年比+20%
  2. 営業利益:42.76億元(+4%
  3. 純利益:44.39億元(+25%
  4. 1株当たり利益:6.55元(+21%)

21年2Q決算(21年6月30日)

第2Q決算の内容は...
  1. 売上高:205.2億元(前年比+14%
  2.  Online game services:145.2億元(+5%
  3.  Youdao:12.9億元(+107%
  4.  Innovative businesses and others:47.0億元(+25%
  5. 営業利益:37.5億元(−10%
  6. 純利益:34.7億元(−26%
  7. 1株当たり利益:1.05元(−24%)

2Qの売上高は前年比+14%で205.2億元、営業利益は−10%で37.5億元でした。20年4Qと21年1Qと比較して、売上と利益は減速していますね。営業利益率は18%と過去平均並みです。

ネットイースは中国市場で2位、世界で7位のオンラインゲーム会社です。オンラインゲーム以外には、検索ポータルサイトの運営があります。以前は、越境ECサイトも運営していたが、アリババに売却しています。

中国当局のゲーム規制で、今後は売上成長率が鈍化する可能性が高いですね。21年後半の業績動向に注視したいです。

21年3Q決算(21年9月…)

21年3Q決算は、11月31日に公開予定です。

では、売上高や営業利益の10年間の推移はどうでしょうか

ネットイース(NTES)の10年間の損益計算書は?

ネットイースは2000年に0.6ドルでNYSEに上場しています。株価は右肩上がりで上昇を続け、21年5月に最高値115ドルです。9月現在は97ドル前後で推移しています。

その1:売上高と営業利益の10年間の推移は?

過去10年間の決算書を見ると、順調に売上を伸ばしていますね。19年の減速は、シェア1位である越境ECのサイトをアリババに売却したからです。この事業の売上高を考慮すると、19年も20年も売上高は拡大傾向にあります

また、営業利益率も18%と比較的に高いですね。

その2:BPSとEPSの10年間の推移は?

過去10年間のBPS(1株あたり純資産)もEPS(1株あたり純利益)です。BPSもEPSも順調に推移しています。

その3:営業CFと投資CFの10年間の推移は?

過去10年間のフリーCF(営業CF−投資CF)も、安定して推移しています。オンラインゲームは投資CFが少なく、優良ビジネスだといえます。しかし、21年後半以降は中国のゲーム規制の影響を受けかもしれません。

では、私たち投資家はどのように判断したら良いのでしょうか?

ネットイース(NTES)の注目ポイントは?

ネットイース(NTES)の注目すべきポイントを紹介します。

注目1:ゲーム事業が売上比率の76%を占める?

ネットイースは、オンラインゲーム事業の売上高が全体の76%を占めます。

オンラインゲーム事業の売上高は、前年比で比較すると大きくはありません。例えば、テンセントのゲーム事業は、コロナの巣籠もりの恩恵を受けて56%も拡大していますネットイースのゲーム事業は、若干低迷気味だと言えますね。

ネットイースは、「Youdao」と呼ばれる検索ポータルサイトも運営しています。前年比で93%と高い成長率だが、中国国内でトップ5社にも入っていないですね。バイドゥやグーグルと競合する分野なので、成功するのは難しそうです。

「Innovative businesses(ハイテク投資)」の割合は37%です。

ネットイースは、以前は「Koala」と呼ばれる越境ECも運営していました。越境ECはアリババを抑えて業界トップだったが、2019年にアリババに売却しています。

注目2:売上高62億ドルで世界7位のゲームメーカー?

参考:【2020最新版】売上が多い世界のゲーム企業ランキング

ゲーム企業の売上高ランキングの1位は、中国のテンセントで197億ドルです意外と知られてない事実だが、ゲーム業界では日本とアメリカは既に中国に抜かれています。そして、ネットイースは売上高62億ドルで7位に位置しています

中国のゲーム企業が好調な理由は、モバイル向けがアジア地域で好調だからです。中国やアジア諸国では、高価なPCやゲーム機器が購入できないからですね。

では、世界のゲーム産業はどのように拡大しているのでしょうか?

注目3:世界ゲームマーケットは年率11%で拡大?

参考:Newzoo:2018年の世界ゲーム市場は1379億ドル

世界のゲーム産業は、年率11%で拡大しています。

そして、最も成長率が高いのはモバイル向けで26%ですね。モバイル向けは、ゲーム業界全体で50%のシェアを獲得しました。アジアの人口は40億人を超える上に経済成長しているため、今後もモバイル向けの市場が拡大する可能性は高いですね。

2021年には、ゲーム産業は1800億ドルに到達する見込みですモバイル向けは1064億ドルを見込んでいます。

注目4:ゲーム市場はアメリカと中国で48%を占める?

参考:The Global Games Market Will Generate $152.1 Billion in 2019

ゲーム市場は、アジア太平洋諸国が最も多く全体の47%を占めます。

アジアや太平洋は貧困地域も多く、パソコンやゲーム機器ではなくモバイル向けの人気が高いですね。また、ゲーム市場はアメリカと中国で世界の48%を占めます両国とも市場規模は同程度で、365億ドルの規模ですね。

中国国内のゲーム市場は、もう既にボーナス市場ではないと言われています。なぜならば、国民の大半がネットに繋がり、モバイル端末を手にするようになったからです。そのため、ネットイースが今以上に業績を拡大するには、北米などの海外市場も攻略する必要がありますね

では、ネットイースの売上高はどのように推移しているのでしょうか?

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20年3月に米国株を初めて、1.5年で運用額を10倍に増やしました。

ただし、資産が大幅に増えた理由は運の要素が大きいです。集中投資した銘柄が大きく反発し、短期間で数倍に高騰したに過ぎません。私には投資の才能がないのは明らかで、会社員時代は日本株で200万円も損失を出しています

また、世界の株式市場が暴落した時に、運良く時間とお金がありました。31歳で無収入で会社員を辞めた私は、2年6ヶ月後にアフィリで月130万円稼ぐ事に成功しています。実は、アフィリで稼げたのも運の要素が大きいです。

では、どのような過程を経て、米国株の運用額を10倍に増やしたでしょうか?

参考:【自己紹介】米国株1.5年で運用額を10倍の「4727万円」に増やす

まとめ:ネットイース(NTES)の四半期決算は?

ネットイース株の特徴は...
  1. 1997年に事業を開始、世界で7位のゲーム会社である
  2. ゲーム事業以外にも、検索ポータルサイトも運営する
  3. 越境ECサイトも運営し、19年にアリババに売却した
  4. 売上高は拡大してるが、19年以降は鈍化傾向にある
  5. 高い営業利益率22%だが、主力事業の伸びが小さい
  6. ゲーム産業は、モバイルが行き渡り若干の飽和状態にある
  7. テンセントと比較すると、事業に分散投資できていない

個人的には、ネットイースは投資したい銘柄ではありません。

なぜならば、主力であるゲーム事業の成長率が、18年以前と比較して鈍化傾向にあるからです21年2Qのオンラインゲーム事業は、前年比+5%まで落ち込んでいます。中国当局の規制が入れば、さらに鈍化する可能性が高いです。

中国のゲーム市場は、かつてのような急成長を期待するのは難しいです。

なぜならば、中国全土にネットとモバイルが行き渡ったからです。最大手のテンセントにも言える事だが、中国ゲーム企業がさらに成長するには海外市場を開拓する必要があります。

21年9月時点の予想PERは22倍と高くないです。しかし、中国当局の規制や海外展開を考えると割高にも感じます。

ゲーム業界最大手はテンセントですね。ネットイースと比較して、ゲームだけに依存せずに様々な分野に先行投資してる点が強みです。中国当局の規制はあるものの、21年後半も高い成長率を維持すると思います。

参考:テンセントの四半期決算|世界5位SNSでPER28倍は割安か?

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